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Heroku Container Registry & Runtime + digdagで お...
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shunsugai
September 05, 2018
Technology
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Heroku Container Registry & Runtime + digdagで お手軽バッチ処理環境 を作ってみた
Heroku Meetup #22でLTした内容です。
shunsugai
September 05, 2018
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Transcript
Heroku Container Registry & Runtime + digdagで お手軽バッチ処理環境 を作ってみた 2018-09-05
須貝俊
自己紹介 - 須貝俊 - IESHILというWebサービスでエンジニアやってます。 - 主にRailsアプリケーションの開発を担当。 - Heroku大好き。個人で2011年から利用してます。
僕が使い始めた頃のHeroku
一番右に(権利的に)ヤバいのがいる
今日一番伝えたかったこと 以上。
本題行きます
Heroku上で Docker動かすやつで バッチ処理走らす話
イエシルとは - IESHIL https://www.ieshil.com/ - マンションの査定価格を載せてるカ タログ的なサイト - Ruby on
Rails + Heroku
査定価格、災害リスクなどの住環境データ
新たに販売中の物件を掲載(8/1〜)
この機能の裏側で 頑張っているものが 今日の本題
作ったもの
作ったもの - データ提供元のFTPサーバにアクセスしてデータを取ってくる - それをTreasureDataに放り込む - TD上でIESHILの建物マスターデータと取得した物件データを 名寄せする - 名寄せしてフロント用に整形したデータをJSONL形式でS3に
吐き出す
なぜdigdag + embulkなのか? - TreasureDataを利用しているから - チーム内ですでに実績があるツールだから - ちなみにdigdagはローカルモードです
なぜHerokuなのか?(表向き) - 時間がなかったから。 - バッチ処理環境がないわけではないが、アドホックに立てた Digital Oceanのインスタンスで負債感あり。 - 別途、AWS上にdigdagサーバーを構築する動きがあったが、 今回のリリースには間に合わなそうだった。
- イエシル上の建物マスターデータと、販売物件データを名寄せ する処理に集中したかった。
なぜHerokuなのか?(裏) - Container Registry & Runtimeを本番で使ってみたかったか ら - だいたいのものはHerokuで動かせると思っているから -
Herokuが好きだから
どうやって作るのか - ドキュメントに詳しく書いてあります。 https://devcenter.heroku.com/articles/container-registry-and-runtime - Dockerfile書いてpushするだけ - リリース時はheroku container:releaseする必要あり
どうやって作るのか - Add-ons - Heroku Scheduler : 定期実行に必要 - Papertrail
: ログ収集 - Dead Man’s Snitch : 死活監視 - SendGrid : メール送信
Add-ons 全部無料ですみません
やってみた感想
感想:メリット - 本番相当の環境ですぐに動かせた - リリースが簡単 - 足りないものはAdd-onsでなんとかなる - とにかく楽
感想:デメリット - Heroku SchedulerはDailyだと時間が30分刻みでしか設定で きない - 実行時間が24時間以上になる場合は工夫する必要がある dynoは24時間 + αで再起動するため。
(今回は30分程度で終わる処理なので問題なし)
感想:余談 - 別途AWS上に構築したdigdagサーバーが本番運用されてい るので、今後そちらに移行していく予定。 - ただし傍から見ているとdigdagのサーバーモードはいろいろ 大変そうだなという印象。
おわり