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アジャイル開発しくじりあるある

 アジャイル開発しくじりあるある

新規事業開発をお手伝いさせていただいている中で、開発を主にお手伝いしていましたが、失敗も多く経験してきました。が、その原因は実はあるあるで「そもそも開発を始める前にやることがあるな」という気付きがありました。

やはり、サービスを検討するところから支援したい、ということで、我々なりに「サービス検討のやり方」で工夫しているポイントをご紹介しています。

Takuma Ishibashi

September 08, 2018
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Transcript

  1. 6 昨年度はほとんどここ サービスデザイン <機会領域の発見と具体化> 開発 <アイデアの高速な実装> 成功要因 KPI/KGI/KSF ビジネス仮説検証 サイクル

    運用・分析 <コンセプト> “サービス要求事項” <デリバリー> “サービス” 効果計測 Agile Design Think Lean Startup
  2. 7 いろいろな案件のお手伝いをしてきました 案件 業種 お手伝いの内容 A 金融 アジャイル手法の導入 B 産業

    システム開発(WF) C 流通 UX、システム開発(WF)、運用 D 産業 UX、システム開発(Agile) E 流通 UIデザイン F 通信 システム開発(Agile) G 産業 技術獲得 H 金融 システム開発(Agile) ...etc
  3. 8 いろんな課題に直面してきましたが、その原因で圧倒的に多いのは 「事業価値の検討不足・仮説検証不足」です 案件 業種 結果 A 金融 メテオフォール→ジハード B

    産業 撤退 C 流通 運用中(運用自体は移管) D 産業 中止 E 流通 中止 F 通信 継続中 G 産業 実行中 H 金融 中止 etc...
  4. 12 つまりここから サービスデザイン <機会領域の発見と具体化> 開発 <アイデアの高速な実装> 成功要因 KPI/KGI/KSF ビジネス仮説検証 サイクル

    運用・分析 <コンセプト> “サービス要求事項” <デリバリー> “サービス” 効果計測 Agile Design Think Lean Startup
  5. 13 リーンキャンバス Problem 課題 Solution ソリューション Key Metrics 主要指標 Unique

    Value Proposition 独自の価値提案 High Level Concept ハイレベルコンセプト Unfair Advantage 圧倒的な優位性 Channel チャネル Customer Segment 顧客セグメント Cost Structure コスト構造 Revenue Streams 収益の流れ
  6. 14 バリュープロポジションキャンバス Products & Services Gain Creators Pain Relievers Customer

    Job(s) Gains Pains https://strategyzer.com/canvas/value-proposition-canvas
  7. 17 前提・仮説の抽出と状態把握 前提としている条件がファクトなのか仮説なのかを把握 リーンキャンバスなどから各条件を分類 それぞれの状態(検証済/たぶん/未検証)を分析・共有 検証の優先順位を決定 分類 内容 ビジネス ビジネス条件

    内部要因(強み・弱み)環境要因(チャンス・リスク) テクノロジー 事業アイデア・ユーザ体験の実現に関わる技術的な条件・使用など ユーザ ユーザの好み 利用の動機付け、期待、悩み コンテキスト ユーザの行動・態度・その時の気持ちなど
  8. 18 検証の状態を可視化 かんばん的に見える化し、更新し続ける 検証状態 ビジネス テクノロジー ユーザー コンテキスト Validated 青信号

    Probably 黄色信号 N.G. 赤信号  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------  ------------
  9. 22 研修も作ってみました /w アトラクタ プロダクトオーナー育成研修 「プロダクトオーナー」に要求される体系的な知識領域・活動領域の全体感を 理解するための座学+ワークショップ形式のプログラム プロダクトオーナーから見たスクラム プロダクトオーナーの役割 ▪プロジェクトとプロダクト

    プロダクトビジョン ▪バリュープロポジションキャンバス、 リーンキャンバス、BSC プロダクトバックログの扱い方 ▪INVEST、受け入れ基準 ▪ユーザーストーリー プロトタイピング ▪仮説検証、潜在顧客インタビュー プロダクト価値評価 ▪ROI、NPVとリアルオプション プロダクトのライフサイクル ▪ロードマップ、KPI、KGI プロダクトオーナーシップ