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PortX 事業/カルチャー紹介資料

PortX
August 01, 2022

PortX 事業/カルチャー紹介資料

PortX

August 01, 2022
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  1. Copyright PortX All rights reserved. INDEX Section 01 株式会社PortXについて Section

    02 PortXの事業と拡張性 CEO Message Company Value Prop 拡張性 Section 03 働き⽅とマッチする⼈物像 Value 各チームの取り組みと働き⽅
  2. Copyright PortX All rights reserved. CEO Message 国際物流という世界最⼤ファンクションの再定義を⽬指して 私は、⽇本に⼒を与えるサービスを作りたいという志を持って、株式会社PortXを創業しましたが、国際物流ドメインの 出⾝でもなければ、実家が物流会社というわけでもありません。

    この20年で多くのソフトウェアが⽇本からも⽣まれ、私たちの⽣活は⾶躍的に便利になりましたが、それでも⽇本のGDP を⼤きく向上させることはできませんでした。ソフトウェア産業はめざましく進歩する反⾯、戦後より⽇本を⽀えてきた 製造業、商社含む卸売業、⼩売業、建設業といった基幹産業のデジタル化は、課題の難しさと⼤きさから取り残されてき ました。これら基幹産業のデジタル化なしには、GDPを上げ、⽇本に⼒を与えるサービスを作ることはできません。 なぜ国際物流なのか? 基幹産業の中核を担うエンタープライズ企業は、必ずといっていいほど、グローバルサプライ チェーン(GSC)を構築しています。⼀⽅で、GSCの中でもロジスティクスという領域は、25年前と何ら変わらない⾮効率 性と⾼い属⼈性を残しており、この領域を丸ごとテクノロジーの⼒で変⾰することができれば、基幹産業のトッププレイ ヤーのポテンシャルを何倍にもすることができると考え、このマーケットに挑む意味を⾒いだしました。 国際物流というマーケットは、⽂字通りグローバルで広⼤な⼀⽅で、多くのステークホルダーが絡み合い、モノを運ぶ という「リアル」が介在し、バリューチェーンにまたがって課題が存在する難易度の⾼いという特徴を持っています。 マーケットが⼤きく難しいということは、産業構造レイヤーの「負」を解決したインパクトは⾮常に⼤きく、各基幹産業 における⽇本を代表するプレイヤーのポテンシャルを何倍にもする挑戦です。この⼤きな挑戦に武者震いするような⽅に 私たちについて知っていただけますと幸いです。 株式会社PortX 代表取締役社⻑ ⽯⽥寛成
  3. Copyright PortX All rights reserved. Company Mission : 世界に通⽤するLogistics OSを構築する

    私たちは、製造業、卸売業、⼩売業、建設業の中核を担うエンタープライズの「国際物流」というファンクションを アップデートするプロダクトを創り、産業構造を再定義します。 社名 株式会社PortX 設⽴⽇ 2019年12⽉6⽇ 代表 ⽯⽥寛成 住所 東京都港区⻁ノ⾨1丁⽬17番1号 ⻁ノ⾨ヒルズビジネスタワー 15階 投資家 ALL STAR SAAS FUND, SAMURAI INCUBATE, ANOBAKA
  4. Copyright PortX All rights reserved. PortX Value Prop データ不在の国際物流領域で、⼤⼿荷主企業の物流コストとリードタイムを⾃動で データ化し、最適な物流品質を最⼩コストで獲得可能にするクラウドサービス

    お客様の抱える課題 PortXの解決策 コアデータの特定とデータ化の失敗 物流コストとリードタイムが、荷主企業にとって最重要で ある⼀⽅で、そのデータの作成⽅法は「⼿作業」。データ の保存場所は「ローカルファイル・Excel」とバラバラで コスト管理においてデータを分析する素地が構築されてい ない。 表⾯的課題 根本的課題 データ前の⾒積形式や項⽬がバラバラ 輸送案件の作成⽅法、各物流企業から送られてくる⾒積書 のフォーマット(CSV,PDFなど)がバラバラで、⾒積⽐ 較のために毎回それをExcelに転記する必要がある 解決策 コアデータを⾃動でデータ化 物流のQCDにおいて、⼤⼿荷主が取引する⼤⼿物流企業の Qは⼀定担保されている⼀⽅で、D(リードタイム)に⼤き く差があり、⼤⼿荷主は物流においてQ=Dと考えている。 そのため、物流コストとリードタイムをコアデータと捉え ⼿作業ではなく、⾃動でデータ化。 解決策 案件作成と⾒積管理場所をクラウドへ 担当者で異なる案件の作り⽅と⾒積保存形式と保存場所を PortX上に統⼀し、プリセット機能の拡充で、案件作成の たびに発⽣する単純作業を0へ。
  5. Copyright PortX All rights reserved. PortX Value Prop ‒ ライトサクセス

