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エンジニアが始めるUX(5分版)

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August 29, 2018
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 エンジニアが始めるUX(5分版)

エンジニアがUXをやってみるとすごいいいと思った話を5分で話したものです。

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moai

August 29, 2018
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Transcript

  1. エンジニアが始めるUX 2018.08.29 freee株式会社 moai

  2. 何の話? 2 エンジニアがUXに関わるってみ る。 ↓ エンジニアもUXに関わるのは すごくいいとわかった。

  3. 3 山崎遼介 moai freee株式会社 人事労務freee開発チームで アプリケーションエンジニアを やっています。

  4. 4 人事労務ソフトとは 勤怠・給与計算・労務手続などの処理をサポートするソフト 例) • 給与明細の発行 • 年末調整 • 入退社の手続き

  5. 背景 5 なぜ始めたのか?

  6. 6 UXエイヤッ時代 古くはUXなんか考えなくても何とかなっていた。 なぜ? 単純な機能で喜ばれた • 単純な書類出力ボタンの設置 • ボタンを押すと書類が出力される 例えば

    • 源泉徴収票の出力
  7. 7 7 チームが混乱したプロジェクトの出現 入社手続きに関するタスクをサポートするプロジェクト。 背景 労務担当者は多くの従業員の入社処理をする。 労務担当者は様々なタスクがあり、煩雑。 労務担当者と従業員が行うタスク 1. 提出する:従業員が労務担当者に6種類書類を

    提出する 2. 入力する:従業員が必要なデータをシステムに 入力する 3. 確認する:労務担当者が従業員から集めた書類とデータを 確認する 4. 印刷する:労務担当者が入社手続き書類6種類を 印刷する 5. 提出する:労務担当者が入社手続き書類6種類を官公庁に 提出する
  8. 8 8 混乱の例: タスク管理機能 論点:タスク管理機能があったほうが良いのでは? なぜ? 労務担当者は従業員一人あたりいろんなタスクがあり、管理が煩雑だから 労務担当者と従業員が行うタスク 1. 提出する:従業員が労務担当者に6種類書類を

    提出する 2. 入力する:従業員が必要なデータをシステムに 入力する 3. 確認する:労務担当者が従業員から集めた書類とデータを 確認する 4. 印刷する:労務担当者が入社手続き書類6種類を 印刷する 5. 提出する:労務担当者が入社手続き書類6種類を官公庁に 提出する
  9. 9 要件なかなか決まらない 必要派 VS 不要派

  10. 10 要らないとは言い切れないので作ることに タスク管理機能追加 ↓ 工数増加

  11. 11 スケジュール間に合わなかったので機能を削る 事業計画上リリース日が固定されていたので機能の充実よりリリース日優先。 結果メンバーのフラストレーションもたまる。 機能を削る ↓ フラストレーション!!

  12. もう、いやだ

  13. 13 なぜこんなことが起こったんだろう? • 入社手続きに関するプロジェクトの目的のスコープが広かった ◦ 入社フローにおいて、必要な書類出力がスムーズに出力でき る ◦ 入社・退職のフローでよくあるケースには対応できていると言 える状態にする

    解釈の幅が広い
  14. 14 人事マスタって何? 人事マスタをユーザはど う使うの? 難度の高そうなプロジェクトが始まった 人事マスタ開発プロジェクト。

  15. 実行 15 何を行ったのか?

  16. 16 実行プロセスの概要 UX Design プロセスを一つずつ実行 愚直に以下を行う。 • 目的を確認 • ユーザ観察

    • モデル化 • MVP導出 Source: https://www.hcdnet.org/docs/Hints%20of%20HCD_vol%201.pdf
  17. 振り返り 17 やってみて すごい良かった

  18. • エンジニアとしても ユーザのことが分かってHappy • 今あるスキルを使って 最速のMVP導出に貢献できる

  19. 19 ヒアリングなどを通して、ユーザの理解が深まる ユーザの生の声が聞けることで、ユーザ理解が深まる。 エンジニアのモチベーションが向上する。 勤怠情報の収集 給与計算 会計連携 給与明細 人に関する情報収集 法定三帳簿

    税務署への報告 給与振込 所得税納付 社会保険の 納付 住民税納付 その他の情報の収集
  20. 20 フロー図 これはUMLのユースケース図と同じ。 モデル化のスキルはエンジニアも得意 モデル化のやり方はUMLに似ているものも多く、 古来からの要件定義のスキルが使える。 シーケンス図 これはUMLのアクティビティ図と同じ。

  21. 21 MVPの導出にエンジニアが役に立つ 機能の重要度と工数が同時にわかっているエンジニアが参加することで、MVPが 出しやすい。

  22. 22 MVPの導出にエンジニアが役に立つ 工数を考慮した判断、代替手段の提案ができる。 例えば • 重要度が高く工数がかかる機能 ◦ → ▪ 単純な代替案の提案が可能

    ▪ MVPが小さくなり リリースが早くなる • 重要度が低く工数がかかる機能 ◦ → ▪ 早期に削る判断が可能 ▪ 考えるスコープを削ることができる Product Management Design Engineering
  23. 良いこといっぱい

  24. エンジニアと一緒に UXをやりましょう

  25. freee 株式会社 ご清聴ありがとうございました