Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
スタートアップ企業でのデータ活用に向けての取り組み/Working with Startups...
Search
SadayoshiTada
February 25, 2021
Technology
0
3.5k
スタートアップ企業でのデータ活用に向けての取り組み/Working with Startups to Leverage Data
2021/02/25 開催のコネヒトマルシェオンライン「機械学習・データ分析」にて発表したLT資料です。会社でのデータ活用に向けての改善にあたった取り組みをお話しさせていただきました。
SadayoshiTada
February 25, 2021
Tweet
Share
More Decks by SadayoshiTada
See All by SadayoshiTada
バクラクでのSystem Risk Records導入による変化と改善の取り組み/Changes and Improvement Initiatives Resulting from the Implementation of System Risk Records
taddy_919
0
350
プロダクトチームへのSystem Risk Records導入・運用事例の紹介/Introduction and Case Studies on Implementing and Operating System Risk Records for Product Teams
taddy_919
1
1.1k
開発者が安心して実行可能なSQL実行基盤の取り組み/Initiatives for a Secure SQL Execution Platform for Developers
taddy_919
2
8.6k
バックアップのリストア検証が可能な AWS Backup Restore testing を使ってみた/AWS Backup Restore testing, which enables backup restore verification
taddy_919
0
690
今日から実践!継続的に自分の軌跡を残す方法/Start practicing today! How to Continuously Keep Track of Yourself
taddy_919
0
3.7k
スタートアップ企業での散乱した システムリリースフローをととのえる話/Maintain the system release flow
taddy_919
1
4.2k
スタートアップ企業でのAWS マルチアカウント運用の実践と普及/Practice and dissemination of AWS multi-account operation in a start-up company
taddy_919
1
5.6k
AWS Organizations と一緒にはじめるアカウント分離/Starting Account Separation with AWS Organaizations
taddy_919
0
2.1k
データドリブンな組織を目指す、AWSを活用したデータ分析基盤の取り組み/AWS-based data analytics infrastructure initiatives for a data-driven organization
taddy_919
0
3.1k
Other Decks in Technology
See All in Technology
SRE視点で振り返るメルカリのアーキテクチャ変遷と普遍的な考え
foostan
2
440
Post-AIコーディング時代のエンジニア生存戦略
shinoyu
0
300
Quarkusで作るInteractive Stream Application
joker1007
0
160
単一Kubernetesクラスタで実現する AI/ML 向けクラウドサービス
pfn
PRO
1
340
AI エージェントを評価するための温故知新と Spec Driven Evaluation
icoxfog417
PRO
2
620
JavaScript パーサーに using 対応をする過程で与えたエコシステムへの影響
baseballyama
1
120
Building AI Applications with Java, LLMs, and Spring AI
thomasvitale
1
230
入社したばかりでもできる、 アクセシビリティ改善の第一歩
unachang113
2
340
個人から巡るAI疲れと組織としてできること - AI疲れをふっとばせ。エンジニアのAI疲れ治療法 ショートセッション -
kikuchikakeru
4
1.8k
なぜブラウザで帳票を生成したいのか どのようにブラウザで帳票を生成するのか
yagisanreports
0
160
Perlの生きのこり - YAPC::Fukuoka 2025
kfly8
0
730
FFMとJVMの実装から学ぶJavaのインテグリティ
kazumura
0
160
Featured
See All Featured
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
118
20k
Writing Fast Ruby
sferik
630
62k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
246
12k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
274
41k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
31
2.7k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
17k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
239
140k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
333
24k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
140
7.2k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
140
34k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
46
2.6k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
174
15k
Transcript
スタートアップ企業での データ活用に向けての取り組み 多田 貞剛 ίωώτϚϧγΣΦϯϥΠϯʮػցֶशɾσʔλੳʯ
2 自己紹介 多⽥ 貞剛 @tada_infra 株式会社スナックミー SRE/CorpEng 担当 コネヒトマルシェ 初登壇です😌
3 本日お話しする話 AWS DevDay Online Japanでお話しした内容の続きの取り組みにな ります。 データ分析⼿法の改善とその能⼒向上に寄与するための活動をお話 します。
データ分析手法の改善 の取組み
データ分析手法の改善 • 処理が重い SQL クエリは Athena を使って対応 • SQL クエリの向き先を
WRITER からAurora AutoScaling を設定 したAurora の READER に変更
データ分析手法の改善 • データ分析において Athena を使っていたが、変数を使えなかっ た • 弊社の分析クエリは変数を使って処理を書いているクエリが多 数あるため書き換えにコストが⾼かった •
専⽤ツールもなかったため⾮エンジニアには学習コストが⾼く、 結局 Athena が使われず元に戻ってしまった • フォローアップもサポートも⾜りてなかった
データ分析手法の改善 • データ分析において Athena を使っていたところを BigQuery に 置き換え • BigQuery
では変数が使える、かつ Athena のクエリ処理ス ピードより速かった • 最近 UI 良くなりましたよね📊
データ分析手法の改善 • データ分析・可視化のツールでredashを使うようにして以下の効 果を狙った • IT リテラシーが⾼くないメンバー向け • クエリの補完や可視化のオプション多数あること •
セキュリティの向上 • 社内で使っているクエリをredashに保存、ダッシュボード化 して視線を合わせる
データ分析手法の改善
データ分析能力向上 の取組み
データ分析能力向上の取り組み • スナックミー では⾮エンジニアの⼈がSQLを実⾏している • 現状開発者に依頼してSQL書いてもらって実⾏ • どうしてそのSQLになるのか • どんなデータが⼊っているのか
等がわからないため • 開発者に負担が寄っている構造だと感じた
データ分析能力向上の取り組み • SQL 勉強会を通じて⽬指したい姿 • エンジニアへの問い合わせを減らし⾃⼰解決の割合を増やす • 遅い SQL を分析する⽅法等を知ってエンジニアと会話ができ
るようにする • redash での習熟度向上
まとめ
まとめ • 弊社でのデータ活⽤のための取り組みを紹介させていただきまし た • データ分析⼿法の改善 • データ分析能⼒の向上のための⾮エンジニアとの勉強会 • 課題はまだまだあるので改善、克服していきます💪
Thank you!