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株式会社Rehab for JAPAN会社概要

Rehab
May 15, 2023

株式会社Rehab for JAPAN会社概要

2024年2月更新

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May 15, 2023
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  1. 8 会社概要 Rehab for JAPANとは? 社名 株式会社Rehab for JAPAN 経営陣

    代表取締役社長CEO  取締役副社長COO 社外取締役 社外取締役 監査役 監査役 監査役  執行役員CPO 執行役員CTO 執行役員VPoS 執行役員VPoF 執行役員VPoHR 大久保 亮 池上 晋介 青木 武士 木村 亮介 吉田 博志 甲斐 能和 石田 宗弘 若林 一寿 久良木 遼 國光 隆之 座間味 尚成 平野 亜里子 株主 Lifetime Ventures Capital Medica Ventures SMBCベンチャーキャピタル株式会社 JPインベストメント株式会社 CYBERDYNE 株式会社 小野薬品工業 株式会社 株式会社 MTG Ventures オムロンベンチャーズ 株式会社 三菱UFJキャピタル株式会社 KIRIN HEALTH INNOVATION FUND マネックスベンチャーズ株式会社 Aflac Ventures,LLC. やまと社会インパクトファンド エンジェル投資家 数名 設立 2016年6月10日 資本金 2,185百万円(資本準備金含む) 本社 東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング 5F(wework麹町) 事業内容 科学的介護ソフト「Rehab Cloud」の企画・開発・提供 オンラインリハビリ「Rehab Studio」の企画・開発・提供 AI等を用いた介護関連テクノロジーの研究開発 (順不同)
  2. 9 介護領域を深く知り抜くCEOと美容業界の産業構造を変革したCOO 代表取締役社長CEO  経営陣の紹介 取締役副社長COO  池上 晋介 元リクルート ホットペッパービューティー統括プロデューサー ネット予約を一般化し、美容業界のDXを実現した人物 大久保

    亮 作業療法士。日本介護協会 関東支部 副支部長 高齢者の生活・介護福祉業界に圧倒的な知見をもつ人物 大阪市立大学卒業後、NECを経て、2007年リクルート入社。 2010年より「HOT PEPPERBeauty」の 統 括 プロデューサー、ビューティ 事 業 ユニット 長 として、 クーポンマガジンからネット予約サイトへの転換を主導し、事業成長を牽引。サ ロンの予約管理システム「SALONBOARD」を企画・開発、サロンの業務を紙か らデジタル化。約8年で年間売上200億から700億まで成長させ、国内一の成長 事業に育てた。また海外投資先のM&A、Valueupも担当。2019年10月参画。 長崎県の壱岐の生まれ。両親が共働きであったため幼少期より祖父母に育てら れ、その影響もあり「高齢者に携わる仕事がしたい」と思い、作業療法士の国家 資格を取得。通所介護事業所や訪問看護ステーションにて在宅リハビリテーショ ンに従事。働きながら法政大学大学院政策学修士を取得。要介護者、介護現場で 働く人、地域住民まで、介護に関わるすべての人が安心していきいきと活躍し続 けられる世界の実現を目指して2016年6月株式会社Rehab for JAPANを創業。
  3. 圧倒的な実績、深い専門知識、経験をもつエグゼクティブメンバー Rehab for JAPANとは? 執行役員 VP of Finance 座間味 尚成

    公認会計士。あずさ監査法人で監査業務を担当後、ジョンソン コントロールズ(株)を経て、ベルトラ(株)にて経理財務マ ネージャーとしてIPOを経験 執行役員CPO  若林 一寿 元 リクルート プロダクトデザインユニット長 「ビジネス貢献に直接つながる実践的なUXデザイン」に強み をもち、リクルート全社のUXデザイン組織を率いてきた人物 執行役員CTO 久良木 遼 元 VAAK CTO。SIer、フリーランスを経て、前職ではシード 期から開発戦略の策定や開発体制構築で事業成長を牽引、動画 解析開発の豊富な経験を持つ人物 執行役員 VP of HR 平野 亜里子 元リクルート。HR領域の商品企画・媒体企画を経て、HOT PEPPER Beautyの事業企画、クライアントウェブGのGMとし て事業成長を牽引、人材育成、マネジメントに従事。 執行役員 VP of Sales 國光 隆之 元リクルート→ForStartups SM 。家業、HOT PEPPER Beautyの営業・GM・営業企画、CS組織の立ち上げなど事業 成長を牽引。リクルート投資開発部を経て、前職では、スター トアップの支援会社で事業企画・営業マネージャーを経験
  4. 11 インベスター&パートナー Rehab for JAPANとは? 介護・ヘルスケア領域に知見、理解を持つ事業会社やVCを中心とした株主構成 地域自治体やアカデミア・企業団体との協働研究も多数実施 他経営陣、エンジェル投資家 株主 監査法人

