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デザイナー向け会社紹介資料 / GMOペパボ株式会社 / pepabo-design

デザイナー向け会社紹介資料 / GMOペパボ株式会社 / pepabo-design

「ロリポップ!」「カラーミーショップ」「SUZURI」「minne」などのサービスを運営しているGMOペパボ株式会社です。
デザイナーがどのような組織の中でどのような思いを持って働いているのか、どのようなスキルを生かして活躍しているのかを紹介します。

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  1. 2 目次 1. 会社概要 2. ミッション・事業内容 3. 働く環境・福利厚生 4. 評価・職位制度

    5. 社風・文化 6. デザイナーの役割・働き方 7. 人材要件・採用フロー
  2. TOKYO 4 会社概要 社名 GMOペパボ株式会社(英文表記:GMO Pepabo, Inc.) 設立 2003年1月10日 代表者

    佐藤 健太郎 所在地 東京 : 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 福岡 : 福岡県福岡市中央区天神2-7-21 天神プライム 鹿児島: 鹿児島県鹿児島市上荒田町3-1 第二NTビル 連結子会社 GMOクリエイターズネットワーク株式会社 証券コード 3633(東京証券取引所スタンダード市場) 資本金 2億6,222万円 従業員数(連結) 442名(うち正社員359名、 臨時従業員83名)※2023年12月末時点 KAGOSHIMA FUKUOKA
  3. 5 沿革 2001年 11月 • 「ロリポップ!」提供開始 2003年 1月 • 福岡で(有)paperboy&co.

    設立 2004年 3月 • GMOインターネット(株)の連結子会社に 5月 • 本社を東京に移転 2005年 2月 • ネットショップ開業・作成サービス「カラーミーショップ」提供開始 2008年 12月 • JASDAQに上場(証券コード:3633) 2012年 1月 • ハンドメイドマーケット「minne」提供開始 2014年 4月 • GMOペパボ(株)に社名変更 4月 • オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」提供開始 2019年 2月 • GMOクリエイターズネットワーク(株)を連結子会社化 12月 • 東京証券取引所市場第二部へ市場変更 2020年 12月 • 東京証券取引所市場第一部に指定 2022年 4月 • 東京証券取引所プライム市場へ移行 4月 • チーム・教室のための会員管理クラウドサービス「GMOレンシュ」提供開始 2023年 10月 • 東京証券取引所スタンダード市場に指定 2024年 3月 • お問い合わせ対応AI導入支援サービス「GMO即レスAI」提供開始 10月 • 配信者やVTuber向けの配信画面作成サービス「Alive Studio」提供開始
  4. 8 パートナー(社員)内訳 ※2023年12月末時点 エンジニア (115人) 26% デザイナー (43人) 10% ディレクター

    (107人) 24% CS (91人) 20% 営業 (4人) 1% 管理 (47人) 11% その他 (36人) 8.1% 職種構成比 「創る人」の割合 60% 20代 (112人) 25% 30代 (216人) 48.8% 40代 (102人) 23.0% 50代〜 (13人) 2.9% 年齢層 平均年齢 35.8歳
  5. 11 基本方針 表現活動を支援し、成功体験を届け、人類のアウトプットを増やす 生産支援 つくれるものを増やす フリーランスや 個人事業主を 金融と保険で支える 金融支援 表現活動の

    届く範囲を広げる 領域拡大支援 事業としての 成長支援 事業拡大支援 表現活動の 価値を高める 価値拡大支援 ノウハウの提供と エンパワーメント 教育支援 安全なプラット フォームの提供 セキュリティ支援 表現者 表現活動を支援
  6. ドメイン・レンタルサーバー (ホスティング)事業 52.8% EC支援事業 27.5% ハンドメイド事業 13.7% 金融支援事業 6.0% 事業セグメント別

