Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Claude Codeくん、君には全てを任せないがほとんどを任せよう
Search
toshiki
April 13, 2026
Technology
53
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Claude Codeくん、君には全てを任せないがほとんどを任せよう
toshiki
April 13, 2026
More Decks by toshiki
See All by toshiki
Flutterテスト戦略の再考〜品質と効率のバランスを求めて〜
toshiki9
0
210
fl_cahrtで積上面グラフを実装する
toshiki9
0
89
Flutterの既存プロダクトに GoldenTestを導入する
toshiki9
0
130
Other Decks in Technology
See All in Technology
機械学習を「社会実装」するということ 2026年夏版 / Social Implementation of Machine Learning June 2026 Version
moepy_stats
5
2.4k
LLMにもCAP定理があるという話
harukasakihara
0
370
Agent Skills設計で柔軟性と硬さのバランスが難しい話
nassy20
0
130
ACE-Step-1.5で見る 音楽生成AIのしくみと“破綻だけ直す”Retake機能の開発【zennfes spring 2026 登壇資料】
personabb
1
470
現地で盛り上がった WWDC26 Keynote
zozotech
PRO
1
250
気づかぬうちにセキュリティ負債を生むAPIキー運用
sgwrmctk
0
130
白金鉱業Meetup_Vol.24_「AIエージェントは分けるほど良い」は本当か? / Is it true that “the more you divide AI agents, the better”?
brainpadpr
1
380
脆弱性対応、どこで線を引くか
rymiyamoto
1
390
AIの性能が向上しても未解決な組織の重大問題は何か?/An Unsolved Organizational Problem in the Age of AI
moriyuya
4
670
自律型AIエージェントは何を破壊するのか
kojira
0
160
【Snowflake Summit 2026 Recap!!】Snowflake Summit Deep Dive: Security & Governance
civitaspo
1
180
Claude Code の Sandbox 機能を Anthropic Sandbox Runtime(srt) で試そう!/lets-play-anthropic-sandbox-runtime
tomoki10
1
600
Featured
See All Featured
Designing for Performance
lara
611
70k
Mozcon NYC 2025: Stop Losing SEO Traffic
samtorres
1
250
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
21
1.5k
HTML-Aware ERB: The Path to Reactive Rendering @ RubyCon 2026, Rimini, Italy
marcoroth
1
190
How To Speak Unicorn (iThemes Webinar)
marktimemedia
1
480
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
9
1.4k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.9k
Crafting Experiences
bethany
1
180
Thoughts on Productivity
jonyablonski
76
5.2k
WENDY [Excerpt]
tessaabrams
11
38k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
41
2.6k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
304
22k
Transcript
Claude Code くん、君には全てを任せないが ほとんど ほとんどは任せよう 株式会社デジタルバリュー / 小野紀輝
いきなりですがみなさん、AI エージェントに全てを任せていますか? 自分は全てを任せようとしている 任せようとしている 💪 全てを任せたい ・コーディングも、コードレビュー も、ドキュメント作成も ・開発で手を動かす作業は全て任せ たい
😅 でも現実は... ・雑な指示や仕様理解の甘さがある と、期待したアウトプットは出ない ・それなりのアウトプットが出るよ うにはなったが、本質的なものなの か? 🎯 そこで自分は 全てを任せるのではなく 「ほとんど」 「ほとんど」を任せる ことにした 今回は Claude Code × 業務開発 にフォーカスしてお話しします
Claude Code に任せている 任せていること 💭 壁打ち相手 アイデアの整理・思考の言語化 🏗️ 設計 アーキテクチャ・技術選定の検討
💻 コード作成 実装の大部分を Claude Code に委譲 🔍 コードレビュー Codex 等も活用したマルチAI エージェント体制 /codex:review git 差分に対して通常のコードレビューを実行 /codex:adversarial-review 設計判断やトレードオフを問い直す挑戦的レビュー 📝 ドキュメント作成 設計書・仕様書の作成補助 🚀 PR 作成 コミット・PR の作成を自動化 開発作業の「ほとんど」 「ほとんど」を任せている
じゃあ人間 人間は何をやっている? 1. 仕様の把握 このタスクはどういった修正を、ど ういった背景から求められているの か 自分が一番理解する努力をし、Claude Code に適切な指示を出すための準備を
する 2. 修正内容の把握 Claude Code が生成したコードを読 み、自分のものとして理解する 何が変わったのか、なぜそう変わったの かを把握してから次に進む 3. 責任を持つ 生成されたコードに対して自分が責 任を持つ覚悟 次のスライドで深掘りします →
失敗から学んだ 「ほとんどを任せる」 「ほとんどを任せる」の作り方 ❌ Before :全部任せてやらかした ・ターミナルに出てくる実行計画書が長すぎて、流し読みし てた ・GO を出したら期待外れのアウトプット
・ 「任せた」つもりが、ただの放任だった ✅ After :plan.md × レビューで仕組み化 前提: Plan モードで実行 1. 計画を必ず plan.md に書かせる 2. 気になる箇所に 【指摘】を付けてコメントを残す 3. Claude Code が指摘を反映 → 計画がブラッシュアップ 4. 自分自身でGO サインを出してから実装開始させる 計画書に責任を持つことが「ほとんどを任せる」 「ほとんどを任せる」を成立させる
実際の plan.md plan.md はこんな感じ # プランニングポーカー UX 改善プラン ## Context
プランニングポーカーアプリの使いやすさを向上させる。 (... 省略... ) ## 変更一覧 ### 1. ファシリテーター機能の強化 - `lib/room/store.ts`: ファシリテーターが revealVotes / resetVotes / setStory を実行できるように権限チェックを整理 - `components/FacilitatorControls.tsx`: 操作ボタンはファシリテーターのみに表示 【指摘】 ファシリテーター権限は撤廃したい。参加者誰でも操作できるように ### 2. 投票タイマー表示 - `hooks/useVotingTimer.ts`: `phase` と `storyId` の変化でタイマー開始/ リセット、1 秒ごと更新 - `app/room/[roomId]/page.tsx`: ページ下部にタイマー表示 【指摘】 タイマーの表示位置はヘッダーに固定してほしい 【指摘】を反映 → 計画書がブラッシュアップ → 自分がGO サインを出して実装開始 この運用ルールは CLAUDE.md に定義済 → 毎回の指示は不要
「Claude Code が書いた」 「Claude Code が書いた」ではなく 「自分がClaude Code で書いた」 「自分がClaude
Code で書いた」 ❌ Claude Code が書いたコード → 障害が起きた時、Claude Code のせいにする? → 当事者意識 が持てなくなる → コードが「他人事」になってしまう ✅ 自分が Claude Code で書いたコード → 障害が起きたら自分ごととして対応する → コードが自分のものになる → チーム全体で品質を担保できる Claude Code は最強の道具。使う人間が主体 人間が主体
まとめ Claude Code に全てを任せたいからこそ責任の所在は曖昧にしない 「Claude Code が書いたコード」ではなく「自分が Claude Code で書いたコード」
小野紀輝 おの としき 株式会社デジタルバリュー / エンジニア 赤い猫🐱のアイコンが目印です Claude Code に全てを任せたい方の Join お待ちしています! このスライドも Claude Code で作成しましたが、内容は自分が責任を持って考えています