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[OCI Technical Deep Dive] Autonomous Database 技...

[OCI Technical Deep Dive] Autonomous Database 技術アップデート(2024年10月29日開催)

Oracle Cloud Infrastructure(OCI) Technical Deep Dive(2024年10月29日開催)
https://go.oracle.com/LP=144488
[動画] https://www.youtube.com/watch?v=jsBXPdlNtkI
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Oracle Autonomous Databaseは1年で100以上の新機能を実装しています。過去12ヶ月間に実装された新機能を中心に、運用管理効率化、高可用性、マルチクラウド環境でのデータ連携等のユースケースで活用できるテクノロジーをご紹介しました。さらにAIとの連携によりGenDev(エンタープライズ向け生成開発)をさらに簡素化し、加速化する各種機能についてもご紹介しました。

oracle4engineer

November 10, 2024
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  1. 1. Autonomous Databaseとは 2. マルチクラウド 3. AIの活用(Select AI) 4. APEX

    5. データ連携/データ共有 6. 可用性/DR 7. 運用管理 8. セキュリティ 9. 開発者向けのAutonomous Database Agenda Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 2
  2. 世界中に点在するデータセンターにおいて 1ヶ月で新規に作成された Autonomous Databaseの数 Autonomous Databaseの利用は拡大中 2018年のサービス提供開始から6年以上が経過 22,000 177億 Copyright

    © 2024 Oracle and/or its affiliates 4 世界中に点在するデータセンターにおいて Autonomous Databaseに対して発行された 1時間あたりのクエリーの数
  3. 新時代のデータベース・サービス Oracle Autonomous Database(ADB) AI/機械学習を利用した完全自動運用 チューニングをはじめとしたDB運用は消滅 完全な マネージド サービス 1ECPU単位でCPUを無停止で増減可能

    ワークロードに応じたオートスケールも可能 CPU/ストレージは1秒間単位で課金 完全な 柔軟性 あらゆるワークロード(OLTP/分析/混在)、 あらゆるデータタイプ(構造化/JSON/グラフ等)に 1つのデータベースで対応可能 完全な マルチモデル Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 5 Autonomous Database
  4. 利用形態ごとの運用・管理範囲の比較 クラウドでのデータベースはフルマネージド型へ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 6

    ファシリティ管理 サーバー管理 パッチ適用 リソース監視 バックアップ/リストア HA/DR DB最適化 お客様管理 OSインストール DBインストール DB構築 スケーリング オラクル管理 オンプレミス DB on IaaS BaseDB/ExaDB Automated Autonomous DB Full-Managed AP管理/最適化 ファシリティ管理 サーバー管理 パッチ適用 リソース監視 バックアップ/リストア HA/DR DB最適化 OSインストール DBインストール DB構築 AP管理/最適化 ファシリティ管理 サーバー管理 パッチ適用 リソース監視 バックアップ/リストア HA/DR DB最適化 OSインストール DBインストール スケーリング AP管理/最適化 ファシリティ管理 サーバー管理 パッチ適用 リソース監視 バックアップ/リストア HA/DR DB最適化 OSインストール DBインストール DB構築 スケーリング AP管理/最適化 ユーザー管理範囲 ユーザー管理範囲+機能(ツール)提供 オラクル管理範囲 DB構築 スケーリング
  5. Oracle Autonomous Database Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates

    7 クラウドスケールで拡張可能なクラウドネイティブ・データベース Autonomous Database 高性能データベース・ インフラストラクチャ : Oracle Exadata ミッション・クリティカル・ データベースかつ 高速データウェアハウス : Oracle Database 自動運用、 高可用性・セキュリティの ベスト・プラクティス、 統合開発・データツール 低コスト データベース管理が 不要 最新の開発者 プラットフォーム 最新のデータ分析 プラットフォーム
  6. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 最新の分析用組み込みツール 追加インストール不要、数分で利用可能 {JSON}

    JSON ワークシート ノートブック ローコード開発 APEX データ モデリング SQL ワークシート REST サービス データ共有 データ分析 セマンティック モデリング Graph モデリング データ統合 ML モデリング 空間分析 Database Vault Data Safe データ カタログ 8
  7. 低コスト • CPUサイズを自由に変更、 さらに自動スケール機能を提供 • クラウドスケールのシステム監視、 約7/8の問題を自動解決 • Elastic Poolsで複数の

