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可用性セットを検証してみた@GEEKERS NITE #3

可用性セットを検証してみた@GEEKERS NITE #3

イベント:GEEKERS NITE #3(https://geekersnites.connpass.com/event/294145/
初社外LTです!

Ryutaro Kimura

September 07, 2023
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Transcript

  1. 9 冗長化の方法 障害ドメイン(FD:Fault Domain) 電源とネットワークを共有する仮想マシンの 範囲。最大 3。 =サーバーラック 更新ドメイン(UD:Update Domain)

    メンテナンス等でハードウェアの再起動が必要 になった時に影響を受ける範囲。最大 20。 =物理サーバー UD① FD① UD③ UD⑤ VM6, FD2, UD5の例 UD② FD② UD④
  2. 21 検証方法 1. リソースグループ作成 2. 可用性セットを作成する 3. 仮想マシンを10台作成する 4. 仮想マシンの配置(可用性セット)を確認

    5. リソースグループごと削除する ※VMのクオーターに引っかかるので 6. 1~5を3回繰り返す。 (本当は確率が収束するくらい回したかった)
  3. 34 まとめ ⚫ わかったこと(検証の余地はあるが一旦) ⚫ 公式ドキュメントの間違いかもしれない点を見つけてしまった ⚫ 更新ドメイン数より多い仮想マシンは最初の更新ドメインから割り当て られるとは限らない ⚫

    とはいえ、VMと更新ドメインは、障害ドメインに均等に割り 当てられるので、冗長化は不利益なくされてる? ⚫ 学び ⚫ 検証って大事 ⚫ 複数リソース作成する場合 → ポータル < CLI