    売上高構成比率 ストックビジネスで構成されるドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業の割合が4割を超えています。近年は 「SUZURI」や「minne」といったEC関連サービスが市場拡大とともに成長しています。 13 2023年12月期 売上高 109億円
  7. 20 新規事業「GMO即レスAI」 利用料金 個別にお問い合わせ 主なユーザー 中小法人 ※2024年9月末時点 企業のお問い合わせ対応を AIを用いて効率化し、社会課題を解決する 企業におけるお問い合わせ対応をAIで効率化するため、

    AIチャットボットの導入から運用までをワンストップで支 援します。日本が抱える労働人口の減少という社会課題を 解決する未来をつくります。 お問い合わせ対応AI導入支援サービス
  8. 23 基本情報・社内制度 • フレックス勤務(コアタイムあり) • 完全週休2日制(土日祝日休み) • 年末年始休暇(最大5営業日) • 有給休暇(入社時付与)

    • PC選択制(希望スペックのPC支給)※金額上限あり • 交通費支給 • 慶弔休暇、感染症休暇(5日)、その他特別休暇 • 社員表彰・永年勤続表彰 • 資格取得支援 • インフルエンザ予防接種無料
  9. 24 福利厚生 • 社会保険、労働保険完備(関東ITソフトウェア健康保険組合加入) • 定期賞与(年2回) • 社員持株会 • 確定拠出年金制度

    • コミュニケーションスペース(24時間利用可能/ランチ・ドリンク無料)※東京オフィス • 託児所 ※東京オフィス • 各種施設の優待利用(スポーツクラブ/保養施設 等) • 健康診断(年1回)および産業医健康相談(希望者) • 育児休業制度(時短・時差勤務はお子様が小学6年生に達するまで利用可) • 介護休業制度(時短・時差勤務) • 慶弔見舞金(結婚/出産/弔事) • 独自ドメインプレゼント • 社員旅行
  10. 26 成長を支援する制度 評価・職位制度 年2回(※)、等級ごとに定められた 要件に対する達成程度の評価を行い ます。評価と同時期に行う上級職へ の立候補や推薦により、専門職とし ての職位等級が上がっていきます。 ※4等級以上は年1回 毎月の1on1

    目標達成への支援や内省力向上を目 的に、毎月1回以上のペースで上司と 部下による1on1を実施しています。 キャリアアップアンケート パートナーのキャリア形成支援を目 的に年1回実施しています。回答内容 は、会社全体の組織編成にも反映さ れます。
  11. 等級一覧 管理職を目指したい人がキャリアプランを描きやすいよう、マネジメントラインを設けています。また、エンジニア職 およびデザイナー職においても、部門ごとの技術をリードしマネジメントの一部を担う役職を設けています。 30 職種 マネジメント職 エンジニア職 デザイナー職 その他職種 マネジメントライン

    − マネジメントライン − マネジメントライン − 8等級 執行役員 7等級 部長 チーフエンジニア 技術責任者 − − − 6等級 室長/マネージャー シニア・プリンシパル SEL (シニアエンジニアリングリード) − − − 5等級 − プリンシパル − プリンシパル SDL (シニアデザインリード) プリンシパル 4等級 サブマネージャー シニア EL (エンジニアリングリード) シニア DL (デザインリード) シニア 3等級 アドバイザー 2等級 アソシエイト 1等級 ルーキー
  12. 31 各等級の役割および求められる能力レベル 6等級 専門領域における執行役員または取締役の定める戦略の実行において重要項目を担当し、遂行 できる。 5等級 所属部(室)内および全社の方針に即して、専門領域において目標達成に大きく寄与する課題 を発見し、周囲の力を活用したうえで解決に導ける。 4等級 所属部(室)内の方針に即して、専門領域において目標達成に大きく寄与する課題を発見し、

