キャリア教育ミニ講演会 - システムエンジニア編

システムエンジニアに興味を持っている地元の中学生を対象に、私自身の経験を基に、仕事内容の紹介、必要そうな資格の紹介、技術コミュニティの活動、やりがい、苦労したこと、今頑張って欲しいこと、大切にして欲しいことなどを講演しました

Transcript

1. キャリア教育 ミニ講演会 システムエンジニア編
2. 自己紹介 • 小田島 哲也（おだしま てつや） • パーソルプロセス＆テクノロジー株式会社（本社：豊洲） • 所属：システムソリューション事業部 DXソリューション統括部 • 職種：(IT) アーキテクト • 技術コミュニティ活動（社外活動、ボランティア） • ETソフトウェアデザインロボットコンテスト（愛称 ETロボコン） 実行委員会 (企画・運営) • ブログを投稿、勉強会イベントで登壇、など • Microsoft MVP for Microsoft Azure (2018～)
3. 本日のゴールとアジェンダ • 本日のゴール • 「システムエンジニア」とは何かを知り、興味を持ってもらう • アジェンダ • わたしの仕事内容 • この仕事に就いた理由 • 必要な資格は？ • 仕事上のやりがいや楽しみ • 仕事上のたいへんなことや苦労したこと • システムエンジニアに向いている人 • みんなに今がんばって欲しいこと、大切にして欲しいこと
4. わたしの仕事内容 デジタルテクノロジーを活用した DX やクラウドソリューション、セキュリティ サービスなど、最先端テクノロジーで社会に貢献。 お客様からのマイクロソフト クラウドサービスを活用する「システム開発・構築」 の依頼 (案件) を請け負う。 所属部署の仕事 • 所属部署で請け負ったいろいろな案件プロジェクトに 幅広く関わってサポートする。 • 人財育成（スキル向上）にも注力する。 わたしのミッション
5. DX とは • 「デジタル トランスフォーメーション」の略。 • デジタルテクノロジーを使って、経営や事業の在り方を変革する、生活や働き方を 変革する。 DX DX 車を所有する カーシェアリング 出社して仕事 リモートワーク
6. クラウドとは • 正しくは「クラウド コンピューティング」という。 • 利用者がハードウェアやソフトウェアを持たなくても、 インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分 だけ利用する仕組み。 • Microsoft Azure / Microsoft 365 / Outlook.com / OneDrive • Amazon Web Services (AWS) / Amazon Drive / Amazon Photos • Google Cloud Platform (GCP) / Google Workspace
7. セキュリティとは • 情報セキュリティ 情報の機密性、完全性、可用性を維持すること。 • サイバーセキュリティ コンピューターやウェブサイト、サーバーなどへの不正アクセス、いわゆる 「サイバー攻撃」と呼ばれているものを防ぐこと。 機密性 (Confidentiality) 情報へのアクセスを許可された者だけがアクセスできる状態を確保 すること。 完全性 (Integrity) 情報が破壊、改ざんまたは消去されていない状態を確保すること。 可用性 (Availability) 情報へのアクセスを許可された者が、必要な時に中断することなく、 情報および関連資産にアクセスできる状態を確保すること。
8. システム開発・構築とは お客様から要求を 聞き、実現させた いことを決める 実現させたいこと (機能) について 設計する 設計書に従って システムを作り、 テストする システムの監視、 メンテナンス、障害や 追加の要望を対応する 「DX + クラウド ＋ セキュリティ」もあわせて取り組む
9. システム開発・構築に関わる人々 プロジェクトマネジャー プロジェクトのすべての責任を担う立場。 プロジェクト全体を管理する。 プロジェクトリーダー プロジェクトにおいて特定の領域のリーダーとなって、 プロジェクトの成功を導く。 メンバー システムを設計・構築・運用保守する。 品質管理 設計書どおりに構築されて挙動や作動にバグがないか、 設計書どおりであったとしてもお客様の要望どおりに なっているかを厳しく検証する。 アーキテクト システム開発における共通仕様・要件定義やシステムの 在り方を検討・提案し、システム全体の方向性や仕組み から運用・保守要件まで提示する。