    データベースをおまとめ管理 データベース管理の自動化 • セキュリティ・パッチを含むパッチの 自動適用で安定運用に寄与 • テスト自動化 • 組み込みの高可用性とセキュリティ • 使いやすいクローニング 最新の開発プラットフォーム • 組み込みローコード開発 • JSONとMongoDB互換 API • クラウド・ファンクションの呼び出し • 位置情報、グラフなどの非構造 データの扱いと専用開発ツール提供 最新のデータ分析プラットフォーム • マルチクラウドでのストレージや DBへのアクセス • データロード・ETLツールを内蔵 • データ共有とクラウド・リンク • 機械学習、AutoMLを内蔵 • Select AIとベクトル検索 : AIで自然言語DB検索 Oracle Autonomous Databaseの特徴 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 9
  8. 最新世代のOracle Database 23ai も利用可能 Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 10 300以上の新機能に加えて1000を超え る機能拡張を提供 Oracle社のフラグシップであるOracle Databaseの最新長期サポートリリース 3つのフォーカスエリア • アプリケーション開発 • ミッション・クリティカル • AI
  9. ワークロード/デプロイメント方式 Oracle Autonomous Database Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 11 Autonomous Data Warehouse (ADW) Autonomous Transaction Processing (ATP) Serverless Dedicated Exadata Infrastructure ワークロード デプロイメント (データマート/DWH) (OLTP/混在ワークロード) (共有環境:Pluggable Database) (専有環境:OCI) Autonomous JSON Database (AJD) (*) (JSONメイン) APEX Application Development (*) (APEXメイン) *: Dedicated では未提供 Oracle Cloud Infrastructure Oracle Cloud@Cusomer Dedicated Cloud@Customer およびAlloy Regions Microsoft Azure via Database@Azure Azure AD, Azure OpenAI, Azure Functions, Azure BLOB Storage, PowerBIなどとの連携可能
  10. Autonomous Databaseの料金体系 Autonomous DatabaseはExadataが基盤ですが、とてもリーズナブル Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 12 https://www.oracle.com/cloud/price-list/ ECPU (2ECPU以上1 ECPU単位) ストレージ ATP:1GB単位、最小20GB ADW:1TB単位、最小1TB 52.08円 ECPU/時間 17.918円 GB/月(ATP) 3,873円 TB/月(ADW) Backup ストレージ (1 GB単位) 3.782円 GB/月 料金例 (1ヶ月/24時間31日) 2 ECPU/ストレージ 1TB/ バックアップ 5TB 100,732円(ADW) 115,207円(ATP) [Exadata + Enterprise Edition + Databaseオプション + AI/機械学習による自律化] を備えたデータベース・サービスを月額10〜12万円(BYOLの場合5〜6万円)からご利用いただけます 初期費用なし ピーク時は 秒単位で拡張 拡張時は 無停止で即時適用 ※2024/10時点
  11. 自動スケーリング、かつOSヘッドルーム(OSに割り当てるリソース)不要 柔軟なリソースと従量課金制でコストを削減 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 13

    予測される最も高いピーク時の使用量 + OSオーバーヘッドの支払い システムの利用率が低い場合でも コストの削減は出来ない Autonomous Database CPU自動スケール有 CPU使用料 固定されたコンピュート・シェイプ 低いベース・コスト +ワークロードのスパイク分の利用量払い ワークロードに応じて、 コンピュート・リソースを自動スケーリング ピーク時の 使用量に 対する 支払い 実際の 使用量に 対する 支払い • 正確なECPU数、TB数の プロビジョニング • 1から数千ECPUまでの 柔軟な拡張 • 変化するワークロードに合わせ、 3倍まで自動的に拡張 • アイドル状態のシステムの コンピュートを停止 30% OSなどDatabase以外 のリソースが使用される OS分のオーバーヘッド無し 設定のCPU数の3倍のCPUを無償でリソース確保 課金は使った分だけ
  12. OCIだけでなく、さまざまなクラウドのサービスとネイティブに連携可能 Autonomous Databaseのマルチクラウド・エコシステム Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates

    15 AI データレイク ファイル形式 データ共有 データ統合の ソース セキュアな クラウド・ストレージ アクセス ダイレクト クエリ・アクセス コード レポジトリ 通知 データ・カタログ Autonomous Database Slack、Teams メール OCI GenAI、Cohere OpenAI、Azure OpenAI Google Gemini Anthropic Hugging Face Github、 AWS Codecommit、 Azure Repos CSV、XML、ZIP、JSON、 Parquet、Avro、ORC OCI Data Catalog、 Amazon Glue OCI Azure AWS Google Cloud Snowflake、Redshift PostgreSQL、 MySQL SQL Server、Azure SQL Azure Synapse Anlytics Db2、Salesforce BigQuery、etc... tableau、Power BI、databricks、 BigQueryQlik、Looker、Azure、 dremio、etc... Spark、pandas、 presto、trino、 Hive、etc... Oracle Database、MySQL、 SQL Server、Informix、 Db2、 PostgreSQL、etc. Redshift、Snowflake、 BigQuery、etc. Hive、cassandra、MAPR DataStax、Pivotal、 Spark、etc. Oracle Apps Salesforce、ServiceNow SAP HANA、etc. ebay、Google Analytics QuickBooks、Hobspot、Etc. Dynamics 365、sage、 endesk、SharePoint、etc. Jira Software、Aha! GitHub、Qmetry、etc. JDBC、REST API、etc.
  13. あらゆるタイプのデータへのシンプルでセキュアなマルチクラウド・アクセス Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates ポリシーベースのマルチクラウド接続 16

    OCI、AWS、AzureおよびGCP等のオブジェクト・ストアからの データの問合せまたはロード • ネイティブ・クラウド・アクセス・ポリシーを使用したアクセス制御 (AWS ARN、Azure Storage Account、Google OAuth2など) • Vaultシークレットを使用したクレデンシャル (AWS Secrets Manager、Azure Key Vaultなど) すべての共通データ型および表形式をサポート • CSV、JSON、Parquet、ORC、Avroなど • Delta Share表 • Apache Iceberg表 データ・カタログと同期して、データレイクのスキーマとメタデータを 自動的に取得 • OCIデータ・カタログ • AWS Glue 16 OCI AWS Azure Google Cloud
  14. Redshift、Snowflake、PostgreSQL、BigQuery等へのデータベース・リンクを作成し、データを直接参照可能 Oracle以外のデータベースに対するデータベース・リンク Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/autonomous-database/adbsa/database-links-other-databases-oracle-managed.html

    SELECT COUNT(*) FROM TABLE@各DBへのDBLINK; MySQL Enterprise Edition Snowflake Amazon Redshift PostgreSQL Apache Hive MongoDB Azure Synapse Analytics Azure SQL Microsoft SQL Server IBM Db2 YouTube Salesforce ServiceNow MySQL Commnity Edition Google BigQuery Google Analytics 18
  15. DBMS_CLOUD_ADMIN.CREATE_DATABASE_LINKプロシージャ Autonomous Data Warehouseは、Oracle以外のリモート・データベースへの透過的なアクセスを提供 BEGIN DBMS_CLOUD_ADMIN.CREATE_DATABASE_LINK( db_link_name => 'REDSHIFT_LINK’, hostname