    周囲の力を活用したうえで解決に導ける。 3等級 独力で、専門分野での十分な成果を導き出すことができる。 2等級 定型的な業務を正確かつ責任を持って対処し、担当業務の拡大とレベルの向上を図る。 1等級 企業人としての意識・姿勢を確立するとともに、業務を遂行するうえでの基礎を身につける。
  13. 評価担当者 エンジニア職とデザイナー職の評価は、専門職上長と所属部門上長が行います。 それ以外の職種については、所属部門上長が評価を行います。 32 職種 エンジニア職 デザイナー職 その他職種 担当上長 エンジニア職上長

    所属部門上長 デザイナー職上長 所属部門上長 所属部門上長 5〜6等級 • 1次:VPoE • 2次:CTO • 1次:マネージャー • 2次:部長 • 1次:デザイナー組織を 管掌する取締役が指名す る者 • 2次:デザイナー組織を 管掌する取締役 • 1次:マネージャー • 2次:部長 • 1次:マネージャー • 2次:部長 4等級 • 1次:SEL • 2次:VPoE • 1次:デザイナー組織を 管掌する取締役が指名す る者 • 2次:同上 1〜3等級 • 1次:シニア or EL • 2次:SEL • 1次:シニア or DL • 2次:デザイナー組織を 管掌する取締役が指名す る者
  14. 34 アウトプットを推奨する文化 社内勉強会 専門知識の勉強会、読書会、LT大会 など、部署やサービスに関わらず、 それぞれ興味のあるテーマを掘り下 げ、知見を深める自主勉強会が活発 に開催されています。 登壇・執筆活動 社内外のイベントやセミナーに積極

    的に登壇することを推奨しています。 執筆活動も活発で、ブログなどでア ウトプットはもちろん、ペパボの パートナー(社員)が執筆に関わっ た書籍も多数出版されています。 部活・社内イベント フットサル、アニメ、カレーなど 様々な部活動があり、職種や部署に 関わらず自由に参加できます。「お 花見」「バーベキュー」「ハロウィ ンパーティ」など、有志による季節 イベントも多数開催されています。
  15. 35 全パートナー(社員)共通の利用ツール コミュニケーションツール GHE( GitHub Enterprise )、Slack、 Google Workspace(旧 G

    Suite)な どの共通のコミュニケーションツー ルを使い、ナレッジや情報を共有し ています。 ドキュメント管理ツール 「みんなで育てるドキュメント」を コンセプトとしたペパボオリジナル のドキュメント管理ツール。組織や チームの中で「情報アクセスの起点 になる」ことを目指し、有志によっ て開発、運用されています。 その他 ペパボには「とりあえず使ってみよ う!」という文化があり、新しい ツールはどこかしらで誰かが試験的 に使っています。最近では、Notion やMiroがボトムアップで導入されは じめています。 Kiten
  16. 9人 9人 4人 7人 4人 3人 ホスティング事業部 EC事業部 SUZURI事業部 minne事業部

    事業開発部 社長室 デザイナーの所属状況 1等級 2等級 3等級 4等級 5等級 0% 3% 69% 17% 11% デザイナーの等級比率 1等級 2等級 3等級 4等級 5等級 デザイナー 36名 39 デザイナーの所属内訳 部署ごとに、3等級をボリュームゾーンに各等級がバランス良く所属 ※2024年11月18日時点
  17. 42 GMOペパボ株式会社『ペパボテックカンパニービジョン』, p40 - 41 デザインの担い手 「デザインとは、ある目的を達成するために物事を形作ること」先に述べたこの定義で は、「もの」だけでなく「こと」もデザインする対象としています。形を与える対象は 目に見えたり手に触れられるものだとは限らないのです。エンジニアであればどのよう にコードを書くかという選択であったり、文章を書くときに多くの言い回しの中からひ

