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Kaigi on Rails 2025 お土産話 / Trip Stories of Kaig...
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thatblue
October 17, 2025
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Kaigi on Rails 2025 お土産話 / Trip Stories of Kaigi on Rails 2025
Sendai.rb #44 での発表資料です。
https://sendairb.connpass.com/event/366467/
thatblue
October 17, 2025
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Transcript
Kaigi on Rails 2025 お土産話 2025.10.17 Sendai.rb #44 #sendairb あのぶる
𝕏: @_thatblue_ : @thatblue.bsky.social
今年は無事に参加できました!
例によって、公開されたスライドは ruby-jpのcosense(旧scrapbox)に わりとまとまっています https://scrapbox.io/ruby-jp/Kaigi_on_Rails_2025
拝聴したセッションから いくつかピックアップ
Keynote: dynamic! • 「Rubyは動的な言語である(と公式サイトにも説明がある)」というところか らスタートした、「動的であること」の良さ・楽しさのお話 • 合言葉は「最もシンプルで、うまくいきそうなものは何ですか?」 • ex-Twitterで見かけた話なんですが、タイトルである「dynamic!」の「!」 にも意味があり、破壊的メソッドであること(そして暗黙のselfなので自分自
身が変わっていこうね、ということ)を表しているらしい
高度なUI/UXこそHotwireで作ろう • 前回のSendai.rbでまさに「複雑なUIじゃなければStimulus(とTurbo)でいい んじゃないですかね」と話した手前、「あっ」って思って観に行った • 今どきな感じのリッチなUIはHotwireでも十分実現可能だよね、ということ を示すために、Next.js/Reactと、Hotwireで同一のUIを作って粛々と比較 していく物量がすごかった(語彙力) ◦ 「実際大部分はJS(TS)力とライブラリの充実度合いがモノを言っており、ReactかHotwire
かってそこまで関係ないよね」という話に着地したという理解をしている • 私のフロントエンド力の問題で「JSON基礎工事」のあたりがちょっと消化 不良なので、登壇者の方による記事を紹介しておきます ◦ https://zenn.dev/naofumik/articles/0714f7237a493c
入門 FormObject • FormObject、結構独特な立ち位置だなぁとは実際思う ◦ 正直なところ、個人的には今までの作業の性質上触った経験が少ないので本当に雰囲気での 理解しかしておらず…… ◦ かなりすとんと腹落ちした説明だったので、同じような悩みをお持ちの方はぜひ資料や後日 公開されるはずの動画を見ていただきたい
◦ 発表終盤の「FormObjectと向き合わないといけない理由」がしみじみ刺さる • 同じくDay1の「今改めてServiceクラスについて考える 〜あるRails開発者の 10年〜」も併せて見ると理解が深められると思う
Railsアプリケーション開発者のためのブックガイド • 当日発表分も結構な物量でしたが、さらに候補から漏れた本が相当量あるそ うです…… • 未発表分も含めた書籍のリストはQRコードからどうぞ(Googleスプレッド シートへのリンクです)
Railsによる人工的「設計」入門 • 「設計ってどう教えたらいいんだっけ?」に対する指針となりそうなお話 • このセッションは弊社参加メンバーも結構聴講していたのですが、若手・中 堅に差し掛かりつつある(?)若手・シニアでそれぞれ目線の違う感想が聞け たのが結構面白かった • 技術者を15年以上やっている今となっては「設計ってどうやって出来るよう になったんだっけ?」ってなってしまって再現性に乏しくなってしまってい
るのは本当にそう
Introducing ReActionView: A ActionView-Compatible ERB Engine • Herb(erbパーサとその周辺エコシステム)すごいなって思った • erb全体の構文解析をすると結構いろいろできるようになる
◦ erb特化のコードフォーマッタ、シンタックスチェッカー、コードハイライター ◦ erb中のエラー発生箇所絞り込み ▪ erbで何かあったことだけは分かる、真っ赤なRailsエラー画面に困ったことはありませ んか……私はあります…… ◦ デバッグツール ▪ partialテンプレート、画面のどこに対応しているかを表示できるようにもなるらしい地 味に便利!
来年は渋谷! (実は一瞬ドキッとしたのですが、来年からIPA試験がCBTに移行して日程被りが回避出来そうで個人的に安堵しています)