OkioはSquareが開発しているjava.ioとjava.nioの取り回しを楽にしてくれるラッパーライブラリです。言わずと知れたOkHttpやMoshiのベースにも使用されているライブラリです。
Kotlinで書き直された2.0.0よりMPP(KMP)対応が行われ、3.0.0でファイルシステム周りの機能が追加されました。
KMP(android, iOS)プロジェクトで実際に使用した私がありがたいと感じた部分についてお話しします。
本セッションでは下記のことを取り扱います。
・標準ライブラリが強力なKotlinでなぜOkioを見直すのか
・KMP実装にIO周辺実装での諸課題
・KMP実装においてもOkioがもたらすメリット
・Okioを使用する際の注意するべき前提