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Triple W会社紹介資料/Message for Candidates!

TripleW
February 18, 2021

Triple W会社紹介資料/Message for Candidates!

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February 18, 2021
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  1. Copyright © 2021 Triple W Japan Inc. All Rights Reserved.

    私は、青年海外協力隊として2年間フィリピンでボランティア活動をしましたが、現地の方々 は、たとえ貧困であっても、日本人以上に幸せに生きていることを感じました。しかし、そうし た彼らも病気になると必要な医療が受けられず、すぐに亡くなってしまうことを目の当たりにし ました。一方、日本では必要な医療体制が整っているにも関わらず、約8割の方が、健康や介護で 老後が不安だと感じており、人生を楽しみきれておりません。 私たちが取り組んでいる排泄ケアは、超高齢社会において、とても重要な課題です。世界では 失禁で悩んでいる成人は5億人を超え、日本では、既に大人用おむつが子供用おむつの市場を上 回っております。また、介護される側は、失禁は死ぬことより辛い、介護する側も排泄ケアは、 最も大変な業務であるという調査結果があります。排泄ケアが必要な方々に対し、リハビリや自 立支援など最適な排泄ケアを簡単に行えるソリューションの提供によって、これらの問題を解決 していきます。そして、排泄ケアに関するソリューションを世界に広めるとともに、超音波ウェ アラブルを軸とし、貧富の隔たりなく家庭の中で簡単に高品質な医療・ヘルスケアサービスが受 けられるプラットフォームの構築を目指します。 当社のプロダクトを通じて、世界中の人々が最後まで健康で幸せな人生を全うすることができ る“Live your life”の実現することで、世界を一歩前に進めることができると信じています。その 世界の実現のために、私たちは全力で挑み続けます。 トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 代表取締役 中西 敦士 1 創業者の想い Triple W(www)には、 World Wide Webのような世界中に 広がるプロダクトを創出する会社に なるという想いが込められています DFree(Diaper Free)には、 おむつ要らずの生活で、最後まで 自立した生活を送ってほしい という想いが込められています
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    • 社 名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 • 所在地: 東京都港区虎ノ門一丁目4番2号 虎ノ門東洋ビル7階 • 代表者: 代表取締役 中西 敦士 • 設 立: 2015年2月18日 • 資本金: 1億円 • 従業員数: 14人(2021年1月末時点※出向者含む ) • 事業内容: 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売 • 資金調達: 累計23.8億円(第三者割当増資・借入・助成金/補助金等) 3 会社概要 ▪ Series A ▪ Series B ▪ Series C ▪ 助成金・補助金・借入等
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    2014年 5月: 創業(米国法人Triple W設立) 2015年 2月: 当社設立 3月: ニッセイ・キャピタル「NCCベンチャーグランプリ2015」受賞 2016年 2月: 経済産業省所管国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 「シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援助成事業」採択 3月: 「Aging2.0 Global Startup Search IN Japan」最優秀賞 受賞 11月: Forbes Japan「Next Rising Star Award」受賞 2017年 3月: 経済産業省「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2017」グランプリ受賞 4月: 法人向け「DFree Professional」サービス開始(第1世代) 7月: 米国法人Triple Wを完全子会社化 2018年 7月: 個人向け「DFree Personal」販売開始(第2世代) 2019年 1月: CES「Innovation Awards」、Engadget「Best of