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不明点が多かった新規プロジェクトをアジャイルマインドセットで乗り越えた話

SansanTech
PRO
September 05, 2023

 不明点が多かった新規プロジェクトをアジャイルマインドセットで乗り越えた話

■イベント
急成長するSaaSを支えるエンジニア成長支援の取り組み
https://sansan.connpass.com/event/293441/

■登壇概要
タイトル:不明点が多かった新規プロジェクトをアジャイルマインドセットで乗り越えた話
登壇者:技術本部 Bill One Engineering Unit Santín Ortega, Aarón

■Bill One エンジニア 採用情報
https://media.sansan-engineering.com/billone-engineer

SansanTech
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September 05, 2023
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Transcript

  1. 不明点が多かった新規プロジェクト
    をアジャイルマインドセットで
    乗り越えた話
    Sansan技術本部
    Sansan技術本部
    Bill One Engineering Unit
    Santín Ortega, Aarón
    サンティン・オルテガ・アーロン

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  2. 写真が入ります
    Santín Ortega, Aarón
    サンティン・オルテガ・アーロン
    Sansan株式会社
    技術本部 Bill One Engineering Unit
    Globalグループ アジャイルチームリーダー
    海外で経験を積んでから10年前に⽇本に引越し、
    昨年Sansan株式会社に⼊社。⼊社以来、新規プロ
    ジェクトのチームリーダーとして従事。

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  3. - 背景
    - アジャイルマインドセット
    - 結果
    - まとめ
    トピックス

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  4. 背景

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  5. ⽉次決算を加速する
    Bill Oneビジネスカード
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  6. - アーロン
    - ⼊社から1ヶ⽉も経ってない
    - 会社のこと知らない
    - Bill Oneの⽂化そこまで知らない
    - Bill Oneビジネスカード
    - 会社で初めてのFintechプロダクト
    - ドメイン知らない⼈が多い
    - 技術的な課題出てきそう
    - 新しいチーム
    - チームメンバーのこと知らない
    背景(アーロンのPOV)

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  7. 結論
    不明点が多かった

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  8. アジャイルマインドセット

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  9. 不明点が多いためどうする?
    1
    現れそうな課題
    を洗い出す
    新ドメインの知識
    が⾜りてない
    ⾒えてない
    部分が多い
    2
    開発中で仕様変更
    が多そう
    3
    アジャイル
    マインドセット
    アジャイル
    マニフェスト議論
    4

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  10. - 出典: https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html
    アジャイルマニフェスト

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  11. 私たちは、ソフトウェア開発の実践
    あるいは実践を⼿助けをする活動を通じて、
    よりよい開発⽅法を⾒つけだそうとしている。
    この活動を通して、私たちは以下の価値に⾄った。
    プロセスやツールよりも個⼈と対話を、
    包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
    契約交渉よりも顧客との協調を、
    計画に従うことよりも変化への対応を、
    価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを
    認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。
    出典: https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html
    アジャイルソフトウェア開発宣⾔

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  12. - 5分ぐらい掛けてマニフェストを読んで
    - 2時間ぐらいでチーム内での議論して
    - 認識合わせ
    - お互いのことを知る
    - プロジェクトのアプローチを知る
    - なぜアジャイルがこのプロジェクトにジャストフィット?
    マニフェスト議論

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  13. 私たちは、ソフトウェア開発の実践
    あるいは実践を⼿助けをする活動を通じて、
    よりよい開発⽅法を⾒つけだそうとしている。
    この活動を通して、私たちは以下の価値に⾄った。
    プロセスやツールよりも個⼈と対話を、
    包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
    契約交渉よりも顧客との協調を、
    計画に従うことよりも変化への対応を、
    価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを
    認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。
    出典: https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html
    アジャイルソフトウェア開発宣⾔

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  14. マインドセットの認識合わせの後
    どうやってプロジェクトの管理をするんですか?
    スクラムを選びました
    また議論しました
    その後

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  15. 議論の内容
    - スクラムの理論
    - 透明性、検査、適応
    - 役決め
    - プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発者
    - (前LTの個⼈⽬標共有⼤きく関係あります)
    - イベント管理
    - スプリントプランニング、デイリースクラム、レビュー、レトロスペクティブ
    - などなど
    DLこちら https://scrumguides.org/docs/scrumguide/v2020/2020-Scrum-Guide-
    Japanese.pdf
    またスクラムガイド議論

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  16. 議論の結果
    - 認識合わせ
    - お互いのことを知る
    - プロジェクトのアプローチを知る
    (あれ、またマニフェスト議論と同じだね)
    またスクラムガイド議論

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  17. キーワード
    議論

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  18. そこから
    解決
    課題 相談・議論

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  19. そこから
    - 毎回相談・議論のために全員集まるコストが⼤きい
    解決
    課題 相談・議論

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  20. そこから
    解決
    課題 相談・議論
    - 毎回相談・議論のために全員集まるコストが⼤きい
    - みんなはみんなの個⼈⽬標を知ってる
    - みんなはみんなの役割を知ってる
    - 参加者絞り込める

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  21. そこから
    - 毎回相談・議論のために全員集まるコストが⼤きい
    - みんなはみんなの個⼈⽬標を知ってる
    - みんなはみんなの役割を知ってる
    - 参加者絞り込める
    - メンバーがやりたいことをやれるチャンスが増える
    - 成⻑と繋がる
    解決
    課題 相談・議論

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  22. 結果

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  23. - 不明点が多かった
    - どんどんドメインを知って
    - 最初にあった形が少し変えて
    - どんどんリファイナメントして
    - どんどん課題を解決して
    - 良いプロダクトをリリースできました
    結果、プロジェクト

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  24. - 早めにマインドセットの認識合わせをして
    - 早めに動き出して
    - 途中でメンバーを増やして
    - 早めにマインドセットのオンボーディングをして
    - ドメインがどんどん分かってるから
    - 早めにドメインのオンボーディングして
    - 早めに動き出して
    結果、チーム

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  25. - Rさん
    - 個⼈⽬標はどこかのタイミングでプロダクトマネージャーになりたい
    - 仕様やユーザー体験の相談・議論に参加、どんどん仕様を決めさせる
    - 爆速でレベルアップしました
    - Yさん
    - 技術的に強くなりたい
    - 変わったドメインでチャレンジして、新しい技術を学ぶ
    - 強くなりました
    - Aさん
    - エンジニアマネージャーになりたい
    - チーム課題、メンバーの課題、プロジェクトの課題、どんどん任せる
    - 。。。
    結果、メンバー

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  26. - 全てのチーム・プロジェクトにはアジャイルがフィットじゃないかもし
    れないけど議論がマストです
    - 同じマインドセットで働きやすかった
    - 開発だけじゃなくて、プロダクトのメンバーまで認識合わせました
    - 今の時代、仕様や優先度が爆速で変更になることもある
    - メンバーが増えた時にオンボーディングがしやすかった
    - ⼈間ってやりたいことを任せると強くなる
    まとめ&補⾜

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  27. キーワード
    議論
    (実はSansan株式会社の⽂化でよくある)

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  28. Sansan 技術本部
    Bill One 開発エンジニア
    採⽤情報
    https://media.sansan-engineering.com/billone-engineer

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