Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
「みんな」が「効率的」に Web アプリを作成出来るようになること
Search
SATOH Kiyoshi
March 16, 2022
Technology
0
74
「みんな」が「効率的」に Web アプリを作成出来るようになること
開発受注先の部内向け開発ツール導入啓蒙プレゼン
SATOH Kiyoshi
March 16, 2022
Tweet
Share
More Decks by SATOH Kiyoshi
See All by SATOH Kiyoshi
意外に詐欺師がいるという教訓
stealthinu
0
75
RAGの仕組みとよくある課題
stealthinu
1
490
音声変換と生成AI:開発者視点からの1.5年の振り返り
stealthinu
0
1.1k
リアルタイムボイスチェンジャーMMVCとVITSの紹介
stealthinu
0
2.5k
ディープラーニングブームは続くのか
stealthinu
0
88
スパム対策お焚き上げ
stealthinu
0
83
えせソアリンを作る
stealthinu
0
98
milter-managerが便利な話
stealthinu
0
130
Colabをshellから使う
stealthinu
0
110
Other Decks in Technology
See All in Technology
AWS Lambdaと歩んだ“サーバーレス”と今後 #lambda_10years
yoshidashingo
1
180
RubyのWebアプリケーションを50倍速くする方法 / How to Make a Ruby Web Application 50 Times Faster
hogelog
3
950
Lexical Analysis
shigashiyama
1
150
ドメインの本質を掴む / Get the essence of the domain
sinsoku
2
160
アプリエンジニアのためのGraphQL入門.pdf
spycwolf
0
100
日経電子版のStoreKit2フルリニューアル
shimastripe
1
140
Amazon CloudWatch Network Monitor のススメ
yuki_ink
1
210
アジャイルチームがらしさを発揮するための目標づくり / Making the goal and enabling the team
kakehashi
3
140
ノーコードデータ分析ツールで体験する時系列データ分析超入門
negi111111
0
420
Security-JAWS【第35回】勉強会クラウドにおけるマルウェアやコンテンツ改ざんへの対策
4su_para
0
180
iOSチームとAndroidチームでブランチ運用が違ったので整理してます
sansantech
PRO
0
150
SRE×AIOpsを始めよう!GuardDutyによるお手軽脅威検出
amixedcolor
0
170
Featured
See All Featured
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
27
4.3k
Bash Introduction
62gerente
608
210k
Facilitating Awesome Meetings
lara
50
6.1k
Side Projects
sachag
452
42k
Speed Design
sergeychernyshev
25
620
Practical Orchestrator
shlominoach
186
10k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
327
38k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
32
1.5k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
510
110k
A Philosophy of Restraint
colly
203
16k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
8.9k
Transcript
目的 「みんな」が「効率的」に Web アプリを作成出来るようになること
今までは… • telnet でテストサーバに入って vi で直接ソース書いて… • PC のエディタで書いたのを FFFTP
で アップロードして… • 修正前のファイルをファイル名に 日付追加してコピーしといて… • デバッグのために print 文埋め込んで 値表示して…
方法 • 現代的なツールや開発手法を導入する • 標準ツールを策定して開発方法を揃える → 自分の書いたソースを 「将来の誰か」に読みやすくするため
「みんな」の対象範囲 • 「プログラマー」 だけじゃなくて • 「デザイナー」 にも 8 割がたは「使える」ツール
4 つの柱 • バージョン管理システム (git) • フレームワーク (CakePHP) • テスト
(PHPUnit/Selenium) • IDE とデバッガー (Eclipse)
バージョン管理システム • ソース内やファイルでバックアップを 残さなくて良い • やったことの「歴史」を残せる • チームでの並行開発が出来る • 修正を前に戻せる
git • 分散バージョン管理システム • サーバと PC とに「分散」している • 軽い・構造がシンプル •
一人で使っても十分嬉しい • github コード共有プラットフォーム • GitExtensions Windows の git GUI
フレームワーク • フレームワークにすると良いこと – 手早く書ける – 基本構造がみな一緒になる → 他人のソースをすぐ読める •
フレームワークの悪いとこ – フレームワークの「作法」を学ぶコスト • なぜ PHP にしたのか – 言語の評判はあまり良くない – でも PHP で作られている CMS は多い Wordpress / NetCommons など
CakePHP(Web アプリフレームワーク ) • Ruby on Rails の PHP 版という感じ
• 日本語の情報が一番多そうだった • MVC • 設定より規約 • 名前重要 • OR マッパー
Twig( テンプレートエンジン ) • 可読性が高い <?php echo $foo->bar['id'];?> → {{foo.bar.id}}
で OK • ループや if も簡潔に書ける • フィルタ機能 {{foo|e}} で HTML エスケープなど
Bootstrap(CSS フレームワーク ) • 簡単 • デザイン性が高い • HTML5 •
ポータブル(スマホ対応など)
テスト • なぜテストがあるとうれしいか – 将来の変更に対して足がかりとなる – ある意味「仕様」をコードにしたもの – 動作チェックも容易になる •
ユニットテスト (PHPUnit) • UI テスト (Selenium)
IDE とデバッガー • IDE で嬉しいこと – リアルタイムの文法チェック – オートコンプリート –
デバッガー • デバッガーを使おう – その場で値の確認 – ステップ実行 – Web アプリでも出来る
xampp • Windows 上の LAMP キット • 解凍するだけでネイティブで動く • 自分だけが気兼ねなく使える環境
• 書いて即動作テスト出来る • Eclipse からデバッガーが利用出来る
Eclipse • Java や PHP 等の IDE • デバッガーを使うためだけでも
今後の予定 • それぞれのツールのインストールと設定 – Cygwin – GitExtensions – Pleiades( 日本語化
xampp/Eclipse) – CakePHP • GitExtensions の使い方 • Eclipse とデバッガーの使い方 • CakePHP での開発方法