2日間、180分を使って行われたプログラミング教育研修で実際に使ったスライドです。
XXXXXX小学校情報教育部8月21日(火)1
View Slide
研修のゴール「プログラミング教育の…」導入の経緯がわかる01考え方がわかる02観点を取り入れた教科教育について分かる032
導入の経緯http://www8.cao.go.jp/cstp/ より3
SOCIETY 5.0に向けてSOCIETY 5.0情報を活用して新たな価値を創造SOCIETY 4.0(IT革命)情報が電子化され収集・処理4
子どもたちの生きる時代コンピュータが当たり前のように存在コンピュータはプログラムによって動いている!魔法の箱ではなく、原理は分かることが必要プログラミング教育の必要性 5
プログラミング教育で何を身につけさせるのか学習指導要領知識・技能思考力、判断力、表現力等学びに向かう力、人間性等プログラミング教育身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くこと。発達の段階に即して、「プログラミング的思考」を育成すること。発達の段階に即して、コンピュータの働きを、よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を涵養すること。学習の基盤となる資質・能力情報活用能力言語能力6
プログラミング的思考問題を見いだす意図した一連の活動の実現(学習課題)必要な動きを分けて考える動きに対応した命令(記号)にする組み合わせる試行錯誤しながら継続的に改善するプログラミング的思考問題の解決既習の知識・技能等の活用7
実際に試してみましょう1. 人間プログラミング2. ねこプログラミング3. Hour of Code8
2日目教科の内容に即したプログラミング教育9• 多角形の作図(四角形、三角形、六角形、発展)Scratchを使って• 気温を測る実験(厳密にはCPUの温度ですが…)• 電気を通すか調べる実験• センサーによって回路を制御する実験micro:bitを使って
SCRATCHを使って• 「Why!?プログラミング」を視聴します• Scratchの基本操作について• 「ペンを下ろす」機能を使って多角形の作図をしてみましょう。• 四角形• 三角形• 六角形• 発展「何角形を描く?」→「入力された多角形を作図するプログラム」10
SCRATCHで多角形の作図まずは四角形11• 動いた分だけ線が引かれますどのように使いますか• 動いた分だけ線が引かれます• 体の向きが左に回転しますつなげます• 体の向きが右に回転します
同じように三角形を作図しようとすると…• 内角と外角の認識の違いが発生します。60°か120°か。• 動きの軌跡を描くプログラミングでは、「外角」を用いています• なので始めは外角=内角となる四角形を描きました• 学習内容との整合性に注意!• 子どもたちの素朴な考え方には外角の方が馴染む• 「内角」「外角」という用語で教えるのではなく、活用の中で使い分けられるようになると良いと思います。12
MICRO:BITを活用し、気温を測る• micro:bitには、CPUの温度を測る機能があります。(≒気温)• Aボタンを押したとき、温度が表示されるプログラムを作ってみましょう• これだけで動きます!• プログラムはダウンロードしたら• 「右クリック→送る→MICROBIT」13
MICRO:BITを使ったプログラミング教育•電気を通すかを調べよう•使うもの•Micro:bit (本校20台あります)•ワニ口クリップ•スピーカー (今回はTFabWorksさんからお借りしました)14
準備• スピーカーをはめ込みます• 左から2番目の1とかいてあるところと、一番右のGNDと書いてあるところにワニ口クリップをはさみます15
プログラムを作ろう16P1につないだワニ口クリップと、GNDにつないだワニ口クリップを使って、電流が通る回路が作られたことを判断する条件分岐
回路をMICRO:BITで制御しよう• コンデンサには電気をためることができるという実験(6年)• この回路にmicro:bitとTFabworksの機器を入れると、制御ができるようになります。17明るさによって電流を制御
条件を変えると…• Micro:bitの各種センサーを用いて、条件を変えてみる• 明るさが明るいと…暗いと…• シェイクされると…• 北を向くと…• 右に倒すと…• 温度が高いと…• 様々なバリエーションが考えられます!→プログラミング的思考を働かせる18
まとめ• プログラミング的思考を育てることは、今までの教科で行うことができる• プログラミング教材を使ってみて、楽しいと思ったことを子どもたちと一緒に取り組んでみる• 試行錯誤しながら2020年度に備えましょう!• 今後ともよろしくお願いします!19