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tsconfig.jsonの設定を見直そう! フロントエンド向け 2024夏

uhyo
August 06, 2024

tsconfig.jsonの設定を見直そう! フロントエンド向け 2024夏

2024-08-06 TSKaigi サブイベント #1 フロントエンド

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August 06, 2024
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  1. moduleオプション余談 (1) “module”: “preserve” は、tsconfigが無い 状態でVS Codeが使うデフォルト設定として 導⼊されたという側⾯もある。 旧設定 “module”:

    “esnext”, “moduleResolution”: “node” 新設定 “module”: “preserve”, “moduleResolution”: “bundler” 参考: https://github.com/microsoft/TypeScript/pull/56785 30
  2. tsconfig.json⾒直しポイントまとめ “target”: “es2023”, ← ちゃんとバージョン上げる “module”: “esnext”, ← もしくはpreserve “moduleResolution”:

    “bundler”, ← nodeから変える // “baseUrl”: “./…”, ← 残ってたら消す ※ バンドラを⽤いるフロントエンド向けの設定です 32
  3. Node.jsのTS対応とモジュール解決 なんと、Node.jsのTS対応を利⽤する場合は .tsでimportする必要がある。 既存のNode.js向けTSコードとの互換性を重視せず、 新機能に合わせたコードを書いてもらう設計。 import { foo } from

    “./foo.js”; → MODULE NOT FOUND!! import { foo } from “./foo.ts”; → OK (loaderでのモジュール解決がつらくなるのを避けるためという理由が主らしい) 37