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LangSmithによるAIエージェントの継続的改善のためのオブザーバビリティの向上

 LangSmithによるAIエージェントの継続的改善のためのオブザーバビリティの向上

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  1. YOJOにおける Agentic Workflow(フローエンジニアリング) • ①ルールベースで LLM処理可能かを 判定 • ②LLMで会話を分類し LLM処理可能

    かを判定 ① • ③LLMで次のフェーズに移るべきかど 現時点では精度高く メッセージ提案できない ため薬剤師が対応 ② ④ ③ ⑤ うかを判定 • ④LLMでメッセージを作成 • ⑤LLMで作成されたメッセージを評価 (LLM-as-a-Judge)し、一定の水準を 下回ったら再生成して、クリアしたもの のみをサジェストする ※②〜⑤: GPT-4o (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 12
  2. LangGraphで実際に構築したグラフ LangGraphで作成したグラフは mermaidで出力しテストにも使用している ルール1 ルール2 LLM-フェーズ切替 LLM-会話分類 LLM-メッセージ作成 _ 分類1

    LLM-メッセージ作成 _ 分類2 LLM-メッセージ作成 _ 分類3 LLM-メッセージ作成 _ 分類4 (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 13
  3. LangSmithによるトレーシング rule1 rule2 ① ・・・ ② ① ③ ② ④

    ④ ③ ⑤ ⑤ ※②〜⑤: GPT-4o (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 14
  4. AIエージェントの継続的改善サイクル 計画・設計 運用・オペレーション ・ 要件定義 ・実運用 ・ワークフローの設計 ・評価指標の決定 ・アノテーション 実装

    リリース ・コーディング ・プロンプトエンジニアリング &パラメータ調整 ・ファインチューニング オブザーバビリティ ・ログ ・メトリクス(評価含む) ・トレース ・本番へのリリース リリース前評価・テスト ・データセット /テスト環境で の評価 各種シグナルの分析 ・異常の検知 ・原因の深堀り・特定 プロンプトやアプリケーションの変更履歴を紐づけて管理することが重要 (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 16
  5. LLMOpsと従来の MLOpsの違い 必ずしもモデルのアップデートを伴わないため、改善サイクルを短くできるのが LLMOpsの特徴 MLOps LLMOps モデルアップデート ・モデルがアップデートされることが前提 ・新データ →再学習

    →デプロイが中心 ・必ずしもモデルの再学習を伴わない ・プロンプト・パラメータ調整がメイン 主要な改善手法 ・データ収集・前処理 →モデル学習・評価 →再学習によるパフォーマンスの向上 ・プロンプトエンジニアリング ・パラメータ調整 ・RAG ・ファインチューニング等 評価の特徴 ・定量的指標中心(精度、 F1スコアなど) ・比較的客観的な評価が可能 ・出力が確率的で自由度が高い ・LLM-as-a-Judge等の新手法が必要 ・多面的評価(品質・安全性・コスト) 監視・観測の重点 ・モデルの変更履歴管理 ・本番でのモデル精度の評価 ・モデル精度の劣化の検知 ・プロンプト・パラメータ変更履歴管理 ・本番でのアウトプットの評価 ・予期せぬ挙動の検知 (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 17
  6. オブザーバビリティの重要性 オブザーバビリティとは 複雑なシステムの内部状態を理解できる能力や仕組み • ログ (Logs): 特にLLMでは各タスクのインプット ・アウトプットの履歴情報が重要。詳細な状況分 析に利用。 •

    メトリクス (Metrics): システムやサービスの状 態を数値で表したデータ。健康状態・パフォーマ ンス指標の定量的な把握に利用。 • トレース (Traces): ワークフローをまたがるリク エストの処理経路やワークフローの問題特定に 利用。 異常を検知するだけでなく、「どこで何が起 こったのか」、「なぜ起こったのか」を把握す ることに重点がある https://github.com/cncf/tag-observability/blob/whitepaper-v1.0.0/assets/primary-signals.png (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 18
  7. LLMアプリケーションにおけるオブザーバビリティの例 問い合わせ対応するAIチャットボットを運用していたとする、、、 • • • ログの活用 :ユーザー質問と生成された回答のペアを分析し、「どんな種類の質問で的外れな回答が増え ているか」というパターンを発見可能 メトリクスの活用 :評価の回答品質スコアの時系列変化を見ると、「先週火曜日の夕方から急激に品質スコ

