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NRIが考えるAgileの成功・失敗のポイント

 NRIが考えるAgileの成功・失敗のポイント

アジャイルやスクラムを行う時の成功・失敗のポイントをしくじり事例を通してご紹介しました。

野村総合研究所のbit LabsというAgile/UX/DevOpsといった新しい手法を社内外に啓蒙普及展開する組織で実施した案件や、社内の案件からヒアリングしてまとめた内容です。

Takuma Ishibashi

July 20, 2018
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Transcript

  1. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 1 野村総合研究所

    生産革新本部 bit Labs営業企画グループ 2001年入社 金融系大規模プロジェクトで技術支援チーム、 標準化チームリーダーを経験。 スクラム/UX/DevOpsといった新しい手法・技術を 社内外に展開することを目的に、bit Labsを組成。 組織を変えることの難しさに日々悩みながら 色々な案件に対応中。 自己紹介 [email protected] @bashitak
  2. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 3 デジタルトランスフォーメーション

    やらなければいけないこと アジャイルを採用する理由 スクラムの実際 bit Labs(ビットラボ)が生まれた理由 おわりに 目次
  3. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. デジタルトランスフォーメーション デジタルトランスフォーメーション

    やらなければいけないこと アジャイルを採用する理由 スクラムの実際 bit Labs(ビットラボ)が生まれた理由 おわりに 今、世の中でどんなことが起きているか
  4. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 5 デジタルトランスフォーメーション

    デジタルディスラプター達が既存のビジネスモデルを次々に破壊 facebook Uber Airbnb Spotify etc...
  5. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 6 デジタルトランスフォーメーション

    新しいビジネスモデルによる競争力の維持・向上が必要 デジタル 既存のIP + デジタルビジネス・トランスフォーメーション
  6. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 8 デジタルトランスフォーメーション

    購買時点で価値が最大となり、顧客は価値を消費していくのみ 企 業 企業 顧客 交換価値 購買 ↓
  7. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 9 デジタルトランスフォーメーション

    企業・顧客双方が価値を高め続けるのが価値共創 購買 ↓ 価値共創 企業&顧客
  8. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 10 デジタルトランスフォーメーション

    マルチサイド型のビジネスモデルの登場 顧客 顧客 顧客 顧客 顧客 顧客
  9. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. やらなければいけないこと デジタルトランスフォーメーション

    やらなければいけないこと アジャイルを採用する理由 スクラムの実際 bit Labs(ビットラボ)が生まれた理由 おわりに 我々は何ができるようにならなければいけないのか
  10. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 12 やらなければいけないこと

    新しい価値を持ったサービスを次々に創出 認識力 決定力 実行力
  11. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 13 やらなければいけないこと

    完璧なサービスを創出することは困難 認識力 決定力 実行力
  12. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 14 やらなければいけないこと

    まずは価値検証の繰り返し サービスデザイン 機会領域の発見と具体化
  13. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 15 やらなければいけないこと

    次に実装の中で検証の繰り返し インテグレーション アイデアの高速な実装
  14. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 16 やらなければいけないこと

    さらにフィードバックを得ながら全体の繰り返し サービスデザイン 機会領域の発見と具体化 インテグレーション アイデアの高速な実装 <コンセプト> 開発要求事項 <システムデリバリー> サービス ✔成功指標 ✔効果計測 ビジネス仮説検証 サイクル
  15. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. アジャイルを採用する理由 デジタルトランスフォーメーション

    やらなければいけないこと アジャイルを採用する理由 スクラムの実際 bit Labs(ビットラボ)が生まれた理由 おわりに Why Agile?
  16. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 18 やらなければいけないこと

    この仮説検証サイクルにはAgileが最適 サービスデザイン 機会領域の発見と具体化 インテグレーション アイデアの高速な実装 <コンセプト> 開発要求事項 <システムデリバリー> サービス ✔成功指標 ✔効果計測 ビジネス仮説検証 サイクル
  17. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 19 不確実性低い

    不確実性高い アジャイルを採用する理由 不確実性の高い環境では意思決定の柔軟性も重要 NPV/IRR リアルオプション ウォーターフォール アジャイル 投資評価手法 開発手法
  18. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 20 アジャイルを採用する理由

