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[OCIスキルアップセミナー#16] 過去1ヶ月のOCI新機能

[OCIスキルアップセミナー#16] 過去1ヶ月のOCI新機能

2022年2月22日の「OCI スキルアップセミナー #16」の「OCI 過去1 ヶ月にリリースされた新機能」パート用資料になります。

https://oracle-code-tokyo-dev.connpass.com/event/236134/

oracle4engineer

February 22, 2022
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  1. 新機能はとてもたくさんあります!OCIはどんどん進化していきます。 OCIの新機能はリリースノートにまとまっています。順次、リリースされたものが更新されていきます。 https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/ Oracle Cloud Infrastructureの新機能 Copyright – © 2022

    Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 2 欲しかった機能が追加された! どんどん便利になるOCI! でも、あまりにもたくさんの 機能がリリースされすぎて ついていくのが正直大変。
  2. 日本語でのブログやスライドもあります • OCIサービスアップデート • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/4サービス・アップデート • 毎月公開するOCIのサービス・アップデート情報をスライドで分かり易く説明。 • OCI新機能ハイライト •

    https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/oci新機能ハイライト • Oracleエンジニア通信内のブログシリーズ 「Oracle Cloud Infrastructure 新機能ハイライト」もご参照ください。 新機能情報のキャッチアップ Copyright – © 2022 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 3 OCIスキルアップセミナーでは、冒頭15分で、この一ヶ月でリリース された注目新機能をピックアップしてご紹介していきます。 (注)対象サービスは偏る可能性があります。
  3. 2022年2月現在:37リージョン提供中、さらに7リージョン計画 Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のリージョン Copyright – © 2022 Oracle and/or

    its affiliates. All rights reserved. 4 https://www.oracle.com/cloud/architecture-and-regions.html SYDNEY MELBOURNE Commercial Commercial Planned Government Microsoft Interconnect Azure SANTIAGO VINHEDO SAO PAULO CHILE 2 COLOMBIA デュアル・リージョン:基本的に全ての国/地域 で2つ以上のリージョンを提供し、お客様の業務 継続要件に対応していく (日本の場合は東京-大阪) 各リージョンはOracle Backboneで接続 サステナビリティ:2025年までに、すべてのリー ジョンにおいて、100%再生可能エネルギーを使 用することを表明 (欧州リージョンは達成済み) NEWPORT AMSTERDAM FRANKFURT ZURICH LONDON STOCKHOLM MILAN FRANCE 2 SPAIN MARSEILLE JOHANNESBURG CHUNCHEON SEOUL TOKYO OSAKA SAN JOSE PHOENIX CHICAGO ASHBURN TORONTO MONTREAL MEXICO JEDDAH JERUSALEM DUBAI MUMBAI HYDERABAD SAUDI 2 ABU DHABI ISRAEL 2 SINGAPORE シンガポール Azure相互接続 New (Azure) 2022/2/8
  4. 短期間利用に向けた低コストなインスタンスをほぼすべてのVMシェイプで利用可能 プリエンプティブル・インスタンスがVM.Standard.E2.1.Micro以外のすべてのVMシェイプでサポートされた。 プリエンプティブル・インスタンス(Preemptible Instance)とは? • 短期利用向きのインスタンスで、他でキャパシティ必要になった場合には キャパシティが回収 され、インスタンスが終了 (terminate)される。オンデマンド・インスタンスの50%の価格で利用可能。 •

    インスタンスが突然削除されても問題がない場合は、プリエンプティブル・インスタンスを利用することでコストを削減することが可能。 • プリエンプティブル・インスタンスの主な注意点 • 起動後にシェイプ変更したり、停止/再起動を行うことはできない。 • インスタンス構成やインスタンスプールには利用できない。 • インフラメンテナンス時のマイグレーションは行えない。 • 価格 • SKU自体は変わらず、標準価格の 50% で計算される。 • Standard.E4の場合の例:1 OCPU + メモリー 2GB のインスタンスの場合 • 標準単価: E3 - OCPU ¥3.00 OCPU Per Hour • 標準単価: E3 - Memory¥0.18 Gigabyte Per Hour • OCPU ¥3.00 x 1 x 0.5 + メモリー ¥0.18 x 2 x 0.5 = ¥1.5 + ¥0.18 = ¥1.68 / hour [Compute] プリエンプティブル・インスタンスの対応シェイプ追加 Copyright – © 2022 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 6 注)ただしWindows OS課金は対象ではなく、100%課金 2022/1/27
  5. 低コストで利用可能なバースト可能インスタンスのシェイプの選択肢が増えた Standard3とStandard.E4がバースト可能インスタンス(Burstable Instance)に対応 バースト可能インスタンスは、12.5%もしくは50%のベースラインOCPUを設定することで、通常のOCPU価格よりも安価に利用することが 可能なインスタンス。 バースト可能インスタンスでサポートされるシェイプ(2022/2時点) • VM.Standard3.Flex • VM.Standard.E3.Flex

