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第90回 雲勉【オンライン:初心者向け】AWS App RunnerにLaravelをデプロイしてLINEBotを作ってみよう

Y.Sumikura
December 09, 2022

第90回 雲勉【オンライン:初心者向け】AWS App RunnerにLaravelをデプロイしてLINEBotを作ってみよう

Y.Sumikura

December 09, 2022
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  1. アジェンダ 2 0. ⾃⼰紹介 1. AppRunnerとは(19:05~19:15) 2. AppRunnerにLaravelをデプロイ (19:15~19:25) 3.

    LINE Botの作成 (19:25~19:40) 4. まとめ (19:40~19:45) 5. 質疑応答(19:45~20:00)
  2. 0.講師⾃⼰紹介 3 n 名前 有本 史紀(ありもとふみのり) • クラウドインテグレーション事業部開発第⼆セクション • 過去3社ほどWebエンジニアとして活動

    • 2020年5⽉アイレット ⼊社 • 主にLAMP環境でのアプリケーション開発に従事、アイレット ではそれに加えてLambdaでのサーバーレスアプリケーショ ン開発、Redshiftを使ったDWH開発などを⾏なっている
  3. 1. AppRunnerとは 5 n 概要 • 「AWS App Runner は、コンテナ化されたウェブアプリケーションや

    API を開発者が簡単かつ迅速にデプロイ できるフルマネージド型サービスです。⼤規模に、しかも事前のインフラ経験を必要とせずにデプロイすること ができます。ソースコードからでも、コンテナイメージからでも始められます。App Runner は、ウェブアプリ ケーションを⾃動的に構築してデプロイし、暗号化を利⽤するトラフィックの負荷を分散し、トラフィックの ニーズに合わせてスケールし、お客様のサービスがプライベート Amazon VPC で実⾏される他の AWS のサー ビスやアプリケーションと簡単に通信できるようにします。App Runner を使⽤すれば、サーバーやスケーリン グについて煩わされることもなく、アプリケーションに集中できる時間が増えます。」 • → 裏側でFargateが実⾏されているので⾃動でスケーリング、AZ分散が⾏われる • → インフラに関する詳細な知⾒があまりなくてもコンテナアプリケーションをデプロイできる︕
  4. 1. AppRunnerとは 6 n AppRunnerでできること • AppRunner単体でWebアプリケーションを構築できる - 独⾃ドメインが払い出される •

    オートスケーリング • CI / CD環境構築 - ECRにDockerイメージがプッシュされたとき - Gitリポジトリにプッシュされたとき 対応している⾔語 (https://docs.aws.amazon.com/apprunner/latest/dg/service-source-code.html) • CloudWatch - メトリクス監視 - ログ管理 • Route53でのカスタムドメイン作成 • IAMで他のサービスとの連携を制御できる(ただしCLIの知識が必要)
  5. 1. AppRunnerとは 7 n AppRunnerでできないこと(2022年11⽉現在) • シークレットマネージャー、パラメータストアの連携 - 環境変数はAppRunnerのコントロールパネルから設定する •

    複数のイメージ管理 - PHPだとNginxとPHP-FPMのイメージをタスク定義ファイルで連携するような⽅法は使えない • セキュリティグループにおけるインバウンド設定 • 別のサービスからInvokeする https://docs.aws.amazon.com/aws-sdk-php/v3/api/class-Aws.AppRunner.AppRunnerClient.html 基本的にはhttpのエンドポイントでの実⾏
  6. 1. AppRunnerとは 8 n AppRunnerのユースケース • モバイルアプリやAPIのバックエンド • ⼩規模ウェブサイトのCMSシステム等 •

    アプリのプロトタイプ環境としての利⽤ • コンテナでのアプリケーション構築を試してみたい⼈
  7. 2.AppRunnerにLaravelをデプロイ 12 n 環境について • MacOS catalina • Docker version

    20.10.6 • aws version aws-cli/2.1.36 • Laravel v9.21.6 • PHP v8.1.13 n 他に必要なもの • AWSアカウント • AppRunner、ECRの操作に関するロール • アクセスキーとシークレットキー • LINEアカウント
  8. 2.AppRunnerにLaravelをデプロイ 13 n アプリケーションの構造 docker/ (各種Dockerfile) ┣ ecs ┣ mysql

    ┣ nginx ┣ php src/ (Laravelベースのソースコード) ┣ app ・・・・
  9. 2.AppRunnerでLaravelをデプロイ 19 n コンテナイメージをECRにプッシュする コンソール画⾯ > Elastic Container Registry >

    レジストリの作成 「プッシュコマンドの表⽰」からコマンドを取得 aws ecr get-login-password --region ap-northeast-1 | docker login --username AWS --password-stdin 21xxxxxxxxxx.dkr.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com docker tag laravel-docker-aws:latest 21 21xxxxxxxxxx.dkr.ecr.ap-northeast- 1.amazonaws.com/laravel_sandbox:latest docker push 21 21xxxxxxxxxx.dkr.ecr.ap-northeast- 1.amazonaws.com/laravel_sandbox:latest
  10. 3. LINEBot作成 30 n Laravelでの実装⽅法 • 「LINE Messaging API SDK

    for PHP」をインストール • https://github.com/line/line-bot-sdk-php $ composer require linecorp/line-bot-sdk
  11. 3. LINEBot作成 32 n Laravelでの実装⽅法 < routes/api.php > webhookの受け⼊れのルートを設定する Route::post('/webhook',

    [App¥Http¥Controllers¥LineWebhookController::class, 'index'])->name('api.webhook_index');
  12. 3. LINEBot作成 33 n Laravelでの実装⽅法(コントローラ) < app/controllers/LineWebhookController> <⼤切な部分> $httpClient =

    new CurlHTTPClient(config('line.line_channel_access_token')); $bot = new LINEBot($httpClient, ['channelSecret' => config('line.line_channel_secret')]); $signature = $request->header(HTTPHeader::LINE_SIGNATURE); $events = $bot->parseEventRequest($request->getContent(), $signature);