    仮説検証ループで重要な事項とスクラムの特徴が合致 透明性 検査 適応 活動が順調か、判断できる情報を標準化し、 関係者全員で正しく共通理解をもつ。 作成物や進捗を頻繁に検査し、変化を検知する。 プロセスの不備によりプロダクトが受け入れられない場合、 プロセスや構成要素を早期に調整する。
  19. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. スクラムの実際 デジタルトランスフォーメーション

    やらなければいけないこと アジャイルを採用する理由 スクラムの実際 bit Labs(ビットラボ)が生まれた理由 おわりに しくじり事例を通した成功と失敗のポイント
  20. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 22 スクラムの実際

    ビジネスサイドも開発サイドも不幸な結果になるしくじり事案 オーナーシップの欠如 スコープ制御不足 ステークホルダーとの信頼関係の喪失 メンバーの頻繁な入れ替え
  21. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 23 スクラムの実際

    ビジネスサイドも開発サイドも不幸な結果になるしくじり事案 オーナーシップの欠如 やらされ感のあるプロダクトオーナー スコープ制御不足 ステークホルダーとの信頼関係の喪失 メンバーの頻繁な入れ替え
  22. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 24 スクラムの実際

    ビジネスサイドも開発サイドも不幸な結果になるしくじり事案 オーナーシップの欠如 スコープ制御不足 要件の入れ替えが行われず追加されるのみ ステークホルダーとの信頼関係の喪失 メンバーの頻繁な入れ替え
  23. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 25 スクラムの実際

    ビジネスサイドも開発サイドも不幸な結果になるしくじり事案 オーナーシップの欠如 スコープ制御不足 ステークホルダーとの信頼関係の喪失 情報開示を怠った結果、権限委譲が行われない メンバーの頻繁な入れ替え
  24. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 26 スクラムの実際

    ビジネスサイドも開発サイドも不幸な結果になるしくじり事案 オーナーシップの欠如 スコープ制御不足 ステークホルダーとの信頼関係の喪失 メンバーの頻繁な入れ替え チームワークやコミュニケーションが活性化しない
  25. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 27 スクラムの実際

    PoCプロジェクトの目的や体制のしくじり事案 作るだけPoC 非ビジネス仮説検証PoC 蜃気楼PoC ミスリードPoC
  26. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 28 スクラムの実際

    PoCプロジェクトの目的や体制のしくじり事案 作るだけPoC とりあえず「作ってみよう」 非ビジネス仮説検証PoC 蜃気楼PoC ミスリードPoC
  27. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 29 スクラムの実際

    PoCプロジェクトの目的や体制のしくじり事案 作るだけPoC 非ビジネス仮説検証PoC 技術検証?ビジネス仮説検証? 蜃気楼PoC ミスリードPoC
  28. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 30 スクラムの実際

    PoCプロジェクトの目的や体制のしくじり事案 作るだけPoC 非ビジネス仮説検証PoC 蜃気楼PoC ビジネス価値を十分に検討せず見切り発車 ミスリードPoC
  29. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 31 スクラムの実際

    PoCプロジェクトの目的や体制のしくじり事案 作るだけPoC 非ビジネス仮説検証PoC 蜃気楼PoC ミスリードPoC フィードバックをもらう相手を混同
  30. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 32 スクラムの実際

    様々な施策の必要性を痛感 企業の文化・風土の変化 Sprint0の準備活動 ビジネス価値を考え抜く人材の育成 関係者全員でプロジェクトゴールを合意 信頼関係の醸成
  31. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. bit Labs(ビットラボ)が生まれた理由

    デジタルトランスフォーメーション やらなければいけないこと アジャイルを採用する理由 スクラムの実際 bit Labs(ビットラボ)が生まれた理由 おわりに bit Labsはどんなことができるのか
  32. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 34 bit

    Labs(ビットラボ)が生まれた理由 お客様が新ビジネス創出に専念していただける環境を作るため サービスデザインプログラム アジャイル導入プログラム チームシェアリング 1. 2. 3.
  33. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 35 サービスデザインプログラム:

    Digital Design 「もの」のデザインから「こと」のデザインへ。 価値創造の実践プログラムを提供します。 bit Labs(ビットラボ)が生まれた理由 新しいビジネスの種を創出するためのプログラム ・UXプロセスのご支援 ・UX理解と実践形式の研修 ・デザインスプリントプログラム ・解決すべき課題や成功条件を整理・定義するワークショップ ご支援の例
  34. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 36 アジャイル導入プログラム:

