Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
Amebaブログの会員画面システム刷新の道程
Search
Ryota Sugawara
January 19, 2023
Programming
1.2k
3
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Amebaブログの会員画面システム刷新の道程
Amebaブログ会員が利用するWebアプリケーションの構成を変更し、Webフロントエンドエンジニアが管理しきれるようにシステムを刷新している過程を紹介します。
Ryota Sugawara
January 19, 2023
More Decks by Ryota Sugawara
See All by Ryota Sugawara
Google I/O 2017 - Accessibility / Mobile Web
ryotasugawara
0
52
Other Decks in Programming
See All in Programming
AgentCore CLI で進化した AWS での AI エージェントの作り方 : 必要な機能を必要な時に
icoxfog417
PRO
2
290
MIZARU@SPAJAM2026 第二回予選
1901drama
0
110
LoopHub - ローカルで動く GitHub で、AI と共同開発
jugyo
1
500
Family mrubyの進捗
kishima
1
110
AIとGame Jamで、ゲームを完成させた話
takahirosaeki
0
120
Building an Out-of-Order CPU
latte72
1
750
高専キャリア LT 発表内容
crysta1221
6
5.6k
GKE で Pod の見方を変えたら、スケールアウト時の挙動を真に捉えられた話
stkk
0
110
DroidKaigi 2026 「個人開発という実験場: Android エンジニアが手にする4つの自由」
slashnephy
0
230
20260914 AIエージェント時代のPlatform Engineering LLM基盤とプロダクトの責務境界線
kanfab1
2
620
LL言語やWebフレームワークのPostgreSQL対応 〜DBの機能がユーザーに届くまで〜
kentaroutakeda
0
150
Kiroで創り、AgentCoreで繋ぐ!AWSで実践する「AI-DLC」から「AIエージェント統合」までの最新地図
licux
4
640
Featured
See All Featured
How to Talk to Developers About Accessibility
jct
2
540
Designing for Performance
lara
611
70k
Bash Introduction
62gerente
615
220k
Paper Plane
katiecoart
PRO
3
53k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
333
23k
A brief & incomplete history of UX Design for the World Wide Web: 1989–2019
jct
2
500
The Spectacular Lies of Maps
axbom
PRO
1
990
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
162
16k
Code Review Best Practice
trishagee
74
20k
Marketing Yourself as an Engineer | Alaka | Gurzu
gurzu
0
300
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
225
10k
Side Projects
sachag
456
43k
Transcript
Amebaブログの会員画面 システム刷新の道程
2 自己紹介 菅原 良太 (すがわら りょうた) 株式会社サイバーエージェント • 子会社でメディアの立ち上げ •
Ameba事業本部でWebフロントエンドエンジニア ◦ AmebaのSNSプラットフォームの運用開発 ◦ Amebaブログの運用開発 ◦ AmebaのWebフロントエンドエンジニア組織の開発 • 新米パパ @ryo_suga
3 Today • Amebaブログのシステム刷新とは • 開発の歩み • 現状の評価と今後の展望
Amebaブログのシステム刷新とは
5 Amebaブログのシステム刷新とは システムの複雑性を解消し システム毎の責務を明確にし 運用負荷を低くし 生産性を向上させ、事業スピードを加速可能にする
6 課題 • システムの複雑性 ◦ 多種多様な構成の乱立による認知負荷の拡大 • 責務の曖昧さ ◦ BFFがフロントエンド/バックエンドで競合し開発イテレーションが回りづらい
• 運用負荷 ◦ リリースステップが分かれていて運用負荷が高い • 高い属人性 ◦ 作ったっきり更新されずリリースできなくなる
7 刷新を終えたときの理想を設定 • 画面に関する開発サイクルをWebフロントエンドで完結できる ◦ 開発のリードタイムを短く、ハイパフォーマーを目指せる • Webフロントエンド開発者がUI開発に集中できる • 乱立したアプリケーションのカバレッジ(人/品質/運用面)が高い
◦ 作ったきりにならない体制を実現するシステム構成になっている • BFF・インフラ・開発環境の標準化と属人性解消 ◦ システム管理を担えるメンバーが育つ → 息を吸うようにすべてのシステムの品質を維持・向上し続けたい ミッション
