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小学生にスクラムを試してみた件~中学受検までの100週間の舞台裏~

Hideyuki D
August 02, 2024

 小学生にスクラムを試してみた件~中学受検までの100週間の舞台裏~

Hideyuki D

August 02, 2024
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Transcript

  1. ©2024 Hideyuki D. USUKI 教育の目的とは? 
 心身ともに健康な国民の育成を
 期して行わなければならない
 ↓
 できてる?


    ref. to: 文部科学省 > 教育 > 教育に関する基本的政策 > 教育基本法資料室へようこそ! > 教育基本法ってどんな法律? > 教育基本法 

  2. ©2024 Hideyuki D. USUKI 2024年度の
 首都圏の小学校卒業生
 289,201名
 私立・国立中学受験
 公立中高一貫校を受検
 約61,305名


    なぜ小学生にスクラムを? 
 首都圏では高校募集停止・完全中高一貫化が加速的に進んでいる 
 4.7名に1名が受験(受検)
 ref. to: 首都圏模試センター > 受験情報ブログ 2024年私立・国立中学受験者数は52,400名と微減ながら受験率は過去最高の18.12%に!《首都圏》 

  3. ©2024 Hideyuki D. USUKI なぜ小学生にスクラムを? 
 • なりたいもの
 
 •

    時間割
 
 • カリキュラム
 ⇒ 漠然と持っている
 
 ⇒ 1週間単位
 
 ⇒ 決まっている
  4. ©2024 Hideyuki D. USUKI なぜ小学生にスクラムを? 
 • なりたいもの
 
 •

    時間割
 
 • カリキュラム
 ⇒ 漠然と持っている
 
 ⇒ 1週間単位
 
 ⇒ 決まっている   ビジョン
 
   スプリント 
 
   バックログ
  5. ©2024 Hideyuki D. USUKI なぜ小学生にスクラムを? 
 • なりたいもの
 
 •

    時間割
 
 • カリキュラム
 ⇒ 漠然と持っている
 
 ⇒ 1週間単位
 
 ⇒ 決まっている   ビジョン
 
   スプリント 
 
   バックログ 教育の質を最大化することで 
 子どものROIを最大化しよう 

  6. ©2024 Hideyuki D. USUKI 人生
 プロジェクト?
 受験・受検
 イベント?
 自分
 プロダクト?


    社会貢献
 サービス?
 プロダクト:自分自身
 なぜ小学生にスクラムを? 自分自身のなりたいものをプロダクト価値として設定 
 ref. to: unFIX > value-streams 

  7. ©2024 Hideyuki D. USUKI 人生
 プロジェクト?
 受験・受検
 イベント?
 自分
 プロダクト?


    社会貢献
 サービス?
 ROI最大化の環境づくり
 ↓
 志望校の合格
 なぜ小学生にスクラムを? なりたいものになるために、直近のゴールとして受検を選択 
 ref. to: unFIX > value-streams 

  8. ©2024 Hideyuki D. USUKI 志望校を決めたタイミングや、重視したポイント 
 志望校を決めたタイミング 
 4年生の3月5日(土)
 受検について父から相談がありました

    
 • 受検をするメリット
 ◦ 高校受験がないこと 
 • 受検をするデメリット
 ◦ 勉強中心の生活になること 
 
 重視したポイント
 • 学校案内や資料を母が調べて見せてくれた 
 ◦ 資料から見た学校の雰囲気が良く楽しそうだった 
 ◦ 自分もこの学校に通いたいと思った 
 ◦ だからチャレンジしてみたいと思った 
 2022/03/05 
 受検日から100週前 
 受検することを決める 
 2023/02/03 
 受検日1年前 
 実際に家から 
 試験会場まで 
 行ってみた
 2023/08 
 2024/02/03 
 受検日 
 受検日6か月前 
 1日の勉強時間が一 番長かった時期 
 2022/08 
 受検日1年半前 
 夏期講習は通わず 
 自分で勉強
 学校案内を見て楽しそうだと思い、4年生の3月に受検と志望校を同時に決めた 

  9. ©2024 Hideyuki D. USUKI Discover 状況把握→目標設定 
 意思確認と目標設定 
 アプリシエイティブ・インクワイアリー(AI)を用いて対話