CES」等、4つのアワードを受賞 8月: 装着専用パッド「D-pad」販売開始 2020年 2月: 第7回慢性期リハビリテーション学会にて回復期における活用成果を発表 3月: 東京都「King Salmon Project」に採択され、急性期病院での実証開始 4月: 「DFree Professional」サービス刷新(排泄ケア記録サービス開始)(第3世代) 9月: 内閣府所管国立研究開発法人日本医療研究開発機構 「ロボット介護機器開発・標準化事業(開発補助事業)」採択 12月: 尿とりパッドのプライベートブランド「DFreeリハビリパッド」の提供を開始 介護施設向け「おむつ・パッド月額定額プラン」提供開始 2021年 5月: 排泄ケアの最適化を総合的にサポートするDX支援専門組織立ち上げ(予定) 6月: 次世代機種(第4世代)の販売開始(予定) 4 沿革・表彰等
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    5 経営陣紹介 中西 敦士 Atsushi NAKANISHI 代表取締役 Founder & CEO 慶應義塾大学商学部卒。UC Berkeley MBT プログラム修了。コンサルティン グファームにて、ヘルスケア分野を含 めた新規事業開発支援に従事。JICAで フィリピンへ派遣され、村の収入向上 のための事業開発を行う。その後、米 国留学を経て、当社創業。 小林 正典 Masanori KOBAYASHI 取締役 COO 慶應義塾大学商学部卒。Deloitte Consulting、楽天などで、経営戦略・ 事業戦略策定、市場調査、マーケティ ング支援、M&Aアドバイザー、IR支援、 新規事業開発など経営コンサルティン グ・ファイナンスに従事した後に、創 業初期から当社へ参画。 正森 良輔 Ryosuke MASAMORI CTO 大阪大学大学院工学部研究科修了。 英国サセックス大学国際教育開発学 修士課程修了。オリンパスメディカ ルシステムにて、内視鏡をはじめと した医療機器の研究開発に従事。当 社創業当初から研究開発を統括し、 超音波技術と排泄予測に関する特許 多数。
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    7 Mission / Vison / Value 超音波技術を強みとして、ヘルスケア領域において、自立支援と生産性向上を 実現し、課題先進国日本から世界の社会課題を解決するサービスを創出します Mission Vision Value 世界を 一歩前に進める バイタルテクノロジーで “Live Your Life” を実現する ①My ball - 当事者意識・お客さま目線 - ②Do it, Do it, Do it, and Breakthrough - 素早い実行と検証によるブレイクスルー - ③For the team - 全体成果主義 -
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    8 <Mission> <Missionにこめた想い> • 世界にある課題を解決し続ける。世界初の取り組みを世界で最速で展開し続ける集団 ※「不可能」「リスク」は大前提。「挑戦」こそ我々の存在意義 • 他人の幸福実現・問題解決に挑戦 ・利他:金のためにやらない(金は手段/結果) ・我々だからこそやる (マネしない) ・最速で実現(本質&シンプル) 世界を一歩前に進める ~We take the world one step forward~
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    9 <Vision> <Visionにこめた想い> • TripleWは技術・商品開発の会社である。人と社会の課題を解決するために、これま でないプロダクトを開発し、ユーザーに届ける • Triple Wがフォーカスを当てるのはあくまで人間。生活を支えるような日常に寄り添 うプロダクトで人間生活を良くしたい • Vitalとは、生活、健康、活き活き、元気 • Live your lifeとは、自分でどう生きるかを選択し、最適な生き方を自分で選べる状態 • 老後が楽しい!自分で生き方を決めることができる =「自分の人生のマスターになる」ことをテクノロジーでサポートしていきたい バイタルテクノロジーで “Live Your Life” を実現する ~Live your life to the fullest through vital technology~
