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0→1開発 やってよかったこと4選 / Four good things in 0 to 1 development

0→1開発 やってよかったこと4選 / Four good things in 0 to 1 development

2024年3月22日に開催されたテテマーチ社主催のLTイベント「テテミート #8」で、「0→1開発 やってよかったこと4選」というテーマでお話しました。

【オフライン交流会@目黒】 テテミート #8 《LT会》
https://tetemarche.connpass.com/event/310866/

pinkumohikan

March 31, 2024
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Transcript

  1. 自己紹介 ✔ ぴんくもひかん ✔ 髪色が定期的に変わることに 定評がある (比較的) 若者 Software Engineer

    (自称) ✔ 普段はテテマーチで SINIS for X を開発 ✔ バックエンド寄りの技術が好き ISUCON毎年参戦中! 2
  2. 1. 新人向けドキュメントの整備 • 新人エンジニアが知るべきことを 広く薄く まとめる • オンボーディングコストの削減に効く ◦ 正社員・業務委託はもちろん、副業受け入れにも◎

    • 採用面談(面接)時の資料として ◦ 面談専用の資料は維持コストが高い ◦ これなら一石二鳥 • ポイント ◦ 最初に一人でガっと作り、受入直前にメンテする ◦ オンボーディング終了後に新人にメンテを依頼 ◦ 書きすぎない (詳細は別資料に分ける) 4
  3. 3. ライブラリの定期的バージョンアップ • ライブラリバージョンアップを毎週実施 • 数年後に向けた開発生産性の維持、セキュリティリスク抑制のため • ライブラリのバージョンを上げない → 技術的負債が生まれる典型パターン

    ◦ セキュリティアップデートは基本最新バージョンのみ (古いとセキュリティリスクに直結) ◦ ビッグバンバージョンアップ しんどすぎ問題 • ポイント ◦ 属人性の排除 (「チームメンバー全員」が「単独」で「バージョンアップ出来る」状態に) ◦ Dependabot等 自動化ツールの活用 ◦ 不具合を見落とすたび、静的解析やテストの追加・改善 ▪ 見落としはゼロには出来ないが、既知の失敗は仕組みで防ぐ 6
  4. 4. 定期的なアプリケーションエラー・負荷チェック • 毎週火曜日の午前中に、チーム全員で実施 • アプリエラーの見落とし防止、インフラのキャパシティプランニングに効く • 過去に見つけた事例 ◦ いつもよりDB負荷が異常に少ない

    → 稀にバッチが動いてない不具合 ◦ 周期的に特定の時間だけDB負荷が跳ねる → 変更によってindexが効かなくなっていた ◦ CPU・メモリ使用率が常に余裕ある → FargateのvCPU数・メモリ量減らしてインフラ代節約 7