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Oracle Cloud Infrastructure:2024年10月度サービス・アップデート

Oracle Cloud Infrastructure:2024年10月度サービス・アップデート

過去資料はこちら:https://bit.ly/3IiEb7Y
2024年10月のOracle Cloud Infrastructure サービス・アップデートです。

oracle4engineer

October 15, 2024
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  1. マニュアル • Oracle Cloud Infrastructure Documentation (英語版︓最新情報はこちらをご覧ください) • Oracle Cloud

    Infrastructure ドキュメント (⽇本語版) アップデートへのリンク • Oracle Cloud Infrastructure 全体 • Autonomous Database ブログ • [英語]Oracle Cloud Infrastructure Blog • [英語]Oracle Database Insider • [⽇本語]オラクルエンジニア通信 • サービス・アップデート(全体概要) • 本資料の過去資料はこちら • OCI新機能ハイライト(機能詳細) 各サービスのアップデートはこちらから確認できます Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 2
  2. サービス・アップデート (続き) • Generative AI • Meta Llama 3.1 70B

    / 405Bをサポート • Generative AI Agents 提供開始 • Zero Trust Packet Routing 提供開始 • Other • [Java Management] JDK 23をサポート • [Monitoring] 複数のアラームを⼀度に抑制可能に • [Ops Insights] Exadata Cloud@Customerシステムのサポー ト • [OS Management Hub] 管理ステーションの改善とソフトウェア・ ソースの追加 サービス・アップデート • Oracle VMware Solutions • BM.Standard.E5シェイプがOCVSで利⽤可能に • Autonomous Database Serverless • データベースの削除を取り消し可能に • SELECT AIのAIプロバイダとしてGoogle Geminiをサポート • SELECT AIにおいてRAGをサポート • SELECT AIを使⽤した合成データの⽣成 • 暗黙的にパーティショニングされた外部表を作成 • Oracle Machine Learning NotebooksのGPUサポート • Autonomous Database on Dedicated Exadata Infrastructure • 新しい動的パフォーマンスビューが利⽤可能に • Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure • 1VMのVMクラスタを作成可能に • Data Guard構成でのスタンバイ(19c以降)のバックアップとリストア 機能強化 2024年10⽉度 アップデート・サマリー Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 3
  3. 1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service

    4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 6
  4. 機能強化とバグ修正 機能強化 • 管理ステーションのミラー同期でプロファイルで使⽤されるソフトウェア・ソースが含まれるように • 管理ステーションの登録の際に、必要なベンダー・ソフトウェア・ソースが⾃動的にアタッチされるように • 管理ステーションの作業リクエストの数を削減 • Oracle

    Linux 8/9⽤のOracle Cloud Native Environment 1.9のソフトウェア・ソースが追加 • Kspliceの更新が失敗した際のエラー・メッセージが改善 • ポリシー変数が追加され、権限管理が改善 • アドバイザリおよび更新のコンソールの表⽰が改善 バグ修正 • 管理ステーションのプロキシおよびミラー・リスニング・ポートの更新に関する問題を修正 • ⼀部のパッケージ・リストからカスタム・ソフトウェア・ソースを作成できない問題を修正 • 作成失敗、更新中、作成中のソフトウェア・ソースをグループに追加できてしまう問題を修正 • 使⽤可能なパッケージのリストに重複するパッケージが表⽰される問題を修正 • Oracle Linux 7での機能拡張の更新をインストールする際の問題を修正 • スケジュールされたジョブの削除に関する問題を修正 [OS Management Hub] 管理ステーションの改善とソフトウェア・ソースの追加 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 8 2024/9/17 リリースノート︓Management station improvements and new software sources https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/os-management-hub/release-2.1.htm • target.profile.compartment.id • target.softwareSource.compartment.id ルートコンパートメントのリソースを参照するための変数が追加(ドキュメント)
  5. 遂にAMDの最新シェイプがOCVSでも利⽤可能に。E4シェイプの代替シェイプとして活⽤を 第4世代EPYCプロセッサ (Genoa) を搭載したBM.Standard.E5シェイプがOCVSで利⽤可能になり、E4よりもさらに⾼ 性能なVMware環境基盤を提供可能に • BM.Standard.E5は、E4と⽐較しパフォーマンスが最⼤2倍に向上した⾼性能シェイプ(OCI Blog) • AMD

    EPYC 9J14 × 2基 • DDR5規格かつメモリチャネル × 12 [OCVS] BM.Standard.E5シェイプがOCVSで利⽤可能に Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 9 2024/9/19 リリースノート: AMD E5 standard shape now available for OCI VMware Solution シェイプ名 OCPU数 メモリー (GB) ネットワーク帯域 (Gbps) BM.Standard.E5 192 2,304 100 × 1 BM.Standard.E4 128 2,048 50 × 2 • OCVSにおける仕様や注意点 • 使⽤可能なコア数︓48, 96, 144, 192 • Standardシェイプクラスタの仕様に注意 • 最⼤32ホストのクラスタを構成可能 • ⽉次価格設定コミットメントと単⼀ホストコミットメントは⾮サポート • 2024/10/7現在、同⼀シェイプのクラスタへの追加のみサポート (右図, FAQ - サポートされるシェイプ・マトリックス)
  6. 「アラームの抑制」機能が、複数のアラームに同時に適⽤・削除できるように変更 モニタリングのコンソール画⾯「アラーム定義」メニューから、 抑制を適⽤/削除したいアラームにチェック、 「Actions」ボタンから「Add/Remove suppressions」を選択 <注意> • コンソールでのみ使⽤可能 • コンソールではアラーム抑制のタグ付けは使⽤不可、新しいアラーム