    中央省庁・自治体との取組 共同研究・パートナー企業・アクセラレーター MonetTechnologiesの MaaSのコンソーシアム 東大IOG (高齢社会総合研究機構) メディカルデータビジョン 医療介護データ連携検討 Google forstartupの アクセラレータ企業に採択 東京都次世代ウェルネス ソリューションの構築協働 八神製作所の アクセラレータに採択 PlugandPlayのアクセラレー タプログラムに採択 主幹事証券 金融機関
  5. 五反田 オフィス に移転 沿革:累計調達額は31.3億円、従業員数は133名まで増加 Rehab for JAPANとは? 従業員数 推移 2021年

    6月 2月 3月 6月 8月 80百万円の 資金調達 2月 1.6億円の 資金調達 5月 7億円の 資金調達 20百万円の 資金調達 11月 8月 Seed SeriesA SeriesB SeriesC 2016年 2018年 2019年 2017年 2020年 創業 Selfboxを ローンチ リハプラン ローンチ Selfbox ピボット 決定 10月 133名 8月 飯田橋 オフィス に移転 2月 利用事業所 1000件突破 2022年 Rehab Cloud リニューアル COO池上 ジョイン 11.3億円の 資金調達 SeriesD 4月 2月 2023年 10億円の 資金調達 SeriesD+ 2024年 2月
  6. 理想の老後を自らの手で創り出す Rehab for JAPANとは? ビジョンファーストな社会実装集団 13 役割を超えて、顧客のために共創する 顧客からみれば、私たちは一つの塊でしかない。プロダクトマネージャー、デザイナー、エン ジニアはもちろん、マーケティング、セールス、サポートに至るまで、全員が企画段階から主 体的に関わり、顧客のためにより良い解決策を考える。

    機能を実装するのではなく、問題を解決する AI/IoTなどテクノロジーの活用もあくまで手段でしかない。プロダクトのリリースはゴールで はなく、その先にいる顧客が機能を使いこなし、問題が解決されるまでの社会実装がゴール。 プロダクト以外の顧客接点も含めてデザインする。 長期的視野、逆算思考で進化を積み上げる 私たちが立ち向かうマーケットは、レッドオーシャンな陣取り合戦ではない。顕在化してない 顧客ニーズも正確に捉え、進化を着実に積み上げる必要がある。短期的な事業成長だけではな く、長期的な生産性を意識し健康的にものづくりをする。
  7. 受賞歴、メディア掲載多数 Rehab for JAPANとは? 週刊東洋経済「すごいベンチャー100社 2021 年版」に選出 https://rehabforjapan.com/news/202108301542/ Forbes japan

    2022年9月号「100社一挙掲 載! 世界&日本のインパクト企業」に選出 https://forbesjapan.com/magazines/detail/140 川崎市から優れた福祉製品として「2019年度 かわさき基準(KIS) 認証福祉製品」に認定 https://rehabforjapan.com/news/202003241115/ 高齢者や介護従事者の生活や業務に即した丁寧なプロダクトデザインを評価されて受賞 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000027102.html Forbes japan 2023年6月号「100通りの世 界を救う希望 」に代表大久保が選出 https://forbesjapan.com/magazines/detail/140 etc…
  8. 当社が目指す世界 16 介護ヘルスケア領域におけるデジタル活用の必然性 介護ヘルスケア市場 介護事業所の現場負担の増大 ▪ 人材不足 ▪ 複雑化する現場の書類業務 ▪

