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AI(人工知能)の過去・現在・未来―AIは人間を超えるのか―

Y-h. Taguchi
August 31, 2018

 AI(人工知能)の過去・現在・未来―AIは人間を超えるのか―

2018年度中央大学学術講演会
AI(人工知能)の過去・現在・未来
―AIは人間を超えるのか―

中央大学理工学部物理学科

田口善弘
宮崎支部・香川支部
香川支部講演
https://youtu.be/ht2TqZgFLkQ
宮崎支部講演
https://youtu.be/ZPqEGnyPrPg

Y-h. Taguchi

August 31, 2018
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Transcript

  1. 8 AI(機械学習)ができること ◦画像から物体認識 https://pjreddie.com/darknet/yolo/ Y You o only l look

    o once (YOLO YOLO) 非常に高速な物体認識ソフト。 動画のリアルタイム認識が可能になった (動画は一秒間30コマ程度)。
  2. 17 1 1 2 3 4 5 6 7 8

    9 10 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1 10 100 1000 10000 1010=100億 ・・・・・・
  3. 22 ①適当に「似ている」 という基準を作る。 ②「似ている」という基準を ランダムにちょっと変更 対戦 勝 負 またちょっと変える ↓

    対局させる ↓ 良かった方を採用 十分強くなるまで 「似ている」の基準 を更新し続ける 過去の棋譜
  4. 26 AlphaZero:自己対戦 “Mastering the game of Go without human knowledge”

    Nature volume 550, pages 354–359 (19 October 2017) 更に進んで「過去のデータ」さえ用いない......。 →「過去の棋譜」は自己対戦 自己対戦で作る
  5. 27 +「似ていること」の基準A セット1:ランダム作成 棋譜A +「似ていること」の基準B セット2:ランダム作成 棋譜B 自己対戦⇕ 自己対戦⇕ +「似ていること」の基準B’

    セット3:セット2をちょっと変えて作成 棋譜B’ ⇑棋譜Bからちょっと変更 ⇑「似ていること」の基準B からちょっと変更 自己対戦⇕ 自己対戦⇕
  6. 28 セット(旧) セット(新) 作成 対戦 セット(新)勝利! セット(旧)→消去 セット(新)→セット(旧) YES YES

    NO NO セット(新)→消去 これを十分強くなるまでひたすら繰り返す これを十分強くなるまでひたすら繰り返す 棋譜+「似ている」のルール 過去の棋譜不要!
  7. 31 3 9 3 2 2 7 5 3 1

    9 5 9 5 8 4 5 2 10 5 7 7 9 1 7 7 1 3 4 5 7 2 8 6 1 2 5 1 5 1 2 4 8 7 2 1 10 4 7 4 7 5 6 9 4 6 4 10 4 2 5 10 10 3 7 10 8 7 6 10 6 6 3 7 9 4 10 10 7 7 9 10 10 5 9 5 9 9 1010 10 10 9 2 6 5 8 9 1 8 1 2393 2393 左の100個の数 字から右の4桁 が作られている。 どういうルールで しょう? 4番目の数字の1000倍 +3番目の数字の100倍 +2番めの数字の10倍 +1番目の数字 データ 答え データと答えの組から学習してデータが与えられ たら答えを作れるようになれるか?
  8. 37 何番目の数字を 何倍するか? 予測 正 解 答え 3.46 -10.01 79.75

    824.66 従来型機械学習:データの組:100組、繰り返し数:100回