    抑制にタグ付けするには、SDK、CLIまたはAPIを使⽤ • 「Suppress per Dimension」*は、複数アラームに同時追加不可 *Suppress per Dimension︓メトリック・ストリーム別のメッセージの分割 を 選択している場合のみ使⽤可能 [Monitoring] 複数のアラームを⼀度に抑制可能に Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 10 2024/9/20 リリースノート: [Monitoring] Suppress many alarms at once https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/releasenotes/monitoring/suppress-many.htm OCIドキュメント: [Monitoring] Suppressing Multiple Alarms https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/Content/Monitoring/Tasks/create-alarm-suppression-multiple.htm#top
  7. オラクルが提供する多層防御によるデータ中⼼のセキュリティ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 13 外部からの攻撃

    » ボットによる攻撃 » 標的型攻撃 » ランサムウェア » DDoS 内部からの攻撃 » バックドア » 内部不正 » 不正アクセス 特権ユーザー 管理 ネットワーク IDアクセス 管理 インフラ ストラクチャ データベース データ 強制的な 暗号化 監査証跡 ⾏列レベルの アクセス制御 設定ミスの 検知・是正 多要素認証 強⼒、完全なテナント分離 / 強制的な暗号化 / 階層型権限管理 Web Application Firewall IAM Identity Domains/ Access Governance Security Zones Data Safe Observability and Management Threat Intelligence Autonomous Database Vulnerability Scanning Network Firewall Cloud Guard Cloud Guard Threat Detector Database Vault Zero Trust Packet Routing Platform Autonomous Recovery Service NWセキュリティ ポリシーの強制
  8. ネットワーク構成とセキュリティポリシーを分離し、⼈的ミスに起因するデータ漏洩を防⽌ ACL ルーティン グ設定 NSG Subnet Security Lists ACL Subnet

    Routes NSG Subnet Routes NSG ロードバランサ サブネット ACL API サブネット データベース サブネット ロードバランサ サブネット API サブネット データベース サブネット Load Balancer API Database Zero Trust Packet Routing ネットワーク担当 セキュリティ責任者 セキュリティポリシー (誰がどのデータにどの経路でアクセスできるか) 従来のクラウド Oracle Cloud Infrastructure • ネットワーク担当がネットワークセキュリティを実装 • 各システムを個別に設計・実装し、⼈⼿を介して設定 • 多数のポリシー管理が煩雑でリスク増⼤ • セキュリティ責任者が、⼈間の⾔語でルールを記載 • ZPRが解釈、⼈⼿を介さずセキュリティポリシーを強制 • ネットワーク担当は実装に直接介在しない Zero Trust Packet Routing Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 14
  9. [プレスリリース] オラクル、ネットワーク・セキュリティとネットワーク・アーキテクチャを分離してクラウド・セキュリティ体制を強化 • https://www.oracle.com/jp/news/announcement/ocw24-oracle-strengthens-organizations-cloud- security-posture-by-separating-network-security-from-network-architecture-2024-09-10/ [ブログ記事] OCI Zero Trust Packet

    Routing提供開始の発表 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/ja-ga-zero-trust-packet-routing [ドキュメント] Zero Trust Packet Routing • https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/zero-trust-packet-routing/home.htm Zero Trust Packet Routing: 参考情報 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 15
  10. https://oracle-japan.github.io/ocidocs/ 各サービスや機能カットの資料などを掲載 OCI活⽤資料集︓⽇本語技術資料 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates

    16 最近アップデートされた資料 OCI セキュア・デスクトップ 概要 September 13, 2024 Oracle Cloud Infrastructure 技術概要 September 11, 2024 OCI Oracle Database Services新機能アップデート 2024/6 - 2024/8 September 11, 2024 Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2024/6 - 2024/8 September 10, 2024
  11. 1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service

    4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 17
  12. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 18 BaseDBのOracle Linux7(OL7)は2024年12⽉にPremier

    SupportのEnd of Life(EOL)を迎えます。 ゆえに2025年1⽉より、OL7上で稼働しているBaseDBのコンソール画⾯から新規のOS更新を利⽤できなくなります。 OL6もしくはOL7をお使いのお客様には、OL8にOSをアップグレードすることを推奨いたします。 OSのアップグレードはコンソール画⾯から操作可能 実施⽅法︓DB Systemのアップグレード 操作にお⼿伝いが必要なお客様は以下のCNの参照チケット番号と共にSRを起票してください。 CN︓Upgrade DB Systems running on OL7 [Base Database Service] OL7からOL8へのアップグレード推奨のお知らせ
  13. 20 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates ECPUコンピュートモデルにおいて、終了したAutonomous Databaseインスタンスの削除を取り消すオプションが追加されまし

    た。 • データベースの削除を取り消すことができるのは、データベースを削除してから72時間後、または⾃動バックアップ保持期 間のいずれか短い⽅までとなります。 • データベースを終了してから3⽇(72時間)以上経過すると、削除を取り消すことはできません。 Documentation: Undelete a Terminated Autonomous Database Instance Undelete Database データベースの削除を取り消し可能に
  14. 21 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates SELECT AIのAIプロバイダとして、Google

