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JAWS-UG主催 週刊AWSキャッチアップ(2023/12/11週)

ShigeruOda
December 22, 2023

JAWS-UG主催 週刊AWSキャッチアップ(2023/12/11週)

ShigeruOda

December 22, 2023
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  1. 管理コンソール内から簡単に呼び出せるシェル環境 AWS CloudShell の OSが Amazon Linux 2 (AL2) から

    Amazon Linux 2023 (AL2023) に変更 されました。既存のCloud Shell環境のホームディレクトリは維持されて いますが、OSが提供するパッケージは異なりますので(例えばPython 2 はサポートされなくなります)、利用の前には動作を確認いただくのが 良いでしょう AWS CloudShell has migrated to Amazon Linux 2023 (AL2023)
  2. AWS Lambda のCloudWatchメトリクスとして ClaimedAccountConcurrency が追加されました。これは、使用された unreserved concurrency、割り当て済のreserved concurrency と provisioned

    concurrencyの合計をレポートするもので、あとどれぐらい 同時実行可能かを把握するために利用できます。 AWS Lambda supports additional concurrency metric for improved quota monitoring
  3. CodeDeploy は ASG (Auto Scaling Group) スケールイン中にアプリケー ションの停止フック (Stop Hook)を呼び出すことができるようになりま

    した。これによりスケールダウン時の進行中タスクの完了や、アプリケ ーションリソースの開放等を適切なタイミングで実行可能です。AGS イ ンスタンスの更新操作中にもフックを呼び出すことができるため、アプ リケーション稼働させながらインスタンスにパッチを適用する際にも活 用可能です。 AWS CodeDeploy now supports application stop hooks during Amazon EC2 Auto Scaling Group scale-ins
  4. Amazon Athena で AWS IAM Identity Center からの trusted identity

    propagation がサポートされました。これによりシングルサインオンし たユーザーの権限に基づいたクエリや、監査が可能になります。 Amazon Athena now supports user identities for data access and audit
  5. 今回のリリースにより、管理者は新しいワークグループを作成する際に、 Athena SQLユースケースの信頼されたIDプロパゲーションを有効にす るだけでよい。データアナリストは、企業IDを使用してEMR Studioの Athenaエディタにアクセスし、信頼されたIDプロパゲーションが有効な ワークグループからクエリを実行できる。クエリが実行されると、デー タアナリストのIDはAWS Lake Formationに伝搬され、データアクセス

    が承認される。この起動により、シングルサインオンによるオンボーデ ィングが簡素化され、ID ベースのきめ細かなアクセス制御によりエンド ツーエンドのセキュリティが向上し、Athena クエリワークフローの監 査が可能になります。 Amazon Athena now supports user identities for data access and audit
  6. Amazon Managed Streaming for Apache Kafka (Amazon MSK) のIAMサ ポートが、AWS

    SDKが動作するすべてのプログラミング言語で利用で きるようになりました。これによりIAMベースでKafkaリソースへのアク セス制御が可能になります。この連携はオープンスタンダードである SASL/OAUTHBEARER ベースで実装されています。 Amazon MSK extends AWS IAM support to all programming languages for existing clusters
  7. AWS Amplify は AWS Cloud Development Kit (CDK) で作成された GraphQL

    API のバックエンドとしてこれまでのDynamoDBサポートに加 え、既存のMySQLとPostgreSQLを利用できるようになりました。これ により既存のデータソースを活用しつつ、ウェブ/モバイルアプリ用のフ ロントエンド用 API レイヤーを簡単に構築できます。 Connect GraphQL APIs to existing MySQL and PostgreSQL databases with AWS Amplify
  8. AWS IoT Core で、 ユーザー独自のCA (Certificate Authority)をフリート のプロビジョニングに利用可能になりました。AWS IoT にはセキュアな

    通信のために X.509 クライアント証明書を発行する機能がありますが、 今回の機能更新により独自の公開鍵インフラストラクチャ (PKI)を利用す ることが可能になります。 AWS IoT Core allows customers to use their own CAs with fleet provisioning
  9. Amazon Kinesis Data Firehose で CloudWatch Logs からの出力ファイ ルを展開して転送先(S3とSplunk)に連携する機能が追加されました。 CloudWatch

    Logsのデータは初期状態でgzip圧縮されているため、連携 後の処理でgzipファイルが扱えない場合は別途展開を実装する必要があ りましたが、この機能によりKinesis Data Firehoseの設定だけで展開可 能になります。展開処理には追加の費用が発生しますので料金表を確認 してください Amazon Kinesis Data Firehose supports delivery of decompressed CloudWatch Logs to destinations
  10. クラウドコンタクトセンター Amazon Connect でケース(問い合わせ) をプログラム的に管理し、エスカレーションワークフローを設定できる 機能が追加されました。Amazon Connect Case のルールデザイナーでル ールを設定可能です。例えば、ケースが更新されるたびにタスクを自動

    的に作成したり、アラートメールを送るといった自動化が可能です。ま た、コンタクトセンターの会話を分析するAmazon Connect Contact Lensと連携して、会話内容に応じたフォローアップタスクの設定も可能 です。 Amazon Connect Cases now supports creating rules for monitoring and updating your cases