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SmartHRのプロダクトデザイングループが考える理想のデザイン組織
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Yuki SASAKI
April 24, 2020
Design
3
2.7k
SmartHRのプロダクトデザイングループが考える理想のデザイン組織
2020/04/24に『Cybouz UX Cafe 理想のデザイン組織について語ろう』で発表した資料です
Yuki SASAKI
April 24, 2020
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Transcript
SmartHRの プロダクトデザイングループが考える 理想のデザイン組織 佐々木 勇貴 2020.04.24 Fri. Cybouz UX Cafe
理想のデザイン組織について語ろう SmartHR プロダクトデザイングループ
自己紹介
株式会社SmartHRという会社に在籍 所属:プロダクトデザイングループ 最近のロールはプロダクトマネージャーとプロダク トデザイナー ・ ・ ・ 佐々木 勇貴 tyoys00
TSグループが「SmartHR」を導入 --新型コロナの影響で入社手続きをオンライ ンで実施 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、これまで紙 で行っていた入社手続きを非対面で完結することを目的としたもの で、新入社員の受け入れ時に必要となる雇用契約書ならびに、その 他の入社手続き書類のオンライン上で申請・締結が可能となったと いう。 最近あった「担当プロダクト」のいい話
閑話休題
今日の発表について SmartHRのプロダクトデザイングループはどんな組織を目指しているかという観点で「理想のデザイン 組織」について語ります グループマネージャーではないのでマネージャーロールとは異なる視点でのデザイン組織論です ・ ・
早速ですが、「理想のデザイン組織」 について考えてみた
今年に入って所属するグループの目指す姿を書いてました
今年に入って所属するグループの目指す姿を書いてました プロダクトデザイングループとは プロダクトデザイングループは、ソフトウェア開発におけるUI設計・プロダクト 体験の品質を担保することを責務としつつ、開発ロードマップにのらない機能開 発や改善を自律的に発案しグループ内で完結してユーザーに提供できる組織を目 指します。 適切なプロダクトの体験を提供するために、手法には囚われず、グループ内での 個人の利害を捨て、各人が有する技術を補完しあうことでグループが一つの人格 として機能することを目指します。
今年に入って所属するグループの目指す姿を書いてました 各人が有する技術を補完しあうことでグループが一つの人格 として機能すること プロダクトデザイングループとは プロダクトデザイングループは、ソフトウェア開発におけるUI設計・プロダクト 体験の品質を担保することを責務としつつ、開発ロードマップにのらない機能開 発や改善を自律的に発案しグループ内で完結してユーザーに提供できる組織を目 指します。 適切なプロダクトの体験を提供するために、手法には囚われず、グループ内での 個人の利害を捨て、
を目指します。
プロダクトデザイングループとは プロダクトデザイングループは、ソフトウェア開発におけるUI設計・プロダクト 体験の品質を担保することを責務としつつ、開発ロードマップにのらない機能開 発や改善を自律的に発案しグループ内で完結してユーザーに提供できる組織を目 指します。 適切なプロダクトの体験を提供するために、手法には囚われず、グループ内での 個人の利害を捨て、各人が有する技術を補完しあうことでグループが一つの人格 として機能することを目指します。 この一文に理想のデザイン組織のあり方が詰まっています
それぞれが異なったスキルを持って連携できる組織 理想のデザイン組織とは
なぜ異なるスキルのデザイナーが必要なのか?
SmartHRではデザイン組織を2つのグループに分割しています コミュニケーション デザイングループ プロダクト デザイングループ
デザイングループを分割したことで プロダクトデザイナーは開発のためのデザイン に専念できるようになりました。 ・UIデザイナーとしての実務経験2年以上 ・デザインの中間成果物を含んだポートフォリオがあること ・アプリケーションやソフトウェアの仕組みについてへの理解、関心 ・デザインシステムへの理解・関心 ・オブジェクトデータモデルへの理解・関心 募集要項でもデータ構造的な観点でデザインを行うロール であることを明言できるように。
ですが、プロダクトデザインの領域だけでもデザイナーが 取り組むべき課題は広範囲にわたります UIデザイン UXリサーチ アクセシビリティ 情報設計 データ モデリング 要件定義 効果検証
ユーザーテスト ドメインリ サーチ ユーザー ヒアリング デザイン システム フロントエンド
ひとりが全てをやろうとしたら 事業の成長スピードに追いつけない
100の問題を100人で1問ずつ解く組織」 を目指す SmartHRの価値観(自律駆動) SmartHRは「100の問題を100人で1問ずつ解く組織」を目指す。 そのために、情報をオープンにし、フラットな状態をキープする ことを約束する。 ひとりひとりが指示を待つのではなく、みずから解くべき問題を 見つけ出そう。 そして、自分で判断し、主体的に行動を起こしていこう。 「
100の問題を100人で1問ずつ解く組織」 を目指す SmartHRの価値観(自律駆動) SmartHRは「100の問題を100人で1問ずつ解く組織」を目指す。 そのために、情報をオープンにし、フラットな状態をキープする ことを約束する。 ひとりひとりが指示を待つのではなく、みずから解くべき問題を 見つけ出そう。 そして、自分で判断し、主体的に行動を起こしていこう。 「
