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Rustのパフォーマンスに関するTips

Osuke
November 24, 2020

 Rustのパフォーマンスに関するTips

Osuke

November 24, 2020
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  1. 6 • アノテーションをつけることで特定の関数をマニュアルでインライン展開 • #[inline] ◦ crate境界内で、その関数を(できるだけ)インライン展開 • #[inline(always)] ◦

    crate境界内で、ほとんどの場合でその関数をインライン展開 • #[inline(never)] ◦ その関数を(できるだけ)インライン展開しない Inlining
  2. 9 • Enumの要素のうち、他の要素と比べて大きなサイズの型をBox化 ◦ A::Zにヒープ割り当てが必要になる代わりにAのサイズが削減 ▪ assert_eq!(std::mem::size_of::<A>(), 108); ▪ assert_eq!(std::mem::size_of::<B>(),

    16); ◦ 特にA::Zの使用が比較的少ない場合、不要なアロケーションを避けることができ るのパフォーマンス向上しやすい Smaller Enums
  3. 12 SmallVec: https://github.com/servo/rust-smallvec • Vec<T>の代わりにSmallVec<[T; N]>を使うと、N個の要素はスタックに保持され、 N+1個以降の要素はヒープに保持される • 比較的少数の要素を持つVecがたくさんあるようなケースでアロケーションコストを削 減することが可能

    • 一方、SmallVecはアクセス時に特定の要素がアロケーションされているか、していな いかチェックする必要があるので、通常の操作はVecよりわずかにコスト増 • 要素数(N)が多かったり、型(T)のサイズが大きかったりするとコピーコストが増 えることがあるので要ベンチマーク
  4. 19 • Nicholas Nethercote ◦ The Rust Performance Book ▪

    https://nnethercote.github.io/perf-book/ ◦ Blog posts ▪ https://blog.mozilla.org/nnethercote/ • Rust Performance Pitfalls ◦ https://llogiq.github.io/2017/06/01/perf-pitfalls.html References