    Geminiが利⽤できるようになりました。 現在サポートされるAIプロバイダはGoogle Gemini、OCI Generative AI、Azure OpenAI Service、OpenAI、CohereAIの5つ となります。 利⽤⼿順 1. クレデンシャルの作成(DBMS_CLOUD.CREATE_CREDENTIALプロシージャ) 2. AIプロファイルの作成(DBMS_CLOUD_AI.CREATE_PROFILEプロシージャ) 3. セッションで使⽤するAIプロファイルの設定(DBMS_CLOUD_AI.SET_PROFILEプロシージャ) 4. ⾃然⾔語⼊⼒によるSQLの実⾏(SELECT AI) Documentation:Use Select AI for Natural Language Interaction with your Database SELECT AIでサポートされるAIプロバイダ︓ ・OpenAI ・Cohere ・Azure OpenAI Service ・OCI Generative AI Service ・ Google Gemini NEW! SELECT AI with Google Gemini SELECT AIのAIプロバイダとしてGoogle Geminiをサポート
  15. 22 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates SELECT AIにおいて、RAGがサポートされました。SELECT

    AI RAGを使⽤することで、⾃然⾔語プロンプトやクエリに対して、よ り関連性の⾼い応答や最新情報を含む応答を得ることができ、ハルシネーションのリスクを低減することができます。 尚、23aiバージョンで作成したADBでのみ利⽤可能です。 Documentation: Select AI with Retrieval Augmented Generation (RAG) Embedding model Vector Store Object Storage Oracle Autonomous Database 1. ⼊⼒データ 2. チャン・クデータを送信 3. ベクトル埋め込みを返す 4. ベクトル埋め込みを格納し、ベクトル索引を作成 Use SELECT AI Retrieval Augmented Generation (RAG) SELECT AIにおいてRAGをサポート
  16. 23 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Use SELECT

    AI to Generate Synthetic Data SELECT AIを使⽤した合成データの⽣成 PoCなどのために、スキーマに準拠したLLMを使⽤して合成データ (Synthetic Data)を⽣成することができます。 合成データは、実際のデータが無いまたは使えない場合にアプリケーションのより優れたテストに活⽤し、アプリケーションの全 体的な品質の向上につなげることができます。クローン、メタデータ・クローンへのデータ⼊⼒にも使⽤できます。 Documentation: Use Select AI for Natural Language Interaction with your Database User Synthetic Data Generation リクエストの⽣成 プロンプトの処理 リクエストの⽣成 レスポンスの処理 バルクINSERT LLM AIプロバイダ {AIプロファイル , 表, レコード数, プロンプト} {リクエスト} {⾏データ}
  17. 24 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Creating Implicit

    Partitioning for External Tables 暗黙的にパーティショニングされた外部表を作成 DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_TABLEプロシージャを使⽤して、Hive形式のパーティショニングされたデータや、ク ラウド・オブジェクト・ストアに保存されたフォルダ・パーティション・データから、暗黙的にパーティショニングされた外部表を作成す ることができます。 例: Hive形式のソース・ファイルを使⽤して、暗黙的にパーティショニングされた外部表を作成 Documentation: Query External Tables with Implicit Partitioning DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_TABLE ( table_name => ’mysales’, -- 外部表の名前 credential_name => ’DEF_CRED_NAME’, -- クレデンシャルの名前 file_uri_list => ’https://swiftobjectstorage.us-phoenix-1.oraclecloud.com/n/namespace-string/b/bucketname/*.parquet’, --ファイルURIを指定します。ワイルドカード(*)を使⽤して、複数ファイルを⼀度に指定可能です。 column_list => ’product varchar2(100), units number, country varchar2(100),year (number), month varchar2(2)’, --外部表の列名とデータ型のカンマ区切りリスト format => ’{“type”:“parquet”, “implicit_partition_type”:“hive“}’ -- ソース・ファイルの形式の説明のために指定できるオプション );
  18. VM Cluster on a Single VM VMクラスタの最⼩VM数が2VMから1VMへ緩和 • 1VMのVMクラスタの場合は、データベースは単⼀インスタンス構成 •

    BYOL利⽤の場合、RACライセンスは不要 • 2VM以上のクラスタ構成とは異なり、可⽤性レベルは低下。 • RAC構成ではないので、計画停⽌・計画外停⽌の対策としてData Guard構成等を検討 • 既存の2ノード以上のクラスタから1ノード(VM)へのオンライン・スケールイン(縮⼩)も可 推奨構成は、RAC構成の2VM以上のVMクラスタ構成 • 本番以外の⽤途の環境を想定 • ユースケース: データベースをExadata上に統合するケース • 本番・テスト・開発など別⽤途のデータベースが同居 • 多くの開発/テスト⽤のデータベースでは単⼀インスタンスで稼働しており、RACライセンスがないDBがある場合がある • BYOL利⽤の場合: 単⼀インスタンスのみを稼働させる1VMのVMクラスタに関しては、RACライセンス不要 1VMのVMクラスタを作成可能に Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 26 例) データベース・サーバー3台での3VMクラスタ構成 クラスタA クラスタB クラスタC クラスタA クラスタC dbServer-1 dbServer-2 dbServer-3 クラスタA
  19. Enhancement to Backup and Restore from a Standby Database in