    
 なりたいもの・やりたいことを実現するために 
 受検する意思と受検校を設定、成功プロセスを仮定しました 
 本人の得意や上手なことに価値をつけ 
 ポジティブに解決するプロセスを経て 
 1. Discover 発見
 2. Dream 理想
 3. Design 設計
 4. Destiny実行
 2022/03/05 
 受検日から100週前 
 受検することを決める 
 2023/02/03 
 受検日1年前 
 実際に家から 
 試験会場まで 
 行ってみた
 2023/08 
 2024/02/03 
 受検日 
 受検日6か月前 
 1日の勉強時間が一 番長かった時期 
 2022/08 
 受検日1年半前 
 夏期講習は通わず 
 自分で勉強
 分かりやすく実践的なフレームワークを用いてビジョンとプロダクトゴールを策定 
 Appreciative Inquiry 4-D Cycle 
 Positive
 Core
 Discover
 発見
 Design
 設計
 Dream
 理想
 Destiny
 実行
 Strategic Forcus
 戦略テーマ
 ref. to: Harvard Business School > Business Research for Business Leaders > The Art of Appreciative Inquiry 

  10. ©2024 Hideyuki D. USUKI 毎日行った家庭学習 
 得意科目を中心に学習理解を深める学習 
 問題を解く順番と時間を意識した学習 


    受検日から100週前 
 受検することを決める 
 受検日1年前 
 実際に家から 
 試験会場まで 
 行ってみた
 2023/08 
 受検日 
 受検日6か月前 
 1日の勉強時間が一 番長かった時期 
 2022/08 
 受検日1年半前 
 夏期講習は通わず 
 自分で勉強
 時期・状況・気持ちに合わせて、自分がやりたい学習に取り組んだ 5年生
 6年生
 
 学校の宿題
 塾の宿題
 4~10月
 期限までに提出
 成績が少しでも
 上がるように実施
 復習中心
 10~12月
 溜めていた
 宿題消化
 1~3月
 宿題量を削減
 予習復習を実施
 
 学校の宿題
 塾の宿題
 4~7月
 期限までに提出
 復習中心
 7~8月
 夏休みの宿題は
 前半まで終了
 受検対策の
 夏期講習
 9~12月
 期限までに提出
 過去問題集を解く
 苦手部分の解き直し 
 解き方の順序を
 決める練習
 1月~受検前日
 期限までに提出
 ※内申点の対象外
 2022/03/05 
 2023/02/03 
 2024/02/03 

  11. ©2024 Hideyuki D. USUKI 成長段階ごとの step change 
 得意科目を中心に学習理解を深める学習 


    問題を解く順番と時間を意識した学習 
 受検日から100週前 
 受検することを決める 
 受検日1年前 
 実際に家から 
 試験会場まで 
 行ってみた
 2023/08 
 受検日 
 受検日6か月前 
 1日の勉強時間が一 番長かった時期 
 2022/08 
 受検日1年半前 
 夏期講習は通わず 
 自分で勉強
 タックマンモデルの段階別に、学び最大化へアプローチ 
 5年生
 6年生
 
 学校の宿題
 塾の宿題
 4~10月
 期限までに提出
 成績が少しでも
 上がるように実施
 復習中心
 10~12月
 溜めていた
 宿題消化
 1~3月
 宿題量を削減
 予習復習を実施
 
 学校の宿題
 塾の宿題
 4~7月
 期限までに提出
 復習中心
 7~8月
 夏休みの宿題は
 前半まで終了
 受検対策の
 夏期講習
 9~12月
 期限までに提出
 過去問題集を解く
 苦手部分の解き直し 
 解き方の順序を
 決める練習
 1月~受検前日
 期限までに提出
 ※内申点の対象外
 2022/03/05 
 2023/02/03 
 2024/02/03 
 形成期
 混乱期
 統一期
 機能期
 ref. to: DEVELOPMENTAL SEQUENCE IN SMALL GROUPS BRUCE W. TUCKMAN 

  12. ©2024 Hideyuki D. USUKI 苦手だった作文の対策方法(構成メモを書く練習) 
 作文対策は6年生の9月から実施 
 ①
 ボーカロイド


    ④
 いろいろ な曲
 ②
 楽曲
 ⑤
 ボカロP
 ③
 デザイン
 ⑥
 他に似た
 ようなもの
 作文の書き方を、「書きながら考える」から「構成を考えて書く」に変えていった 
 目的
 作文が苦手を解決して点数が取れるようにする 
 何に取り組むか 
 作文の構成メモを作成する 
 かかった時間を計測して 
 時間短縮できる部分をカイゼンする 
 方法
 構成を図に起こして書く 
 ストップウォッチで時間を計測して実施する 
 構成の図にする流れ
  1. 真ん中にターゲットの言葉を記入する
  2. ターゲットの言葉に関連する用語を挙げる
  3. 関連する用語とターゲットの言葉を線でつなぐ
  4. 2.と3,を繰り返し実施して、できるだけ書き出す
  5. 書き出したあとに、深掘りしている内容を選ぶ
  6. 選んだ内容を対象に理由・説明・例示を記入する

