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脳の研究をやっていた私がアジャイルに惹かれたワケ

SHIFT_EVOLVE
December 05, 2022

 脳の研究をやっていた私がアジャイルに惹かれたワケ

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December 05, 2022
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  1. 脳の研究をやっていた私が アジャイルに惹かれたワケ 2022/11/22 SHIFT Evolve 上野 彩子

  2. 自己紹介 普段のお仕事 お仕事以外の 活動 やってきたこと 上野 彩子 うへの@yeHoaqko 株式会社SHIFT アジャイルの品質にかかわること

    全般 JaSST Tokyo実行委員長 Agile Japan実行委員 Agile Japan EXPO代表理事 脳の研究 テスター、SE、QA スクラムマスター、PM、コンサル アカウントマネジャー ラインマネジメント
  3. ソフトウェア開発と出会うまで 博士後期課程 2012 SIer SHIFT 2015 2019 なかなか 研究成果が出ない 研修で

    ウォータフォールを習う コミュニティ初参加 検証業務楽しい 手戻りと多重下請構造に幻滅 アジャイルを知る 月収9万円生活 研究職諦め就活 研究費とれる 卒業 アジャイルの現場へ
  4. ウォーターフォール以前… 博士後期課程で脳の神経細胞のモデルを使ったシミュレーションと生体標本を用いた 実験をしていた 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月

    8月 9月 10月 11月 12月 入学シーズン 学会発表にむけ アブストラクト準備ラッシュ 夏の学会シーズン 科研費採否通知シーズン 修論&博論審査シーズン 卒業シーズン 大学の一年 6:30 7:30 8:00 10:00 19:00 20:00 23:00 起床 ラボ着 実験準備 計測開始 お昼(変則) 計測中に論文読む 計測データ解析 ふりかえり&明日の実験計画を大まかに立てる シミュレーション用プログラムを流して帰る シミュレーション結果の確認 夜ごはん よくある一日
  5. プロセスの確立しない仮説検証 • たまたまこうやったらうまくいった、という知見しかない • これをやるとダメだった、というナレッジが引き継がれていない • 再現性との闘い • 再現しなくても、変数が多すぎて何が原因なのかがわからず改善しづらい •

    実験計画の詰めの甘さに苦しむ • ざっくり「明日こんなことやろう」しか決めていない たくさん回数を重ねて試行錯誤をする必要があったため、 「いつでもラボにいる人(ラボ畜)」になってしまった
  6. 楽しいけどふと我に返るとしんどい

  7. もっと効率的にやりたい…

  8. 就職してからウォーターフォール開発 というものがあることを知る

  9. この素晴らしきウォーターフォール • 計画をしっかり立てて手戻りがないようにするってすごい! • なんと無駄のない世界なんだろう! • 研究もこんな風にしてたらもっと早く結果が出ていたに違いない!

  10. 手戻りがないとか嘘じゃん

  11. しっかり計画して作ったのに、 なんでダメだしされるの?

  12. アジャイルに出会って • 昔なんとなくでやっていたことがきれいにまとめられていてスッキリ腑 に落ちた • 自分の能力が足りなくて計画が立てられないのではない、相手にして いるものが予測不可能なのだ • とはいえ短いスパンで考えすぎて中長期の見通しができていなかった こともわかった

  13. ソフトウェア開発の変遷 • 40~50年の変遷を10年で身をもって体験したことになる プロセス なし Waterfall Agile

  14. まとめ • 実は皆さんもあるんじゃないでしょうか、アジャイルと知らずにアジャイ ルな活動をしていた経験が… • 人類には「きれいなウォーターフォール」は早すぎる • まずはアジャイルを目指してはいかがでしょうか。だって世界は予測し がたいのだから