    => 'redshift-cluster-1.******.us-west-1.redshift.amazonaws.com’, port => '5439’, service_name => 'dev’, credential_name => 'REDSHIFT_CRED’, gateway_params => JSON_OBJECT('db_type' value 'awsredshift’), ssl_server_cert_dn => NULL); END; Oracle以外のデータベースに対するデータベース・リンク Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 19
  16. DBMS_SHAREパッケージまたはWeb UIから設定 デルタ共有とは • 複数のプラットフォーム間でデータを共有するプロトコル(Delta Sharig) • 静的データと動的データの共有が可能(バージョン共有、ライブ共有) 解決を目的とした問題 •

    データを商品として扱う(データを生成し、幅広いクライアントと共有する) • 複数の処理エンジン(oracle、python、tableau、spark)のための統合されたフォーマット • マルチ・クラウド・デプロイメントの場合、クラウド・プロバイダ間のデータ・コピーが不要 高度な機能 • 幅広いクライアントをサポート(Python、Spark、PowerBI...) • 強力なセキュリティ、監査、ガバナンス • 大規模なデータセットへの拡張 Delta Sharingプロトコルのデータ提供者、データ受領者の両方の機能をサポート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 20 https://www.databricks.com/product/delta-sharing より引用 https://www.databricks.com/product/delta-sharing より引用
  17. DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_TABLEプロシージャ 対応するApache Iceberg表 • OCI上のApache Iceberg表 • Hadoopカタログを使用してOCIデータ・フローで生成されたIceberg表 • OCIオブジェクト・ストレージに格納されるIceberg表(ルート・メタデータ・ファイルのURLを直接指定)

    • AWS上のApache Iceberg表 • SparkまたはAthenaで作成され、AWS Glue Data Catalogに登録されたIceberg表 • AWS S3に格納されているIceberg表(ルート・メタデータ・ファイルのURLを直接指定) Apache Iceberg表の外部表としての利用 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 21 BEGIN DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_TABLE ( table_name => 'iceberg_parquet_time_dim', credential_name => 'AWS_CRED', file_uri_list => 'https://my--bucket.s3.us-west-1.amazonaws.com/iceberg-loc/metadata/xxxxxx.metadata.json', format =>'{"access_protocol":{"protocol_type":"iceberg"}}' ); END; /
  18. SQLファンクションとしてクラウド・ファンクションまたはOracle Extprocファンクションをコール クラウド・ファンクションまたはオンプレミスのユーザー定義ファンクションの呼び出し SELECT MyExternalFunction(:1) FROM dual; MyExternalFunction () DBMS_CLOUD.SEND_REQUEST

    MyExternalFunction () DBMS_CLOUD.SEND_REQUEST HTTPS/REST TCP/SQLNET マルチクラウド・ファンクション C library リモート・リスナー Extproc VCN Autonomous Database AWS Lambda Azure Functions OCI Functions Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 22
  19. 各機能の違い • Select AI (for Natural Language Interaction) • 大規模言語モデル(LLM)を利用して、自然言語プロンプトからSQLを生成、実行

    • Select AI with Retrieval Augmented Generation (RAG) NEW! • クラウド・ストレージ上の企業データ(ファイル)からベクトル・ストアおよびベクトル索引を作成するプロセスを自動化 • 入力された自然言語プロンプトからベクトル埋め込みを生成し、ベクトル索引を使用してベクトル検索を実行、 ベクトル検索の結果を使用して入力された自然言語プロンプトを補強し、LLMに問合せを実行 • Synthetic Data Generation(SDG) NEW! • 入力された自然言語プロンプトを考慮し、大規模言語モデル(LLM)を使用して、より適切でスキーマに特化した 合成データを生成 Select AI Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 25
  20. Select AIとは Select AI Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 26 ✓ LLMを利用して、自然言語プロンプトからSQLを生成、実行 ✓ データベースに対する自然言語を使用した問合せ ✓ 様々なAIプロバイダをサポート ✓ OCI Generative AI Service ✓ OpenAI ✓ Cohere ✓ Azure OpenAI Service ✓ Google Gemini NEW! ✓ Anthropic NEW! ✓ Hugging Face NEW!
  21. 大規模言語モデル(LLM)を利用して、自然言語プロンプトからSQLを生成、実行 Select AI:SQL生成のプロセスフロー Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates

    27 Cohere Find the top 3 baby boomer spenders AIプロファイル作成 • メタデータ • 使用するLLM プロンプトの生成 • プロファイル + 質問 LLMを使用した SQLの生成 OCI Generative AI クエリーの結果または SQLをアプリに返す REST 1 2 3 4 Azure OpenAI OpenAI Google Gemini Anthropic Hugging Face
  22. DBMS_CLOUD_AI.CREATE_PROFILEプロシージャ BEGIN DBMS_CLOUD_AI.CREATE_PROFILE( profile_name => 'OPENAI_GPT35', -- AIプロファイル名 attributes =>