  13. ©2024 Hideyuki D. USUKI タイムボックスとマインドマップの運用 
 作文対策は6年生の9月から実施 
 ①
 ボーカロイド


    ④
 いろいろ な曲
 ②
 楽曲
 ⑤
 ボカロP
 ③
 デザイン
 ⑥
 他に似た
 ようなもの
 キャパシティ内でアウトカムを出すため、思考と作業を構造化 
 目的
 作文が苦手を解決して点数が取れるようにする 
 何に取り組むか 
 作文の構成メモを作成する 
 かかった時間を計測して 
 時間短縮できる部分をカイゼンする 
 方法
 構成を図に起こして書く 
 ストップウォッチで時間を計測して実施する 
 構成の図にする流れ
  1. 真ん中にターゲットの言葉を記入する
  2. ターゲットの言葉に関連する用語を挙げる
  3. 関連する用語とターゲットの言葉を線でつなぐ
  4. 2.と3,を繰り返し実施して、できるだけ書き出す
  5. 書き出したあとに、深掘りしている内容を選ぶ
  6. 選んだ内容を対象に理由・説明・例示を記入する

  14. ©2024 Hideyuki D. USUKI いろいろな都道府県の過去問をしたこと 
 実際に過去出題された問題を解くことで、慣れと自信を積み重ねていった 
 目的
 適性検査型の問題を解くことに慣れるため

    
 何に取り組むか 
 適性検査型の過去問題集 
  レベル別に優しい順序で実施 
  都道府県や分野の限定なし 
  受検する学校の問題に近いものを 
  塾の先生が選択して実施 
 方法
 適性検査Ⅰのみ、適性検査Ⅱのみ、 
 のように時間で区切って実施 
 
 問題を実施した後に塾の先生から解説を受けた 
 
 他の受検生の進捗状況や結果を聞いて、 
 いまの自分の現在地を確認しながら実施した 
 過去問題集は6年生の4月から実施 

  15. ©2024 Hideyuki D. USUKI タイムボックスと価値の意識化 
 本番同様のテストをドッグフーディングに実施 
 目的
 適性検査型の問題を解くことに慣れるため

    
 何に取り組むか 
 適性検査型の過去問題集 
  レベル別に優しい順序で実施 
  都道府県や分野の限定なし 
  受検する学校の問題に近いものを 
  塾の先生が選択して実施 
 方法
 適性検査Ⅰのみ、適性検査Ⅱのみ、 
 のように時間で区切って実施 
 
 問題を実施した後に塾の先生から解説を受けた 
 
 他の受検生の進捗状況や結果を聞いて、 
 いまの自分の現在地を確認しながら実施した 
 過去問題集は6年生の4月から実施 
 ref. to: Blogger The latest tips and news from the Blogger team | Chowing down on dogfood October 23, 2006 

  16. ©2024 Hideyuki D. USUKI 過去問を9月以降20回以上解いたこと 
 (時間の作り方・復習の仕方など) 
 解く時間を意識して、解けなかった問題はまわりに聞いて分かるようにしていった 


    目的
 適性検査型の問題を解く方法を身に着けるため 
 何に取り組むか 
 適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、適性検査Ⅲを実施 
  タイマーで時間を決めて実施 
  分からない→分かるまで取り組む 
 方法
 適性検査を解く
  奇数週(土)
   適性検査Ⅰ+適性検査Ⅱ(一部)を実施 
  偶数週(土)
   適性検査Ⅱ(残り)+適性検査Ⅲを実施 
 自己採点
  解いた後に自己採点を実施 
 解説授業
  自己採点後の解説授業(塾の先生) 
 ふりかえり
  解答・解説授業でも分からなかったものは 
  先生や父に聞いて分かるまで進めた 
 過去問題集は6年生の9月から実施 

  17. ©2024 Hideyuki D. USUKI バリューストリームの点検 
 バリューストリームによるカイゼン箇所の認知 
 目的
 適性検査型の問題を解く方法を身に着けるため