    団塊世代の高齢化 ▪ 老老介護/独居人口増加 ▪ 労働人口の減少 ▪ 巨大な社会保障費 介護ヘルスケアの問題 ▪ 科学的介護の社会実装 ▪ 社会保障費の最適配分 ▪ 自分らしく暮らすことを諦め ない介護方法の選択 介護ヘルスケア市場は、様々な規制や3年ごとの報酬改定等の影響から複雑な産業になりやすく、テクノロジー活用が遅れている 介護現場の負担増大や高齢者のニーズの多様化、財源の状況の圧迫の影響を受け、デジタル活用の必然性が近年急速に高まっている 介護現場のICT活用とDXの現場定着 高齢者・家族の多様化するニーズ 財源状況の圧迫 介護現場の業務効率化とアウトカムを 同時に実現するプロダクトの現場実装 介護現場業務デジタル化 ▪ 労働生産性の改善 ▪ 保険外サービスの創出 健康寿命の延伸 社会保障費の圧縮 Updated Care process Data Monitoring User Experience Data Input Cleansing
  9. 18 サービス量拡大と人手不足 介護ヘルスケア市場の問題 社会保障費を抑制する国家戦略(地域医療構想)もあり、医療も介護も「在宅」がキーワードになっており、病床数削減と在宅介 護のサービス量拡大は急加速する 有効求人倍率は年々上昇(2021年の有効求人倍率:4.53倍)しており、2025年には需要に対して32万人の介護職員が不足する と考えられている 1 8 通所系サービスを利用する高齢者数の増加

    介護人材不足 出典:第8期介護保険事業計画におけるサービス量等の見込み 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 215万人 227万人 247万人 295万人 32万人 68万人 2035年の 人材需給 ギャップ 一億総活躍社会・介護離職ゼロが実現された場合 の介護職の人材需要の推移 介護職の人材供給の推移 人材供給 人材需要
  10. 19 2021〜2024年を最重要フェーズとする背景 Why now? 2024年介護報酬改定では、自立支援・重度化防止の推進と科学的介護というアウトカムベースの報酬体系に移行していく 「効率的かつ効果的な介護リハビリ」を実現するために、介護ソフトベンダーの役割はこれまでの「開業支援・請求支援」から、 「業務効率化とアウトカムを同時に実現する」に変わっていく デジタル化と規制改革 自立支援を強力に推進 アウトカムベースの

    報酬体系に変更 国 多くの事業所が自立支援に向けた サービス提供をせざるをえない (高齢者を元気にする)アウトカムが 出せる事業所しか生き残れない 介護現場の業務効率化とアウトカムを同時に実現するプロダクトの必要性 介護 事業所 2024年〜 2021〜2023年 事業所を増やし、高齢者の 受け入れ態勢を構築 自立支援よりレスパイト リハビリを提供する事業所が限定的 2010〜2020年 開業支援と請求業務の電子化のみが これまでの介護ソフトの役割 介護 ソフト
  11. 21 蓄積した独自の介護リハビリデータを活用し、ヘルスケア領域におけるデータプラットフォーマーとして新たな付加価値を創出 Care Data Platform リハビリSaaS事業 オンラインリハビリ事業 介護データ事業 アセス メント

    リハビリ 計画作成 リハビリ 実施 介入記録 その他 業務支援 科学的介護 ソフト 介護事業所の業務支援システム (マルチプロダクトへ拡充) 保険外の在宅リハビリ支援サービス 製薬企業、自治体等にケアデータ提供 Input Input Input 「人が生きる」ということを科学する、分析プラットフォーム Output Output Output 疫学調査 ポピュレー ションヘルス 個別化医療 予防医療 アウトカム 評価 当社の事業ラインナップ Rehab for JAPANとは? 21
  12. 科学的介護ソフト「Rehab Cloud」 23 リハビリSaaS事業 リハビリ支援ソフト 確かなリハビリをもっとカンタンに タブレット記録アプリ 利用者状況を瞬時に記録&共有 ・加算算定業務が誰でも簡単に ・3分で計画書作成。LIFE提出にも対応