    '{"provider": "openai", -- AIプロバイダ "model": "gpt-35", -- モデル "credential_name": "OPENAI_CRED", -- モデルへのアクセス時に使用するクレデンシャル "object_list": [{"owner":"MOVIESTREAM","name":"movies"}, -- 使用するオブジェクト {"owner":"MOVIESTREAM","name":"streams"}, {"owner":"MOVIESTREAM","name":"v_customer"}, {"owner":"MOVIESTREAM","name":"genre"}, {"owner":"MOVIESTREAM","name":"actors"}] }', status => 'ENABLED', -- AIプロファイルの有効化 description => 'AI profile to use OpenAI with GPT-3.5 for SQL translation' -- コメント ); END; / Select AI:AIプロファイルの作成 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 28
  23. 新しい自然言語アプリケーションの拡張や構築が容易 標準的なSELECT文を使用し、その後にAIというキーワードと 自然言語による質問を続ける Select AI:実行例 Copyright © 2024, Oracle and/or

    its affiliates 29 runsql 結果セットを返す(指定しない時のデフォルト) narrate 会話形式で結果を返す showsql 生成されたSQLを返す chat 一般的なAIチャット オプションの ACTION キーワード:
  24. Select AI RAGとは ✓ LLMの知識とエンタープライズ・データの間のナレッジ・ギャップを解消 ✓ データ・レイクに対する自然言語を使用した問合せ ✓ Oracle AI

    Vector Searchとのシームレスな統合 ✓ フルマネージドのベクトル索引パイプラインにより、 新しいデータのオーケストレーション・ステップを自動化 Select AI with Retrieval Augmented Generation (RAG) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 30 RAG
  25. Select AI RAGはベクトル・コンテンツの作成と更新を自動化 Select AI with Retrieval Augmented Generation (RAG)

    Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 31 Embedding モデル ベクトル・ストア Object Storage 1. 入力データ(ファイル) 2. チャンク化したデータを送信 3. ベクトル埋め込みを返す 4. ベクトル埋め込みをベクトル・ストアに格納し、 ベクトル索引を作成 DBMS_CLOUD_AI.CREATE_VECTOR_INDEXプロシージャ 5. 一定間隔でクラウド・ストアの内容を確認して、 ベクトル埋め込みをロードし、ベクトル索引を更新 Autonomous Database AIプロバイダ
  26. 例 ベクトル索引の作成 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 32

    BEGIN DBMS_CLOUD_AI.CREATE_PROFILE( profile_name => 'GENAI_TEXT_TRANSFORMER', attributes => '{"provider": "oci", "credential_name": "OCI$RESOURCE_PRINCIPAL", "embedding_model": "cohere.embed-multilingual-v3.0" }' ); END; 埋め込みモデルの指定 AIプロファイルの作成 BEGIN DBMS_CLOUD_AI.CREATE_VECTOR_INDEX( index_name => 'MY_VECTOR_INDEX', attributes => '{"vector_db_provider": "oracle", "location": "https:.../my_namespace/my_bucket/my_data_folder", "object_storage_credential_name": "OCI$RESOURCE_PRINCIPAL", "profile_name": "GENAI_TEXT_TRANSFORMER", "vector_dimension": 1536, "vector_distance_metric": "cosine", "chunk_overlap":128, "chunk_size":1024, "refresh_rate": 60}'); END; ベクトル索引の作成 ベクトル索引と RAGパイプラインの作成
  27. ‘narrate’ アクションを使用して、Select AI RAGを実行 Select AI Retrieval Augmented Generation (RAG)

    Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 33 Embedding モデル ベクトル・ストア ‘narrate’を使用して質問 1. プロンプトのチャンクを送信 2. ベクトル埋め込みを返す 4. Top-Kのベクトル検索結果を返す ユーザー 結果を取得 3. ベクトル索引を検索 5. ベクトル検索結果によって拡張されたプロンプトを送信 6. 生成された結果を返す テキスト生成 モデル AIプロバイダ AIプロバイダ Autonomous Database
  28. データ rocket.txt 当社が開発したロケットエンジンである OraBooster は、次世代の宇宙探査を支える先進的な推進技術の象徴です。 その独自の設計は、高性能と革新性を融合させ、人類の宇宙進出を加速させるための革命的な一歩となります。 このエンジンの核となるのは、量子ダイナミックス・プラズマ・ブースターです。 このブースターは、量子力学の原理に基づいてプラズマを生成し、超高速で加速させます。 その結果、従来の化学反応よりもはるかに高い推力を発生し、遠く離れた惑星や星系への探査を可能にします。 さらに、エンジンの外殻にはナノファイバー製の超軽量かつ超強度の素材が使用されています。

    この素材は、宇宙空間の過酷な環境に耐え、高速での飛行中に生じる熱や衝撃からロケットを守ります。 また、ハイパーフォトン・ジャイロスコープが搭載されており、極めて高い精度でロケットの姿勢を維持し、目標を追跡します。 これにより、長時間にわたる宇宙飛行中でも安定した飛行軌道を維持し、ミッションの成功を確保します。 さらに、バイオニック・リアクション・レスポンダーが統合されています。 このシステムは、人工知能と生体認識技術を組み合わせ、ロケットの異常な振動や動きを検知し、自己修復機能を活性化します。 総じて、この新開発のロケットエンジンは、革新的な技術と未来志向の設計によって、宇宙探査の新たな時代を切り開くことでしょう。 その高い性能と信頼性は、人類の夢を実現するための力強い支援となることでしょう。 Select AI の実行例 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 34
  29. RAG利用なし SELECT AI chat OraBoosterとは; RESPONSE -------------------------------------------------------------------------------- "OraBooster は、Oracle データベースのパフォーマンスを最適化し、管理を簡素化するために設計された包括的なソフトウェア