    
 何に取り組むか 
 適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、適性検査Ⅲを実施 
  タイマーで時間を決めて実施 
  分からない→分かるまで取り組む 
 方法
 適性検査を解く
  奇数週(土)
   適性検査Ⅰ+適性検査Ⅱ(一部)を実施 
  偶数週(土)
   適性検査Ⅱ(残り)+適性検査Ⅲを実施 
 自己採点
  解いた後に自己採点を実施 
 解説授業
  自己採点後の解説授業(塾の先生) 
 ふりかえり
  解答・解説授業でも分からなかったものは 
  先生や父に聞いて分かるまで進めた 
 過去問題集は6年生の9月から実施 
 ref. to: Lean Enterprise Institute | Value Stream Mapping 

  18. ©2024 Hideyuki D. USUKI 本人に任せたこと/優先順位の付け方 
 本人に任せつつ取り組む順番を一緒に考えて、1日で完結できる作業にした 
 精神面
 意思決定


     受検をするかどうか 
  気持ちが乗らないときにどうするか 
 行動面
 勉強計画の意思決定 
  今週使える時間の洗い出し 
  週単位で何に取り組むのかの洗い出し 
  洗い出した内容の見込時間の設定 
  洗い出した内容の優先順位を設定 
  1日の勉強時間に収まらない場合の内容分割 
  無理のない計画になっていないかの確認 

  19. ©2024 Hideyuki D. USUKI 権限移譲とスプリントプランニング 
 可能そうなところは帯同しつつ権限移譲 
 精神面
 意思決定


     受検をするかどうか 
  気持ちが乗らないときにどうするか 
 行動面
 勉強計画の意思決定 
  今週使える時間の洗い出し 
  週単位で何に取り組むのかの洗い出し 
  洗い出した内容の見込時間の設定 
  洗い出した内容の優先順位を設定 
  1日の勉強時間に収まらない場合の内容分割 
  無理のない計画になっていないかの確認 

  20. ©2024 Hideyuki D. USUKI 保護者が管理していた内容 
 受検日から100週前 
 受検することを決める 


    受検日1年前 
 実際に家から 
 試験会場まで 
 行ってみた
 2023/08 
 受検日 
 受検日6か月前 
 1日の勉強時間が一 番長かった時期 
 2022/08 
 受検日1年半前 
 夏期講習は通わず 
 自分で勉強
 5年生
 6年生
 目的を明確にしてその都度の予算内で取り組んだ 
 受検に対するコスト管理:時間 
 受検に対するコスト管理:費用 
 全期間
 週単位で一緒に計画して把握 
 無理な計画になっていないかを確認 
 5年生
 目的: 勉強する習慣の定着 
  集中時間の持続状況 
  気持ちが落ちていないかの確認 
 6年生
 目的: 制限時間内の効率カイゼン 
  苦手分野の課題確認 
  原因の仮説・検証を対話で実施 
 塾(通常講習)
 内容・量・フォローの内容をもとに選択 
 塾(特別講習)
 予算内で効果の最大化を図れるかを検討 
 そのうえで本人の意思確認のもと決定 
 模試・テスト
 他予定とのバランスを見て選択 
 書籍
 苦手領域の補助資料として購入 
 塾の先生に再三、特別講習の受講を進められましたが 
 キッパリ断りました
 2022/03/05 
 2023/02/03 
 2024/02/03 

  21. ©2024 Hideyuki D. USUKI 透明性と価値の意識化 
 受検日から100週前 
 受検することを決める 


    受検日1年前 
 実際に家から 
 試験会場まで 
 行ってみた
 2023/08 
 受検日 
 受検日6か月前 
 1日の勉強時間が一 番長かった時期 
 2022/08 
 受検日1年半前 
 夏期講習は通わず 
 自分で勉強
 5年生
 6年生
 コストの透明性による作業ごとの投資回収の意識化 
 受検に対するコスト管理:時間 
 受検に対するコスト管理:費用 
 全期間
 週単位で一緒に計画して把握 
 無理な計画になっていないかを確認 
 5年生
 目的: 勉強する習慣の定着 
  集中時間の持続状況 
  気持ちが落ちていないかの確認 
 6年生
 目的: 制限時間内の効率カイゼン 
  苦手分野の課題確認 
  原因の仮説・検証を対話で実施 
 塾(通常講習)
 内容・量・フォローの内容をもとに選択 
 塾(特別講習)
 予算内で効果の最大化を図れるかを検討 
 そのうえで本人の意思確認のもと決定 
 模試・テスト
 他予定とのバランスを見て選択 
 書籍
 苦手領域の補助資料として購入 
 塾の先生に再三、特別講習の受講を進められましたが 
 キッパリ断りました
 2022/03/05 
 2023/02/03 
 2024/02/03 