    a Data Guard Environment Data Guardアソシエーションが有効化されている環境において、スタンバイ・ロールのデータベースからのAutonomous Recovery Service(ZRCV/RCV)へのバックアップが可能に • これまでは、スタンバイからの⾃動バックアップはオブジェクト・ストレージへのみ • オブジェクト・ストレージ、 ZRCV/RCVともに、スタンバイ・ロールからのバックアップがサポートされ、ローカル・リージョンとリモート・リー ジョンでバックアップを保持して可⽤性を⾼められる • ⾃動バックアップの有効化は、プライマリだけ、スタンバイだけ、もしくは両⽅に設定可能 • 両⽅に設定する場合、バックアップの取得先(オブジェクト・ストレージかZRCV/RCVか)を揃える必要がある • バックアップの取得先を変更する場合、プライマリ、スタンバイのいずれかで⼀度⾃動バックアップを無効化する必要がある リストアやバックアップの利活⽤の機能強化 • スタンバイのバックアップを利⽤して、同じリージョンの別のADや異なるリージョンに新規データベース作成が可能 • ZRCV/RCVの場合、取得元とリストア先のデータベース・ロールが異なっていてもリストア可能 • スタンバイから取得したバックアップをプライマリにリストア、またはその逆 • オブジェクト・ストレージの場合、取得元とリストア先のデータベース・ロールを⼀致させてリストアが可能 • スタンバイから取得したバックアップはスタンバイ・ロールへ、プライマリから取得したバックアップはプライマリ・ロールへ Data Guard構成でのスタンバイ(19c以降)のバックアップとリストア機能強化 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 27
  20. Enhancement to Backup and Restore from a Standby Database in

    a Data Guard Environment データベース・ロールによる⾃動バックアップ設定の機能強化 • バックアップ取得先がAutonomous Recovery Service(ZRCV/RCV)の場合も、スタンバイ・ロールからのバックアップが可能に • オブジェクト・ストレージ、 ZRCV/RCVともに、スタンバイ・ロールからのバックアップがサポートされました • ⾃動バックアップの有効化は、プライマリだけ、スタンバイだけ、もしくは両⽅に設定可能 • 両⽅に設定する場合、バックアップの取得先(オブジェクト・ストレージかZRCV/RCVか)を揃える必要がある • バックアップの取得先を変更する場合、プライマリ、スタンバイのいずれかで⼀度⾃動バックアップを無効化する必要がある リストアやバックアップの利活⽤の機能強化 • スタンバイのバックアップを利⽤して、同じリージョンの別のADや異なるリージョンに新規データベース作成が可能 • ZRCV/RCVの場合、取得元とリストア先のデータベース・ロールが異なっていてもリストア可能 • スタンバイから取得したバックアップをプライマリにリストア、またはその逆 • オブジェクト・ストレージの場合、取得元とリストア先のデータベース・ロールを⼀致させてリストアが可能 • スタンバイから取得したバックアップはスタンバイ・ロールへ、プライマリから取得したバックアップはプライマリ・ロールへ ロール変換時の⾃動バックアップの動作 • プライマリで⾃動バックアップが有効な場合、スイッチ・オーバー時にスタンバイ・ロールになってもバックアップ取得継続 • スタンバイで⾃動バックアップが有効な場合、フェイル・オーバー時にプライマリ・ロールになってもバックアップ取得継続。ただし、新 スタンバイでのバックアップは無効となる Data Guard構成でのスタンバイ(19c以降)のバックアップとリストア機能強化 - 詳細 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 28
  21. Assign New Key Versions to KMS-Based Container Databases (CDBs) and

    Pluggable Databases (PDBs) • CDBとPDBで個別にデータベースの暗号化キーに関する以下の操作が可能に • 異なるバージョンのキーをアサイン • データベース作成後も、dbaascli tde setKeyVersionコマンドでキー・バージョンの関連付けが可能 • 鍵のローテーション (Data Guardアソシエーションの環境では、プライマリのみで可能) • これまでは、顧客管理キー利⽤時(BYOY(Bring-Your-Own-Key)でユーザーがOCI Vaultにインポートした鍵をデー タベースの暗号化キーに利⽤する場合)はCDBのみに適⽤され、PDBにはシステム管理の鍵が割り当てられる動作 • 考慮事項 • CDBとPDBの鍵タイプは統⼀ • 鍵のローテーション・バージョンの割り当ては顧客管理キーのみで操作可能 • 顧客管理キー利⽤時はOCI Vaultとマスター暗号化キーを事前作成 データベース暗号化キー管理に関する機能拡張 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 29
  22. 1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service

    4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 30
  23. • ⽣成AI技術をベースに、開発の速度を向上・コードの ⼀貫性強化を AI コード開発⽀援機能 • VSCode と IntelliJ IDEAのプラグイン

    • 当初 Java 向けに最適化。Python、JavaScript、 Ruby、Go、PL/SQL、C# などでも動作 • NetSuite SuiteScript もサポート • β 版提供プログラムで評価可能 • https://apexadb.oracle.com/ords/f?p=108:429: 413535812058870::::: IDE上でのコード⽣成(Generate Code)メニュー Oracle Code Assist の β 版 提供開始 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 32
  24. • Apache Kafka100%互換のフルマネージドサービス • ⾃動パッチ、アップグレード、バックアップ • 99.9%のSLA • 既存Kafkaコネクタ、ツールとの互換性 •