8 難易度 • 仕様の考古学 • Webフロントエンド開発者が管理できる構成へのリアーキテクチャ ◦ Webフロントエンドで管理しきるためのバックエンド依存の分離 • 新インフラ基盤への順応(責務領域の拡大
◦ Webフロントエンド領域での "Do it the Ameba Platform way" の設計 • 限られた期間でどう刷新成果を最大化させるか ◦ 数年放置されたUIをSpindle(Design System)に乗せる ◦ UI開発に集中できるBFFの標準化
開発の歩み
10 対象システムの把握 要件定義 仕様策定 詳細設計 実装
11 対象システムの把握 要件定義 仕様策定 詳細設計 実装 1. 対象システムの把握 2. システム設計と技術選定
3. 新しい仕様を策定 4. Design Docs 5. アプリケーション開発
12 対象システムの把握 要件定義 仕様策定 詳細設計 実装 1. 対象システムの把握 2. システム設計と技術選定
3. 新しい仕様を策定 4. Design Docs 5. アプリケーション開発 コード = 仕様 ・実装言語が変わる ⇒ 仕様をコードから日本語化 ・機能の整理 ⇒ 仕様の適正化 仕様 (esa)
13 AmebaのPlatformで利用するNode.js向けの共通実装をGitHub Packagesで提供 例) • ログのフォーマット/レベルルールを統一 • メトリクス実装を統一 • トレーシング実装を統一
• 他共通クライアントの実装 システム設計と技術選定 要件定義 仕様策定 詳細設計 実装 1. 対象システムの把握 2. システム設計と技術選定 3. 新しい仕様を策定 4. Design Docs 5. アプリケーション開発 Platform(アプリケーションが乗るインフラ環境)、アプリケーション基盤を統一
14 システム設計と技術選定 要件定義 仕様策定 詳細設計 実装 1. 対象システムの把握 2. システム設計と技術選定
3. 新しい仕様を策定 4. Design Docs 5. アプリケーション開発 要件が実現可能か、実例を想定したシーケンスの候補を比較検証 例) • ログイン判定 • ブラウザからのAPI呼び出し • ステート管理 など
15 システム設計と技術選定 要件定義 仕様策定 詳細設計 実装 1. 対象システムの把握 2. システム設計と技術選定
3. 新しい仕様を策定 4. Design Docs 5. アプリケーション開発 UI / APIアプリケーションの責務分離 APIエンドポイントの責務 FrontendがBackendへデータを参照・更新するI/F Sessionなど共通実装の点在を防ぐ 画面(UI)のエンドポイントの責務 UIの構築・ブラウザの振る舞いに集中 アプリ数 ≒ ドメイン数
16 システム設計と技術選定 要件定義 仕様策定 詳細設計 実装 1. 対象システムの把握 2. システム設計と技術選定
3. 新しい仕様を策定 4. Design Docs 5. アプリケーション開発 システム運用の認知負荷を下げるためにモノレポ構成 • モノレポ管理ツールには nx を利用 • 各アプリケーションの構成の統一 ◦ 新規アプリ作成時にテンプレートから生成 ◦ 基盤のアップデート • CI / CD のワークフローを統一
17 新しい仕様を策定 要件定義 仕様策定 詳細設計 実装 1. 対象システムの把握 2. システム設計と技術選定
3. 新しい仕様を策定 4. Design Docs 5. アプリケーション開発 要件を元に”作るもの”の仕様を策定 1. エンドポイント毎の仕様 ◦ 画面仕様 ◦ API仕様 2. デザイン作成 • Spindle利用でデザイン品質を統一 3. テストケース • この時点でQCに向けたテストケースを作成 具体的なコードではなくフローの説明を記載 仕様通りに実装すれば誰でも同じ実装ができるレベルで ドキュメンテーションを行う
18 Design Docs 要件定義 仕様策定 詳細設計 実装 1. 対象システムの把握 2.
システム設計と技術選定 3. 新しい仕様を策定 4. Design Docs 5. アプリケーション開発 設計戻しを最小限に留める • 仕様をコードにする事前設計・計画 • 具体的になにをどう実装するのかを共有できる ◦ 例: ▪ コンポーネントの粒度 ▪ 関数の実例 ▪ インターフェース • システム構成から乖離がないかのレビューもこの時点で実施 ◦ 設計のコーチングとしても機能
19 アプリケーション開発 要件定義 仕様策定 詳細設計 実装 1. 対象システムの把握 2. システム設計と技術選定
3. 新しい仕様を策定 4. Design Docs 5. アプリケーション開発 Design Docsをもとに実装 • コーディング • 自動テスト ◦ 基本的にはUnitテスト ◦ APIはエンドポイント単位でのスペックをテスト ◦ UIはコンポーネント単位でVisualRegressionテスト Design Docs通りにうまく行けば良い うまく行かなくても学びが明確になる
現状の評価と今後の展望
21 現状の評価と今後の展望 Good • UI責務をフロント責務のシステムに移すことで生産性・保守性が向上した • UIの開発に集中できる環境が作れた • モノレポにすることでコストは上がるが保守が容易になった More
• まだ影響範囲が狭いので、より適用対象を広げたときシステムが運用に耐えうるか • BFFの変更を先行して行っているので、バックエンド側の刷新を含めた際の最適の設計
ご清聴ありがとうございました Amebaブログの会員画面システム刷新の道程