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第7回 雲勉LT【オンライン:初心者向け】サーバレスコンテナサービス Lambda, Fargate, App Runnerの特徴、違いを解説

Y.Sumikura
January 06, 2023

第7回 雲勉LT【オンライン:初心者向け】サーバレスコンテナサービス Lambda, Fargate, App Runnerの特徴、違いを解説

Y.Sumikura

January 06, 2023
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Transcript

  1. 0.講師⾃⼰紹介 2 n 鈴⽊健⽃ 所属 クラウドインテグレーション事業部 構築第四セクション 経歴 • アイレットに2020年新卒で⼊社

    • 新卒 3 年⽬(エンジニア歴 = 社会⼈歴) • 2022 APN ALL AWS Certifications Engineer • 2022 APN AWS Top Engineer • 2022年はJAWS-UGで 14 回登壇 @k_suzuki_pnx
  2. アジェンダ 3 0. ⾃⼰紹介 1. 今回のLTの概要 2. コンテナの利便性 3. AWSのコンテナサービス

    - AWS Lambda - AWS App Runner - AWS Fargate 4. それぞれのサービスを⽐較 5. まとめ 6. 参考
  3. 1.本LTの概要 5 本LTは昨年 2022/11/28 〜 12/2 に開催された re:Innvent 2022 のセッション

    「 Build your application easily & efficiently with serverless containers (CON309) 」 の内容を⽇本語で解説したものとなります。 動画︓https://www.youtube.com/watch?v=MqPxzWqttJs
  4. AWS App Runner フルマネージド型のコンテナアプリケーションサービス インフラ、コンテナの経験がなくても、コンテナ化されたウェブアプリケーションや API サービスを構築、デプロイ、実⾏できる 3. AWSのコンテナサービス 15

    特徴 ・ロードバランシングはAWSがやってくれる ・インスタンスに対する同時接続数を制御できる ・設定したCPU, メモリに対して1分単位で課⾦ ・業務時間中だけ稼働するアプリに向いてる
  5. 4.それぞれのサービスを⽐較 18 n 料⾦ Lambda ・メモリサイズに基づくミリ秒単位の起動に対して課⾦ ・同時にLambdaが実⾏される場合、別々に課⾦ ・リクエストが届いた後に次のリクエストが届くまでの 数秒から数ミリ秒の間に発⽣するコストをゼロに App

    Runner ・ CPUとメモリサイズに基づいて、秒単位の課⾦ ・トラフィックが無い場合、メモリに対してのみ課⾦ ・トラフィックが発⽣した場合は、CPUに⼀律で課⾦ ・アプリケーションインスタンスが起動するたびに最低1分間起動 Fargate ・トラフィックの有無に関係なく、CPUとメモリに対して秒単位で⼀定の課⾦ ・他のリソースと組み合わせると別途課⾦が発⽣
  6. 4.それぞれのサービスを⽐較 19 n スケーリング Lambda ・インスタンスの起動は⾮常に早い →スパイクに対して迅速に対応 App Runner ・インスタンスを追加すると同時実⾏可能な容量が⼀気に増える

    ・応答が遅くなる可能性あり ・急激なスパイクがない限りはトラフィックを維持することが可能 Fargate ・スケーリングは⼀切組み込まれていない ・ユーザは⾃⾝の最適なスケーリングルールを設定する必要がある
  7. 4.それぞれのサービスを⽐較 20 n インバウンドのWEBトラフィック Lambda ・Lambda function URL (無料) か

    API Gateway (リクエスト単位で課⾦) App Runner ・内臓されており料⾦も意識する必要はない Fargate ・⼀切内蔵されていない ・API GatewayやALBを使う必要あり (トラフィックが少ない場合はAPI Gateway,トラフィックが多い場合はALB)
  8. 5.まとめ 22 n 効率性 • 右に⾏くほどアクセスが安定 (左に⾏くほどスパイクが発⽣) • 上に⾏くほどリクエスト数が多い Lambdaはスパイクが発⽣したり

    リクエストの少ないシステム App Runnerはアクセスが多く ⼀定の間リクエストが 発⽣しない期間が存在するシステム Fargateはアクセスが多く安定したシステム 適したシステム
  9. 5.まとめ 23 n 簡易性 • 左に⾏くほど多くの制御が可能だが、少し複雑で多くの項⽬を設定する必要がある • 右に⾏くほど⾮常に簡単に設定することができ、AWSで完全に管理されている Lambdaはアプリケーションコードを 簡単に実⾏したい

    App Runnerはコンテナアプリケーションを 簡単に実⾏したい Fargateはロードバランシングや オートスケーリングなど コンテナ以外の設定も制御したい 適したケース
  10. 26