    ・一人ひとりの自立支援を実現 ・記録業務が誰でも簡単に ・タブレット操作だけで記録業務が完結 ・転記を減らし、スムーズな記録を実現 ・データに基づく転倒予防を簡単に ・最先端の動作分析AIが客観的に評価 ・動画を撮るだけでバランス評価を実現 AI動作分析ソフト 介護現場の付加価値を向上し、利用者のアウトカムを追求する レセプト 2024/4 提供開始 請求ソフト 請求業務が誰でも簡単・安心に ・請求業務が誰でも簡単・安心に ・サービス提供票をワンボタンで一括作成 ・使い勝手を徹底的に考慮したUI/UX ・1台2,980円(税抜)/月 ・通信費50GBまで利用可能 ・紛失や故障時には無償で交換 タブレットレンタル ・業界最低水準の手数料率0.2%〜 ・資金繰りのお悩みを解決 介護報酬の早期資金化 口座振替サービス ・業界最低水準の口座振替手数料
  13. 24 デイサービスの課題1:専門職がおらず、リハビリ関連サービスを提供できない リハビリSaaS事業 デイサービスで働く機能訓練指導員の割合 90% eStatより https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450042&tstat=000001029805&cycle=7&tclass1=000001161846&tclas s2=000001161847&tclass3=000001161878&tclass4=000001161881&stat_infid=000032164308&tclass5val=0 介護保険制度は急速にアウトカム重視にシフトする一方で、デイサービスで働くリハビリ専門職(PT/OT)が圧倒的に少なく、 介護度の重度化防止に繋がるリハビリ関連のサービスを提供できていない現実

    リハビリ関連加算の種類と算定状況 現場の課題 個別機能訓練加算Ⅰ • 計画書作成・リハビリ提供のノウ ハウがない • 新たに手間のかかる業務を増やす ことは難しい • 実地指導(=監査)の不安 未算定の事業所 既算定の事業所 • 計画書の作成業務負担増加 • 業務負荷が限界で新たな加算項目 の取得を断念 • 実地指導(=監査)の不安 口腔機能向上加算Ⅰ 個別機能訓練加算Ⅱ 科学的介護推進体制加算 ADL維持等加算 口腔機能向上加算Ⅱ 身体/生活機能の向上 の訓練の提供により 取得できる加算 リハビリに関する情報を、 厚労省のデータベース 「LIFE」へデータ連携 により取得できる加算 (2021年度で新設) 最も算定率の高い 個別機能訓練加算 においても、 現在の算定状況は 40%程度 40% リハビリ専門職不在 80% 20 % リハ専門職
  14. 25 デイサービスの課題2:大量の紙による運用業務にまみれている リハビリSaaS事業 現状の介護データは「請求関連のみ」×「紙資料」×「別資料に点在」という三重苦にある 事業所には127種類の紙帳票がある。毎日記入・記録する資料だけで、37種類以上存在 現状の事業所内に存在する介護データ 居宅訪問 チェック 送迎表 興味関心

    チェック アセス メント 機能訓練 計画書 実施 記録 請求記録 利用者 基本情報 介助者 の記憶 運動 管理表 バイタル チェック 食事管理 服薬管理 通所介護 計画書 入所時・リハビリ課題抽出 通所時・リハビリ介入 評価/報告 歩行テスト など 機能 訓練 関連 業務 管理 請求 データ 入浴 管理 連絡帳 介護請求に必要な、事業所スタッフのサービス提供実績・記録のみ入力 評価の 計画見直し 複数のスタッフにより、同時多発的に記入・更新されたあと、個人ごとの実施記録に転記される 事業所には127種類の紙帳票がある。毎日記入・記録する資料だけで、37種類以上存在。 要転記 抜粋
  15.     26 最適なリハビリメニューを提案する技術 リハビリSaaS事業:リハプラン リハ専門職の脳内で行われていたリハビリテーションの立案工程を、必要項目をチェックするだけでリハビリメニューを自動提案 する技術を開発。誰でも簡単に効果的なリハビリが実現。技術特許取得済 (特許第6792892号) ※上記は個別機能訓練加算に関する機能説明です。 ※運動器機能向上加算、口腔機能向上加算も類似の技術で、一人ひとりの課題や目標に合わせた計画書を作成できます。

    参加・活動・機能を含めた目標を自動提案 生活機能の構成要素である「参加」「活動」「機能」 をバランスよく含めて目標設定。 目標達成に向けた運動プログラムの自動提案 一人ひとりに合わせた機能訓練を実現するために、 2,200種類の運動メニューをご用意。 利用者の状態を自動でアセスメント 身体機能評価 生活機能 チェックシート 興味関心 チェックシート 個別機能訓練計画書が 最短3分で作成!
  16. 29 アウトカムを可視化し、稼働率を上げる リハビリSaaS事業 「ADLや身体機能の変化を分かりやすく報告」サービス提供による変化を実感しやすく、事業所の取組をアピールできます       モニタリング報告書 アウトカムレポート AI動作分析による

