Databaseに格納していた会話記録を活用し、新規にソフトウェアを購入する ことなく、コール・リーズン分析を手軽に始めることができた。しかも初回から正解率が 80%を上回っており、問合せの全体感を把握することができるようになった。 お客様対応の品質向上だけでなく、FAQサイトの充実や保険商品の説明文改訂など 様々な改善に活用していきたい。 アプローチ: Oracle Databaseに格納された通話記録をEmbeddingでVector化。通話の内容や 文脈を考慮した分析を行えるようにし、一般的な分類問題として予測モデルを構築した。 分類できない通話記録は新たな説明文を作成し、文章の類似度を評価することで Zero-Shot分類も可能となる構成とした。 Oracle Cloud Platform: Oracle Database 23c AI Vector Search、Oracle GenAI Embed、Oracle Machine Learning 大手保険会社 – カスタマーサポート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 15 通話記録ベクトル化/予測モデル概念図 通話ID 通話時間 年代 性別 オペレータ 顧客 1 5 30 女性 お世話になっております。 お名前を… xx について伺いたいんで すが… そうなんですね。 2 8 40 男性 …かしこまりました。それ では… …その書類は後出しして も大丈夫なんですね。 3 10 40 男性 …関係部署から連絡 いたします。 マンションを購入しまして … 通話ID 通話時間 年代 性別 OP_vec CU_vec Call Reason 1 5 30 女性 (0.7, 0.2, 0.3) (0.3, 0.6, 0.1) 商品問い合わせ 2 8 40 男性 (0.1, 0.5, 0.3) (0.6, 0.8, 0.9) 保険手続き 3 10 40 男性 (0.4, 0.2, 0.9) (0.7, 0.3, 0.9) クレーム ベクトル化 目的変数 説明変数