100の問題を解くには 100人のスペシャリストが 必要
100の問題を100人で1問ずつ解く組織」 を目指す SmartHRの価値観(自律駆動) SmartHRは「100の問題を100人で1問ずつ解く組織」を目指す。 そのために、情報をオープンにし、フラットな状態をキープする ことを約束する。 ひとりひとりが指示を待つのではなく、みずから解くべき問題を 見つけ出そう。 そして、自分で判断し、主体的に行動を起こしていこう。 「
100の問題を解くには 100人のスペシャリストが 必要 デザイン組織も異なるスキルを持ったス ペシャリスト集団であることが望ましい
そこで、多様な課題に向き合うために異なるロールを集めることに 5月入社 プロダクトマネージャー UXデザイナー UXリサーチャー デザインエンジニア インフォメーションアーキテクト UIデザイナー 6月入社 メンバー
fumiya 5月入社 oremega 6月入社 uknmr ouji SmartHRでのロール プロダクトマネージャー UXデザイナー UXリサーチャー デザインエンジニア インフォメーションアーキテクト UIデザイナー、マネージャー
UIデザイン UXリサーチ アクセシビリティ 情報設計 データ モデリング 要件定義 効果検証 ユーザーテスト ドメインリ
サーチ ユーザー ヒアリング デザイン システム フロントエンド 5月入社 6月入社 それぞれが得意領域を活かして広範囲をカバーする
プロダクトデザイングループとは プロダクトデザイングループは、ソフトウェア開発におけるUI設計・プロダクト 体験の品質を担保することを責務としつつ、開発ロードマップにのらない機能開 発や改善を自律的に発案しグループ内で完結してユーザーに提供できる組織を目 指します。 適切なプロダクトの体験を提供するために、手法には囚われず、グループ内での 個人の利害を捨て、各人が有する技術を補完しあうことでグループが一つの人格 として機能することを目指します。 なぜ異なるスキルのデザイナーが必要なのか? 異なったスキルセットのデザイナーが集まることで
たくさんの課題に向き合うことができるから
異なるスキルのデザイナーを集めたら 組織がバラバラにならないか?
社内でも共通言語を揃える取り組みを実施 デザインプロセスを可視化する取り組み 「Goodpatch式OOUIワークショップを経て、変わりつつあるSmartHRのデザ インプロセス」 夢の、デザイナー向け React ワークショップ Q UIデザインのためのReactワークショップの開催
社内wikiにプロパガンダ(怪文書)を投稿する 「構造派」宣言 構造である。 構造である。 構造である。 すべてがシュミラークルとして消費される移ろいの時代の中で、決して揺るぐことがないものは構 造である。 表層に囚われたまなこを、あるべき姿にするのは構造である。 歪みをきたした骨格を、あるべき姿にするのは構造である。
戦略に縛られた認知を、あるべき姿にするのは構造である。 正鵠を射ぬ要件を、あるべき姿にするのは構造である。 心を持たぬ虚ろいの技術を血の通う精神の延長へと昇華するのは構造である。 まだ見えぬ慄きをこの世に受胎させるのは構造である。 すべての技術を繋ぐ中心とは構造である。 我々は、真の構造を求める者である。 我々は今高らかに宣言する。 我々は、「構造派」である。 我々は、真の構造を求める者である。
社外への発信も共通言語となるテーマを徹底する 内製のデザインシステム「SmartHR UI」のコードを記載 したノベルティ(マウスパッド) 実装にコミットしていくデザイン組織であることを発信しています
プロダクトデザイングループとは プロダクトデザイングループは、ソフトウェア開発におけるUI設計・プロダクト 体験の品質を担保することを責務としつつ、開発ロードマップにのらない機能開 発や改善を自律的に発案しグループ内で完結してユーザーに提供できる組織を目 指します。 適切なプロダクトの体験を提供するために、手法には囚われず、グループ内での 個人の利害を捨て、各人が有する技術を補完しあうことでグループが一つの人格 として機能することを目指します。 社内にも社外にも共通言語の発信をすることで 「デザイン」の考え方が一致するメンバーが集まる
異なるスキルのデザイナーを集めたら組織がバラバラにならないか?
「デザイン」に対する考え方が揃っていれば 異なるスキルからシナジーが生まれる
事業が抱える課題に対してそれぞれが補完しあえる 異なるスキルセットを持っている 「デザイン」の考え方が一致したメンバーが集まっている あらためて、理想のデザイン組織とは
ちなみに、メンバーにはそれぞれ「七つの大罪」を担当してもらっています 罪 傲慢 憤怒 嫉妬 怠惰 強欲 暴食 色欲 SmartHRでのロール
プロダクトマネージャー UXデザイナー UXリサーチャー ------ デザインエンジニア インフォメーションアーキテクト UIデザイナー、マネージャー 強欲 6月入社 嫉妬 暴食 色欲 5月入社 憤怒 怠惰 募集中 傲慢 メンバー fumiya 5月入社 oremega 募集中 6月入社 uknmr ouji
強欲 6月入社 嫉妬 暴食 色欲 5月入社 憤怒 怠惰 募集中 傲慢
「七つの大罪」の枠まだ空いています 罪 傲慢 憤怒 嫉妬 怠惰 強欲 暴食 色欲 SmartHRでのロール プロダクトマネージャー UXデザイナー UXリサーチャー ------ デザインエンジニア インフォメーションアーキテクト UIデザイナー、マネージャー メンバー fumiya 5月入社 oremega 募集中 6月入社 uknmr ouji
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