    バランス評価 ケアマネジャーに喜ばれる 「見やすいシート」「伝わる報告」 サービス提供による、 身体機能の変化がひと目でわかる 体験利用時でも活躍! その場で課題を伝えられる
  17. 33 導入事例:100歳が元気になった!ご家族からの評判もアップ リハビリSaaS事業 利用者様への周知や計画書の作成方法、訓練の具体的な内容もサポートスタッフが丁寧に教えてくれたの で、不安を一つひとつ解消することができました。現在、専門職がいなくても、リハプランから提案された プログラムを参考にしながら看護師主導で機能訓練を行えています。 プログラムを実施する際は、必ずなぜその運動をするのかの裏付けを利用者様に説明します。この運動をす ることで「血流が良くなります」「膝の痛みが改善します」という感じです。説明を受けた利用者様が「そ れだったらこういう動きをしたほうが良いかしら」と主体的になり、思わぬ効果もあります。 機能訓練は毎日行うので利用者様が飽きない工夫もしています。0から考えるのは大変ですが、あるものから

    工夫するのは可能です。 歩行時には必ず腕を背中で組んでいる100歳の男性利用者様がいらっしゃいました。転倒した際の危険性や、 訓練の効能などを看護師が丁寧に話すことによって、本人も意識してリハビリに取り組み、徐々に身体機能 が変化していきました。訓練開始からわずか4カ月で腕を振って歩けるようにまで改善されています。 また、ご自身の年齢から料理を諦められていた女性利用者様がいました。その方は、リハビリを通して、 ずっと立ち続けていられるということがわかり、最近は自宅で簡単なお味噌汁作りに取り組まれておられま す。 家族からは「どんどん運動させてください」という声をいただくようになりました。さらに「家では横に なっている事が多かったけど、最近はベッド上で自然と足を動かしている姿を見かけます」など、利用者様 が自宅で意欲的に機能訓練に取り組まれているというお話を聞く機会も増えています。 RehabCloud導入事例より抜粋:https://rehab.cloud/cases/3497/
  18. 34 導入事例:利用者のモチベが劇的に向上し身体機能も改善 リハビリSaaS事業 リハプランで身体機能を評価するようになると、改善しようと思って利用者様も頑張り、評価が徐々に良く なっていったのです。立ち座りや片足立ちなど、それぞれの機能訓練の評価を良くしていくことを考えてい れば、それが自立支援につながることを実感しました。 機能訓練の結果が悪かった場合にはそれがなぜできなかったのか、どうしたらできるようになるのかを、ス タッフ間で話し合い、再度リハビリプログラムを変更しています。 その結果として、利用者様への介助量が全体的に減ってきています。利用者様の気持ちの部分でも、自信が 持てるようになり、「自分でやろう」となってきたからかもしれません。「この前できたから、今度もやろ

    う」と思ってくれるようになってきました。 要介護4の車椅子の利用者様は、機能訓練を始めて、立ち上がりがスムーズになり、立っていられる時間が伸 び、立ち姿勢が安定し、平行棒を持ちながら歩けるようにもなりました。平行棒で歩けるようになるだけで も、介助がすごく楽になります。 以前は全部介助されていた要介護2で右片麻痺の利用者様も「自分でやるから手を出すな」「自分が立ち上が るから」といってご自身で動くことに積極的になってきました。最近ではデイサービスの送迎で車から降り るときにも、立ち上がる際に「触らなくて良い」と言ってくれます。 これまでは、歩くときに「パタパタ」と音がしていましたが、最近は体重の掛け方が上手になって、音もし なくなりました。慢性の患者さんの場合、そこまでの変化はみられないことがほとんどですが、機能訓練を 始めてたった2〜3ヵ月でここまでの変化があったことには、本当に驚いています。 リハプランが自動提案した運動プログラムに基づいて機能訓練を始めてから、自分にまだ握力が残っている ことを知って、本当に嬉しそうにしていました。握力がゼロだと思っていたため、少しでもあると知ったの が、よほど嬉しかったようです。 RehabCloud導入事例より抜粋:https://rehab.cloud/cases/4332/
  19. 39 グローバルメガトレンドの1つであるオンラインリハビリ オンラインリハビリ事業 世界の80歳以上の高齢者数は2020年から2050年までに3倍近い4億2,600万人になると予測される リハビリテーションのプロセスや、先進国の高齢者の生活課題は世界共通フォーマット 高齢者の課題先進国の日本において、日本発・世界初のリハビリシステム企業として世界を目指す 22.5兆円 2020~2027年 CAGR 7.6%

