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Service development lecture in 2019 cookpad sum...

Service development lecture in 2019 cookpad summer internship

クックパッドの 2019 夏インターンでサービス開発の講義に用いた資料です。

Kohei Arai

August 20, 2019
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Transcript

  1. 新井 康平 @SpicyCoffee66  会員事業部 エンジニア (17 卒) SEO グループグループ長 2017年:

    レシピサービスのさがす体験改善, 新規事業バックエンド実装 2018年: 有料会員のさがす体験改善(PM), 検索バッチの大規模リファクタ 2019年: 検索バッチの大規模リファクタ, レシピサービス SEO 改善 自己紹介
  2. • セールで狙っていた服を買い逃してしまった • 諦めきれずフリマで売りに出ているものを探す • 運良く服を見つけ、状態も新品であることを確認 • が、販売価格が高かったのでひとまず保留にしおく • 一週間後、値下げ情報が

    Push 通知で届いた • 他の人に狙われないうちに、急いで購入手続きをした たとえば 機能名を書くとそこで思考停止する → Push 通知以外の選択肢が頭から消える
  3. アプリでの行動例 • セールで狙っていた服を買い逃してしまった • 諦めきれずフリマで売りに出ているものを探す • 運良く服を見つけ、状態も新品であることを確認 • が、販売価格が高かったのでひとまず保存しておく •

    一週間後、値下げされたことを知る • 他の人に狙われないうちに、急いで購入手続きをした ブランド名で検索 商品詳細の確認 いいね Push 通知受信 購入申請
  4. 最小コストで実現する • 課題解決策のアイディアを具体化 • 可能な限り小さな実装で仮説を検証する = MVP ‣ Minimum Viable

    Product ‣ 検証を行える可能な限り小さいもの ‣ 「実装しない」のが最も小さい
  5. 定性 vs 定量 定性評価 定量評価 • 行動の裏付けが得られる • どうあがいても主観が入る •

    サンプルが偏る可能性が高い • 明確な結果は出てきづらい • 検証期間自体は短い • 行動の裏付けは得られない • 主観が入りづらい • サンプルの偏りを減らせる • 明確な結果が出しやすい • それなりの検証期間が必要
  6. 定性評価が向いてる 定量評価が向いてる • サンプル数が少ない • 検証したい体験が複雑 • コンセプトを詰めていきたい • サンプル数が十分に取れる

    • 検証したい体験がシンプル • コンセプトが成熟している 定性と定量の使い分け サンプル数の判断は難しい 簡単にやるなら https://www.optimizely.com/sample-size-calculator/ などのサイトが使える FYI: https://techlife.cookpad.com/entry/2016/09/26/111601
  7. “学び” を得るために • しっかりと仮説を立てて言語化しておく • 指標の解釈を整理しておく ‣ この数値が 高い/低い のは何を意味する?その時どうする?

    • 結果の数値やユーザーの反応を想定しておく ‣ 測定指標がどのくらいになったらどうする? ‣ 想定と違った反応を見せたのはなぜ? ‣ 「なんとなく Go」を避ける • 成功のイメージを共有する
  8. 情報共有について • 知見は放っておくと腐って死ぬ • 知見共有されない問題 ‣ どこにプールされているか判然としない ‣ 知見が属人的になる ‣

    ならまだいい方で時がたって本人もはっきり覚えていない感じになる ‣ 最悪だと組織改編や転職で闇に消える
  9. 情報共有について • 知見は放っておくと腐って死ぬ • 間違った知見共有される問題 ‣ 結果の数字の読み取り方がおかしい ‣ そもそも KPI

    の設定がおかしい ‣ 検証の期間が短すぎて正確性に欠ける ‣ といったようなことに気づかず正しい知見として共有される
  10. 社内独自の取り組み • Report.md ‣ 施策に関する仮説や結果等を Markdown 形式でまとめる ‣ 運用を Pull

    Request 形式で行うのがポイント ‣ チームのレポジトリにレビューの通った知見が貯まっていく
  11. サービス開発のフローまとめ • 「考えて・確かめる」を丁寧かつ高速に繰り返す ‣ Build: 仮説からつくるものを決める, 最小の実装ですませる ‣ Measure: 定性と定量の両視点を持つ,

    検証方法も吟味する ‣ Learn: 事前の想定が重要, 組織内に情報を共有する • 要所要所で社内外のフレームワークを利用
  12. Q&A