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    10 <Value> ①My ball - 当事者意識・お客さま目線 – <My ballにこめた想い> • 我々のプロダクトで「ユーザー満足度を最大化する」「困っている人を幸せにする」 ために行動する。それが事業に対する貢献、Triple Wの全体成果につながり、ユー ザーの困りごと解決につながる • 自分から仕事を取りに行く姿勢・気持ちを大事にしたい。指示待ちにならない • 自分の役割を果たすために足りないところがあれば、率先して仲間や他者(知見を 持っている人)に学び、自分を高め続ける。そして、成し遂げた仕事・作り上げたプ ロダクトには愛と誇りを持つ • 常に自分が「何の課題解決に取り組んでいるか」を考えて行動しよう。漫然と日々を 過ごしていては、他者の課題解決ができない 我々はそれぞれに自主・自立を重んじ、プロダクトに愛・誇りを持ち、援ける べき人・社会のために、当事者意識を持って課題解決に努めます
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    11 <Value> ②Do it, Do it, Do it, and Breakthrough - 素早い実行と検証によるブレイクスルー - <Do it, Do it, Do it, and Breakthroughにこめた想い> • 世界初のプロダクトを作っているからこそ、はじめから正解がわかっているわけでは ない。仮説思考をもって、トライ&エラーを積み重ねて、早く答えに到達しよう • まずは「やってみる」こと。そして仲間のチャレンジを称えよう。前向きな失敗なら ばOK。小さな失敗をしたとしても皆でサポートし合えるはず • 一番やってはいけないことは「何もせずに傍観している」こと。Standing by doing nothing is guilty. • 行動の積み重ねにより、ブレイクスルーしよう 我々は、最速で答えに辿り着くまで立ち止まることなくスピード感を持って トライ&エラーを繰り返し続けます。
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    12 <Value> ③For the team - 全体成果主義 - <For the teamにこめた想い> • 人々の困りごとをチームとして最速で解決し続けたい • 人々の課題解決を独力で行うのは困難。だから、チームで助け合う。「自分がやりた いこと」だけではなく、「チーム・仲間のためにやるべきこと」を常に念頭に置き、 お互いに助け合える存在でありたい • 全員で成果を分かち合う 世界初のプロダクトを世に届け、我々は互いを助け合いながら人々の課題を 解決し、その成功と喜びを分かち合います
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    14 当社事業の全体像 排泄予測デバイス「DFree」を起点として、排尿に関する悩みを抱える方々の 課題を解決する総合ソリューションを提供 B2B(介護施設・病院) ・排泄介助人材市場 (紹介・派遣) 5,000億円超 ・膀胱トレーニング市場 ・過活動膀胱治療薬市場 1,000億円超 ・介護施設用おむつ市場 700億円超 排泄予測デバイス 10 ・個人向け大人用おむつ市場 800億円超 ・ノコギリヤシサプリ市場 (頻尿でお悩みの個人) 130億円超 ・DFreeのメインターゲット市場 介護ロボット市場 約150億円 ⇒ 2025年以降:約500億円(政府目標) 自立支援機器市場 約400億円 ⇒ 2025年以降:8,000億円超 おむつ ・ 尿とり パッド 頻尿対策 サプリ 排泄ケア 記録 排泄介助 専門人材 尿トレ ・ 治療 ・介護関連ソフトウェア市場 500億円超 ・電子カルテ・オンライン診療 プラットフォーム市場 B2C(アクティブシニア・在宅介護)
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    15 排泄予測デバイス「DFree」 超音波センサーで、膀胱の尿のたまり具合をとらえ、スマートデバイスなどに トイレのタイミング等を事前にお知らせする、排泄予測デバイス「DFree」 装着専用パッドと共に使用 価格:30万円/台 ※3年間分のサービス 利用料として課金 価格:49,880円/台 (現行機) ▪ ハードウェア ▪ 法人向けソフトウェア サービス 10 ▪ 個人向けソフトウェア サービス
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    排泄ケア記録サービス 排泄ケア記録サービスから、従来の排泄介助の記録に加えて、簡単におむつ・ パッド交換を入力でき、それに基づき消費量が自動で集計 ▪ 複数名の一括記録機能 ▪ 排泄介助+おむつ交換の記録 ※記録した時間で自動で設定 したおむつ・パッドを記録 ▪ 排泄記録、おむつ・パッド消費量 の自動集計 16
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    17 おむつ・パッド販売(サブスク・PB) おむつ・パッド月額定額プランと、尿とりパッドのプライベートブランド 「DFreeリハビリパッド」の販売を開始 ▪ おむつ・パッド月額定額プラン DFreeを導入いただくと、1名あたり月額 3,980円~で、おむつ・パッドが使い放題に なる法人向けおむつサブスクサービス ▪ PB「DFreeリハビリパッド」発売 300ml~1,000mlまで、4サイズの尿とり パッドを先行して、Amazonにて販売開始 (今後、紙おむつも順次展開予定)