    4億人 70歳以上の高齢者人口9.2億人 グローバル在宅 リハビリテーション (機器およびサービス)市場 ※1 2040年の 世界の要介護者数 ※2 ※1.https://www.ihealthcareanalyst.com/higher-prevalence-chronic-diseases-propel-home-rehabilitation-medical-equipment-services-market/ ※2 [出典]United Nation(2019)「World Population Prospects2019」https://population.un.org/wpp/Graphs/Probabilistic/POP/70plus/900
  20. 40 日本でもこの数年でオンラインリハビリが一般化する理由 オンラインリハビリ事業 「独居老人世帯」「団塊世代の要介護者」の増加により、これまでの介護サービスと異なる「顧客ニーズ」が拡大 見守りだけではなく、高齢者の「心の隙間」を埋めて社会的に孤立させないソーシャルインフラが必要不可欠 保険ではカバーしきれない在宅サービスとして、テクノロジーを適切に組み入れたモデルの出現が求められる 団塊世代の生きる価値観 独居老人世帯の増加 国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」(2018年推計) •

    戦前生まれの高齢者と異なり自分らしく 生活したい欲求も高く、これまでの画一 的な介護サービスでは我慢できない • PCやスマホも活用し、ITリテラシー高い • 2025年以降、団塊の世代680万人が後期 高齢者となる。 • 少子化、核家族化により、独居高齢者が 急激に増加する 高齢者中心の健康支援PF • 高齢者を孤独にさせない「つながり」 • 「生きる希望」を諦めさせない • 家族・地域だけが高齢者を支えるのでは なく、IT活用ソーシャルネットワーク ケアマネ Empowering Whole Person Care デイスタッフ 家族 リハトレーナー 地域
  21. 介護データを活用した事業拡大 43 介護データ事業 ペイシェントジャーニーでみると医療と介護のデータは非連続であり、ホワイトスペースが存在する Rehab社がもつ介護のビッグデータを解析することで、要介護高齢者の真のソリューションスペースを生み出す 医療データ 健診データ 施設介護ケアデータ データフロー 一次予防

    三次予防 境界領域期 健常時の生活習慣 生活習慣病 活動低下・要介護状態 • 不適切な食生活 • 運動不足 • 睡眠不足 • ストレス過剰 • 飲酒 • 喫煙 など • 肥満 • 高血圧 • 脂質異常 • 高血糖 など • 肥満症 • 高血圧症 • 高脂血症 • 糖尿病 • 骨粗鬆症 • 脳卒中(脳出血、脳梗塞) • 心臓病(心筋梗塞、狭心症) • 糖尿病の合併症(腎症/網膜症、神経症 状) • 転倒骨折 • 癌 など • 片麻痺 • 活動制限 • 認知症 • 神経症状悪化 など • 準寝たきり • 寝たきり • 関節拘縮 • 排尿、排便障害 など ペイシェント プロバイダー 通所系サービス 訪問系サービス 施設系サービス 病院 健康診断、人間ドック 通いの場など フィットネス 二次予防 ヘルスケア領域 メディカル領域 介護領域 介護・メディカル領域 サ ー ビ ス 主 体 民間保険会社 公的保険者(介護) ペイヤー サプライヤー 製薬企業 ライフサイエンス企業 公的保険者(医療) 公的保険者(医療) 在宅介護のケアデータ
  22. CDPを活用したデータ事業 介護データ事業 Rehab Cloud等から得られたビッグデータを解析・匿名化し、リハビリSaaS事業のアップセル商品開発、製薬企業や研究機関への データ提供することで収益化を行う データソース 生活状況 本人の 意志/要望 生活環境

