ParkCourse_InnThePark

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1. 泊まれる公園 INN THE PARK 公民連携事業研究センター 　　　　　　　　　　　沼津市役所産業振興部商工振興課 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　臼井　久人
2. 沼津市の概要 人口　196,184人 世帯 91,623世帯 面積　 186.96km2 （H30.11.1.現在） 　海・山など恵まれた自然環境や優位な地理的条件のもとで、 伊豆方面への交通拠点あるいは広域的な商業・文化拠点として 古くから静岡県東部地域の経済、文化の中心的役割を担い発展
3. 行政主導　市民参加型のまちづくり 民間主導　　公民連携のまちづくり や り 方 を 変 え る H27年度　公民連携推進の専門職員を配置 　　　　 合わせて、庁内部署を横断した組織として、 　　　　「公民連携推進プロジェクトチーム」を設置
4. 昭和48年 少年自然の家開業 昭和57年 年間利用者数ピーク（延べ40,000人以上） 　⇒以降、年間利用者数の減少 平成19年 宿泊棟耐震工事（年間、延べ7,442人） 平成23年 事業仕分け 　⇒利用形態、運営形態の見直しについて指摘 平成24年 行政改革推進に関する提言書 　⇒管理運営コストを踏まえ、施設廃止の方向で検討 旧少年自然の家跡施設活用事業
5. 旧少年自然の家 （教育施設） 公園区域
6. 教育委員会 •  教育施設廃止によるネガティブな印象 •  これまでの利用者に対する配慮 緑地公園課 •  維持管理、運営の負担増は避けたい •  新たな施設を求めていた訳ではない 資産活用課 •  公共施設マネジメント •  施設の活用方法は各所管課が決定 旧少年自然の家跡施設活用事業 ・廃止後の施設はどうする？ ・費用削減したいのに新たな費用負担を生む事業はできない ・方針もない段階で施設の所管替えは受けられない
7. 教育委員会 •  教育施設廃止によるネガティブな印象 •  これまでの利用者に対する配慮 緑地公園課 •  維持管理、運営の負担増は避けたい •  新たな施設を求めていた訳ではない 資産活用課 •  公共施設マネジメント •  施設の活用方法は各所管課が決定 公民連携推進担当 民間事業者 庁内の意見集約、民間事業者とのワンストップ窓口としての役割 旧少年自然の家跡施設活用事業
8. 平成27年 民間事業者との対話型市場調査 （サウンディング型市場調査） ・参加事業者説明会及び現地見学会の開催（２２社） ・対話型調査の実施（民間事業者との対話 １２社） 　　　半分以上の提案が 　　　「公設公営」・「運営費の負担を伴う民間事業」 旧少年自然の家跡施設活用事業
9. 民間事業者にとっての 　　 参入のメリットは…？ ・高速道路ICに近い立地 　→首都圏や県外からの集客を大きなポイントに ・古くなった既存の施設の活用 　→合わせて公園の使いたい場所を自由に使えるように
10. サウンディングの結果を踏まえて ・事業者のメリット増、リスク軽減に配慮 ・市にとってのメリットを追求
11. 平成28年 少年自然の家跡施設等運営事業者募集 （公募型プロポーザル方式） 　・参加登録申込書の受付　（4者） 　・提案書類の提出　（1者から提出、ほか3者は辞退） 　　　 　　　選定事業者「㈱オープン・エー」との協定締結 旧少年自然の家跡施設活用事業
12. 運営事業者が決まれば 　　　　　　　後はお任せ？ ・事業の内容については事業者に任せる ・事業者のプランが実現できるよう、行政の立場で伴走 　→過去の慣例や行政手続きが事業の足枷と 　　　　　　　　ならないよう裏方となってサポート
13. 丸投げではなく、 　　　　　役割ごとの分業
14. 任せる部分は、 　　　　　覚悟をもって任せる
15. 平成29年 少年自然の家 廃止（平成29年3月31日） 泊まれる公園　INN THE PARK 　 オープン （平成29年9月23日?) 旧少年自然の家跡施設活用事業