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    18 膀胱機能低下のセルフトレーニング「尿トレ」 将来にわたって長く自力排泄ができる状態を維持できるように、自宅でできる トレーニングを専門医と開発し、啓発を強化 「尿トレ」とは・・・ 加齢や出産などにより低下した膀胱機能を正常に戻すと共に、トイレのタイミング を適切にコントロールできるようにしていくセルフトレーニング 骨盤底筋体操 膀胱トレーニング 生活習慣の改善 組み合わせ
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    食事 27.0% 入浴 9.0% 移動 10.7% 排泄 20.1% 見守・巡回 14.8% 記録 11.6% 申送 6.9% 20 排泄介助の負担 介護する側にとって、排泄介助に関する、直接業務、間接業務、消耗品費、 どれをとっても負担が大きい ※1:内閣府政府広報室「介護ロボットに関する特別世論調査(2013年)」より抜粋 ※2:排泄消耗品卸業者によるデータに基づき、当社にて推計 ※3:CARE WORK 2019.6「特集 介護ロボットをどう活用するか」より抜粋 入居者1名あたり 毎月5,000円~7,000円 ※介護施設の平均要介護度・入居者の属性等により ばらつきがあるが、平均的な特養の水準 ✓ 第1位:排泄 62.5% ✓ 第2位:入浴 58.3% ✓ 第3位:食事 49.1% ▪ 介護の業務負担 ※1 介護において負担を感じること ▪ 排泄消耗品費 ※2 特養のおむつ・ぱっど費用 (特養・老健:施設側の負担) ▪ 介護職の業務時間構成(特養) ※3 排泄介助に、間接業務も含めると職員の 業務時間の約3割を割いている 直接業務 間接業務
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    21 高齢者における自立排泄の重要性 高齢者の失禁は、さまざまなリスクをはらんでおり、自立排泄を継続すること は、被介護者のADL/介護状態を維持・向上する上では極めて重要 ※1:Dubeau CE, et al. J Am Geriatr Soc. 54: 1325 – 1333, 2006. Xu D, et al. J Am Geriatr Soc. 61: 1473 – 1481, 2013. Rubin EB Er al., “States Worse Than Death Among Hospitalized Patients With Serious Illnesses” JAMA Internal Medicine Vol. 176, No.10 (2016) ※2:難病と在宅ケアVol.22 No.6 2016.9「要介護高齢者の尿失禁ケア~そのエビデンス~」 ※3:公益社団法人全国老人保健施設協会「介護老人保健施設等におけるリハビリテーションの在り方に関する調査研究事業報告書」 • 失禁は、QOLの中でも、威厳、自立性、情緒の低下が 著しくなる • 重病入院患者の68%が、失禁は「死ぬより悪い・同等」 と回答 • 尿失禁があると日常生活動作(ADL)が悪化・要介護度も 高くなり、深夜徘徊時等の転倒リスク上昇 • 一方、排尿自立度が改善すると、ADLも改善、 要介護度も低下し、転倒リスクも低下 ▪ 転倒リスク ※2 ▪ 生活の質の低下リスク ※1 ▪ 死亡リスク ※2 失禁のある高齢者は、転倒・褥瘡のリスクや ADL低下が顕著となり、死亡リスク高まる +18pts 37% 55% うながし排尿なし ▪ 排泄の自立度(ICFステージ)が改善した方 ▪ うながし排尿によるADL回復 ※3 リハビリ時に自立排尿の取組み(うながし排尿) をした高齢者は、ADLの回復が早い うながし排尿あり 3.1倍 2.5倍 週1回失禁: 1.5倍 毎日失禁: 4.2倍
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    22 医療現場における活用可能性 • HITO病院(愛媛県) • 実証の成果を、2020年の慢性期リハビリテー ション学会・日本排尿機能学会等にて発表 • 回復期のリハビリ患者に対してDFreeを活用 し、うながし排尿を行った成果 • 失禁回数の減少 • トイレ誘導の空振り減少 • 看護士の負担感軽減 • 都立病院(東京都) • 東京都の実証事業「King Salmon Project」 に採択され、急性期の早期回復効果を検証 • その他 • 国内外の医療機関で実証実験を企画・実施中 医療機関におけるニーズ 実証実験 医療機関におけるリハビリ等の場面でも、自立排泄の重要性は高く、排尿自立 指導料も引き上げられ、注目の高い領域(医療機関向け実証実験を強化) ※1:2008年 戸田中央リハビリテーション病院「排泄の自立を希望した患者家族の自宅退院へ向けたアプローチ」 ※2:厚生労働省「令和2年度診療報酬改定説明資料」より抜粋 家族による退院を希望する条件 ※1 第1位:排泄の自立(44.3%) 達成すると 自宅退院率:95.3% (未達成の場合:37.5%) 早 期 退 院 排 尿 自 立 指 導 料 2020年4月の診療報酬改定にて 排尿自立指導料の見直し※2 ・上限回数の引上げ 6回 ⇒ 12回 ・外来診療にも適用