    生活スタイ ル リハビリ実 施記録 服薬情報 リハビリ計 画 バイタル 病名 個人情報 アセスメント タブレット記録 介護レセ LIFE 動画解析/IoT による身体評価 ステージング 施設情報 職員情報 構造化データ 一時蓄積 構造化でき るデータ 構造化デー タ 一時蓄積 構造化済 構造化データ 長期蓄積 データ マート データ マート 教師 データ 提供用 匿名化 データ データウエアハウス 目的別データ INPUT Rehab「Care Data Platform(CDP)」 非構造化 データ OUTPUT SaaS事業のプロダクト 改善、AI実装 論文策定 アカデミアへの データ提供 行動変容 OUTPUT データの匿名化/解析 製薬企業等への提供 44 ア ッ プ セ ル デ ー タ 提 供 デ ー タ 販 売
  23. 現在の組織体制(2024年1月現在) 働く環境 代表取締役 社長CEO 取締役 副社長COO 執行役員 CPO マーケティング部 営業1部

    プロダクト2部 開発1部 経理財務部 人事総務部 開発2部 執行役員 CTO 営業2部 カスタマー サクセス部 事業推進部 執行役員 VP of Finance 執行役員 VP of HR プロダクト1部 執行役員 VP of Sales
  24. ミドルマネジメント・スペシャリストもハイキャリアなタレント揃い Rehab for JAPANとは? プロダクト2部 部長 今吉 亮輔 開発1部 部長

    宇井 洋樹 事業推進部 部長 村治 敦史 マーケティング部 部長 樋山 貴也 営業2部 部長 緒方 修司 コムスン→エスエムエス→Welmo エスエムエスでは看護師紹介事業の事業部長 リクルートにてAirREGI EU、SUUMOのプロダクトデザイン PAYPAY 新規サービスプロデューサー ワークスアプリケーションズにて、エンジニア開発 千人規模の開発チームのマネージャーを経験 NTTデータ→PwC→リクルート HOT PEPPER Beauty プロダクトマネジメントGM カウモ→葬儀ベンチャー よりそう  マーケティングチームリーダー 公共政策担当シニアディレクター  村田 章吾 研究ディレクター/データサイエンス 上田 尚学 市議会議員→議員秘書→マカイラ→市長選 ヘルスケア領域の企業・団体等のPA経験多数 産総研→サイトパスファインダー→FRONTEO ライフサイエンスAI事業部シニアリサーチャー Dr. カスタマーサクセス部 部長 長芝 聖也 中学校教師→デイサービス/介護老人福祉施設/病院等で介護職に従事 Rehabジョイン後は、CS・FS・ISにてリーダー・Mgrを経験。
  25. 52 組織図/組織構成 Rehab for JAPANとは? 他 社員数:全体81名(2024年1月現在) 男女比率 平均年齢 34.8歳

    年齢分布 出身業界 男性 80% 女性 20% IT 72% 8% ヘルスケア 20% 部署毎の 人員構成 役員 Marketing Inside Sales PdM Corp BizDev Development Growth CS Sales
  26. 53 Rehab 5 Values 働く環境 Vision・Missionを実現するための行動指針として、以下の5つの「Value(価値観)」を定めています Rehab 5 Values チームを勝たせる「個」になろう。

    ハングリーであれ。成長意欲を持とう。ただし、ひとりで戦うな。結果にこだわる人間が、チームのために動く。そのときに初めて、自分の 行動や発言に説得力が生まれる。自己の成長を、企業の成長に結びつけて、社会の成長に貢献しよう。 ロジックは、目的達成のためにある。 論理的な思考は、ポジティブに使ってこそチカラに変わる。例えるなら航海中の地図とコンパスのようなもの。 正しく使えば、現在地と目的地を明確に見つけ出すことができる。進むべき方向をしっかりと定めて、自分たちの可能性を広げよう。 ハードワークを、なめらかに。 相手の立場で考える。助け合いの精神でコミュニケーションを図る。悩みを知る。多様性を理解する。 そんな意識を持つことは、日頃の業務の効率化や連帯感につながる。切磋琢磨し励まし合いながら、同じ夢を追いかけよう。 イノベーションは、好奇心。 常識を疑え。好奇心旺盛であれ。新しいアイデアにワクワクしよう。粘り強くカタチにしよう。 そんなマインドを持つ者たちが、いつもイノベーションを起こしてきた。介護の未来を切り拓く。その日本代表として、世界を変えよう。 介護は「現場」という初心。 介護現場には、高齢者がいる。その家族がいる。介護に従事する人がいる。その大前提を忘れずに。最強のパートナーとして介護を支える。 その使命に誇りと自覚を持って、笑顔で仕事に励もう。常に現場を真摯に見つめることで、よりよいサービス体験は生み出せる。
  27. 54 スキルとスタンス 働く環境 バリューに紐づいた形で、社員に求めるスキルとスタンスを定義しています Skill Stance Competency ▪ 勝ち筋を見つけ、型化して、周囲を巻き込みながら自発的に行動できるスキル ▪