    β 版提供プログラムで評価可能 • https://go.oracle.com/LP=144137 ユースケース例︓Change Data Capture ユースケース例︓メトリックとログの取り込み OCI Streaming with Apache Kafka の β 版 提供開始 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 33
  25. • バックアップ、セキュリティチェック、バッチ ジョブの定期的 な運⽤タスクの実⾏など • コンソールでの設定に加えて、cron構⽂での設定も可 能 • Resource Schedulerを使⽤して複数functionのス

    ケジュールの効率化 • スケジュールの作成機能は無料 スケジュール作成画⾯ [OCI Functions] スケジュール実⾏のサポート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 34
  26. • Ubuntuのサポート︓GPUワークロードでの標準OS • AI ワークロード向けに最適化︓コンテナ環境向けの可観測性とヘルスチェックを提供し、RDMAやGPUのエラーを追 跡 • 幅広い AI インフラストラクチャのサポート︓OCI

    AI インフラストラクチャは推論・トレーニングなどに最⾼レベルのパ フォーマンスと価値を提供 • 包括的なプラットフォーム︓Cloud Nativeサービススイートによって強化OCI DevOpsでイメージを構築・テスト、 Container Registry からデプロイし、ADBと統合 • セキュリティ by デザイン︓Oracle Cloud Guard を搭載。セキュリティ ポリシーの⾃動適⽤、コンテナレベルのセキュリ ティ問題の特定、迅速な修復 Oracle Kubernetes Engine (OKE) のAIワークロード向け機能拡張 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 36 OKE
  27. RAGを構成する各コンポーネントの連携ロジックをシンプルなWebUIで⾃動実装 Generative AI Agent ServiceによるRAGの実装 Copyright © 2024, Oracle and/or

    its affiliates 38 ①⼤規模⾔語モデル üドキュメントデータ、プロンプトの埋め込み üテキスト⽣成、テキスト要約など ②ベクトルストア üドキュメントデータの保持、管理 üベクトルの類似検索 ③キャッシュストア ü プロンプト、⽣成テキストの保持、管理 ü プロンプトの内容に応じて参照 Vector Store LLM Cache Store Application prompt completion code プロンプトをエージェント に⼊⼒するコードのみ OCI Generative AI Agents 各サービスの連携処 理をまとめて担当
  28. • 簡素化されたセットアッププロセス ü RAGのセットアップがより迅速かつ簡単になり、最⼩限の労⼒で開始 できるようになります。 • 回答品質改善の主要なチューニングを実装済 ü ハイブリッド検索︓従来のキーワード検索と⾼度なセマンティック検索 機能を組み合わせ、関連性の⾼いコンテキストを取得することでテキ

    スト⽣成の品質を改善することが期待できます。 ü リランキング︓ハイブリッド検索の結果を再ランキングし、関連性の⾼ いコンテキストを取り出すことで、テキスト⽣成の品質を改善することが 期待できます。 • コンテンツ モデレーション ü 偏⾒、毒性、暴⼒的、虐待的、軽蔑的、憎悪的などのフレーズを、 ⼤規模⾔語モデル(LLM)で⽣成された応答から削除します。 • マルチモダリティ ü チャートやグラフなどのテキストや画像を含む複数のデータに対応する ことにより、より包括的でコンテキストが豊富な応答を提供し、幅広い ユースケースに対応します。 Generative AI Agent Service 概要 coming soon Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 39
  29. [プレスリリース] オラクル、強⼒な⽣成AI RAGエージェントの提供およびAIサービス強化により、お客様のビジネス課題解 決を⽀援 • https://www.oracle.com/jp/news/announcement/ocw24-oracle-offers-powerful-generative-ai-rag- agent-and-enhanced-ai-services-2024-09-10/ [ブログ記事] OCI Generative

    AI RAG Agentの⼀般提供の発表 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/ja-announcingoci-generative-ai-rag-agent-ga [ドキュメント] Generative AI RAG Agent • https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/generative-ai-agents/home.htm Generative AI Agent Service: 参考情報 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 40
  30. Autonomous DatabaseでSQLチューニング・アドバイザやSQL計画管理が利⽤可能に Database ManagementでAutonomous Database サーバーレスおよび専⽤Exadataインフラストラクチャ上の Autonomous Databaseの⾼度なパフォーマンス診断 機能および管理機能を使⽤できるようになりました •

    AWRエクスプローラ、SQLチューニング・アドバイザ、パ フォーマンス・ハブなどのデータベース・パフォーマンスの 監視機能、ユーザ、表領域、データベース・パラメータ などの管理機能を使⽤可 • プライベート・エンドポイントを使⽤して、 Database ManagementとAutonomous Database間のネッ トワーク接続を構成することで利⽤ メリット • Databaseで発⽣している問題のトラブルシューティン グとパフォーマンスの最適化を⾏うことができます • Autonomous Database環境を含むクラウド全体を 横断して単⼀のダッシュボードから多数のデータベース を⼀括監視できます Database Managementの機能拡張 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 42 表領域の監視 ADDMやデッドロックの検出
  31. SQL Watch: 環境変化によるSQL実⾏パフォーマンスの問題を事前に予測し防⽌ SQLパフォーマンス・アナライザを使⽤することで、SQLパ フォーマンスに対する下記のようなシステム変更の影響を テスト環境で⼗分に評価してから本番へデプロイできます • パッチセット適応/アップグレード/マイグレーション • オプティマイザ関連パラメータの変更

