2020年から導入される小学校でのプログラミング教育について、今思っていることをスライドにしました。
学校現場でのプログラミング教育@szsk_edu
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自己紹介• X大学 教育学部卒• 現在教員11年目、6年生を担任• 校務分掌(学校での仕事の役割分担)で、情報教育を担当
学校でのプログラミング教育?• 文科省の手引きによると
現場の教員の捉え方
今回のお話「やるの?」→「やってみた」• 新学習指導要領の完全実施では無いので、「ここで取り入られそうだ」という場面において実施• D「クラブ活動などで」でも実施
体育におけるプログラミング教育• 定番「ルビィのぼうけん ダンス、ダンス、ダンス」• 「1年生でもできるのか」を検証• 当時5年担任にも関わらず、飛び込み授業• 事前指導一切無し• いきなり体育でプログラミングを取り入れてもできるのか
実践の実際• 星野源「恋」• 左側に歌詞、右側にプログラミング
結論「1年生でもできる」• 知っている曲ならば、踊りを考えることは可能• ビデオをご覧ください• 「表現リズム遊び(体つくり運動)」として単元に位置づけることも可能• 簡単にできるけれども楽しくできる
しかし、• アンプラグドな(パソコンなどを用いない)プログラミング教育は、プログラミング教育が本来目指す姿から言えば、道半ば。• 手引きでも「プログラミング教育全体において児童がコンピュータをほとんど用いないということは望ましくないことに留意する必要があります。」とあります。
どうやってコンピュータを使わせるか• 多角形の作図▫ 例示として挙げられている▫ 私は疑問に思っているが…▫ プログラミング言語の都合で外角を使う必要性→はじめから理解できるのかな…?
KOOV、Proroはどうか
総合的な学習の時間があるじゃないか!• 総合的な学習の時間▫ 70時間(週2回)あったのに、移行期は新しく始まる英語に15時間割り振って良いという通知▫ ほとんどの学校が総合の時間を15時間減らし、英語を50時間にしています▫ 総合的な学習の時間のスリム化が進行中▫ 教育課程に位置づけないと導入は難しそうなので、どうにかしてください。
本校では• アーテックのプログラミング教育教材を「理科の教材」として購入願いを出しました。
その他の実践• Raspberry Pi▫ クラブ活動で実践▫ Minecraftを立ち上げるところまでは出来たが、Minecraftのブロックをプログラミングで作成するPythonの実践は時間切れ。
VISCUIT• コンピュータは粘土だ!が合い言葉のVISCUIT• メガネの仕組みだけ教えれば1年生からプログラミング可能• シンプルだけに、教材研究が難しい。
Hour of Codeはすごい• 教科の縛りがなかったら、「もうこれでいいよ」と言えてしまう存在• 開いておくだけで、勝手に子どもたちは進められます。• プログラミングに必要な要素が無理なくスモールステップで学べる。• 学期末などでやることが無くなってしまった時に、1時間だけでいいから試してみていただきたい。
まとm…まりませんが• 小学校におけるプログラミング教育は、文科省の手引きにある通り、教科でのプログラミング教育が大前提• 教科の中に、どのように位置づけられるかという点で、単なるプログラミング教室と比べて複雑さが増しており、実践を積み重ねる必要性がある• peclip.comをよろしくお願いします。
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