    • VM.Standard.E4.Flex バースト可能インスタンスの課金 • 通常のOCPUの価格にベースラインCPU使用率をかけて計算される。 • メモリは通常と同様に設定したサイズで課金される。 • 例:Standar.E4 1 OCPU ベースライン12.5% + メモリー 2GB のインスタンスの場合 • 標準単価:E4 - OCPU ¥3.00 OCPU Per Hour • 標準単価:E4 - Memory ¥0.18 Gigabyte Per Hour • OCPU ¥3.00 x 1 x 0.125 + メモリー ¥0.18 x 2 = ¥0.375 + ¥0.36 = ¥0.735 / hour [Compute] Standard3とStandard.E4がバースト可能インスタンスに対応 Copyright – © 2022 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 9 2022/2/15
  6. コンピュートのStandard、HPC2、GPU2、GPU3が前世代シェイプへ移行 • 2022年2月28からコンピュートのIntel X7ベースのStandard、HPC2、GPUシェイプが前世代シェイプになる • 引き続きこれらのシェイプは利用可能で完全にサポートされるため、既存環境はそのまま利用可能。ただしOCIはこれらのHWキャパシ ティを追加する保証がなくなる。また、 2022年3月以降にオープンするリージョンではこれらのシェイプは提供されない 代替の新しいシェイプ 2022年2月28日以降

    Intel X7 シェイプが前世代シェイプに Copyright – © 2022 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 11 *代替オプションには現時点ではGPUのVMシェイプはない SKU Console Names Recommended alternate SKU Console Name Oracle Cloud Infrastructure - Compute - Bare Metal GPU Standard - X7 * BM.GPU2.2 Oracle Cloud Infrastructure - Compute - GPU - E3 ** BM.GPU4.8 Oracle Cloud Infrastructure - Compute - GPU Standard - V2 * BM.GPU3.8 Oracle Cloud Infrastructure - Compute - GPU - E3 ** BM.GPU4.8 Oracle Cloud Infrastructure - Compute - HPC - X7 BM.HPC2.36 Oracle Cloud Infrastructure - Compute - Optimized - X9 BM.Optimized3.36 Oracle Cloud Infrastructure - Compute – Bare Metal Standard - X7 BM.Standard2.52 Primary Oracle Cloud Infrastructure - Compute - Standard - X9 Secondary Oracle Cloud Infrastructure - Compute – Standard – E4 Oracle Cloud Infrastructure - Compute – Standard – A1 BM.Standard3.64 Or BM.Standard.E4.128 BM.Standard.A1.160 Oracle Cloud Infrastructure - Compute – Virtual Machine Standard - X7 VM.Standard2.x Primary Oracle Cloud Infrastructure - Compute - Standard - X9 Secondary Oracle Cloud Infrastructure - Compute – Standard – E4 Oracle Cloud Infrastructure - Compute – Standard – A1 VM.Standard3.Flex Or VM.Standard.E4.Flex VM.Standard.A1.Flex https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/notification-for-sku-transition-of-intel-x7-based-compute-instances
  7. コンピュートのStandard.E3シェイプが前世代シェイプに移行 • 2022年3月31日以降、コンピュートのAMD E3 (Standard.E3) シェイプが前世代シェイプになる • 引き続きこれらのシェイプは利用可能で完全にサポートされるため、既存環境はそのまま利用可能。ただしOCIはこれら のHWキャパシティを追加する保証がなくなる。また、 2022年4月以降にオープンするリージョンではこれらのシェイプは