    とつの表現を選ぶことであったり、定例ミーティングの日時を設定することであったり、 オフィスのルールを定めることであったり。 にもかかわらず「デザイナー」と呼ばれる人達がいるのはなぜなのでしょうか。プロと して職業として特に成り立っているくらいだからデザインという行為において他の人よ りなにか秀でたスキルや思考を持っているのでしょうか。実はその通りなのです。デザ インという行為にもやはり上手い下手というのがあります。上手い人というのは勉強し て知識を持っていたりトレーニングして技術を身につけていたり多くの観察や思考に よってセンスを獲得していたり、という人のことです。そういう人が特に「デザイ ナー」としてそれを職業にしていたりするわけです。
  18. ペパボのデザインプリンシプル(Design Principle) ペパボのデザインにおいてベースとなる価値観・行動指針を以下のように定め、ペパボのミッションを実現するため、 日々の意思決定の指標としています。 44 Fundamental Design Principle Product Design

    Principle Communication Design Principle やっていきを創出し、のっていきを肯定する 自分たちの遊び心も大切にする 人の好奇心と知性を信じる 全体と細部を美しく仕立てる ユーザーファーストであること 工夫、発見の余地があること アクセシブルであること ファンファーストであること 自分たちの信じる価値基準を提案すること メッセージとその表現を最適化すること ※このデザインプリンシプルをベースに、各サービスブランドごとのデザインプリンシプルが存在します。
  19. 46 ペパボデザインスキーム図「具体的にデザインする対象は何か」 「どのようにあるべきか」を達成するために具体的にデザインする対象 「プロダクト(Product)」や「コミュニケーション(Communication)」に触れて得られる 「体験(Experience)」を通じて、触れた人の中に「ブランド(Brand)」という 抽象的なものをつくっていく。 Product より具体的には「ツール(Tool)」を デザインする Communication

    より具体的には「コンテンツ(Contents)」を デザインする Service 「プロダクト(Product)」や「コミュニケーション(Communication)」が 「サービス(Service)」をつくる。 Brand / Experience 「ブランド(Brand)」や「体験(Experience)」と呼ばれるものの形を具体的につくり出す ことはできないが、それらは「どのようにあるべきか」と言い換えることができ、 私たちはそれなら描くことができる。
  20. 47 ペパボデザインスキーム図「デザインは何を通して誰に届くのか」 ユーザーインターフェイス (User Interface=UI) タッチポイント (Touch Point) 「機能(Function)」を提供 「メッセージ(Message)」を提供

    を通して を通して Product デザインする対象 より具体的には「ツール(Tool)」 Communication デザインする対象 より具体的には「コンテンツ(Contents)」 User 「ツール(Tool)」を 使う人に届く Watcher, Reader, Listener 「コンテンツ(Contents)」に応じた アクションをとる人に届く
  21. 48 ペパボデザインスキーム図「デザインが人に届くと何が起こるのか」 知覚・認知 機能やメッセージが 人に届けられると が作用する 機能を使ったら こういうことがが起きた 読んだら・見たら こういう気分になった

    使い続けよう 欲しくなり買った 今後は使いたくい 必要ないと気づいた Value が生まれる ※ペパボのデザインによってこの世に生まれた変化の差分を「価値(Value)」と呼んでいます。 デザインが届く デザインが届いた結果 意識や行動変化 を起こすことができる ペパボのデザイナーは、価値(Value)を生むためにデザインしている その結果 etc... etc...
  22. 49 デザイナーの基本的なデザインプロセス ※ 英デザインカウンシルによって提唱された「ダブルダイヤモンド図」をペパボ用に解釈&整形した図 リリース 最初の インサイト 計画 定義づけ Definition

