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AZ-305 Microsoft Azure Infrastructure Solutions 取得学習会 2024 第7回

2024年上期、AZ-104 取得勉強会資料です

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Tsubasa Yoshino

March 26, 2025
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  1. © Techpit,inc All Rights Reserved. 試験問題サンプル 1 
 ASP.NET アプリケーションが含まれる

    Azure サブスクリプションがあります。 アプリケーションは、 Windows Server を実行する 4 つの Azure 仮想マシンでホストされます。 仮想マシンへの要求を負荷分散する LB1 という名前のロード バランサーがあります。 サイトのユーザーがアプリケーションに対して行われたすべての要求で同じ Web サーバーに接続されるようにする必要があります。 実行する必要がある 2 つのアクションはどれですか ? 各正解は解答の一部を示します。 A. インバウンド NAT 規則を構成します。 B. セッション永続化を [クライアント IP] に設定します。 C. セッション永続化を [なし] に設定します。 D. セッション永続化を [プロトコル] に設定します。
  2. © Techpit,inc All Rights Reserved. 試験問題サンプル 1(ヒント) 
 ASP.NET アプリケーションが含まれる

    Azure サブスクリプションがあります。 アプリケーションは、 Windows Server を実行する 4 つの Azure 仮想マシンでホストされます。 仮想マシンへの要求を負荷分散する LB1 という名前のロード バランサーがあります。 サイトのユーザーがアプリケーションに対して行われたすべての要求で同じ Web サーバーに接続されるようにする必要があります。 実行する必要がある 2 つのアクションはどれですか ? 各正解は解答の一部を示します。 ※ クライアントを特定する方法は? A. インバウンド NAT 規則を構成します。 B. セッション永続化を [クライアント IP] に設定します。 C. セッション永続化を [なし] に設定します。 D. セッション永続化を [プロトコル] に設定します。
  3. © Techpit,inc All Rights Reserved. 解答 【回答】 B, D 【解説】

    セッションの永続化を [クライアント IP とプロトコル] に設定することで、サイト ユーザーがアプリ ケーションに対するすべての要求で同じ Web サーバーに接続するようになります。 セッションの永続化を [なし] に設定すると、スティッキー セッションが無効になり、インバウンド NAT 規則を使用してロード バランサー フロントエンドからバックエンド プールにトラフィックが転送 されます。 その為回答は B, D になります。 Azure Load Balancer distribution modes | Microsoft Learn
  4. © Techpit,inc All Rights Reserved. 試験問題サンプル 1 
 スティッキーセッション スティッキーセッションは、ロードバランサがクライアントが接続しているバックエンドのサーバを特定して、特定のサーバに振り分けるために利用される

    セッションです。 動的なサイトの場合、クライアントがアクセスするサーバがバラバラになると、ステートの一貫性が保てなくなるため、動的サイトでは、この技術を利用し てサーバへのアクセスを制御します。 Azure ロードバランサーでは、既定ではセッション永続化が有効になっていないため、既定ではスティッキーセッションも利用されません。
  5. © Techpit,inc All Rights Reserved. 試験問題サンプル 1 
 Azure ロードバランサー

    Azure ロードバランサーは、 Azure で提供されるマネージドロードバランサーです 種類としては、下記の 2種類に分類されます - パブリックロードバランサー - インターネットからのトラフィックを分散させる - プライベートロードバランサー - VNET 内のトラフィックを分散させる ルーティングは、3つの分散モードが利用出来ます - ハッシュベース : 既定のモード - クライアント IP ベースのセッション永続化 - クライアント IP とプロトコルベースのセッション永続化 ※ よくあるロードバランサーで使用されるラウンドロビン型負荷分散はサポートされません
  6. © Techpit,inc All Rights Reserved. 試験問題サンプル 2 
 あなたの開発チームは、 Azure

    Container Instance のデプロイを計画しています。 コンテナーには永続ストレージ レイヤーが必要です。 次のうち、使用する必要があるのはどのサービスですか ? A. Azure Blob Storage B. Azure Files C. Azure Queue Storage D. Azure SQL Database
  7. © Techpit,inc All Rights Reserved. 試験問題サンプル 2(ヒント) 
 あなたの開発チームは、 Azure

    Container Instance のデプロイを計画しています。 コンテナーには永続ストレージ レイヤーが必要です。 次のうち、使用する必要があるのはどのサービスですか ? ※ 永続化ストレージはどういったプロトコルを利用しますか? A. Azure Blob Storage B. Azure Files C. Azure Queue Storage D. Azure SQL Database
  8. © Techpit,inc All Rights Reserved. 解答 【回答】 B 【解説】 ACI