    スイートです。これは、データベース管理者 (DBA) と Oracle ユーザーがデータベースの効率を高め、全体的なパフォーマンスを向上させるのに役立つ一連のツールとモジュールを提供します。 OraBooster スイートには、通常、次の主要コンポーネントが含まれます。 1. パフォーマンス最適化: OraBooster は、Oracle データベースのパフォーマンスを分析し、最適化するのに役立ちます。これには、クエリの最適化、索引の管理、リソース使用率の 監視、ボトルネックの特定などのタスクが含まれます。パフォーマンス最適化モジュールには、データベースの効率を高めるための推奨事項と洞察を提供する分析ツールが含まれている場 合があります。 2. 自動化とメンテナンス: このスイートは、データベースのメンテナンス タスクの自動化を支援するように設計されています。これには、バックアップと復元、統計の管理、スペース管理、 索引の再構築などの定期的なタスクのスケジュール設定と実行が含まれます。自動化モジュールにより、DBA の時間と労力が節約され、これらのタスクが確実に実行されます。 3. 監視とアラート: OraBooster は、データベース アクティビティをリアルタイムで監視し、重要なパフォーマンス メトリックに関するアラートを提供します。これには、CPU 使用率、メモリ 使用量、I/O アクティビティ、待機統計などの監視が含まれます。監視モジュールにより、DBA は潜在的な問題を迅速に特定して解決し、データベースの正常性を維持できます。 4. 容量計画: このソフトウェアは、データベースの容量計画を支援し、将来の成長とリソース要件を予測するのに役立ちます。これには、データベースのサイズ、トランザクション量、ユー ザー数の分析が含まれます。容量計画モジュールにより、組織は Oracle データベース インフラストラクチャを適切にスケーリングして管理できます。 5. セキュリティとコンプライアンス: OraBooster は、Oracle データベースのセキュリティとコンプライアンスを強化する機能を提供する場合があります。これには、アクセス制御、監査、暗 号化、データ マスキングなどのタスクが含まれます。セキュリティ モジュールにより、DBA は機密データを保護し、規制要件を遵守できます。 6. レポートと分析: OraBooster は、データベースのパフォーマンス、使用状況、トレンドに関する詳細なレポートと分析を提供します。これらのレポートには、データベース管理、リソー ス割り当ての計画、パフォーマンスの問題の特定に役立つ洞察が含まれている場合があります。" Select AI の実行例 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 35
  30. RAG利用あり SELECT AI narrate OraBoosterとは; RESPONSE -------------------------------------------------------------------------------- "OraBooster は、当社が開発した革命的なロケットエンジンです。このエンジンは、宇宙探査の未来を形作る先進的な推進技術の象徴となっています。 OraBooster

    の核心は、量子ダイナミックス・プラズマ・ブースターです。量子力学の原理を利用してプラズマを生成し、驚異的な速度で加速させます。これにより、従来の化学反応と は比べ物にならないほどの高い推力を実現し、遠方の惑星や星系への探査を可能にします。 さらに、エンジンの外殻には、ナノファイバー製の超軽量かつ超強度の素材が使用されています。この革新的な素材は、過酷な宇宙空間の環境に耐え、高速飛行時の激しい熱や 衝撃からロケットを守ります。 また、ハイパーフォトン・ジャイロスコープを搭載しているため、ロケットの姿勢を非常に高い精度で制御し、目標物を確実に追跡することができます。これにより、長時間の宇宙飛行中 でも安定した飛行を維持し、ミッションの成功を保障します。 他にも、バイオニック・リアクション・レスポンダー・システムを搭載しており、人工知能と生体認識技術を組み合わせることで、ロケットの異常な振動や動きを検知し、自己修復機能を 自動的に活性化します。 OraBooster は、その革新的な技術と未来志向の設計によって、宇宙探査の新たな可能性を開拓します。優れた性能と信頼性は、人類の夢を支える強力なツールとなるでしょう。 Sources: - rocket.txt (https://objectstorage.ap-tokyo-1.oraclecloud.com/n/orasejapan/b/select-ai-with-rag/o/rocket.txt)" Select AI の実行例 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 36
  31. Synthetic Data Generationとは ✓ 入力された自然言語プロンプトを考慮し、LLMを使用して 現実的な合成データを生成 ✓ Autonomous Database メタデータ・クローンとの

    統合によるテスト/開発シナリオ ✓ シンプルかつスケーラブル Synthetic Data Generation (SDG) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 37
  32. 主なユースケース Synthetic Data Generationのユースケース Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 38 新規プロジェクトの 早期立ち上げ メタデータ・クローンへの テストデータの投入 ユーザー・エクスペリエンス の検証 機械学習とAIプロジェクト
  33. 自然言語プロンプトに沿った合成データをLLMを使用して生成し、既存の表にロード Synthetic Data Generationのプロセス Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 39 ユーザー Synthetic Data Generation 表のメタデータの取得 プロンプトの処理 リクエストの生成 レスポンスの処理 バルクINSERT LLM AIプロバイダ {AIプロファイル, 対象となる表, レコード数, プロンプト} {リクエスト} {行データ} Autonomous Database DBMS_CLOUD_AI.GENERATE_SYNTHETIC_DATAプロシージャ
  34. DBMS_CLOUD_AI.GENERATE_SYNTHETIC_DATAプロシージャ BEGIN DBMS_CLOUD_AI.GENERATE_SYNTHETIC_DATA( profile_name => 'GENAI', object_name => 'director', owner_name

    => ‘SELECT_AI_USER', record_count => 5, user_prompt => 'born after 1950' ); END; 単一表に対するSynthetic Data Generationの例 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 40 -- Query the table to see results SQL> SELECT * FROM SELECT_AI_USER.director; DIRECTOR_ID NAME ----------- -------------------- 1 John Smith 2 Emily Chen 3 Michael Brown 4 Sarah Taylor 5 David Lee -- Or ask select ai to show the results SQL> SELECT AI how many directors are there; NUMBER_OF_DIRECTORS ------------------- 5 プロンプトの指定 レコード数の指定
  35. DBMS_CLOUD_AI.GENERATE_SYNTHETIC_DATAプロシージャ BEGIN DBMS_CLOUD_AI.GENERATE_SYNTHETIC_DATA( profile_name => 'GENAI', object_list => '[{"owner": "SELECT_AI_USER",

