システム開発の本でよく見かける「ドメイン駆動設計(DDD)」。なんだか難しそうな言葉ですが、ざっくり言うと「お客さんの仕事のしくみに合わせてシステムを作りましょう」という考え方です。洋服でいえば、体に合わせて仕立てるオーダーメイドのイメージですね。
では、その反対はなんでしょう? この資料では「実装駆動」と呼んでみます。「よく切れる包丁を買ったから、今夜は刺身にしよう!(お客さんはカレーが食べたいのに)」——道具の都合でメニューが決まってしまう状態のことです。
実装駆動は悪いことではありません。良い道具を使いこなすのは素晴らしいことです。ただ、「道具の都合で決めていることに自分で気づいていない」と、話し合いがすれ違ってしまうかもしれません。
この資料では、難しい専門用語は使いません。身近なたとえ話をたくさん使いながら、明日の打ち合わせからすぐ試せる3ステップ——「出発点を確認する」「ラベルを貼る」「順番を整理する」——を紹介します。
まずはステップ1だけでも、ぜひやってみてください。きっと新しい発見があるはずです。