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errorsパッケージを読む - tenntenn.go#1

errorsパッケージを読む - tenntenn.go#1

この資料はtenntenn.go#1にて発表を行った際に用いた資料です。

■ tenntenn.goとは
tenntenn.goはtenntennが主催し、そしてすべてのセッションがtenntennによる登壇のGoに関する勉強会です。5のつく日に開催します。

イベントページ:https://tenntenn.connpass.com/event/237376/
ハッシュタグ:#tenngo
動画:https://tenn.in/errors-reading-video
資料(Googleスライド):https://tenn.in/errors-reading

■ 内容
tenntenn Conference 2022で発表したコードリーディングをしよう!で扱いきれなかったerrorsパッケージのコードリーディングポイントについて解説します。

・errors.Newが返す値は実際何?
・errors.Is関数やerrors.As関数の挙動を知る
・ラップされたエラーはどうやって扱ってるの?
・reflectliteパッケージとは?
・インタフェースのreflect.Type型の値を取得するには?

■ 登壇者&主催者

・名前:tenntenn / 上田拓也
・HP:https://tenntenn.dev
・Twitter:https://twitter.com/tenntenn

メルカリ/メルペイ所属。バックエンドエンジニアとして日々Goを書いている。Google Developer Expert (Go)。一般社団法人Gophers Japan代表。Go Conference主催者。大学時代にGoに出会い、それ以来のめり込む。人類をGopherにしたいと考え、Goの普及に取り組んでいる。複数社でGoに関する技術アドバイザーをしている。マスコットのGopherの絵を描くのも好き。

■ Gopher道場 自習室

https://gopherdojo.org/studyroom/

Gopher道場とは、実践的なGoを体系的に学べる場です。
Gopher道場 自習室では、以下のようなコンテンツや学びの場を提供します。

・Gopher道場の講義を録画した動画(10時間以上分)
・Slackにおける受講者同士のコミュニティ
・Gopher道場卒業生による課題のレビュー(ボランティアでご協力頂いているのでベストエフォートです)

■ Meety(カジュアル面談)

・ソフトウェアエンジニアの地方移住ってどうなの?:https://meety.net/matches/jyZgDkEEwmMk
・メルカリグループにおけるGoの使いどころ:https://meety.net/matches/LbeVbIACxLqk
・地方からの技術コミュニティへの貢献:https://meety.net/matches/gVeMtImLkWJE

■ お仕事の依頼について

副業にて技術顧問やアドバイザーなどを行っています。過去の実績や問い合わせフォームは以下のURLからご確認ください。
https://tenntenn.dev/ja/job/

#golang #tenntenn #tenngo #Go言語

tenntenn - Takuya Ueda

February 05, 2022
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Transcript

  1. The Go gopher was designed by Renée French. The gopher

    stickers was made by Takuya Ueda. Licensed under the Creative Commons 3.0 Attributions license. errorsパッケージを 読む 2022年02月05日(土) 資料:https://tenn.in/errors-reading
  2. 上田拓也 Go ビギナーズ
 Go Conference
 @tenntenn tenntenn.dev Google Developer Expert

    (Go) 一般社団法人 Gophers Japan 代表理事 Experts Team
  3. コードリーディング ▪ 標準パッケージを読む • 古くはGo研でも行われていた • https://devblog.thebase.in/entry/go-code-reading • https://future-architect.github.io/articles/20200310/ ▪

    準備の少ないコードリーディング会 • お題(読むパッケージ)を決める • 選んだお題に期待することを当日話す • 時間を決めてみんなでそれぞれ読む(20分とか) • 読みながらSlackのスレッドにメモをしていく • 残りの時間で気になったところを議論する • 自分が気づけなかった点を知ることができる
  4. errorsパッケージを読もう ▪ 普段何気なく使っている機能の裏側を覗こう • https://cs.opensource.google/go/go/+/master:src/errors/ • errors.Newが返す値は実際何? ◦ 構造体でNew("A") ==

    New("A")がfalse • errors.Is関数やerrors.As関数の挙動を知る • ラップされたエラーはどうやって扱ってるの? • reflectliteパッケージとは? ◦ 循環参照を避けるために導入されたパッケージ • インタフェースのreflect.Type型の値を取得するには?
  5. まとめ ▪ Goの標準パッケージはお宝 • Goで書かれているの読めるぞ! • pkg.go.devから辿って行ける • blameして過去の経緯を知ろう ▪

    コードリーディング会は楽しい • 自分だけでは気づかなかった点が知れる • 一人では諦めてしまう低レイヤーな実装も頑張れる • 議論の中から新しいアイデアや知見が見つかる