E S I G N L I G H T N I N G T A L K 01 自 己 紹 介 ・ 助 太 刀 の 紹 介 02 バ リュ ープ ロ ジェ ク ト に つ いて 03 デ ザイナ ー が 関 わ っ た 領 域 04 ア ウ トプ ッ ト の デ ザイ ン プ ロ セ ス 05 今 後 の 展 望
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 株式会社助太刀 開発グループ デザインチームリーダー 01 自己紹介・助太刀の紹介 新卒で株式会社インソースへ入社。新規事業部門(HRプロ ダクト)にて、主にweb/紙/UIのデザインやディレクショ ン、マーケティングに従事。 2020年12月株式会社助太刀に参画。 プロダクトの施策検討・UI作成やディレクション、コミュ ニケーションデザインなど媒体問わず多岐にわたるデザイ ンに取り組む。 2023年には4名体制のデザインチームに。現在はチームマ ネジメントにも従事。 杉山 弥優 miyu sugiyama @sugiyama_skdc 2017 2020 2023
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 01 自己紹介・助太刀の紹介 サ ー ビ ス 登 録 事 業 者 数 万 事業者突破 従 業 員 数 22年〜23年で 従業員 増加 % 200 150人 100人 50人 0人 20万 15万 10万 5万 7名 2018 23名 2019 26名 2020 34名 2021 100名 2021 2022 165名 2023 2018 2019 2020 2021 2023 万 20 事業者突破
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 02 バリュープロジェクトについて 助太刀バリューの紹介 助太刀では下記の4つを行動指針としてバリューを設定しています 全体像を理解する “なぜ”を繰り返す 細かな行動にも責任を持つ 困っている人に手を差し伸べる 三遊間を拾う 複数の視点で考える 成果にコミットし、最善を尽くす 伝え方にも配慮する 地位にこだわる 言われたことだけやる ルールがなければ好きにする 独りで抱え込む 他責にする 思い込みで進める 頑張ったことだけで満足する 伝えることを諦める SUKEDACHI Do Do Do Do Do Do Do Do Dont’s Dont’s Dont’s Dont’s Dont’s Dont’s Dont’s Dont’s SUKEDACHI SUKEDACHI SUKEDACHI VALUE VALUE VALUE VALUE 01 03 02 04
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 02 バリュープロジェクトについて 助太刀バリューの歴史 約150名強 従業員数 人数の急拡大によりメンバー間の関係性希薄化・情報格差や、分業により手段が目的化しやすく。 本来のバリューが目指している意図で浸透しきれておらずバリューにフィットしていないシーンが 発生する 2023 バリュー内容再定義 約10名強 従業員数 組織定着と人員拡大が課題。当事者としてのオーナーシップ、プロフェッショナリズムただ仲良し ではなく適切な衝突、成果へのコミットできる組織を目指す 2019 バリュー策定 約40名強 従業員数 人数の拡大に合わせてバリューの浸透が課題。事業拡大にあたりバリュー内容の調整、バリューに 合った内容のノベルティを作成し配布。ex)職人たれボールペン・全員親方ふせん 2021 バリュー内容 調整
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 02 バリュープロジェクトについて 2023 バリュー内容再定義 課題 バリューが目指している意図で浸透しきれていない。 ex)「仲間とつくる」がただ協力するだけなど本来の意図と違う使い方をされてしまう バリュー自体は抽象度が高く、 人によってバリューに対してさまざまな解釈があり、 各々の解釈や指針で行動している
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 02 バリュープロジェクトについて 2023 バリュー内容再定義 目的 s ミッション達成にむけて、バリューが体現された組織を実現すP s 会社全体のバリューへの意識の向上を目指す 部署横断でのバリュー再定義プロジェクト発足 ・バリューをより具体的な行動指針(Do’s/Dont’s)とセットで浸透することで、 日々の行動や判断軸となるようにする
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 03 デザイナーが関わった領域 バリュープロジェクトやってきたことタイムライン 策定内容の経営層とのすり合わせ STEP 03 2023/03~ 部署横断でのバリュープロジェクト発足 STEP 01 2022/12~ ワークショップ検討・実施 STEP 02 2023/01~ PICK UP アウトプット・浸透施策 STEP 04 2023/05~ PICK UP 基本的には全てのフローにデザイナーが入りますが、今回はワークショップ検討実施・アウトプットについてフォーカスを当てます
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 03 デザイナーが関わった領域 ワークショップ検討・実施 ワークショップでは下記の内容を検討し、実施しました 1 課題内容の決定 ・業務課題に対してバリューのdo/dont’sを当てはめるワークに決定 2 ワーク方法の検討 ・figjamを利用したワークシートの作成 3 ワークの実施 ・150名以上の全従業員を対象に複数日かけてワークを実施
