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Cognitoを使おう

 Cognitoを使おう

ufoo68

May 30, 2020
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  1. 自己紹介 • 名前 ◦ 松永勇太 • 出身地 ◦ 滋賀県 •

    やってること ◦ スポーツIoTLT主催 ◦ AWSを使った開発 • 昔やってたこと ◦ 鳥人間コンテスト ◦ 梅キャン勉強会主催
  2. ユーザー認証を作るために必要なこと 1. ユーザー作成 a. ユーザーを識別するための固有の IDが必要 b. メールアドレスを登録させるなら検証をする c. 二段階認証をするなら電話番号も登録する

    2. ログイン a. IDとパスワードからアクセストークンを生成 b. アクセストークンの有効期限を設定 c. ログアウト時にアクセストークンを削除 3. ユーザー権限 a. 一般ユーザーと管理者で使える機能が変わる b. あるユーザーの権限の変更も生じるかもしれない このすべて、Cognitoに任せましょう! あくまで一例。 実際はもっと多くの機能が必要
  3. Cognitoを使う利点 1. 実装量が減る a. 工数の削減 b. 責任範囲をAWS側に押し付ける c. テストする項目が減る 2.

    サーバーレスと相性がいい a. サーバーレスでシステムを組むなら必須 b. Lambdaトリガーを組み合わせてより柔軟な開発が可能 3. 必要に応じてセキュリティレベルを上げられる a. 数回クリックで有効化 b. 料金は割増になるので注意
  4. Cognitoの欠点 1. 属性・カスタム属性がイケてない a. 属性とはCognitoで管理するユーザーデータ b. StringかNumberしか指定できない c. カスタム属性の途中変更はできない(一度消す必要がある) 2.

    データの取得・操作が自由にできない a. 検証コードの取得・変更ができない b. ユーザーデータの取得に回数制限がある c. クエリ操作ができない( KVS以下)
  5. まとめ • Cognitoは ◦ ユーザー認証・管理を行うためのサービス ◦ サーバーレスとの相性がいい ◦ サーバサイドの実装量を減らすことができる •

    しかし ◦ 当然フルマネージドサービスであるゆえの欠点もある ◦ 目的に応じた取捨選択が必要