    Step1 Step2 Step3 Step4 Step5 Step6 Step7 ⾒積依頼 ⾒積受領 エクセル転記 相⾒積⽐較 類似⾒積⽐較 変更・再⾒積 選定・通知 メール 電話 エクセル 15分 各社へメール 電話など異な るツールで、 ⾒積依頼 5分 ⾒積受領確認 催促メールを 送信、電話で の確認を実⾏ 20分 フォーマット の異なる⾒積 書を揃えて、 Excelへ転記 5分 Excelへまとめ た⽐較表を 元に、⾦額や 諸条件を⽐較 30分 類似⾒積を ローカルフォ ルダや書庫か ら探して⽐較 10分 加えられた変 更を元に再⾒ 積依頼 5分 FW・物流企 業へ選定結果 の連絡と共有 計90分 PortX 2分 ⾒積依頼を 各ステーク ホルダーへ ⼀括で送信 0分 ⾒積受領の ⾃動確認 0分 統⼀された フォーマット 活⽤により 転記不要 1分 ⽐較機能で 最安値を ⾃動表⽰ 1分 データが⼀元 化され、類似 案件情報を即 時取得 5分 再⾒積依頼と バージョン管 理もPortX上で 完結 1分 FW・物流企 業へ選定結果 の⾃動連絡と 共有 計15分 現場の⾒積案件作成〜⽐較、業者選定に潜む「⾮効率」を⼀括で「効率化」 1案件あたり 削減効果は 75分、⼯数は 1/6
  6. Copyright PortX All rights reserved. PortX Value Prop ‒ ディープサクセス

    今まで、データ化されていなかった「物流企業の⾒積のクセ」や「物流企業との交渉履歴」 のデータ化、統⼀されていなかった「物流コストの内訳項⽬」の統⼀化による発注先の最適 化において、貿易コスト削減効果は、売上⾼1000億円の荷主の場合、毎年2億円 他社システム利⽤費 8% 外部倉庫費⽤ 7% 売上⾼ 1000億円 1000億×5%=50億円 50億×82%=41億円 ⽀払物流コスト *82% ⾃社物流コスト 18% 物流コスト 50億円 ┐ 航空・海上 トラック輸送費 55% 業務委託・派遣費⽤ 12% ⽀払物流費⽤ 77% PortX削減効果 5% 41億×5%=2億円 売上⾼物流コスト⽐率 ⽀払物流コスト⽐率 PortX削減⽐率
  7. Copyright PortX All rights reserved. PortXの全体像 業務の効率化とデータ化から、⾼い価格交渉⼒を獲得し、物流コスト削減まで対応 PortXは、⾒積業務の⾃動化による「業務効率改善」から、⾒積情報のデータ化による「物流コストの削減」まで、 サプ ライチェーンマネジメントの物流管理業務全体に⾰新的な価値を提供します。

    社内や海外⼦会社の貿易コストやリードタ イムをPortXのクラウド上で⼀元管理でき、コミュニケーションや管理コストもカットすることができます。 案件管理 スポット / 定期⼊札 データ化 / ⽐較分析 煩雑な案件管理を最⼩⼯数で 案件作成から取引先選定、管理まで実⾏ 社内に限らず、海外⼦会社の案件ステー タスもクラウド上で⼀元管理し、いつで もどこでも閲覧可能 2つの案件タイプに対応 ⾒積業務・⽐較選定業務にかかる業務 コストと時間を削減。⽐較するために⾏ うExcel転記をする時間と転記の⼈為ミス をゼロへ 運賃や諸掛かりなど項⽬別のデータだけ でなく、各物流企業との⾦額交渉の履歴、 リードタイムのデータ化により、データ に基づいた意思決定⼒を獲得 データに基づいた価格交渉⼒
  8. 拡張性 これまで 1ヶ⽉に8回というペースで機能拡張や アップデートを実装してきたPortX これから ⼤⼿製造業・卸売業・⼩売業の 貿易業務の効率化と経営インパクトを実現 ⾒積データ 管理 請求データ

    管理 I/V, P/L, S/I 書類自動作成 貨物リスト ⾃動作成 貿易コスト ⽀払 (Fintech) スポット案件機能 定期⼊札案件機能 サプライヤ管理機能 案件管理機能 お客様のご要望や業界の変化に併せ コア機能のアップデートに注⼒ グローバルサプライチェーン最適化 に必要な新規機能の実装に注⼒ Copyright PortX All rights reserved. 予算・実績 シミュレート
  9. Copyright PortX All rights reserved. Value ‒ 価値観 Value 01

    ロングターム思考 Value 02 シンプル・フォーカスする 偉⼤な事業・企業を⽣み出すためには短期的なトレンドに惑わされず、5年単位で追うことが できる洗練された⽬標を⾒つけ、⻑期視点で取り組み続ける必要があります。ロングタームに、 かけロングタームから逆算し、⾏動しましょう。 スタートアップは常にリソース不⾜で、今⾃分やチームができることには限りがあります。 急速な環境変化の中で素早く価値を⽣み出し続けるには、課題の重⼼を捉え、その課題のみに フォーカスする⾏動と勇気が⼤事です。 Value 03 歴史から学ぶ スタートアップの⽇々では、One Way Doorの意思決定を素早く求められることも少なくありま せん。先⼈たちの歴史に倣うことが必ずしも成功へ導くとは限りませんが、歴史はいつでも偉⼤ な事実です。
  10. Copyright PortX All rights reserved. プロダクト開発に関するカルチャーと取り組み PortXの業務装着性の向上を狙い、ドメインエキスパートを中⼼にプロダクト開発を⾏うだ けでなく、実際にお客様の業務を体験&勉強 Biz、Dev関係なく、お客様の業務そのものに対す る解像度向上が重要であると考えており、社内で

    はドメインエキスパートによる物流勉強会が毎週 開催されています(⾃由参加)。 ドメインエキスパートを中⼼にお客様からいただ いた要望をどう処理するのか、ラフUIまでBiz Teamが対応し、DevからFeedbackをもらい開発 という⾼速開発のfbループを構築