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 03 デザイナーが関わった領域 ワークショップ検討・実施 ワークショップでは下記の内容を検討し、実施しました 1 課題内容の決定 ・業務課題に対してバリューのdo/dont’sを当てはめるワークに決定 2 ワーク方法の検討 ・figjamを利用したワークシートの作成 3 ワークの実施 ・150名以上の全従業員を対象に複数日かけてワークを実施
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 04 デザインプロセス アウトプット・浸透施策について バリューのワークショップで策定したdo/dont’sを経営層とのすり合わせを行った上で、 内容のfix後、浸透施策の検討を行いました。 ユースケースの検討 どんな時に 誰と いつ使うか
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 04 デザインプロセス アウトプット・浸透施策について どんな時に 誰と いつ使うか フィードバック時 上司or部下 1on1 ユースケースの検討 バリューのワークショップで策定したdo/dont’sを経営層とのすり合わせを行った上で、 内容のfix後、浸透施策の検討を行いました。
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 04 デザインプロセス アウトプット・浸透施策について どんな時に 誰と いつ使うか フィードバック時 業務判断に迷った時 上司or部下 自分 1on1 業務中 ユースケースの検討 バリューのワークショップで策定したdo/dont’sを経営層とのすり合わせを行った上で、 内容のfix後、浸透施策の検討を行いました。
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 04 デザインプロセス アウトプット・浸透施策について ユースケースの検討 どんな時に 誰と いつ使うか フィードバック時 業務判断に迷った時 上司or部下 自分 1on1 業務中 気になった部分はブックマークできる 持ち出しやすい 手軽 いつでも見やすい 冊子 + しおり のノベルティを作成 バリューのワークショップで策定したdo/dont’sを経営層とのすり合わせを行った上で、 内容のfix後、浸透施策の検討を行いました。
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 04 デザインプロセス 全体構成のコンセプト決定・ラフ作成 イラストの方針検討と並行し、デザインラフの作成を行い、冊子の全体構成と、ステークホルダー承認用の冊子モックアップを作成。 ラフの検討と同時に建設業と絡ませたコンセプトを検討していたので、建設業界で利用する野帳コンセプトで方針を固めました。
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 04 デザインプロセス アウトプットデザイン イラスト・冊子デザインについてはできるだけ色数を抑えて親しみやすさと助太刀のかっこよさの部分を両立できるようにしました。 野帳コンセプトなので格子模様のあしらいを全ページに加えています。
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 04 デザインプロセス 業社選定 全体予算・納期を加味して業社選定、見積もりを行う。複数社お見積りし、結果羽車印刷さんに今回はお願いしました。 冊子のページ数に限りがあるので調整は必要ですが、 小冊子でしたら納期や料金感等マッチしました ️ 表参道のショールームも親身に発注の指定方法とかア ドバイスいただけるので詳しい印刷知識がなくてもめ ちゃくちゃわかりやすくておすすめです! また、紙のサンプルも購入できたり実際の印刷サンプ ルもここで確認できるので、発注イメージと違 う・・・ということはショールームに訪問することで 回避できました! 超絶すてきな箔押しサンプルたち
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 04 デザインプロセス 冊子データ作成・内容確認・入稿 予算・納期の都合でハードカバーでの発注ができなかった のですが、長く使って欲しいので少しでも「ちゃんとしている 感」を出すために布張りっぽいファブリック紙を利用し、ゴー ルドの箔押しを施して安っぽさを回避しています 装丁 型抜きマグネット栞 気になるページをいつでも挟めるように栞も一緒にお渡ししま した。栞についてはマグネット栞を利用してページを挟むこと で無くしづらい仕様の物です!台紙も冊子のトーンを踏襲し、 統一感が出るようなデザインです。 業社は栞屋さんを利用しました。
E S I G N L I G H T N I N G T A L K 05 今後の展望 今回のバリュー再定義を行なって 社員間のコミュニケーションでバリューブックを挙げている部分や、do/dont’sの具体的な活用などが行えるとの声が上がりました do/dont’sという行動レベルの定義 が決まって普段の行動を顧みやすく なった 面接の質問内容をバリューのdo/ dont’sを意識してやることで判断し やすくなった 仕事をする中で迷った時はバリュー に戻ればいいなとも思った