    "name": "director", "record_count":5}, {"owner": "SELECT_AI_USER", "name": "movie_actor", "record_count":5}, {"owner": "SELECT_AI_USER", "name": "actor", "record_count":10}, {"owner": "SELECT_AI_USER", "name": "movie", "record_count":5, "user_prompt": "all movies are released in 2009"} ]' ); END; 複数表に対するSynthetic Data Generationの例 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 41 -- Query the table to see results SQL> SELECT * FROM SELECT_AI_USER.movie; MOVIE_ID TITLE RELEASE_D GENRE DIR_ID -------- -------------------- --------- ------- ------ 1 The Dark Knight 15-JUL-09 Action 8 2 Inglourious Basterds 21-AUG-09 War 3 3 Up in the Air 04-SEP-09 Drama 6 4 The Hangover 05-JUN-09 Comedy 1 5 District 9 14-AUG-09 Sci fi 10 -- Or ask select ai to show the results SQL> SELECT AI how many actors are there; Number of Actors ---------------- 10 プロンプトの指定 レコード数の指定 レコード数の指定 レコード数の指定 レコード数の指定
  36. Oracle Databaseが実行エンジン、中間層(ORDS)はリクエストの中継役 Oracle APEXのアーキテクチャ Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 44 HTTP(s) JDBC Data Schemas APEX Engine SQL & PL/SQL Oracle Database Oracle REST Data Services (Weblogic, Jetty, Tomcat) データベース層 中間層 ブラウザ
  37. APEX AIアシスタント 自然言語の指示で、SQL、PL/SQL、 CSS、JavaScriptの作成を自動化。 コード改善も支援。 アプリケーション作成アシスタント * 自然言語の指示を基に、 アプリケーションを設計・作成 Oracle

    APEX 24.1で提供するAPEX AIアシスタント Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 45 ブループリントを基に アプリを作成 ブループリント (設計図)を作成 SQLクエリを 生成 会話型AIダイアログ コード不要で簡単に実装できる チャットボット。チャットボットを通じて 自然言語でデータベース内のデータ を問い合わせ可能
  38. クラウド・ストレージにファイルがアップロードされたら通知を受信し、自動的に表に即時ロード 通知ベースのライブ表フィード Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 48

    Autonomous Database OCI Object Storage AWS S3 Azure Blob Storage ①アップロード ①アップロード ①アップロード ②通知 ②通知 ②通知 ③ファイルを表にロード ③ファイルを表にロード ③ファイルを表にロード
  39. DBMS_DATA_ACCESS.GET_PREAUTHENTICATED_URLプロシージャ 表またはビュー、SELECT文の実行結果に対する読み取り専用の事前認証リクエスト(PAR) URLを生成し、 Autonomous Database内のデータを共有可能 事前認証済リクエスト(PAR)URLによる読取り専用のデータアクセス Copyright © 2024, Oracle

    and/or its affiliates 49 Documentation: Use Pre-Authenticated Request URLs for Read Only Data Access on Autonomous Database • PAR URLの生成、管理はDBMS_DATA_ACCESSパッケージを利用 • 指定可能なSQLはSELECT文のみ • バインド変数は利用できない • アクティブなPAR URLの制限は128 • 有効期間またはアクセス許可回数のどちらかの指定が必要 • 有効期間(デフォルト/最大):90日(129600分) • 有効回数(デフォルト):なし • 1度に最大100レコード(次のページへのリンクが含まれる) • 応答データサイズ制限は1MB • 出力形式 • JSON形式 • 表形式 https://<PAR URL> {"items":[ {"COUNTY":"Main","SPECIES":"Alder","HEIGHT":45}, {"COUNTY":"First","SPECIES":"Chestnut","HEIGHT":51}, {"COUNTY":"Main","SPECIES":"Hemlock","HEIGHT":17}, : {"COUNTY":"Main","SPECIES":"Redwood","HEIGHT":78}], "hasMore":false, "limit":100, "offset":0, "count":30, "links": [ {"rel":"self", "href":"https://dataaccess.adb.us-ashburn- 1.oraclecloudapps.com/adb/p/F5Sn..._example/data"} ]} REST APIやブラウザでアクセス
  40. NFS共有をディレクトリ・オブジェクトにアタッチし、ファイルにアクセス可能 NFS共有へのアクセス Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 50

    Autonomous Database ディレクトリ・オブジェクト NFS共有 ユーザー アタッチ ・Data Pump ・UTL_FILE ・DBMS_CLOUD NFS v3/NFS v4
  41. NFS共有をディレクトリ・オブジェクトにアタッチし、ファイルにアクセス可能 CREATE DIRECTORY FSS_DIR AS 'fss'; BEGIN DBMS_CLOUD_ADMIN.ATTACH_FILE_SYSTEM( file_system_name =>

    'FSS', file_system_location => 'myhost.mysubnet.myvcn.oraclevcn.com:/results', directory_name => 'FSS_DIR', description => 'Source NFS for dmp data', params => JSON_OBJECT('nfs_version' value 4) ); END; / impdp admin/**** directory=FSS_DIR dumpfile=expdp.dmp log=impdp.log .... NFS共有へのアクセス Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 51
  42. 組み込みの可用性技術でインスタンスを作成しただけで最適な構成、ダウンタイムなしのメンテナンス 毎日更新:可用性の状況をホームページ上で公開 高い可用性の保証 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates

    53 Availability SLA with Autonomous Data Guard 99.95% 99.995% Availability SLA SLAメトリックは下記を含む: • クラウドワイドのインフラおよびソフトウェア・スタック • すべてのメンテナンスとパッチ適用 https://www.oracle.com/autonomous-database/adb-global-database-metrics.html
  43. GoldenGate リモートデータベースとの論理レプリケーションが可能 クラスタ障害、リージョン障害に対応 オンライン再定義 アプリを止めずに表・パーティション・索引の定義変更が可能 計画停止の極小化が可能 Flashback Technology 過去データの参照、操作の取り消しが可能 ユーザーによる誤操作や予期せぬトランザクションに対応

