Go Conference 2021 Autumn https://gocon.jp/2021autumn/
Kensei Nakada @sanposhiho golang/mockでのモック生成と管理の "より良い" アプローチ
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中田 健誠 / Kyoto Uni (4th year) 普段はバックエンドエンジニアをしてます Twitter: さんぽし (@sanpo_shiho) GitHub: @sanposhiho 自己紹介
golang/mock(GoMock)とは
golang/mock(GoMock)とは > GoMock is a mocking framework for the Go programming language. Go の公式Orgで開発されている”モックのためのフレームワーク”
GoMockに関する詳しい話 このトークでは細かい使用方法は 扱いません。 詳しくはZennの記事を🙏 →
GoMock でのモック生成 mockgenコマンドを使用してinterfaceを元にモックを生成する
GoMockでのモック生成 mockgenコマンドを使用してinterfaceを元にモックを生成する
GoMock でのモック生成 interfaceを元にモックを生成する → interfaceが更新されるとモックを再生成(更新)する必要がある
GoMock でのモック生成 interfaceを元にモックを生成する → interfaceが更新されるとモックを再生成(更新)する必要がある → mockgenコマンドをどこかに置いておく必要がある
go generateでのGoMock管理 go generateを用いて、管理されることが多い。 ↓のように書いておいて で全mockgenを一斉に実行
go generateでのGoMock管理 この管理方法だといくつかの解決できない問題が存在する ● はコマンドが一つ一つ実行される = 時間がかかる… ● は常に全てのmockgenを実行する ● モックが最新のインターフェースを元に生成されているかわからない
sanposhiho/gomockhandler
gomockhandler go generate以外でのGoMockのモック管理を目指したライブラリ 一つのファイルを通してプロジェクト内の全てのモックの管理を行う。
モックの生成の効率化① gomockhandlerではモックを並行に生成している。 この効率化施策のみで、複数のモックの生成が50~60%早くなる(雑な計測)
モックの生成の効率化② 更新の必要がないモックの生成を自動でスキップする = 不必要なモックの生成は実行されない (※ Source modeのみ対応) 例) interface A, Bのみを更新 → A, Bのためのモックの更新のみが実行される
モックが最新かどうか確認 モックが最新のインタフェースを元に生成されているかを確認できる CIなどで使用することでモックの更新忘れを防ぐことができる
「使ってみたいけど、移行めんどくさそう」🤔
go generate管理からの移行の容易性 go generateでのGoMock管理から簡単に移行できるようにデザイン プロジェクト内のgo generateを全て mockgen gomockhandler -config=/path/to/config.json に置換するだけでgomockhandlerへの移行が完了する。
ご静聴ありがとうございました 20