    (正しいものを) 実行 Execution (正しく作る) 創発 最適化 創発 最適化 問題が解決されると 何が起こるのか ゴールを定義する 複数の手段を検討しながら 最適な手段を用いて実行する 解決すべき問題と その解決策で ゴールにたどりつく 計画を立てる 1 2 3 「思考を発散させて仮説を創発」→「合理的な取捨選択を行うことで収束」 この繰り返しを「問題定義(定義づけ)」と「問題解決(実行)」の2段階で行っています。
  23. ペパボのスキルエリアシステム ペパボでは、デザイナー個人のスキル向上のためのガイドを目的とし、デザインに必要なスキルの領域を下記のように 定め、共通言語システムとして活用しています。 51 Expert Skill Areas 優先度の高い専門性のスキルエリア Optional Skill

    Areas 持っているとさらに良い 専門性のスキルエリア Fundamental Skill Area 基礎となるスキルエリア Communication Design Visual Design Information Architecture UI Design UX Engineering Research Management Marketing ペパボのスキルエリアシステム ※この図では便宜的に各エリアが排他的かつ明確に分かれているように描かれていますが、デザインとは全体性の強い行為であるため、実際の境界は曖昧で重なる部分もあります。
  24. ファンダメンタルスキル すべてのデザイナーに求められる、専門スキルのベースとなる基礎スキルです。 53 • 視覚デザインに関する基本的な知識とスキル • 言語と文字とタイポグラフィに関する 基本的な知識とスキル • コンピューターとプログラミングに関する

    基本的な知識とスキル • インターネットとWWWに関する基本的な知識 • 各種メディアや広告などに関する基本的な知識 • アクセシビリティ、ユーザビリティに関する 基本的な知識 • 認知心理学に関する基本的な知識 • 各種デザインツールの基本的な概念を理解し、 操作し、制作を行うスキル • デザイン思考 (Design thinking) • 問題解決志向 • 目的志向 (Goal oriented) • 論理的思考 (Logical thinking) • ファクトに基づく (Fact based) • 問題発見志向 • 人に伝える力 (Presentation) • 円滑に前に進める力 (Facilitation) • デザイナーである強みを活かし、仕事の中で積極的に ビジュアルファシリテーションを行う • 必要な情報を収集し自ら学習し続ける力 メタスキル 知識とスキル
  25. エキスパートスキル デザインの専門スキルです。いくつかにおいて、高いレベルで維持し続けることが求められています。 54 コミュニケーションデザイン ビジュアルデザイン 情報アーキテクチャ UI デザイン UX エンジニアリング

    リサーチ Communication Design Visual Design Information Architecture UI Design UX Engineering Research ブランドを正しく活用し、 成長させるための、さまざ まなレベルのコミュニケー ションのデザイン、または ブランド自体のデザインを 行う。 コミュニケーション要件に 基づいて、必要なメディア における視覚情報伝達を設 計・実装する。 あらゆるデザインは「見ら れる」という機能を有する ため、ビジュアルデザイン はデザイン評価において非 常に重要なファクターであ る。 ブランドやサービスを構成 するメンタルモデル(デザ イナーズモデル)を規定し、 それをデザイナーの各種エ キスパートだけでなく、職 種をまたいだチームと共有 し、結果としてユーザーに 一貫性のあるメンタルモデ ル(ユーザーズモデル)を 提供する。 プラットフォームのマナー に則り、ユーザビリティと アクセシビリティに優れた 美的価値と機能的価値を両 立した UI をデザインする。 それによってプロダクトの 正しいメンタルモデルを ユーザーに提供する。 現状ペパボで扱う UI は主に プロダクトの GUI となる。 さまざまなテクノロジーを 活用し、プロダクトとコ ミュニケーションのデザイ ンにおける最終実装を行う。 あらゆるデザインはその根 底にテクノロジーよる制約 と可能性の影響を受ける。 ペパボにおける UX エンジ ニアリングスキルの幅と深 さは、そのままペパボのデ ザインの制約と可能性を規 定する。 デザインは仮説立案と意思 決定の連続及び繰り返しで ある。 良い仮説の発見と意思決定 のためには十分な量の判断 材料が必要である。 リサーチは判断材料を提供 する。
  26. シニアデザイナーに求められるマインド 下記のようなマインドを持って、1〜1.5年後を見据えたスコープでアクションできることが求めらています。 55 リーダーシップ 改善思考 専門性 コラボレーション サービス愛 自分、チーム、組織の行動を リードする。