    Agile Integration IT組織がアジャイルへの第一歩を踏み出すために 必要なプログラムを提供します。 bit Labs(ビットラボ)が生まれた理由 アジャイルの最初の一歩をお手伝い ・スクラム開始ノウハウ集のご提供 ・マネジメントガイドのご提供 ・開発を始めるために必要なツール群のご提供 ・オンサイトでのコーチング・コンサルティング ・スクラム初心者向け研修 ・プロダクトオーナー向け研修 ご支援の例
  35. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 37 チームシェアリング:Biz-startup

    Support 高いスキルを持つデザイナー、エンジニアによる ソフトウェア開発チームを、提供します。 bit Labs(ビットラボ)が生まれた理由 サービス開発のプロセス全体をサポート ・必要なスキルセットの部分的な補填 ・チーム単位でのご支援 ご支援の例
  36. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 38 bit

    Labs(ビットラボ)が生まれた理由 今回ご紹介したしくじり事例を含むマネジメントガイドを用意 PMBOKのエリアと対比 Sprint0の重要性 QCDSの考え方 体制構築のポイント ステアリングコミッティの重要性 信頼関係の醸成
  37. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 39 bit

    Labs(ビットラボ)が生まれた理由 今回ご紹介したしくじり事例を含むマネジメントガイドを用意 PMBOKのエリアと対比 Sprint0の重要性 QCDSの考え方 体制構築のポイント ステアリングコミッティの重要性 信頼関係の醸成
  38. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 40 bit

    Labs(ビットラボ)が生まれた理由 今回ご紹介したしくじり事例を含むマネジメントガイドを用意 PMBOKのエリアと対比 Sprint0の重要性 QCDSの考え方 体制構築のポイント ステアリングコミッティの重要性 信頼関係の醸成
  39. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 41 bit

    Labs(ビットラボ)が生まれた理由 今回ご紹介したしくじり事例を含むマネジメントガイドを用意 PMBOKのエリアと対比 Sprint0の重要性 QCDSの考え方 体制構築のポイント ステアリングコミッティの重要性 信頼関係の醸成
  40. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 42 bit

    Labs(ビットラボ)が生まれた理由 今回ご紹介したしくじり事例を含むマネジメントガイドを用意 PMBOKのエリアと対比 Sprint0の重要性 QCDSの考え方 体制構築のポイント ステアリングコミッティの重要性 信頼関係の醸成
  41. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 43 bit

    Labs(ビットラボ)が生まれた理由 今回ご紹介したしくじり事例を含むマネジメントガイドを用意 PMBOKのエリアと対比 Sprint0の重要性 QCDSの考え方 体制構築のポイント ステアリングコミッティの重要性 信頼関係の醸成
  42. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 44 bit

    Labs(ビットラボ)が生まれた理由 今回ご紹介したしくじり事例を含むマネジメントガイドを用意 PMBOKのエリアと対比 Sprint0の重要性 QCDSの考え方 体制構築のポイント ステアリングコミッティの重要性 信頼関係の醸成
  43. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 45 bit

    Labs(ビットラボ)が生まれた理由 今回ご紹介したしくじり事例を含むマネジメントガイドを用意 PMBOKのエリアと対比 Sprint0の重要性 QCDSの考え方 体制構築のポイント ステアリングコミッティの重要性 信頼関係の醸成
  44. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. おわりに デジタルトランスフォーメーション

    やらなければいけないこと アジャイルを採用する理由 スクラムの実際 bit Labs(ビットラボ)が生まれた理由 おわりに
  45. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 47 おわりに

    コンサルティング実績も踏まえた総合的なご支援が可能です
  46. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 48 Open

    the idea, Go Business すべては、胸躍る未来のために。 bit Labsは、企業が築き上げたレガシーをデジタルの力で進化させ、 新しいアイデアの種を未来のビジネスへとつなげます。 より良い社会を目指し、ひとつひとつの挑戦をカタチに。 スピーディーでフレキシブルなbit Labsのチーム力で、新たな価値創造を実現していきます。 おわりに
  47. Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved. 50 デジタルトランスフォーメーション

    やらなければいけないこと アジャイルを採用する理由 スクラムの実際 bit Labs(ビットラボ)が生まれた理由 おわりに 本日お話した内容 [email protected]