    アが低下している」ことが判明する トレースの活用 :回答生成の各ステップを追跡すると、「外部知識ベースへの接続が失敗している」「プロン プト前処理部分が正しく動作していない」といった具体的な処理の問題点を特定できる 3つの情報を組み合わせることで、、、 「先週のプロンプト更新でトークン節約のため説明文を短くしたところ、ナレッジベースを検索して回答に含めてく ださい』という重要な指示部分まで削除されてしまい、 LLMが社内データベースを参照せずに回答するようになっ た」という根本原因にたどり着ける 「チャットボットの回答品質が下がった」という現象を検知するだけでなく、「なぜ下がったのか」「ど のように修正すべきか」まで迅速に把握できる (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 19
  8. LLMOpsの重要プラクティス抜粋 LLMOpsのプラクティスの中でも特に下記のようなものが重要なので後半でご紹介する • オブザーバビリティ(ログ・メトリクス・トレース) ◦ ログやメトリクスは従来のシステムに対する考え方の延長線上で理解・カバーしやすいの で、トレースに説明の重点を置く • プロンプトやパラメータを中心とする変更履歴管理 ◦

    従来の機械学習モデルと比較すると、学習を伴わないため変更することもそのものも履歴 の管理も非常に簡単になった ◦ 非エンジニア以外も変更可能にすることができれば改善速度がさらに向上 • 出力の評価 ◦ 従来の機械学習と比較しても自由度が高く、精度を評価しづらい&多面的な評価が必要 ◦ 評価結果を定量的に表すことができれば、メトリクスの一種として捉えられる (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 20
  9. LangSmithによるトレーシング rule1 rule2 ① ・・・ ② ① ③ ② ④

    ④ ③ ⑤ ⑤ ※②〜⑤: GPT-4o (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 22
  10. LangSmithによるトレーシング rule1 rule2 ① ・・・ ② ① ③ ② ④

    ④ ③ ⑤ ⑤ ※②〜⑤: GPT-4o (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 23
  11. LangSmithによるトレーシング rule1 rule2 ① ・・・ ② ① ③ ② ④

    ④ ③ ⑤ ⑤ ※②〜⑤: GPT-4o (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 24
  12. LangSmithによるトレーシング rule1 rule2 ① ・・・ ② ① ③ ② ④

    ④ ③ ⑤ ⑤ ※②〜⑤: GPT-4o (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 25
  13. LangSmithによるトレーシング rule1 rule2 ① ・・・ ② ① ③ ② ④

    ④ ③ ⑤ ⑤ ※②〜⑤: GPT-4o (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 26
  14. LangSmithによるトレーシング ① rule1 rule2 ① ・・・ ② ③ rule1 rule2

    ④ rule3 rule4 rule5 ⑤ (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 27
  15. LangSmithによるトレーシング ② rule1 使用したprompt xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx rule2 ① ・・・ ② ③

    ④ パラメータ model_name ⑤ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 28
  16. LangSmithによるトレーシング ② rule1 rule2 ① ・・・ xxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

    xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx どんなinputのときに ③ xxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ② ④ どんなoutputだったか ⑤ (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 29
  17. LangSmithによるトレースとプロンプト管理 LangSmithを活用することで Agentic Workflowの処理のトレースの可視化とプロンプトの履歴管理 • LangSmithを使うことで、処理の過程が記録されるため、どこでどのような出力がされて、どこ でなぜ処理が終了したのかが一目瞭然 ◦ ルールベース処理のようなLLMではない処理も記録することが可能 ◦

    どのRunにどのプロンプトが使用されていたのか?ということも分かる • プロンプトやパラメータのバージョン管理もLangSmith上で行うことで、どのバージョンのときに どのような処理がされていたのかを後から確認することができる ◦ 開発者以外も含む複数人でプロンプト等を変更できるため、高速でPDCAを回すことが可 能になる ◦ 後述するオンライン評価でもどのタイミングでプロンプトやパラメータを変更したかを確認で きることは重要 (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 35
  18. 評価用のプロンプトのイメージ LLMからのメッセージ提案を評価させるためのプロンプトを定義し、 LLMにLLMの評価をさせる 評価用プロンプト System User あなた(assistant)には、別のassistant(chat-assistant)のメッ セージを評価していただきます。 chat-assistantの最後の返答がどの程度下記の文章作成マニュ アルに従っているかで0〜100点のスコアを付けて下さい

    ## chat-assistantの前提 chat-assistantの役割は、PharmaX株式会社のYOJOという サービスのかかりつけ薬剤師です。健康や漢方の専門家とし て、常にユーザーの感情に寄り添いアドバイスをします。 ...(略) ## 文章のライティング方針 ・丁寧に対応する ・謝罪では絵文字を使わずに、文章だけで表現する ・難しい漢字はひらがなで書く ・細かい説明は箇条書きで書く ...(略) (C)PharmaX Inc. 2025 All Rights Reserve 37