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マルチバーティカル戦略を支える、 システムと組織のアーキテクチャ 〜ドメインDeep Dive...

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November 20, 2025

マルチバーティカル戦略を支える、 システムと組織のアーキテクチャ 〜ドメインDeep Dive × 光速開発を実現する両輪のアプローチ〜

アーキテクチャカンファレンス2025登壇時の資料です。

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ruddy95

November 20, 2025

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Transcript

  1. DXは⼀部の企業の特権である 多くの産業で本質的でない作業に追われて働いて いる⼈が存在 世の中が複雑すぎるのでDXは難しい ⼤企業や⼀部の巨⼤産業 DXはなぜ進まないか 01 世の中が複雑すぎる 各産業には独⾃の慣習や複雑なオペレーションが存在し、それら を理解し適切にデジタル化することは容易ではありません。

    02 ニッチはイノベーションで劣後する 市場規模が⼩さい産業は、DXへの投資が後回しにされ、イノ ベーションの恩恵を受けにくい構造的な問題があります。 03 汎⽤ツールは解にならない 世にある多くのITツールは全業界向けの汎⽤的なものであり、業 界特有の商習慣や細かい業務フローには対応できず、定着しない 現実があります。
  2. バーティカルの壁 表⾯的な機能ではなく「痒い所に⼿が届く」レベルの機能が求めら れます。 それに必要な産業独⾃の複雑なドメイン知識量は膨⼤です。医療、 警備など、それぞれの産業特有の業務フロー、規制、慣習を深く理 解する必要があります。 乗り越えるべき壁 顧客への執着や自律的な意思決定といった ものづくりカルチャー が原動力


    メディカルフォースには”顧客コミット”という顧客への執着を規定したコアバリューがある
 とはいえまだ壁がある 効率性の壁 産業の数だけ組織が肥⼤化し効率性が落ちるリスクがあります。 時間やコストの浪費はスタートアップの死を意味します。複数産業 に展開しながらも、開発速度と品質を維持し、組織の効率性を保つ ことが不可⽋です。 メディカルフォースの強み
  3. マルチバーティカルの成功要件 顧客の業務や課題を、 顧客⾃⾝よりも深く理解する DeepDiveで得た仮説の検証サイクルを 光速で回す ドメイン Deep Dive 光速開発 各産業の現場に深く⼊り込み、表⾯的な理解ではな

    く、顧客⾃⾝も気づいていない本質的な課題を発⾒ します。 これにより、圧倒的な業務適合性を持つソリュー ションを提供できます。 ドメイン理解から得た仮説を、迅速に実装‧検証‧ 改善するサイクルを⾼速で回します。 圧倒的な展開速度でイテレーションを重ねること で、市場の変化に素早く対応し、競争優位性を確⽴ します。
  4. ここまでのまとめ システム アーキテクチャ 
 
 モジュール設計 
 組織 アーキテクチャ 


    
 チームトポロジー 
 Scrum@Scale
 ものづくりカルチャー 
 “顧客コミット ”
 ドメイン DeepDive × 光速開発 
 マルチバーティカル 
 スケール 
 メディカルフォースの強み
  5. 今回話すこと システム アーキテクチャ 
 
 モジュール設計 
 組織 アーキテクチャ 


    
 チームトポロジー 
 Scrum@Scale
 ものづくりカルチャー 
 “顧客コミット ”
 ドメイン DeepDive x 光速開発 
 マルチバーティカル 
 スケール 
 マルチバーティカル戦略を⽀える組織アーキテクチャとシステムアーキテクチャについて実例と つまづきから得た要点を交えてご説明します メディカルフォースの強み
  6. 境界づけられたコンテキストの 
 定義が固まったタイミングで 
 物理的な分割を行う • 単⼀のコードベースで運⽤コストを抑える • ドメインロジックをカプセル化し疎結合に •

    オニオンアーキテクチャで層構造も疎結合に • モジュール間の連携は依存性注⼊ • CIでPR作成時にチェック • DDDに精通したエンジニアがランダムでPRをレビュー モジュール作成の要点 必要なタイミングで切り出せるように 
 DDDでモジュラーモノリスを構成
 カスタムESListルールで強制
 Nest.jsやInversifyJSのモジュール機能を利用

  7. チームトポロジー 産業ごとにストリームアラインドチームが存在 アトミックソフトウェアチームは常設ではなく必要 に応じて招集/解散 インフラや監視についてはプラットフォームチーム ストリーム
 アラインド
 チーム
 A
 ストリーム


    アラインド
 チーム
 B
 クリニックドメイン 警備ドメイン ストリーム
 アラインド
 チーム
 C
 ストリーム
 アラインド
 チーム
 D
 プラットフォームチーム α
 ・・・ プラットフォームチーム β
 アトミックソフトウェアチーム 
 イネイブリングチーム 
 逆コンウェイ戦略を意識したチーム設計
 コードオーナーのレビュー下で Inner Source活動によりモ ジュールをブラッシュアップ
  8. チームトポロジーの要点 チーム分割を進めると品質基準がバラバラになった • イネイブリングチームで全社統⼀のテスト戦略を策定 • Shift Leftで設計段階でのテスト観点の洗い出し、 実装者による動作の担保を⾏う チーム分割を進めると⽣産性にばらつきが出てきた •

    イネイブリングチームで全社統⼀のAI戦略を策定 • ルールベースで誰でも活⽤できる状態にし、勉強会を 通して全社にインストール 出てきた課題
 課題に対する取り組み
 サイロ化を防ぐためにイネイブリングチームや プラットフォームチームをワークさせることが重要
  9. チームトポロジーの要点 ストリーム
 アラインド
 チーム
 A
 ストリーム
 アラインド
 チーム
 B
 クリニックドメイン

    警備ドメイン ストリーム
 アラインド
 チーム
 C
 ストリーム
 アラインド
 チーム
 D
 プラットフォームチーム α
 ・・・ プラットフォームチーム β
 アトミックソフトウェアチーム 
 イネイブリングチーム 
 チーム分割を進める中で認知負荷を下げるため プラットフォームαチームにストリームアラインドチー ムのバグ修正を依頼するなどして 過度なコラボレーションをしてしまった 結果コミュニケーションコストが⾼くなり ストリームアラインドチーム内での学習が進まず 品質低下につながった 適切なチームの境界を引くことが重要
  10. まとめ 多くの産業で人々は本質的ではない業務に忙殺されている。 DXは莫 大なリソースが必要。
 
 ジャストフィットと言わないまでも正解に近いオペレーション DXを実現で きるマルチバーティカル戦略という解。 
 


    ドメインDeep Diveと光速開発の両立がカギ 
 
 それを実現するにはシステムと組織のアーキテクチャを両輪駆動する 必要あり
 ドメイン DeepDive × 光速開発 組織のアーキ
 テクチャー システムのアーキ
 テクチャー この結果として誰も取り残さないDXが実現できる

  11. エンジニア募集してます 提供できる経験 01 マルチバーティカル戦略という新しい挑戦 前例のないアプローチをほぼゼロから構築できます。⾃分たちで道を 切り開く醍醐味を味わえます。 02 多岐にわたるポジションや役割 戦略の特性上チームが多⾓化し、多様なポジションや役割が発⽣し ます。

    03 ⽇本の産業全体の底上げに貢献 ⽇本の産業のほとんどはDX投資のできないロングテール市場です。 それらに対しアトミックソフトウェア構想を掲げDXを⺠主化してい きます。 求める⼈物像 左の挑戦にワクワクできる方 
 ”顧客コミット”精神のある方
 私たちと一緒に、誰も取り残さない DXを実 現しませんか?