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プロダクトのアジリティを高めるためにアイミツSaaSをリプレイスした話
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PRONI株式会社
November 25, 2024
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プロダクトのアジリティを高めるためにアイミツSaaSをリプレイスした話
当社メンバーのイベント登壇時の発表資料です。
PRONI株式会社
November 25, 2024
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Transcript
プロダクトのアジリティを高めるために アイミツSaaSをリプレイスした話 2021.09.08
自己紹介 リードエンジニア 兼 CPO室 竹澤 裕次郎 (Yujiro Takezawa) 展示会イベントや不動産にまつわる Webプロダクト開発に携わり、エンジ ニアとして複数の新規事業立ち上げを経験。
2021年4月ユニラボ入社 現在はリードエンジニアとしてアイミツ SaaSのプロダクト開発、および CPO室を兼任し、事業横断でのプロダクト戦略の策定、推進、各プロダク トの価値向上に従事。
会社紹介 アイミツ開発チーム アイミツSaaS 開発チーム アイミツCLOUD 開発チーム データ分析チーム デザイナーチーム CTO /
プロダクトマネージャー アイミツ アイミツCLOUD アイミツSaaS 2021/4よりリプレイス project推進中 2021/4 β版リリース 2021/5 リプレイス完了 2021/04 リリース PMFに向けて仮説検証 中 事業横断でのプロダクト 戦略の策定、推進 各プロダクトの価値向上 情報システムチーム CPO室
目次 • リプレイスの経緯 • アジリティ向上のためにリプレイス • リプレイスして得られたもの
• さらにチームのアジリティを高める! • まとめ
リプレイスの経緯
サービスの紹介 法人向けSaaS比較サービス「アイミツSaaS」 法人向けSaaSを比較し、資料請求できるサービス。 営業・マーケティング・HR・情報システムなど、様々な分野のSaaS を網羅し、それらの価格や機能、特徴など、比較に必要な情報をま とめてご紹介します。
リプレイスの経緯 アイミツSaaSの変遷 • 2020年12月にα版リリース ◦ 約2週間で開発/リリースし最速で検証を開始 ◦
リリースを早めるためにアイミツに相乗り • 2021年4月にβ版リリース ◦ SaaSカテゴリ追加やデザインの刷新などを行った • 初期リリースから速いペースで検証/開発を進めていった
リプレイスの経緯 相乗りしたことで開発速度へ影響が出てきた • インフラでの影響 ◦ リリースがアイミツ/アイミツSaaSで共通のため、リリース確認や調 整が増えていた
◦ 2つのプロダクトのコミット履歴が混ざるので追いきれない • アプリケーションでの影響 ◦ 独自フレームワークがメインのため慣れるまで時間がかかる ◦ 共通部分とそうでない箇所が混ざり、影響範囲が不明確のため開 発前の調査に時間がかかっていた
アジリティ向上のためにリプレイス
アジリティ向上のためにリプレイス アジリティとは • アジャイル(素早い、機敏な)の名詞形 • アプリケーションを迅速に、状況の変化に柔軟に対応できるように開発 を行う •
アジャイル開発ができるようにインフラ/アプリケーションの整備をする 名目でリプレイス
アジリティ向上のためにリプレイス インフラでのボトルネック解消のために • Githubリポジトリを新規作成 ◦ リリースタイミングなどの調整が事業内で完結するように •
AWSアカウントを新規作成 ◦ Code Deploy/ECS などを利用し環境構築 ◦ AWS Organizationsを利用し、既存アカウントに紐付ける形で新規 アカウントを作成 ◦ それによりAWS IAMによる権限管理や費用の管理などが事業単位 で可能に
アジリティ向上のためにリプレイス
アジリティ向上のためにリプレイス アプリケーションでのボトルネック解消のために • Laravelで1から作り直すことにした • 既存アプリケーションでも一部Laravelが使われていた ◦
メンバーの学習コストが低く、一部のコードは流用可能だった • 個人的にLaravelでアプリケーションの立ち上げを複数回経験しており、 開発の初速が出しやすかった • クリーンアーキテクチャやDDDなどを参考に設計することで変更容易正 を担保し、アジリティを高められるようにしました
リプレイスして得られたもの
リプレイスして得られたもの 素早い開発と安心なリリースが可能に • リリース判断が事業内で完結するようになった ◦ インフラの影響範囲がアイミツSaaS内で留められたので リリース調整などが不要になった
• シンプルでわかりやすいアプリケーションに! ◦ Laravelに集約されため、シンプルで影響範囲がわかりやすく ◦ 自動テストや静的解析ツールも導入することでコードの変更コスト を抑えられました • 開発にかかる工数がへり素早い仮説検証が可能に!
リプレイスして得られたもの チーム内でのコミュニケーションが増えた • ビジネスサイドとのコミュニケーションを増やせた ◦ いままでは開発に専念しないとサイクルが回らなかったが、 開発スピードが上がったため時間が取れるようになった
◦ 施策の目的や背景など、なぜやるのかを話し合えるように • コミュニケーションが増えることで、認識の違いによるミスなどがなくな り、より素早い仮説検証が可能に! • アジャイルなチームへの第1歩を踏み出せた!
さらにチームのアジリティを高める!
さらにチームのアジリティを高める! スクラムを一部導入 • アジャイル開発の王道を取り入れチームに浸透させていく ◦ プロダクトバックログ/振り返りでワンチーム感!
さらにチームのアジリティを高める! プロダクト合宿(1day) • エンジニアサイド/ビジネスサイドと別れていたのをチームとして一体感を醸 成するために合宿を実施 ◦ 事業のビジョンを深堀りしたり、お互いを知るためゲームをしたり
• 相手を知ることで、遠慮がちだった意見が言えるようになり、コミュニケー ションが活発に!
まとめ
まとめ • 新規事業において仮説検証を素早く行える環境づくりが大事 • アイミツSaaSでは、保守性や変更容易性を高めるアプローチ ◦ クリーンアーキテクチャやDDDなどが参考になった
◦ 自動テストや静的解析も導入し、気軽にリファクタリングできる環境 に • コミュニケーションを促進するには開発のスピードが重要と気づき ◦ 開発タスクが溜まっていると視野が狭くなり、プロダクトの事などに 気が回らなくなっていた ◦ 開発をする、しないも含めて少しの余裕がある状態を保つことも良 いプロダクト、強いチームを作るために重要
ご清聴ありがとうございました