    論理的思考、定量的な分析を駆使して物事を構造的に説明するスキル ▪ 相手を尊重した上で関係者との協働関係を構築し、業務を円滑に進めるスキル ▪ 常識に捉われず、柔軟に思考し、仮説検証するスキル ▪ 介護領域に関する知識を深め、課題の本質、リアリティを見抜くスキル ▪ 目標から逃げない強い気持ちで、成果を出すために意見をどんどん発信するスタンス ▪ できない言い訳ではなく、できる方法を考えようとするスタンス ▪ 周囲の動きに気を配り、時には手を差し伸べ、助け合おうとするスタンス ▪ 遊び心を忘れず、ワクワクしながら仕事に向き合うスタンス ▪ 徹底的な顧客志向でより良いサービスを現場に提供しようとするスタンス
  28. 55 私たちは「ハラオチ」をとても大切にしています。 働く環境 本人がハラオチ(深く納得)しているか次第で、その人のパフォーマンスは大きく変わると考えます みんながしっかりハラオチできるまで、説明を尽くすこと。理解しようと努めること。それが組織力向上の源です 従業員全員が同じ目線・理解でいるために、徹底した情報共有を行い、そのための準備を厭わない 経営陣や他部署に対しても、誰もがボトムアップで提言できる組織運営を心がけています 経営陣から経営状況や骨太戦略、各部の部長陣から振り返りと今後の取り組みをしっかり共有しま す。アルコール・ソフトドリンクを嗜みつつ、毎回、活発な意見交換が進みます。 参加者は必ずアンケートに回答。アンケート結果も共有し、更なる進化に役立てています。

    全従業員が集まって、月次報告会・半期キックオフを開催 資料や会議議事録は Googleドライブ、Confluenceでフォルダ管理されており、ボードメンバーが参 加する経営会議の議事録も、全メンバーに共有されます。Slackも一部を除いては基本的に、オープ ンなチャンネルを作ることで、透明性の高い組織運営を心がけています。 経営会議の議事録も全従業員に共有 介護業界向けビジネス特有の業界知識や現場経験が必要となることが多々あります。新規参画者はも ちろん、既存メンバーも迷わないよう、勉強会やwikiを整備し、生産性の高い組織づくりを進めてい ます。ITツールの導入の際は、各部署に推進リーダーを設置し部署内の理解・啓蒙に努めています。 社内勉強会・社内wikiなどを徹底的に整備
  29. 56 ボトムアップで組織活性施策イベントがどんどん生まれています Rehabカルチャー 部署の垣根を超えたコミュニケーションが生まれるカルチャーができてきています RehabRadio funade FIKA Re:nst リハトーーク 社員に、日頃聞けないいろんなことを深掘りす

    すインタビュー型ラジオ番組 stand.fmで社内限定シェア、もう#26回目 毎月のように、新メンバーが増えるRehab。 入社日のWelcomeイベントとして、新メンバー の自己紹介とみんなからの面白質問タイム。 FIKAとは甘いものを食べながらコーヒーを飲む スウェーデンの習慣。バリスタの社員が美味し いコーヒーをタダで淹れます。毎月1回開催! 自由参加のボードゲーム大会。簡単だが奥が深 いボードゲームで、知性と感性を試される! いわゆる社内ライトニングトーク会。毎度のこ とながら、すんごい盛り上がり! リハサー 2023年12月から発足した部活制度。6つの部活 があり、縦横斜めのコミュニケーション!