    提供されない 代替の新しいシェイプ 2022年3月31日以降 AMD E3 シェイプが前世代シェイプに Copyright – © 2022 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 12 https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/notification-for-sku-transition-of-amd-e3-based-compute-instances SKU Console Names Recommended alternate SKU Console Name Oracle Cloud Infrastructure–Compute–Standard–E3 BM.Standard.E3.128 Primary: Oracle Cloud Infrastructure–Compute–Standard–E4 Secondary: Oracle Cloud Infrastructure–Compute–Standard–A1 or Oracle Cloud Infrastructure–Compute–Standard–X9 BM.Standard.E4.128 or BM.Standard.A1.160 or BM.Standard3.64 Oracle Cloud Infrastructure–Compute–Standard–E3 VM.Standard.E3.Flex Primary: Oracle Cloud Infrastructure–Compute–Standard–E4 Secondary: Oracle Cloud Infrastructure–Compute–Standard–A1 or Oracle Cloud Infrastructure–Compute–Standard–X9 VM.Standard.E4.Flex or VM.Standard.A1.Flex or VM.Standard3.Flex
  8. 現時点ですべてのVM Standardシェイプがライブ移行に対応 これまでコンピュートのライブ移行(Live Migration)は一部のシェイプでのみ対応していたが、対応シェイプが増えた。 • 対応シェイプの最新情報はドキュメント参照 • https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Compute/References/infrastructure-maintenance.htm#live- migration •

    2022年2月現在:VM.Standard1 series、VM.Standard.B1 series、VM.Standard2 series、VM.Standard3.Flex、 VM.Standard.E2 series、VM.Standard.E2.1.Micro、VM.Standard.E3.Flex、VM.Standard.E4.Flex ライブ移行対応シェイプ Copyright – © 2022 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 13 VMインスタンス メンテナンス ライブ・ マイグレーション 物理ホスト 物理ホスト ライブ移行とは? 物理ホストのメンテナンスの際に、可能であればVMインスタンスを中断 せずに正常なホストへライブ移行される機能 • インフラ・メンテナンスのアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能 • ライブ移行ができない場合は、従来通り、再起動移行(リブート・マイグレー ション)の機能によってお客様の任意のタイミングで再起動を実施していただく ことが可能
  9. Oracle Cloud Infrastructure 主要情報一覧 1 2 Oracleアーキテクチャ・センター https://docs.oracle.com/ja/solutions/ クラウド環境の検討や実装に役立つように設計されたリファレンス・アーキテクチャとソリューショ ン・プレイブックのカタログを多数掲載。ダウンロード、カスタマイズ、およびデプロイできるコードま

    たはスクリプトも含む。 リファレンス・アーキテクチャ、ソリューション・プレイブックを概説した下記ブログもご参照ください。 https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/move-workload-to-oraclecloud 3 OCIサービスアップデート https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/category/o4e-4.サービス・アップ デート 毎月公開するOCIのサービス・アップデート情報をスライドで分かり易く説明。各サービスの詳 細なアップデート情報は、各サービスのドキュメントや下記「OCI活用資料集」をご覧ください。 4 5 OCIお客様活用事例 https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/oracle-cloud- platformpaasiaas OCIを活用したお客様の事例のご紹介。データベースはもちろんのこと、アナリティックス、セキュ リティ、システム管理、コンテンツ管理、ブロックチェーン、チャットボットなど様々なサービスのお 客様事例をご紹介します。 OCI活用資料集 https://oracle-japan.github.io/ocidocs/ OCIを使ってみたい! という方のための技術ドキュメント集。 OCIのサービス別技術資料をはじ め、PPTスライドを中心とした公開ドキュメントや、セミナーで使用した資料をアップロードしてい ます。 6 OCIセミナー情報 https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/column_cloud_seminar 今後開催予定のウェビナー(含むハンズオントレーニング)についてご案内します。 ほぼ毎週 2回+ハンズオンを様々なテーマで開催中! オラクルエンジニア通信 https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/ 技術資料、コラム、マニュアルなど、OCIに関するその他の情報は、「オラクルエンジニア通信」 よりお届けしています。 チュートリアル: OCI を使ってみよう https://oracle-japan.github.io/ocitutorials/ OCIを使ってみよう! という人のためのチュートリアル集。各項ごとに画面ショットなどを交えなが らステップ・バイ・ステップで作業を進めて、OCIの機能についてひととおり学習することができるよ うになっています。 7 OCIドキュメント 各サービスのマニュアル。 https://docs.cloud.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/home.htm 8 Oracle Code Night https://oracle-code-tokyo-dev.connpass.com/ オラクルのテクノロジーだけに限定しない、Developer(開発者)のDeveloper(開発 者)によるDeveloper(開発者)のための開発者向けコミュニティ Meetup セミナーのこと。 ほぼ毎週 様々なテーマで開催中! 9 Oracle Cloud Infrastructure 主要情報をまとめたポータル(以下1−9を含む) https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/column_oci_links Copyright – © 2022 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 15
  10. Thank you 16 Copyright – © 2022 Oracle and/or its

    affiliates. All rights reserved.