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MOSHでの生成AI活用の取り組み

 MOSHでの生成AI活用の取り組み

genta kaneyama

August 01, 2023
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  1. 販売までのステップ STEP1:認知拡大 STEP2:ファン化 STEP3:教育 STEP4:販売 状態の例 ・チャンネル登録をした状態 ・SNSフォローした状態 ・投稿や動画を定期的に見に来る ・コメントやリアクションをする

    ・動画や投稿を見ると、どのよう  な価値が得られるか理解している ・サービスを購入する xxさんは◦◦の人だよねと認知されている状態 xxさんに時間を使ってもよいと感じている状態 サービスの魅力(効能/メリット)を理解している状態 購買するきっかけを与えられている状態
  2. プロダクトにAIを反映する サービスのタイトルから説明文の生成 • サービスのタイトルから説明文の生成 ◦ 自信を持って売り込むべき。 ◦ ライティングは間接的かつノウハウがある領 域。 ◦

    大事である一方で、より肝心な場面は SNS 上での告知の内容と頻度。 ◦ 説明文はその補助とも言える。クリエイター はSNS上での告知に時間を割くべき。 ◦ そこで自身を持って売り込む草稿を自動的に 書いて、そこからインスピレーションを得てい ただき、告知により集中してもらいたい。
  3. サービスのタイトルから説明文の生成 プロンプト: - you are provider of unique service run

    by oneself. - you create service detailed description from title. - {{service}} - title: title as itself. - enhanced_title_ideas: [enhanced title] - important_contents: important_contents as provided. - description: service detailed description for potential customers. - instruction of notation: - this is required field. - Can't be blank. - use new line aggressively to gain readability. - use at least one emoji to control the tone to be authentic and concise but friendly. - should be included: - start with question that invite reflection. - how it goes. - what will served. - what will solved. - what is can be customer expecting for. - conclude with inducing, call to action phrases but not poetic writing. - use '!' to add positive attitude. output: - valid json of {{service}} - in japanese. - prefer '私(I)' instead of '私達(we)'
  4. LINEBOT 新しいクリエイターワークフローやサービスフォーマットの発明 • LINEBOT ◦ カスタマーサポートができる ◦ 本人のかわりに FAQができる ◦

    告知ができる → 結構きつい! → 本人の語り口が残ってないと本人感がない。 → CSとして考えると、生成結果にクリエイターが従って OKかといえば心もとない。
  5. MOSHのワークフローの効率化 クリエイターのパートナーとしてより活躍する • 議事録書き起こしくん ◦ Streamlit + OpenAI ◦ 商談や社内のMTGやクリエイターの資料等をアップロードすると書き起こしとサマリー、

    permalinkを提供する。 ◦ インタビューの書き起こしや、クリエイターコンテンツの把握などに役立っている。 • 規約違反画像確認くん ◦ MOSHはクリエイターのパートナーとしての振る舞いにおいて突き抜けたいという思いをもっている。 ◦ サポートチームの目線をクリエイターとの有意義な活動により振り向けたいので、このタスクをサポートから剥がす。 • サービス内容確認くん ◦ StripeやMOSHの規約違反を抽出したいが、めっちゃ難航している。 ◦ 人間でも弁護士照会となっているものを自動化するのは難しい。 • 連携ツール ◦ Spirの通知をスプレッドシートに書き出す。 LLMでメールを構造化データに置き換えている。 • GMV考えるくん ◦ SNSプロフィールから実施中のサービス等を構造化し、想定されるビジネス規模を出力する。 ◦ シンプルに強いシグナルワードを数え上げるのが強いが、構造化がともかくうまくいく。
  6. 気づいたこと 今どんな役割・スキルで活躍していてもAIによる変化は起こり得る。 • OpenAIの調査によれば自分の仕事のうち 10%が生成AIによって効率化されうる職業人は 50%と推定される。 • 特に得意なこと ◦ 非構造データの構造化

    ◦ 実は専門知識を事前に持っていなくても取り組めること。 ◦ 多数のバリエーションを出すこと。 ◦ 日本語や常識の参照で価値の大部分が確定すること。 ◦
  7. クリエイターエコノミー関連のAI事例 コンテンツの自動作成 / アシスタント • Canva ◦ 投稿コンテンツの自動生成 • Kajabi

    ◦ オンラインスクールのカリキュラム作成 • Shopify ◦ チャットで商品検索 ◦ 販売者のアシスタント