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    23 介護施設・医療機関における導入効果 DFreeが提供する価値は、利用者のQOL(生活の質)向上と、介護職員の排泄 関連業務(直接・間接業務)の負担軽減 ※1:実際にDFreeを導入いただいた介護施設での検証データ(2018年11月~2019年1月までの3ヶ月間)で、特別養護老人ホームに入所中の要介護度4、5の高齢者に対して、 DFreeの通知に基づいたトイレ誘導を実施し、導入前後でのトイレでの排尿率を比較 ※2:社会医療法人石川記念会 HITO病院においての検証データで、入院後のリハビリテーションの過程において、延べ35名にDFreeを装着し、装着前後の3日間の失禁回数を比較 ※3:社会福祉法人善光会 特別養護老人ホームフロース東糀谷での検証データ。2019/1/14-16の3日間の夜間(22時~翌8時)、2フロアの夜勤職員を対象にして、 以下の環境・スキルの職員群における稼働時間の比較を実施。B→Aの比較で削減できた業務の比率。 ・フロアA:SCOP Nowプロトタイプ及び各機器(眠りSCAN、シルエット見守りセンサ、DFree)の導入及び介護ロボットを使いこなす職員 ・フロアB:SCOP Nowプロトタイプ及び各機器(眠りSCAN、シルエット見守りセンサ、DFree)の未導入及び一般介護職員 トイレで座位を保てるが、介助 に手間がかかる(二人介助ある いは移乗の機器が必要等)利用 者に対して、確実に尿がたまっ ている時にトイレ誘導を実施 ①自立排泄の改善 個別誘導のタイミングが合わな くなり、失禁回数が増えてきた 利用者に対して、2日間装着し、 排尿時間・間隔等を分析して、 誘導時間を変更 ②失禁の減少 トイレ誘導、おむつ/パッド 交換の空振り等の直接業務や、 横漏れによる更衣、シーツ交換、 洗濯や、排泄ケア記録等の間接 業務の負担を軽減 ③生産性向上 ▪ 導入効果(エビデンスを提示可能な実証済みのもの) トイレ排尿率向上※1 +23.7% 失禁回数減少※2 ▲46.8% 排泄関連業務減少※3 ▲22.5%
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    24 紙おむつ使用の環境への影響 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000 0 50 100 150 200 250 2015年 2020年 2030年 大人用おむつ排出量 子ども用おむつ排出量 大人用おむつ使用人口 国内の紙おむつ排出量 国内一般廃棄物に占める比率 石油化学物質が主原料である使用済み紙おむつは、既に国内一般廃棄物排出量 全体の 4%強を占めており、2030 年には 7%前後まで増加する見込み ※環境省 環境再生・資源循環局 総務課 リサイクル推進室「使用済紙おむつの再生利用等に関するガイドライン(令和2年3月)」より抜粋 高齢者人口の増加に伴い、2030年には、使用済大人用 紙おむつの排出量は、2015年の1.5倍となる見込み ・使用済の紙おむつは、屎尿を吸収して重量が増加し、 毎年200万トン超が、排出・処理されている ・2030年には、全体の7%前後が使用済紙おむつとなる 見込みである 単位:万トン 単位:千人
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    グローバル大人用おむつ市場における日本の位置付け 17% 日本 その他 6% 日本 その他 グローバル大人用おむつ市場 全世界と日本との比較 ※2 日本の高齢者人口とGDPは、全世界の約6%しかないにも関わらず、大人用の 紙おむつについては、日本が世界最大の市場となっており、約17%を占める ※1 euromonitor社のグローバル市場推計および矢野経済研究所(株)の国内市場推計より、当社にて作成 ※2 内閣府「令和2年版高齢社会白書」、 GLOBAL NOTE「世界の国別名目GDP(IMF)」等より、当社にて作成 グローバル市場約9,800億円に対し、日本市場は 1,700億円と約17%を占める世界最大の市場 ・グローバルの高齢者人口6億754万人に対して、 日本の高齢者人口は3,589万人と約6%に留まる ・全世界のGDP87兆5,524億ドルに対して、日本 のGDPは5兆799億ドルと約6%に留まる > 日本は、大人用おむつを 明らかに使い過ぎである 25