    Application Continuity トランザクションを自動的にリカバリ 予期せぬセッション切断からトランザクションを保護 Autonomous Database 数多くのミッションクリティカルで実証済みの高可用性ベストプラクティスを採用 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 54 RMAN オブジェクトストレージへの自動バックアップ データロストに対応・任意の時間にリカバリ可能 RAC 複数のサーバを協調させて処理 サーバー障害に対応、オンラインメンテナンスに対応 ASM 複数のストレージを束ねて仮想化 サーバー障害、ブロック破損に対応 Autonomous Data Guard スタンバイ・データベースを提供(ローカル/リモート) クラスタ障害、リージョン障害に対応 コンソールから自動構成可能 優れたSLA: 99.95% (非合理な例外なし) 赤字:Autonomous Databaseで事前構成済みの機能 黒字:追加設定を行えばすぐに利用可能な機能
  44. 自動バックアップと長期バックアップ バックアップ・リストア Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 55

    自動バックアップ Always On / 増分バックアップ+REDO 目的 • 稼働中のAutonomous Databaseのリストア/リカバリ • 設定した保持期間内の任意の時点のDBの複製 (クローンの作成) 長期バックアップ お客様が有効化 / スタンドアロン・バックアップ 目的 • バックアップの長期保存(社内ルール、コンプライアンス対応) • 60日以上前のバックアップ時点のデータの取出し (クローンの作成) 自動バックアップ 長期バックアップ バックアップ リストア バックアップ 保持期間:1日〜60日 保持期間:90日〜10年 ※バックアップ取得時にお客様DBの処理性能に影響を与えないように設計されている ※Oracle管理の領域に暗号化されて保存されるため、バックアップファイルを取り出すことはできない クローン 作成
  45. 56 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Autonomous Data

    Guard スタンバイ・データベースによる高可用性構成のサポート コンソールからのクリック操作で簡単に構成可能 スタンバイの構成先を選択可能(クロス・テナンシでも構成可能) • 同一リージョン(ローカル) • 他のリージョン(クロス・リージョン、複数リージョンに構成可能) • またはローカルとクロスリージョンの併用が可能(右図) スタンバイ側のADBはプライマリ側のADBと同一構成 • データベース名、ECPU数、ストレージサイズ、等 • ECPUのスケールアップ等の操作はスタンバイ側にも適用される • 起動、停止、OCPU数の変更、など。 最小限のダウンタイムでフェイルオーバー(F/O)、スイッチオーバー(S/O)が可能 • F/O、S/O後、アプリ修正は不要(Walletの変更は不要、接続文字列の変更は必要) • F/O完了後は自動的に新規スタンバイが作成される 同期モードは非同期 Cross-region Standby Local Standby Production Redo logs Redo logs Redo logs Tokyo Osaka Autonomous Data Guard構成時のSLA: 99.995%(非合理な例外なし)
  46. 57 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Backup-Based Disaster

    Recovery バックアップベースのディザスタ・リカバリ コンソールからのクリック操作で簡単に構成可能 スイッチオーバー、フェイルオーバー実行時にバックアップを使用してピア・データベースをインスタンス化 • Autonomous Data Guardより低コストでDRが構成可能 • リカバリ時間目標(RTO)はAutonomous Data Guardより長い • RPO:1分 • RTO:1時間 + 5TBごとに1時間 ピア・データベースを作成するリージョンを選択可能 • ローカルはデフォルトで構成済 • リモート(クロス・リージョン、複数リージョンに構成可能) • プライマリ・データベースの自動バックアップのストレージの2倍分の追加コストが必要 • ローカルとリモート(クロス・リージョン)の併用が可能 スイッチオーバー、フェイルオーバーは手動で実施 インスタンス化されたピア・データベースはプライマリと同一構成 • データベース名、ECPU数、ストレージサイズ、等
  47. フル・クローン 新しいQAトレーニング、 サンドボックス・インスタンスをデプロイ リフレッシュ可能クローン レポーティング・インスタンスを配置して、 本番環境での作業負荷を軽減 59 Copyright © 2024,

    Oracle and/or its affiliates メタデータ・クローン 開発-テストインスタンスを 本番環境からデプロイ 企業の要件をサポートするクローン作成オプション 001111001110001001111 クロス・リージョンやクロス・テナンシでのクローンも可能 • ソース・データベースのスキーマ・メタデータを 含む、新しいデータベースを作成 • メタデータ(オブジェクト定義)のみ、データ は含まない • ソース・データベースのスキーマ・メタデータと データを含む、新しいデータベースを作成 • データを含む完全なクローン • ソース・データベースの更新情報を使用して 簡単にリフレッシュできる、読み取り専用の フル・クローンを作成 • 一定間隔での自動リフレッシュも設定可能 • 一時的にソースから切断して更新可能、 24時間以内であればソースに再接続可能
  48. パッチに対するワークロード・テストの自動化 通常のパッチタイプ環境のワークロードを自動取得し、早期パッチ環境でそのワークロードを自動再生 早期パッチ環境(ソースのリフレッシュ可能クローン)で週次パッチが適用されると、ソースでキャプチャされたワークロードが 自動的に実行される ※早期パッチレベルが利用できるリージョンのみ(日本国内では東京リージョンで可能) 自動ワークロード・リプレイ機能の有効化手順 1. リフレッシュ可能クローンをパッチレベルを早期パッチに設定して作成 2. ソース・データベースで以下を実行し、自動ワークロードリプレイの有効化とワークロードのキャプチャ設定を実施