16. 泊まれる公園　INN THE PARK
17. 子ども向けの宿泊体験施設をリノベーション
18. 家族や若者グループ向けの宿泊施設 　　　　　　　　　　　　として生まれ変わる
19. 泊まれる公園　INN THE PARK
20. 泊まれる公園　INN THE PARK
21. 泊まれる公園　INN THE PARK
22. 泊まれる公園　INN THE PARK
23. 沼　津　市 事業者（親会社） ㈱オープン・エー 運営事業者 （子会社） ㈱インザパーク 現地法人として設立 完全子会社 公募（プロポーザル） 運営事業者として選定 協定の締結 事業計画・許可の申請 公園施設設置及び管理許可 泊まれる公園　INN THE PARK
24. •  市と運営事業者は都市公園法第5条に基づく、公園施設設置許可 及び管理許可によって事業を実施 •  許可の期間は10年で、さらに10年を超えない期間の更新が可能 •  施設は公園の便益施設として位置づけられ、公園利用者の便益向 上を図ることを目的とした事業を実施 指定管理者制度と異なり、 •  市から事業者に対し指定管理料や事業費の補助は行わない •  事業内容の自由度が高く、運営事業者自らのアイデアやノウハウ を活かした事業を実現できる 事業者が自らリスクを取りながら、事業で稼ぐ仕組み 泊まれる公園　INN THE PARK
25. MINTOと地域金融機関とが連携してまちづくりファン ドを立ち上げ、地域の課題解決に資するリノベーション 等の自立型のまちづくり事業を出資・融資により支援。 　市中金融機関 　MINTO拠出金 新まちづくりファンド （株式会社、合同会社、 有限責任組合 等） ※支援方針の策定 【民間のまちづくり事業】 PRE活用、空き店舗のリノベーション等により建物を整備 し運営する事業 ・シェアオフィス、サテライトオフィス ・インキュベーション型店舗 ・子育て支援施設 ・交流拠点施設 ・古民家宿泊施設 ・ソーシャルビジネス拠点施設　等 MINTO機構から資金拠出を受け「金融機関」がファンド組成 出資 融資 市 リノベーションまちづくり ガイドライン 金融機関との連携
26. ぬまづまちづくりファンド設立（全国第1号） （沼津信用金庫×民間都市開発推進機構） 沼津信用金庫との契約書調印式の様子（出典：民間都市開発推進機構HP）
27. 沼 津 市 ぬまづ まちづくり ファンド ㈱インザパーク 沼津信用金庫 民間都市開発 推進機構 市　民 利用者 金融機関 融資 返済 出資 出資 出資 配当 地代・納税 使用料 （ｲﾍﾞﾝﾄ会場等） 料　金 （サービス購入） 愛鷹運動公園 利益の一部を 公園に還元 利便性向上の為の 公園の再整備 ｻｰﾋﾞｽの向上 事業者と市で公園全体の 価値をさらに高めていく 目指すべき公民連携の形 資金の流れ
28. ①　既存のイベントのグレードアップ 　INN THE PARK が 　　　　　　与えた変化
29. 工作のワークショップ
30. 　INN THE PARK が 　　　　　　与えた変化 ②　行政では許可しづらかった 　　　　　　　　　　イベントの開催
31. 展示会の開催
32. Wedding
33. 　INN THE PARK が 　　　　　　与えた変化 ③　新たに広がる公園の利用
34. 芝生でのヨガ教室
35. 屋外シネマの上映イベント
36. 　INN THE PARK が 　　　　　　与えた変化 ④　市役所の取組みへの影響
37. （仮称）愛鷹MTBパーク整備・運営事業
38. •  敷地内にジャンプ台等を設置し、マウンテンバイクの スキル向上のための練習場（スキルパーク）を整備・ 運営する事業者を募集 •  公募に対して１社の応募あり（2月頭に事業者決定） •  2019年度中にオープン予定 （仮称）愛鷹MTBパーク整備・運営事業 •  市からの財政支援無し！ •  その代わり、場所は安価で提供する •  とにかく事業に伴走していく！
39. イメージ （仮称）愛鷹MTBパーク整備・運営事業