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    26 DFree活用によるおむつ・パッドの削減効果 ※1:50床の施設を想定してした結果となります。 ※2:特別養護老人ホームにおける入所者の重度化に伴う効果的な排泄ケアのあり方に関する調査研究事業報告書(平成28年3月)より抜粋 貴施設 1人あたり 月間消費金額 ????円 VS 〉 ①排泄ケア記録サービス でおむつ・パッドの 消費量を個別に把握 30万円 360万円 22.5万円 270万円 15万円 180万円 ▪ おむつ・パッドの消費量(特養50床の場合) 全国平均 ※2 TWJ顧客平均 TWJ上位顧客 6,000円 4,500円 3,000円 施設全体の 消費金額 月間 年間 〉 ②消費量を分析し、 おむつ・パッドの 種類・サイズ等を 個別に見直し ③DFree等を活用して トイレ誘導を行い、 オペレーションを 最適化 おむつ・パッド の消費量削減に 向けた取組み 万円 万円 DFreeと排泄ケア記録サービスを組み合わせて、ご利用いただくことで、 おむつ・パッドの消費量の削減が見込める(最大180万円/年※1)
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    27 介護施設におけるおむつ費の半減 当社は、3つの取組みによって、2030年までに、国内介護施設のおむつ費を 半減することに、介護施設の皆さまと一緒に挑戦します 排泄予測デバイス「DFree」を 活用し、利用者のトイレでの 自立排尿をサポートします 削減幅:▲15%-30% ①自立排泄支援 (DFree) おむつ・パッド月額定額プラン の提供により、介護施設の仕入 コストを低減します 削減幅:▲15%-25% ②流通構造の改革 (おむつサブスク) 当社ケアアドバイザーが丁寧に 介護施設の皆さまに伴走して、 一緒に課題を解決します 削減幅:▲15%-20% ③DX推進支援 (ケアアドバイザー) 介護施設の おむつ費
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    28 排泄の悩みを抱える個人向けのマーケット 排泄の悩みを抱える人は、国内だけでも4,800万人超。大きなポテンシャルを 秘めており、プロダクトの進化に伴い、順次ソリューション拡充 アクティブシニア (頻尿・尿漏れ) 4,800万人+ 在宅介護 400万人 過活動 膀胱 患者 810万人 リハビリ 100万人+ 重 ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← 中→ → → → → → → → → → → → 軽 悩みの深刻さ 価 格 許 容 度 低 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 中 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 高 DFree 購入意向 200万人+ 悩みが深刻な在宅介護やリハビ リ患者等の困りごとから対応 ※厚生労働省「社会保障審議会資料」や当社調査等に基づき、当社にて試算
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    29 参考:認知症と失禁(ケア)の関係 認知症と失禁には間接的ではあるが関係があると推察され、早期のセルフケア や適切な排泄ケアで、認知症の予防やQOLの向上が期待できる 発症 予防 QOLの 向上 社会的交流が十分な群と乏しい群では、十分な群が乏しい群に比べて 認知症発症率が低いという観察研究がある → 失禁も社会的交流を低下する要因になりえる 出所:人工知能学会論文誌 24 巻 6 号 SP-D(2009 年) [認知症予防回復支援サービスの開発と忘却の科学] 認知症高齢者の攻撃的行動が起こりやすい時間帯は日勤帯で、排泄介助、 清潔ケアなどへの「抵抗」や「拒否」、ケアが「痛み」を伴うなど → 適切なタイミングでの排泄介助により、攻撃的行動が減る可能性 出所:園田学園女子大学論文集 第 48 号(2014. 1)[認知症高齢者の行動・心理症状(BPSD) に対する支援のあり方] 尿失禁がある人は、社会生活の制限、交流の減少、環境への不安、意欲の 低下等で、他者との交流にマイナスの影響があるという調査結果がある → 早期のセルフケアの実践で社会的交流の低下を防げる可能性がある 出所:日本看護研究学会雑誌Vol.38 No.4 2015[尿失禁が他者との交流に及ぼす影響と対処行動]
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    排尿に悩みを抱えるシニア層の規模 60代以上で切迫性尿失禁(尿漏れ)を抱える人は、約760万人以上存在すると 推定される(その内、毎日症状のある人は約490万人と推定) 60代以上の有症状者数推計 国内の60代以上の切迫性尿失禁の有症状割合 60代以上 人口 (‘19年4月1日時点) 4,330万人 60代以上で 週1回以上 切迫性尿失禁が 起こる人の割合 17.5% (内、64.7%が 毎日失禁) 有症状者数 推計 約760万人 (毎日:約490万人) 60代以上で 週1回以上 失禁が起こる 人の割合 17.5% 64.7% 毎日失禁が 起こる人 の割合 30