    • インデックスの変更やその他アクセス・パスの最適化 メリット • 変更前後の包括的なワークロード⽐較レポート • SQL実⾏プランと統計情報に影響を与える環境変 更の詳細なビューを提供 • SQL Tuning AdvisorおよびSQL Plan Baselinesと 統合し、プロアクティブにパフォーマンス影響を低減 • サポート対象Oracleデータベース オンプレミス、クラウド*、マルチクラウド* (*2024/9時点では外部データベース接続での対応となります) Database Managementの新機能 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 43 SQLパフォーマンス・アナライザ ⽐較レポート
  32. Exadata Cloud@CustomerでOps Insightsが利⽤可能に Ops InsightsでExadata Cloud@Customerの管理が 可能になりました • 蓄積した過去のデータを⽤いて、各リソース(CPU, スト

    レージ, メモリー, I/O)の使⽤率のトレンド分析と機械 学習による需要予測 • 従来のメトリック値では分からない、リソース使⽤量の変 化率の分析 • SQLの⻑期的なパフォーマンス分析 メリット • ⼗分に活⽤されていないDatabaseのリソースを識別し、 リソースの適切な割り当てをすることで運⽤コストの削減 を⽀援します • 管理下DatabaseのSQLのパフォーマンス情報を⻑期で 蓄積し、⾃動分析します。影響の⼤きいSQLを⻑期的 な時間軸で発⾒、改善する事が容易になります Ops Insightsの機能拡張 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 44 ⻑期的なSQLのパフォーマンス分析 CPUやメモリのトレンド分析と予測
  33. 1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service

    4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 45
  34. プレスリリース • オラクル、アプリケーション開発の⾼速化を⽀援する新しいAI 機能を発表 • 開発者の⽣産性向上を⽀援するOracle Code Assistのベータ 版を提供開始 •

    OCI Kubernetes Engineの機能強化により、⼤規模なAIモデル のトレーニングとデプロイを⽀援 • オラクル、業界初となるゼタスケールのクラウド・コンピューティ ング・クラスタを発表 • 最⼤131,072基のNVIDIA GPUを搭載可能なクラウド最⼤クラス の新しいAIスーパーコンピューターが、⼤規模なAIの構築、トレーニ ング、推論を⽀援 • オラクル、AIを活⽤したイノベーションを⽀援する分散クラウド を拡充 • Oracle Database@AWS、Oracle Database@Azure、 Oracle Database@Google Cloud、OCI Dedicated Region、 OCI Supercluster、およびOCI Roving Edge Infrastructureな どで最新のイノベーションを提供 • Oracle Cloudは他のハイパースケーラーよりも幅広い地域で利⽤ 可能で、さらなるリージョンの追加も計画 関連ニュース Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 47 プレスリリース(続き) • オラクル、AWS、Google Cloud、Microsoft Azureとのマ ルチクラウドを拡充 • Oracle Cloud Infrastructure上で稼働するOracle Database のサービスをAWS、Google Cloud、Microsoft Azureのデータセ ンター内に直接デプロイ • NEC、「GPRIME⾏政経営クラウドサービス」をOracle Cloud Infrastructure上で提供 • 全国トップクラスのシェアを誇る「GPRIME⾏政経営」のクラウド サービス環境を、OCIで強化
  35. CloudWorld On Air • https://www.oracle.com/cloudworld/ • 無償登録で⼀部セッションの視聴が可能 YouTube • https://www.youtube.com/@Oracle

    • 基調講演等を視聴可能 発表内容の確認はこちら • ⽇本オラクル プレスリリース • https://www.oracle.com/jp/news/ • オラクルエンジニア通信 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/ Oracle CloudWorld 2024 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 48
  36. お申込み、詳細はこちら Oracle Cloud Forum 2024年10⽉24⽇(⽊) ⻁ノ⾨ヒルズフォーラム|13:00-17:05 10⽉24⽇(⽊)、データ活⽤や⽣成AIなどオラクルの最新情報をお伝えするイベント 「Oracle Cloud Forum」

    を開催します。 本イベントでは、9⽉に⽶国ラスベガスで開催されたOracle CloudWorld 2024で発表された オラクルの最新のビジョンやテクノロジーの他、パートナー様との対談や最新ソリューションをご紹介する予定です。 皆様のご参加を⼼よりお待ち申し上げております。 三澤 智光 ⽇本オラクル株式会社 取締役 執⾏役 社⻑ オープニング基調講演︓ oracle.com/goto/ocf2024 新⾕ 哲也⽒ 株式会社 NTTデータ 執⾏役員 テクノロジーコンサルティング事業本部⻑
  37. 3-2-1ルールに基づくオフサイトのバックアップ保管を、マルチクラウド構成にて低コストに実現 株式会社マイネット • オンラインゲームの⻑期運営に特化したセカンダリー事業を主⼒に事 業を拡⼤、累計80本以上のゲームタイトルを運営 • 2019年OCI採⽤後、安定稼動を維持しつつ、移設前のパブリックク ラウドとの⽐較で65%コスト削減、バッチ処理時間が1/6に改善 従来の課題 •

