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万葉の教育カリキュラム-ペパボテックフライデー/everyleaf eduction curriculum

万葉の教育カリキュラム-ペパボテックフライデー/everyleaf eduction curriculum

万葉の研修カリキュラムについてです!
2018年7月のペパボテックフライデーで発表させてもらいました:)

tatsuosakurai

July 13, 2018
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Transcript

  1. 万葉の教育カリキュラム
    2018-07-13 @tatsuosakurai
    ペパボテックフライデー

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  2. 自己紹介
    • @tatsuosakurai / 櫻井達生
    • 万葉(Rails受託開発)
    • Railsエンジニア
    • @hsbt, @kenchan, @june29,
    @sizucca_, @udzura のお友達

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  3. どんなことしてるの?
    • 新カゴチームのお手伝い
    • @uchinokot(内野) と一緒に
    • NP後払い・PGマルペイなどの決済方
    法を追加しています:)
    • 近年はアラスカに生息(木金)

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  4. アジェンダ
    • 研修カリキュラムとは?
    • カリキュラムができた経緯
    • カリキュラムの現在
    • まとめ

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  5. 研修カリキュラムとは

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  6. 研修カリキュラムとは
    • https://github.com/everyleaf/
    el-training
    • 万葉で必須とされるRuby on
    Railsとその周辺技術の基礎を習得
    するための新入社員教育用カリキュラ
    ムです。

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  7. Railsを使った
    アプリケーション開発の
    流れを共有して
    開発効率をあげる仕組み

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  8. 2017年01月
    private版 運用開始
    2017年11月
    RWC2017 public版公開

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  9. 公開後
    カリキュラムやってますと
    声をかけていただく機会がふえました

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  10. うれしい〜!
    ありがとうございます

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  11. ペパボさんでも
    使ってくださってありがとう
    ございます〜m(_ _)m
    • @tsumichan/todo-app !
    • @mrtc0/todo !

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  12. カリキュラムが
    できた経緯

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  13. 旧研修?
    • OJT (On-The-Job Training)
    •現場が忙しいと…
    • ペアプロ
    • メンターオリジナル課題
    • …研修(?_?)…なにもない荒野?
    •とりあえず旧研修と呼びます

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  14. 旧研修の
    Problem

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  15. 旧研修Problem1
    • メンターの負荷が高い
    •1人〜2人で担当
    •メンティーに合わせて課題を考える
    •自分の仕事もある
    •メンターもメンタリングされたことない

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  16. 旧研修Problem2
    • メンター難しい
    •メンティーが知らない・理解していない
    ことを察知して、必要なことを提案
    •メンティーの理解度を把握する?
    • わかりましたって言われた場合、ど
    れくらいの理解度?

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  17. 旧研修Problem3
    • いろいろバラバラなので
    •知っててほしい基礎を知らなかった
    • ex. DB使わないプロジェクトなど
    •Railsの全体像がわかってなかった
    •メンティーの知識と経験に偏りがでた
    •わからないところに気づきにくい

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  18. 旧研修Problem4
    • Railsの機能が増えていく
    •標準から外れるものはあるけど
    •機能は基本増えていく‥
    • 開発者に期待されることも増える

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  19. その他
    • Railsガイドやチュートリアルは?
    •大変素晴らしいが、初学者がその知
    識をすぐ使うのは難しい
    •読んだけど覚えてない(すごい量…)
    •やったけど勘違いしていた(ことが後で
    わかった)

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  20. Problemから
    Tryへ

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  21. Problemへの
    Tryとしての
    カリキュラム

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  22. はじめの一歩!

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  23. Issueが立った!
    「今後の新人教育方
    法を考えたい」

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  24. Issueからカリキュラム公開まで
    • 2016.09.26: Issueが立つ
    • 2016.11.16: 第1回チキチキ教育MTG
    •1月の新入社員入社までには作りたい
    • 2016.11.26: カリキュラム作成開始
    •このときはGoogleDocs

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  25. Issueからカリキュラム公開まで
    • 2016.12:カリキュラム作り+素振り
    • 2017.01:カリキュラム使用開始
    • 2017.11:RWC2017でPublic公開
    • 2018.05:繁体字版 5xRubyさん
    • 2018.06:ペパボさんで使ってもらう

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  26. カリキュラム設計思想
    • 曖昧・不十分な要件をいれる
    •不明点を相談・質問
    •メンティー,メンターの意見を尊重したい
    • 大雑把な粒度にする
    •段取りを考えてもらう
    • 環境構築からデプロイまでなるべく一通

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  27. カリキュラムの好きな
    ところ
    • 考えるきっかけがある
    • 文化を伝えられる
    • レビュー勉強になる
    •メンターだけでなく全社員でレビュー

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  28. 考えるきっかけがある
    • ex. ステップ14:終了期限を追加しよう
    •終了日や、終了日時ではないの
    で、 考えさせられる @june29
    •名前どうする?
    •データ型どうする?

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  29. 文化を伝えられる
    • 何を大切にするか
    • 現場のレビューを体験できる
    •レビュア同士の意見がぶつかったり
    • 社内の文化やキャラクターを伝えあえる
    •どんな人なのか
    •どんな感じでやってるのか

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  30. レビュアーのレビュー
    が勉強になる
    • ナウい書き方
    • レビュースキル
    • 教え方や伝え方の学び

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  31. カリキュラムの現在
    • いままで1年半くらい運用
    • 卒業生は5人くらい
    •@uchinokot もその1人
    • とりあえずの基礎はおさえられてる?!
    • 課題もまだまだある

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  32. カリキュラムの課題
    • カリキュラムがあれば人が育つわけでは
    ない
    • 育つ土壌(文化)作りが大事
    • 人それぞれ。ほんと人それぞれ
    •メンターもメンティーも人
    •人に合わせて調整し続ける

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  33. カリキュラムの課題
    • レビュア盛り込みすぎ
    •ステップをこなす上では不要だが、さら
    なる知識のきっかけを…レビュアとして
    蛇足の説明をつけたい ! "
    •「手が止まり過ぎちゃうんで、なるべく
    抑えてもらっていいすか?」
    •ではいつどこで知るのがいいだろう(?_?)

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  34. カリキュラムの目的
    • カリキュラムのステップを終わらせるのが
    目的ではない
    • ステップを通して、開発の流れを体験す
    ること、実際の開発現場の流れに乗る
    準備をしておくことが目的
    • できない問題に当たったときの戦い方
    • 学習のサイクルを作るきっかけ

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  35. カリキュラムのこれから?
    • バージョンアップは引き続き
    • フロントエンド?
    • デザイン?
    • メンター用資料の公開?
    • カリキュラムユーザ同士の情報交換?

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  36. まとめ
    • 新入社員育成のProblemを解決するた
    めのカリキュラム
    • 便利だったので公開
    • 使っていただけてうれしい!
    • 人の成長が見れる!
    •難しいけどたのしい!

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  37. まとめ
    • カリキュラムが開発をたのしむきっかけに
    なれればうれしいです:)
    • 僕らもペパボさんの文化、たのしませて
    もらっています
    • やっていき、のっていき、バーーンと!
    • 一緒にたのしんでいきましょう !

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