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    32 プロダクトの変遷と資金調達の実績 累計20億円超の資金調達により、研究開発・プロダクト改善フェーズを経て、 四代目DFree(排尿予測機器の完成)で、事業拡大フェーズへ移行 ※資金調達金額は、第三者割当増資・借入・助成金・補助金等の合計金額です。 資金調達金額 単位:百万円 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 β版DFree α版DFree (TFree) Concept Movie 失禁 体験 第1世代 DFree-U1 第2世代 DFree-U1P 第3世代 DFree-U1X 第4世代 DFree-U2 累計資金調達金額 2,381百万円 ※2020年12月末時点 ※2021年6月 販売開始 (予定) 創業 研究開発 プロダクト改善・事業開発 プロダクト完成・事業拡大
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    33 法人向け事業の推移 介護施設・医療機関向けの法人事業に注力しており、DFree・おむつサブスク サービスが急成長 導入台数 導入施設数 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 2018年 2019年 2020年 ▪ 法人向け売上高(四半期)の推移 法人向け事業は、前年対比約2倍で成長中 ▪ DFree Professionalの導入状況 2018年以降、着実に普及が進んでいる 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2019年 2020年
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    34 海外展開のポテンシャル • 排泄に関する悩みを抱える人は、世界で約5億人 • 課題先進国である日本の技術や介護サービスに 対しては、世界各国からの関心が高い • 米国においても、個人向けで500個超の販売実績 • CES 2019において、Best of CESなど、4つの アワードを受賞 巨大な世界市場 米国における実績 海外展開のポテンシャル高く、先進国中心に共同研究や事業連携等、世界展開 に向けて準備中
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    35 排便予測デバイスの開発 • 主な機能(予定) • 超音波センサーにより、腸の各場所の活動量・総活動量をモニタリング • 腸の活動量が閾値を超えた時点でアラームにてお知らせ • 様々な分野・用途への活用が可能 • 介護施設(排泄ケア) • 医療機関(IBS患者・リハビリ等) • 美容・健康(腸活等) 超音波技術を用いた排便予測デバイスを、日本医療研究開発機構の補助事業 (ロボット介護機器開発・標準化事業)として開発中 ▪ 製品イメージ 腸動の活動量を色で表現し、排便タイミングを示唆
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    働く環境・福利厚生概要 • 勤務地 : 東京都港区虎ノ門一丁目4番2号 虎ノ門東洋ビル7階 • 勤務時間: フレックスタイム制(コアタイム11:00~14:00) • 休日休暇: 完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始(12/30~1/3)休暇 上記に加え、年次特別休暇(3日)付与あり • 諸手当 : 通勤費実費支給(上限2万円/月) • 福利厚生: 各種社会保険完備(関東ITソフトウェア健康保険組合加入) 健康支援手当(非喫煙者手当、徒歩・自転車通勤手当)あり 従業員持株会制度あり、ストックオプション付与(社内規定に基づく) 1人ひとりの働く活力を高め事業を前進させるべく、順次制度拡充を検討 37
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    38 就業規則・勤務ルール等 • フレックスタイム制(コアタイム:11:00-14:00)の採用 →コアタイムを最小限まで短くし、「最も成果の出やすい時間の使い方」を追求 • リモートワーク推奨日の設定 →毎週木曜日をリモート推奨日とし、個人のタスクに最大限集中できる時間を確保 • 入社6ヶ月以降に有給休暇10日・特別休暇3日を付与 (※入社6ヶ月以内に休暇取得必須な事態が発生したときは前借りあり) その他、確実な健康診断受診を目的とした健康診断特別休暇(0.5日)を設定 ものづくりスタートアップに不可欠な「擦り合わせ業務」確保と在宅勤務で効 果的であった「勤務時間の柔軟性」「個人作業に集中できる環境」確保を両立