10. • きっかけは、小学生の時に 出会ったファミコン • やりたいと思ったのは 中学生の時 • ものづくり⇒システム作りたい ◦ 情報処理科がある高校に進学 ◦ 何となくもの足りない... もっと勉強したい！ 情報処理の専門学校に進学 ◦ そして就職…転職は１回 この仕事に就いた理由
11. システムエンジニアになる ための資格は？ 特定の資格は必要ありません。 しかし、資格を取得することは 自身のスキル向上だけでなく、対外的に スキルを証明する際に役立ちます。
12. どんな資格がある？ 情報処理推進機構 (IPA) が主催。 情報処理技術者としての知識・技能が 一定以上の水準であることを認定する 試験。 ベンダーや団体などが主催。 ベンダーの製品やサービスの知識・技能 を問う資格。 • マイクロソフト認定資格 マイクロソフト製品、サービスに対する 知識や技術を持つ個人を認定する • オラクルマスター 「Oracle Database」を扱う技術力を認定 する資格 • Linux 技術者認定試験 Linux 技術者として技術力を認定する資格 • シスコ技術者認定 シスコシステムズ社の製品を扱う 知識とスキル、ネットワークエンジニア に必要不可欠な知識とスキルを証明する 資格
13. 資格取得でしか スキルアップ、アピール できないの？ いいえ、他にもあります！ 技術コミュニティ活動は、 • 自身のブランディング、エンジニア として成長することに直結します。 • 様々な知見を得る機会が増えます。 • 第三者からの客観的な評価が得られます。 • 色々な人とのつながりが得られます。 • 予想外なチャンスが得られます。
14. 個人ユーザーのコミュニティでの活躍を称えるアワード マイクロソフト技術について活躍した「個人」の過去 12 か月間の 技術コミュニティ活動に感謝の意を表して授与する特別な賞 Microsoft MVP アワードプログラム 技術コミュニティ活動の例 • 技術コミュニティ主宰 • コミュニティ イベント/勉強会の運営 • 技術セッション登壇 • 技術コンテンツ公開 (ブログ/動画投稿、書籍出版など) • オンライン フォーラムでの回答投稿 • サンプル コード/ツールの公開 ★オープンな技術コミュニティ向けの活動 ※社内向け／顧客向けの活動、有償の活動は対象外
15. 仕事上のやりがいや楽しみ やっぱり ものづくりは楽しい！ 様々なテクノロジーに 触れられる！ 完成した時、 問題や課題を解決 できた時の達成感！ お客様に感謝される！ 社会貢献ができる！ スキルの向上 (成長) が 実感できる！
16. 仕事上のたいへんなことや苦労したこと お客様からの要求 (実現 したいこと) を正確に 把握し、整理すること コミュニケーション 製品やサービスの アップデートに追い ついていくこと テクノロジー 英語のドキュメントを読む、 英語で話している ことを聞き、その説明して いる内容を理解すること 英語
17. システムエンジニアに向いている人 IT に興味がある 学ぶことが好き 探求心、探究心が強い 1 物事を論理的に考えられる 変化に柔軟に対応できる 自分の考えを他者にちゃんと 伝えられる 他者とディスカッション できる 2 3 4 ワタシ、 アイティ チョットデキル
18. みんなに今がんばって欲しいこと、大切にして欲しいこと • 好きこそものの上手なれ • 学んだこと (インプット)を 形にする (アウトプット) 学ぶことを楽しむ 興味を持つ →考える→他者と話し合う →考える→他者と話し合う →… いろんな物事について たくさん考える • やる時はやる！ • 失敗を恐れない • 大事なことは • 振り返る (考える→学ぶ) • 同じ失敗を繰り返さない チャレンジ、それこそが 人生だ • 読み解く • 聞き取る • (できれば) 話せる • 損することはない！ 英語ガンバレ！
19. Thanks! ご清聴ありがとうございました