pmconf2020_製造業PFの立ち上げ期にPMが向き合った課題と突破口の話

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キャディ株式会社 笹口
pmconf2020 登壇資料

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Naoya Sasaguchi

October 27, 2020
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Transcript

  1. 製造業PFの立ち上げ期に PMが向き合った課題と突破口の話 pmconf 2020 キャディ株式会社 笹口 直哉

  2. 製造業PFの立ち上げ期に PMが向き合った課題と突破口の話 2

  3. どんなPMか 昭和61年生まれ 新卒で中小の独立系 SIerにて常駐派遣エンジニアに ミスミの情シスへ転職 ヤフーへ。検索連動型広告の PM 2019年6月、キャディへ。原価計算システムのPM ┗ 応募型人事異動制度で事業開発へ

    ┗ java, C#を中心に業務システムの詳細設計、コーディング、テスト… ┗ 入社10カ月後、PDMチームの立ち上げ&マネージャーへ ┗ 慶応義塾大学法学部法律学科を卒業 3
  4. どんなPMか + ミスミで培った 製造業ドメインナレッジ 4

  5. 製造業PFの立ち上げ期に PMが向き合った課題と突破口の話 5

  6. what’s CADDi? MISSION : モノづくり産業のポテンシャルを解放する “多品種少量生産の金属加工品の調達領域 ”でサービスを展開 6

  7. why CADDi? 多品種少量の金属加工品の調達難易度は極めて高い 7

  8. 金属加工品の製作可否、価格は見積を取るまで不明 電車1両分の部品を用意しようとすると何が起きるか 8 どこなら作れる? どこが安くて早い 品質いい? 12000図面を納期 までに揃えねば 相見積しないとわ からない

    見積できる人が少 ない 忙しくても得意先 だと断れない 深夜まで見積 相見積なので20% 程度の低い受注 率 発注者 加工会社
  9. 製造業において取引コストが高くなる要因 9 ③長大なバリューチェーン ④見積の属人化 不確実性が実際にモノが納品されるまで残り続ける 経験が求められる上、見積には管理会計的側面も ①産業のクラスタ構造 多くの業界が個別のクラスタを形成している ¥ ②共通プロトコル不在

    他業界との共通言語がないため新規取引にリスク ?
  10. キャディの解 10 標準インターフェースの 実装と自社見積 データに基づいた 最適な選定と確定発注 複雑な受発注及び 工程管理の効率化 • 見積のモデル化により、自社で見積

    を完結させることで見積負荷を後工 程に流さない • モデル化により見積ナレッジを集合 知化する • キャディが業界ごとに異なるプロトコ ルとの翻訳機能を担う • 見積結果とパートナーデータを照合し 最適な加工会社を選定 • キャディがまず受注してから確定発 注することで、相見積の負荷を軽減 • アナログに管理されている割合が大 きい受発注や工程管理のシステムを 内製し効率化 • 事業拡大に伴って要件も急速に増加 するため、拡張性の高いドメインモデ ル構築
  11. 製造業PFの立ち上げ期に PMが向き合った課題と突破口の話 11

  12. 原価計算は創業以来プロトタイプで行われていた 12 事業成長に伴いハイペースで拡張し続けたプロトタイプの課題 • 拡張性高かったはずが、いつしか負債が重くなりデリバリー低下 • データが構造的に蓄積されず、クレンジング必要で分析コスト高い • 業務観点でのUXが低く生産性を圧迫 これらの課題を解決すべくプロダクト化を提案

  13. 独自の原価計算システムをつくる 13 見積生産性、受注率、利益率を担うコアプロダクトの一つ UI Biz Logic Cost Algo CAD 図面

  14. 特に苦しんだ2つの課題 14 1. いつまでたっても固まらない業務要件 2. 開発よりも早く変わっていくプロトタイプ

  15. いつまでたっても固まらない業務要件 15 課題 突破口 変わる戦略、変わる組織 増え続けるトラフィック • 拡張性の高いドメインモデル、アーキテクチャを常に志向 • 詳細なケースまで含め徹底的に考えて変化に備える

    • OKRによって3カ月に1回激変 する戦略と組織 • セグメントレベルでのピボットも 発生。セグメントが変われば要 件も変わる • 成長すれば当然トラフィックは 増えていく • まだまだ手オペも多いため、そ こがボトルネックにならないよう に、という事業的要請は強い
  16. 開発よりも早く変わっていくプロトタイプ 16 課題 突破口 純粋にリソース不足 事業成長は止まらない 社長と〇月末までで一旦プロトタイプの開発止めて、と握る • 当初3名のエンジニアで開発ス タート。慣れないRustに手こず

    る • スタートアップみのある働き方 もして頑張ったが全く追いつか ず心が折れかける • 成長にしたがってプロトタイプ は進化を余儀なくされる • 事業的にも急いで対応したい ため、容赦ないスピードで拡張 していくプロトタイプ 失敗
  17. 失敗を経て本質的な価値を見つめ直す 17 真の課題 真の突破口 • 保守性を捨てない覚悟、定期的なリファクタリング • ”Shift Left”の実現と本質的なスピードの追及 スピード不足

    • とにかく早く作ろう、という意識が先行 • 保守性の低下や、リファクタリングやテスト自 動化などを後回しにした結果、 デリバリー速 度を圧迫していた。ローンチ後もボトルネック になりかねない 詳しくは弊社TechBlogへ→ https://caddi.tech/archives/1517
  18. まとめ 18 1. 成すべきは既存産業の因数分解と再構築 ┗ レガシー産業は長い歴史の中で生じた様々な環境変化を受け最適化されている ┗ それら要素を紐解き、現在の技術基盤上で再構築する。そのために内製で効率化 2. レガシー産業の変革に銀の弾丸はない

    ┗ 課題の解像度を上げ続け、拡張性と保守性を損なわない実直なモノづくり 3. 今も変わらず課題山積 ┗ 事業拡大ペースはさらにUP、高まる複雑性 ┗ 新しい仲間は常に募集中です!
  19. ご清聴ありがとうございました twitter : @sasaguchisan 採用資料 : https://speakerdeck.com/caddi_eng/caddi-recruit-202008 TechBlog : https://caddi.tech/archives/1517

    カジュアル面談はこちら : https://meety.net/matches/rkaAPDKgHCMC 19