    自動ワークロード・リプレイ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 61 Documentation: Test Workloads Against an Upcoming Patch blog: Safeguard Your Workloads Against Upcoming Patches in Autonomous Database BEGIN DBMS_CLOUD_ADMIN.ENABLE_FEATURE( feature_name => 'WORKLOAD_AUTO_REPLAY', params => JSON_OBJECT( 'target_db_ocid' VALUE 'OCID1.TENANCY.REGION..ID1', --リフレッシュ可能クローンのOCID(必須) 'capture_duration' VALUE 120, --ワークロードがキャプチャされる期間(1分〜720分) 'capture_day' VALUE 'MONDAY', -- キャプチャをする曜日 'capture_time' VALUE '15:00')); -- キャプチャをスタートする時間 END; /
  49. ADBは、あらゆるワークロード、ユースケース、アプリケーションに対して、最もシンプルで最適なセキュリティを提供 組込みのミッションクリティカルなセキュリティとコンプライアンス データベース・セキュリティ・パッチの 自動適用 データ・ リダクション キー管理 ミッションクリティカルなデータ・セキュリティをシンプルに 透過的 データ暗号化

    管理者 リスク管理 Label Security とVPD 監査データの 一元化 Data Risk Management as a Service - データ・セーフ 機密データ検出 構成リスク・ アセスメント ユーザー・ リスク評価 データ・マスキング 0 8 4 5 3 2 * * * * 3 2 HIPAA、PCI、FedRAMP、および各国ごとのコンプライアンス Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 63
  50. プロビジョニング直後から強固に保護され、安心して利用できる Autonomous Database のセキュリティ Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 64 バックアップを含む全てのデータを暗号化 (Transparent Data Encryption) 特権ユーザ・Oracle運用者から 顧客データへのアクセスをブロック (Database Vault) DB 全ての通信を暗号化 (Advanced Security) 監査ログを保管 (OCI Audit / Unified Audit) 特定の通信のみを許可 (Network ACL) 27001 : 27017 : 27018 国際的コンプライアンス標準に対応(一部抜粋) ・・・ 常に最新のセキュリティパッチで保護 特定のユーザのみを許可 (デジタル証明書/パスワード認証) ※ 主要な機能を抜粋 https://www.oracle.com/jp/cloud/cloud-infrastructure-compliance/ ユーザやセッション情報に基づいて 表のアクセスを列・行レベルで制限 (Virtual Private Database ) 赤字:Autonomous Databaseで事前構成済みの機能 黒字:追加設定を行えばすぐに利用可能な機能
  51. クラウド・ストレージとの連携時のセキュリティ強化 DBMS_CLOUDパッケージによるクラウド・ストレージへのデータのエクスポートおよびロード、外部表利用時に 組込みの暗号化および復号化がサポートされ、データの移動をより安全に行うことが可能 データ入出力時の暗号化と複合化 Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 65 Documentation: Encrypt Data While Exporting or Decrypt Data While Importing blog: How to Use Built-in Encryption and Decryption Support When Exporting and Loading Data in Autonomous Database • 暗号化方式: DBMS_CRYPTOパッケージで指定するアルゴリズム、 またはユーザ定義ユーザー定義関数 • エクスポート対象ファイルの形式: CSV、JSON、XML • ロードで複合化できるファイルサイズの上限:4GB 暗号化 • DBMS_CLOUD.EXPORT_DATA • DBMS_CLOUD.COPY_DATA • DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_TABLE • DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_PART_TABLE • DBMS_CLOUD.CREATE_HYBRID_PART_TABLE • DBMS_CLOUD.COPY_COLLECTION 7788 SCOTT yE6n5962yxx 複号化
  52. 費用対効果の高いデベロッパー・オプションでイノベーションを Autonomous Database for Developer ADB Always Free • テナントあたり最大2つのAlways

    Freeデータベース • データベースのコア機能に加え、Database Actions、Transforms、 Graph Studio、ML Notebooks、ORDS、APEX、 Oracle Database API for MongoDBも利用可能 • いつでも完全な有料インスタンスにアップグレード可能 ADB Free Container Image • オフラインで実行可能 • ADBのコア機能に加え、データベースアクション、ORDS、APEX、 Oracle Database API for MongoDBを含む ADB Developer Container Image (Coming soon!) • オフラインで実行可能 • データベースをクラウド上のインスタンスにクローン/リフレッシュ • ADB for Developersと同様に予測可能な価格設定 • 完全なサポート step up to ADB for Developers (New!) • 月額$30未満 • 固定シェイプ - 4 ECPU + 20 GB storage • いつでも完全な有料インスタンスにアップグレード可能 • すべての開発者関連機能 + フル有料サービスの組み込みツール • 完全なサポート step up to Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 67
  53. 低コスト • CPUサイズを自由に変更、 さらに自動スケール機能を提供 • クラウドスケールのシステム監視、 約7/8の問題を自動解決 • Elastic Poolsで複数の

    データベースをおまとめ管理 データベース管理の自動化 • セキュリティ・パッチを含むパッチの 自動適用で安定運用に寄与 • テスト自動化 • 組み込みの高可用性とセキュリティ • 使いやすいクローニング 最新の開発プラットフォーム • 組み込みローコード開発 • JSONとMongoDB互換 API • クラウド・ファンクションの呼び出し • 位置情報、グラフなどの非構造 データの扱いと専用開発ツール提供 最新のデータ分析プラットフォーム • マルチクラウドでのストレージや DBへのアクセス • データロード・ETLツールを内蔵 • データ共有とクラウド・リンク • 機械学習、AutoMLを内蔵 • Select AIとベクトル検索 : AIで自然言語DB検索 Oracle Autonomous Databaseの特徴(再掲) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 68