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『ストーリーテリングの科学』から考える、仕事とキャリアの物語性
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ryugen04
May 16, 2026
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『ストーリーテリングの科学』から考える、仕事とキャリアの物語性
20260516焚き火LT
https://kaitou.connpass.com/event/379977/
ryugen04
May 16, 2026
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Transcript
『ストーリーテリングの科学』から考える、 仕事とキャリアの物語性 2026-05-16 キャンプ場で焚き火を囲んで LT会 #2 @ryugen
whoami 経歴: 医療・ヘルスケア領域のエンジニアやっています。 趣味・領域 : Neovim好きです/アクアリウム/カポエイラ/薬剤師 ゆる登山が好き Yamamoto Tatsunori (@ryugen04)
「ストーリー 」について何を思い浮かべますか?
「ストーリーテリングの科学」 “人間はなぜ「物語」を求めるのか?すぐれた物語はいかに脳を刺激するのか? 脳科学・心理学の知見を生かせば、ストーリーはもっと魅力的に語れる! イギリスで大人気のライティング講師が解き明かす、共感を生む創作の秘密 人は物語によって他者とつながり、相互に監視し、ときに対立もしてきました。 物語は、小説や映画にかぎらず、新聞からゲーム、歌、夢の中まで、社会のあらゆると ころに存在しています。 「われわれを人間たらしめるのは物語である」「物語はわれわれだ」と著者は言います。 では、物語を求める人間、そして人間が求める物語の本質とは、どのようなものなので しょうか?
本書は、脳科学・心理学から人間/物語の秘密を解き明かしていく、まったく新しいス トーリーテリング論です。 ” https://www.amazon.co.jp/dp/B0G8CN MD58
“われわれを人間たらしめるのは物語である。 ”
「物語」の重要性について • 石器時代の人々が生きていた頃から、言語は「社会的情報」 の交換をするために進化したと考えられている。 • 古来、部族の中で、年長者たちが様々な物語を語り聞かせて 文化や秩序の継承をしてきた(まさに焚き火を囲ったりとか) • 人間の脳は、社会的な共同生活を維持するための機能に大 きく特化している
脳による世界の ”モデル”について • 人間は構造的に、現実を100%正確 に認識はできていない • 例えば、現実には色がない。眼球内 に存在する3つの錐体によるブレン ドの結果である。 •
そうやって”再構築”された現実を人 は認識している
”モデル”は生き残りニーズに向けて洗練されている • 人間は超社会的な生き物で、他者 の心を読み取り、互いに協力するこ とで生き残ってきた • 現代人にとって、世界をコントロール することは他者をコントロールするこ とで、それは他者を理解するというこ とでもある
因果関係としてのストーリーを理解するのが人間
人は物語をどう読むのか? • 物語を読むときに、人はその内容を実際に体験しているよう に脳で処理する • 人間は自分を「人生の物語の中心にいる道徳的英雄」のよう に感じる傾向がある、とされている • 人は自分の物語に都合のよい事実を受け入れやすく、都合 の悪い事実を退けることがある
ストーリーは作品だけではないのでは?
仕事やキャリアへの物語性 • 仕事には出来事の羅列、だけでなく、年ごとの目標設定や実 際の結果などの一連の流れがある • リリース作業とは誰かのシステムの状態を変えるための編 集作業でもある • キャリアについても、職歴の羅列でなく、なにを思いなにを 行ったのかという物語性がある
仕事の”物語” • 数年前から待望の機能があった • あまりに膨大な機能で、要望や企画はあったが開発はされ ていなかった • 今年からはじめてキックオフ • 段階的なリリースを経て、100以上の関連があるなかでデグ
レもせず検証が順調に進んでいる
私の”物語” • 大学は薬学部出身、医療に関わる仕事がしたかった • 大学の研究室で機械学習やプログラミングに触れ、そこで膨 大なデータをシステム化したりすることで新しい価値が生ま れることに魅力を感じた • 薬剤師として働かず、 医療×ITの道を目指すようになった
• 受託開発としてだけでなく、自社開発でより医療現場に近し い価値を生み出したいため昨年に転職した
嘘をつくのではなく、 社会的に共感しあって素晴らしく働くための物語
物語性をどう考えて活かすか? • “人は自分の物語に都合のよい事実を受け入れやすく、都合の悪い事実を退 けることがある” ◦ 強行的な進め方をしても、チームとしては働けない ◦ 人それぞれの物語を理解するための、相互理解をする必要がある ◦ メッセージを伝えるときにも、物語として解釈しやすくつたえる
▪ 謎の答えが全くわからないときと完全にわかったときにひとの好奇心 は最も弱くなる ▪ 具体的な性質をつたえて脳に描画させる ▪ 人は物語に共感する、プロダクトやものだけでなく、魅力的な語り手・ 作り手になる必要がある