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    39 福利厚生 • 健康支援手当 ・通勤手段を徒歩・自転車としている方に10,000円/月の手当を支給 ・非喫煙者の方に5,000円/月の手当を支給 • 社外登壇/執筆活動支援 ・イベントへの登壇や執筆活動等、会社や製品の認知度・信頼度の向上に寄与する取り組みに対して 報奨金を支給(5,000円~100,000円/人・回) ※各自の通常業務範囲のものは除く。報奨の有無及び金額は取り組み内容を踏まえ経営陣で判断 • 改善/仕組み化 ・会社全体において、改善や仕組み化する必要のある事柄に対して、対策を立案・実行・定着した 取り組み(=自身の業務に直接関係していないが、皆のためになる取り組み)に対して報奨金を支給 (500円~10,000円/人・件) ※各自の通常業務範囲のものは除く。報奨の有無及び金額は取り組み内容を踏まえ経営陣で判断 ・取組みの例:オフィスの快適性を上げる造作、社内勉強会の開催、Slack botの作成等 健康支援手当(通勤手段・非喫煙)に加え、組織に貢献する個人の取り組みに 対する支援を実施
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    組織情報(2021年1月末時点) ※1 出向者含む ※2 2021年1月度の平均残業時間 40 14% 43% 29% 14% 20代 30代 40代 50代以上 21% 29% 29% 21% R&D ハードウェアエンジニア ソフトウェアエンジニア 事業・コーポレート 86% 14% 男性 女性 従業員数 ※1 14人 性別 年代 平均年収 522万円 職種 月間残業時間 ※2 23h
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    選考フロー • 例:採用ページ(Wantedly)から応募の場合(※募集内容によって変わる場合あり) 選考を通じて、Triple Wの事業や理念・プロダクト、共に働く人について ご理解いただき、入社の際に安心して仕事に取り組めるようにサポートします (エントリーの場合) 書類選考 カジュアル 面談 1次面接 最終面接 人事担当/ チームマネージャー 担当役員 担当役員/ チームメンバー 代表取締役/役員 担当 ステップ 目的 ・事業や企業理念、 製品、働き方、 募集の背景などを ご理解いただく ・エントリーに あたって不明点を 解消 ・職務経歴書により、 スキル面の マッチングの確認 させていただく ・スキル面の詳細 すり合わせ ・共に働くメンバー とのマッチングを 確認いただく ・Triple Wとの マッチングを 確認いただく (最終確認) 内定 入社 42
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    43 よくある質問① • 言語 : Scala, Swift, Kotlin, Python, Angular, React.js • データベース : MySQL, DynamoDB • OS : Ubuntu, Raspbian, CoreOS • インフラ : AWS • 開発ツール : GitHub, Travis • デザインツール: Figma Q. 開発環境について詳しく教えてください。
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    44 よくある質問② • 給与は面談結果を踏まえ「ご本人の保有スキル」と「パフォーマンスへの期待値」を 鑑みてオファーさせていただきます。 • また、在籍1年以上の社員全員にストックオプションを付与しています。 Q. 給与やストックオプションについて教えてください。
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    45 よくある質問③ • エンジニア、非エンジニア問わず、イベント登壇やコミュニティ活動など社外からの 学び、発信を積極的に推奨しております。 • 社外で得た知見やアイディアをチーム内で共有し、共に成長しましょう。 Q. イベント登壇やOSS活動、コミュニティ活動は可能ですか?
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    46 よくある質問④ • 「世界を一歩前に進める」というミッションに共感し、社会課題の解決に挑みたいと 決意して入社してきている点だと思います。 • 実は、元々、介護や医療の知識・経験を持っていたという社員は多くありません。 「大企業から飛び込んだ人」「定年退職後の再就職で入社した人」「学生インターン から大企業の内定を辞退して入社した人」など、様々なバックグラウンドを持った メンバーがいますが、皆、当社のミッションに共感し、一緒に課題解決に挑もうと 入社を決意した人ばかりです。 • 世界初のプロダクトを世の中に送り出し、普及させていくためには、想像を超える 数々の困難が待ち受けていますが、困難にぶつかったとしても、諦めずに粘り強く、 やり切る覚悟を持ったメンバーが多くいます。 Q. 現在働いている社員のみなさんに共通点はありますか?