    事業や会社に貢献する、明瞭 で効果的なゴールを設定する。 ゴールを達成するためのス テップを計画する。 チームメンバーに適切な フィードバックやアクノレッ ジメントを行い、ポジティブ に前進する力を生み出す。 チームや組織としての仕事の 効率化を推進する。 80%の仕事量で100%の成果を 出すような仕事の効率化を行 う。 自分の仕事の内容を要素分解 したうえで言語化し、形式知 化する。 ドキュメントやライブラリ、 仕組みを作り、他の人にも再 現可能にする。 部門を超えて共有し、成果を 拡げる。 スキルエリアのレベル合計が n 以上であるような専門性を 持っている。 マーケティングとマネジメン トについて n 以上のレベルに 達している。 それらの専門性を持ってシニ ア未満のメンバーに適切な指 導を行える。 独力で自分の仕事をこなすだ けでなく、チームメンバーや 他職種の人と共同で仕事を進 める。 そのためにデザイン領域を超 えた周辺知識(社会、会社、 経済、哲学、テクノロジー) を持っている。 知識や意見を共有するための 高いプレゼンテーション能力 を持っている。 妥当かつ合理的な範囲で有利 なコンセンサスを形成する交 渉能力を持っている。 サービス(事業)に対する十 分な知識を持っている(ビジ ネスモデル、サービス構造、 市場構造、将来予測、社会的 意義)。 そのうえでサービスの成功・ 成長に対する執着、熱意と愛 を持っている。
  27. 57 デザイナー全員の脳内同期 Design Knowledge Designer All Hands デザイナー全員が共通言語を持ったうえでペパボのデザ インの取り組みについて共有し理解するために、半年に 1回定期開催しています。普段の業務ではなかなか詳し

    く知ることのできない他の部署・サービスのデザイナー の取り組みを知ることもできます。 社内で言語化・共有された情報は、いつでも誰でも参照 できるようにアーカイブ化(社内限定公開)されていま す。過去に開催された社内の研修やイベントの動画など もすべて閲覧可能です。
  28. 求める人物像 以下に該当する方はペパボとカルチャーフィットする可能性が高いので、ぜひ応募をご検討ください。 63 • ペパボの「わたしたちが大切にしている3つのこと」に共感し、行動してくれる方 • HRT(謙虚、尊敬、信頼)のマインドを持ち、多様な仲間とコミュニケーションを取れる方 • ペパボやペパボのサービスのブランドを理解し、作り、守り、広げていける方 •

    インターネットや情報テクノロジーが好きで、興味・関心を持ちトライし続けられる方 • デザインおよびものづくりが好きで、自発的に制作や情報収集に取り組んでいる方 • 同時に、豊かな想像力を持って自分以外の他の誰かのためにものづくりができる方 • グラフィック、UI、コーディング、リサーチ、IA、マーケティング、コミュニケーションなどの 分野で卓越した知見とスキルをお持ちの方 • これらの資質をペパボが社会に価値提供していくためのデザイン活動に活かしていただける方 ※ デザイナー職の人物像です。他職種の詳細は採用サイトをご確認ください。
  29. 採用フロー 選考の過程においては、相互理解を深め、あなたとペパボのマッチングを確認することを重視しています。 64 書類選考 面接 (2〜3回) 内定 面接はオンライン※ で実施し、最終面接をオフィスで実施します。 遠方からお越しいただく場合、交通費を負担いたします。

    ※ Google Meetを利用します ※ 通常、ご応募いただいてから内定まで約3〜4週間ほどかかります。 ※ ただし応募者多数の場合は、面接調整の都合上、日程が延びる可能性があります。何卒ご理解ください。