    セキュリティ対策として、3-2-1ルールに基づき、OCI Compute上の データベースの論理バックアップをGoogle Cloudに⽇次転送し、デー タのオフサイトバックアップと分析基盤へ取り込みを実施 • 当初インターネット経由でGoogle Cloudにデータ転送していたため、 Outbound転送に多⼤な従量費⽤がかかっていた 採⽤ポイントと導⼊効果 • 専⽤線接続により年間500万円以上のコスト削減を実現 • マルチクラウド間のシームレスな連携を容易に実現 • 閉域網経路でのデータ転送によりセキュリティを担保 システム構成イメージ ü マルチクラウド構成︓ OCI (ゲームサービス基盤) / Google Cloud (バックアップ保管) 利⽤サービス・製品 • Oracle Interconnect for Google Cloud • Compute, Block Volume, FastConnect 顧客事例︓マイネット様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 50
  38. メディアドゥ様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 51 社内だけでなく社外向けのサービスとして利⽤状況の

    分析を提供、キャンペーンの販促効果測定等を⽀援 より⾼パフォーマンスで信頼性の⾼いサービスを提供す ることで、⾃社の付加価値の向上に繋げた CPU/ストレージの課⾦の柔軟性を活かし、 無駄な費⽤を抑え、かつ 提供データの裾野(期間・種類)を拡げた OCIの最新のツールでシステム関連作業を効率化、 業務部⾨からの要望に応えられる範囲が増え システム⾯の改善施策も進⾏ 取引先に提供する売上データの表⽰が ⼤幅に効率化、 新たにダッシュボードの作成要望にも対応 売上分析基盤を、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上の Autonomous Data Warehouse(ADW)に移⾏
  39. システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Oracle Autonomous Data Warehouse(ADW) 会社概要 • 国内最⼤⼿の電⼦書籍流通事業者。国内2,200社以上の出版社と、150店

    以上の電⼦書店の間を取り次ぎ、電⼦書籍などのデジタルコンテンツを中⼼に著 作物を世に広め、 出版・コンテンツ業界のさらなる発展に貢献することを⽬指す システム概要 • 出版社向け電⼦書籍売上分析ダッシュボード • 200名のユーザーが、キャンペーンの効果測定、売上分析に毎⽇利⽤。 • AWS RedshiftをメインのDWHに利⽤してきたが、データ増加に伴い、表⽰速度 およびコストの問題に直⾯。コストを抑えたままタイムリーに新たなインサイト発掘を 提供できる、信頼性の⾼いデータ分析基盤を構築する必要があった • Redshiftは⼀時的なデータ置き場とし、OCI上のADWにデータを渡して、フロント からの検索・帳票要求に応える仕組みへ切り替えた 導⼊効果 • データロード時間が数時間から数⼗分に短縮 • データロード時の負荷に合わせてECPUがオートスケーリングする等、⾃律的に性能が 向上。マルチクラウド構成でデータ受渡しにかかる時間が憂慮されたが杞憂であった • 最適化されたリソースの利⽤によるコスト削減 • ADWでは、ストレージとCPUリソースをそれぞれ柔軟に拡張でき、同リソース⽐較で⼤ きくコストを節約。今後のデータ量拡張にも安⼼感を持てた。これまでストレージサイズ だけを単独で拡張することができず、⻑期保存のデータ提供は費⽤が無駄にかかった • Exadata基盤、⾃動定期アップデートによるワークロードの安定稼働 • Redshift利⽤時にデータ汚染が発⽣、タイムゾーン周りのトラブルで売上⽇付が本来と 異なるものに。ADWでは安定稼働 顧客事例︓メディアドゥ様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 52 「売上分析を活発化することによって、顧客企業への理解度を向上し、信頼関係を構 築できました。また、今回の改修を通して、業務部⾨からの要望に対してIT部⾨が応え られる実績となったため、システム⾯の施策を進めやすくなりました。 今後、コスト削減フレームワーク**を活⽤して、OCIへ基幹システムを移⾏することで⼤ 幅なコスト削減を進めていく予定です。」 Amazon Aurora AWS Glue Amazon Redshift Amazon QuickSight Autonomous Data Warehouse Amazon S3 AWS Glue ①GlueからRedShiftへデータ抽出 ②S3へデータ保存 ③GlueからADWへプロシージャ呼び出し ④ADWからS3のデータロード ⑤QuickSightからデータ参照 注1* ① ② ③ ⑤ ④ 将来的にはAmazon Auroraから直接データを 取得し、OCI側でデータの 加⼯を⾏う予定 * 詳細は TechDo「BIツールを変更︕社内向けダッシュボードを改良したSRE部の取り組み」へ **⽇本オラクルが提供するコスト削減を実現するための⼀連のワークプロセス Redshiftの性能課題をADWで解消、同時に、データ増加に伴うコスト最適化アーキテクチャを実現
  40. Oracle Cloud (PaaS/IaaS)︓セミナー情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/oci-seminar 今後の開催予定 (基本的にオンライン開催) • 2024/10/18︓ハンズオンWebinar -