    は、Azure Files のマウントをサポートしている為、永続化ストレージとして利用できます。 その為回答は、B になります。
  9. © Techpit,inc All Rights Reserved. 試験問題サンプル 2 
 Blob ストレージの

    NFS サポート Azure Blob ストレージは、NFS をサポートする為、NFS をサポートする環境では、ボリュームとしてマウントすることが出来ます。
  10. © Techpit,inc All Rights Reserved. 試験問題サンプル 2 
 Azure Files

    Azure Files は、フルマネージドなファイル共有サービスです。 下記の3つの手段を介して、アクセスが出来ます。 - SMB - NFS - REST API ファイルサーバをクラウドサービスへ置き換える用途として利用できます。 Entra 認証を利用できるため、セキュア且つシームレスにファイルサーバへのアクセスを提供できます。 Azure Backup と統合されている為、定期的なバックアップを自動的に行うことも可能です。 ACI で利用する際は、下記の制限事項があるため、利用の際は注意が必要です。 - マネージド Id を利用した SMB マウントはサポートされません - Azure Files Share は、Linux コンテナのみをサポートします - Azure Files Share のマウントは、Linux コンテナをルートとして実行している場合のみサポートされます - Azure Files Share のマウントは、CIFS サポートに限定されます - この制限により、ACI で Blob ストレージのマウントは出来ません
  11. © Techpit,inc All Rights Reserved. 試験問題サンプル 3 
 あなたは、cont1 という名前の

    Azure container apps が含まれる Azure サブスクリプションを所有しています。 cont1 にスケーリング ルールを追加する予定です。 Azure Service Bus で受信したメッセージに基づいて cont1 のレプリカが作成されるようにする必要があります。 どのスケール トリガーを使用する必要がありますか ? A. CPU 使用率 B. イベントドリブン C. HTTP トラフィック D. メモリ使用量
  12. © Techpit,inc All Rights Reserved. 試験問題サンプル 3(ヒント) 
 あなたは、cont1 という名前の

    Azure container apps が含まれる Azure サブスクリプションを所有しています。 cont1 にスケーリング ルールを追加する予定です。 Azure Service Bus で受信したメッセージに基づいて cont1 のレプリカが作成されるようにする必要があります。 どのスケール トリガーを使用する必要がありますか ? ※ Service Bus のメッセージを受信するとはどういう状態でしょうか? A. CPU 使用率 B. イベントドリブン C. HTTP トラフィック D. メモリ使用量
  13. © Techpit,inc All Rights Reserved. 解答 【回答】 B 【解説】 Azure

    Container Apps は、KEDA ベースのスケーラーをサポートします。 Keda は、Service Bus のメッセージをイベントドリブントリガーとして受け取ることが出来ます。 その為回答は、B になります。
  14. © Techpit,inc All Rights Reserved. 試験問題サンプル 3 
 Azure Container

    Apps Azure Container Apps は、マネージドな kubernetes 環境を提供する PaaS です KEDA スケーラーを通してインスタンスの増減といった k8s の機能を利用できます。 k8s のサーバ保守、オーケストレーター管理、デプロイといった k8s を利用する上でハードルとなる部分をマネージドサービスとして隠ぺいすることで、 インフラを意識することなくマイクロサービスを構築することが出来ます。 最小でインスタンス数を 0にスケールダウンすることが出来るので、サーバレスコンテナーとして利用が可能です。 動的スケーリングは、下記の要素を使うことが出来ます。 - Http トラフィック - CPU or メモリ負荷 - KEDA でサポートされているスケーラー (イベントドリブン) Azure Functions のデプロイもサポートされる為、 Azure Functions でサポートされるトリガーも利用できます。
  15. © Techpit,inc All Rights Reserved. 試験問題サンプル 3 
 Container Apps

    Jobs Container Apps jobs には、バッチ処理などを実行するのに有効な Container Apps Jobs という機能が提供されます。 通常の Container Apps は、API 等の用途を想定しており、継続的に実行されるアプリに対して有効なのに対し、 Jobs は、開始後、一定時間実行され、完了すると終了するタスクを動かす事に大して有効なコンピューティングリソースです。 ジョブの実行は、以下のような方法で開始されます。 - 手動 - スケジュール - イベントドリブン ユースケースの例 - CI 用のビルドサーバ - Azure Pipeliens や、GitHub Actions のビルドマシンとしての利用など - 夜間のデータ集計 - EC における売上ランキングの生成等 - Azure ストレージキューのメッセージをトリガーとしたイベント処理