    Oracle Cloud Infrastructureを使ってみよう [ハンズオン] • 2024/10/22︓DWHはHeatWaveを⾒るまで決めるな︕〜なぜ、違いの分かる企業はHeatWaveを選ぶのか〜 • 2024/10/23︓Oracle Cloud Infrastructure 2024 Architect Associate 資格試験ポイント解説セミナー • 2024/10/23︓[Oracle AI Jam Session] ⽣成AI、LLMのいまさら聞けないキホンのキ︕ • 2024/10/24︓Oracle Cloud Forum (東京)|オンライン • 2024/10/29︓Oracle Cloud Infrastructure(OCI) Technical Deep Dive • 2024/10/31︓[Oracle Database Technology Night] Oracle Database関連最新情報 - Oracle CloudWorld 2024 - • 2024/11/6︓クラウド上のMySQLの性能やコストでお困りの⽅向け データ活⽤・分析を爆速で安価に実現するHeatWaveのご紹 介 • 2024/11/6︓[Oracle Cloud Hangout Cafe] Platform Engineering ことはじめ (東京+オンライン) • 2024/11/13︓⽣成AI対応のデータベースが変える、業務アプリケーション構築のこれから • 2024/11/27︓【⼊⾨&再⼊⾨】はじめてのOracle Cloud Infrastructure [+最新情報] セミナー/イベント予定 “Oracle Cloud セミナー”で検索 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 53
  41. Oracle Code Night Monthly Bi-weekly Quartly オラクルのユーザーとユー ザーが繋がり、データ ベースの技術や運⽤に フォーカスしながら、最適

    な使い⽅を⾒出してい ただく場です。 毎回、各テーマを設け、 オラクルの精鋭の技術 者陣が、⽇々のデータ ベース運⽤のための最 良のTipsや将来のITイ ンフラのアーキテクチャ設 計に必要なヒントなど、 「明⽇から現場ですぐに 使えるテクニック」をお伝 えしています。 Oracle Cloud Hangout Cafe (通称 「おちゃかふぇ」) は開発 者・エンジニアに向けたテ クニカルな勉強会です。 クラウドネイティブな時代 に⾝につけておくべきテク ノロジーを深堀りしていき ます。 OCHaCafe のテーマは オープン/デファクト・スタ ンダードを基準に選定し、 参加される皆さんがどん なプラットフォームを使っ ていたとしても必ずスキ ルアップに役⽴てられる 内容になっています。 ⼊社3年未満のオラクル 若⼿エンジニアがお届け するOracle Databaseに関する基 本的な知識とスキルを ⾝につけることができる 初学者向け勉強会シ リーズ。 参加者の皆さんと⼀緒 にOracle Database の仕組みをあの⼿この ⼿で学んでいきます。 私たちと⼀緒にOracle Databaseについて学 びませんか︖ エンタープライズでブロッ クチェーンを活⽤しようと 考えている、あるいはこ れから学ぼうとしているエ ンジニアのために、先鋭 のエンジニアたちから、実 際の事例での苦労話や ここでしか聞けない話な どを交えつつ、ブロック チェーン活⽤技術やノウ ハウをご紹介しています。 Oracle APEXに関する 勉強会(ワークショプや ハンズオン)を開催。 最新情報はもちろん、 ユーザー間の技術情報 共有や今すぐ使える Tips、How toをお届け しています。 ビッグデータやデータサイ エンス関連のオープンな 技術情報を初学者の ⽅対象にご紹介する勉 強会シリーズ。 難解な専⾨⽤語や数 式を可能な限り排除し、 ときにはデモを交え、平た く、分かり易く」をコンセプ トに皆さんにお届けして います。 なるべく、セッションの時 間中に理解でき、消化 不良にならないレベルに とどめながら、おさえてお きたい情報は網羅され ているというコンテンツを ⽬指してします。 Oracle Cloud Hangout Cafe (通称 「おちゃかふぇ」) は開発 者・エンジニアに向けたテ クニカルな勉強会です。 クラウドネイティブな時代 に⾝につけておくべきテク ノロジーを深堀りしていき ます。 スピンオフ・バージョンの 「OCHCafe Premium」はOracle Cloudに振りきって、 Oracle Cloud実践の ための情報をお届けして います。 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 56
  42. Oracle Cloud サービス概要 • https://www.oracle.com/jp/cloud/ Oracle Cloud Free Tier (Always

    Free&無償トライアル) • https://www.oracle.com/jp/cloud/free/ マニュアル • 英語 / ⽇本語 リージョン毎のサービス提供情報 • https://www.oracle.com/cloud/public-cloud- regions/service-availability/ 東京/⼤阪リージョン最新情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po st/oci-tokyo-osaka サービス・アップデート • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/ 技術情報 • 活⽤資料集 / チュートリアル 活⽤事例 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po st/oci-customer-reference セミナー情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po st/oci-seminar Oracle Cloud Infrastructure: 参考資料 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 57
  43. Oracle Cloudにサインナップいただくと、両⽅が利⽤可能です • https://www.oracle.com/jp/cloud/free/ Oracle Cloud Free Tier: Always Free&無償トライアル

    Always Free 時間制限なく 特定サービスを利⽤可能 Free Trial 30⽇間 300ドル フリー・クレジット + Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 58