  22. ©2024 Hideyuki D. USUKI 活用した具体的なツール・工夫 
 ツールよりも対話を大事にして、一緒に考えて解決していった 
 ツールというよりは対話を行った 


      ただ話す → 話せる場を作る 
 話をした内容
  雑談
  今日何をやった?
  何が一番わかった?面白かった? 
  何が一番難しかった?
  テキスト・ノート・模試・小テストなど 
  実際のものを見ながら内容を具体的に 
  見てみる
  説明をしてもらったり、解説をしたり、 
  一緒に考えて解いてみたりしました 
 ツール
  付箋、ペン、模造紙、ホワイトボード 

  23. ©2024 Hideyuki D. USUKI モブとふりかえり 
 ポジティブ思考のふりかえりによる、モチベーションの維持継続 
 ツールというよりは対話を行った 


      ただ話す → 話せる場を作る 
 話をした内容
  雑談
  今日何をやった?
  何が一番わかった?面白かった? 
  何が一番難しかった?
  テキスト・ノート・模試・小テストなど 
  実際のものを見ながら内容を具体的に 
  見てみる
  説明をしてもらったり、解説をしたり、 
  一緒に考えて解いてみたりしました 
 ツール
  付箋、ペン、模造紙、ホワイトボード 

  24. ©2024 Hideyuki D. USUKI モブとふりかえり 
 ツールというよりは対話を行った 
   ただ話す → 話せる場を作る 


    話をした内容
  雑談
  今日何をやった?
  何が一番わかった?面白かった? 
  何が一番難しかった?
  テキスト・ノート・模試・小テストなど 
  実際のものを見ながら内容を具体的に 
  見てみる
  説明をしてもらったり、解説をしたり、 
  一緒に考えて解いてみたりしました 
 ツール
  付箋、ペン、模造紙、ホワイトボード 
 ポジティブ思考のふりかえりによる、モチベーションの維持継続 

  25. ©2024 Hideyuki D. USUKI モブとふりかえり 
 ツールというよりは対話を行った 
   ただ話す → 話せる場を作る 


    話をした内容
  雑談
  今日何をやった?
  何が一番わかった?面白かった? 
  何が一番難しかった?
  テキスト・ノート・模試・小テストなど 
  実際のものを見ながら内容を具体的に 
  見てみる
  説明をしてもらったり、解説をしたり、 
  一緒に考えて解いてみたりしました 
 ツール
  付箋、ペン、模造紙、ホワイトボード 
 ポジティブ思考のふりかえりによる、モチベーションの維持継続 

  26. ©2024 Hideyuki D. USUKI メンタル不調やスランプだと感じた時期、アプローチ 
 いろいろなアラートがありました 
  テスト結果: 成績が下がっている 


     勉強の様子: 集中時間がいつもより短い 
  普段の様子: なんとなく疲れているように見える 
  三者面談:  実は宿題の提出率が良くない 
 対話の積み重ねからちょっとした違和感に気付くようにした 

  27. ©2024 Hideyuki D. USUKI むきなおりとステップチェンジ 
 本人と対話しました
  テスト結果: 今回大変だったのか? 
  勉強の様子: 勉強以外に何に興味がある?

    
  普段の様子: 最近忙しいの? 
  三者面談:  宿題大変なの? 
 今の気持ちを言葉にして教えてもらう 
 気持ちが乗らないときは立ち止まることを勧める 
 立ち止まる勇気とむきなおりの実施 
 15~20週に1回くらい 
 何かが起きる

  28. ©2024 Hideyuki D. USUKI スランプから脱したエピソード、決め手となったこと 
 自分自身がやる気になるまで気分転換を行った 
  YouTube、本を読む、音楽を聴く など 


    集中の仕方について父と話した 
  ①集中までの時間
  ②集中の深さ
  ③集中時間
 自分は集中するまでの時間が長いことを自覚をした 
 集中するための方法として 
  単純な問題を解いて勉強モードに切り替える 
  方法を試した
   計算問題を10問程度解いてから勉強を始める 
 この方法が自分に合っていた→受検日当日も使った 
 自分の特性を知ることで、うまく自分と付き合った 
 集中の
 深さ
 ①
 時間
 ②
 ③

  29. ©2024 Hideyuki D. USUKI 1on1による個人課題の共有 
 自分自身がやる気になるまで気分転換を行った 
  YouTube、本を読む、音楽を聴く など 


    集中の仕方について父と話した 
  ①集中までの時間
  ②集中の深さ
  ③集中時間
 自分は集中するまでの時間が長いことを自覚をした 
 集中するための方法として 
  単純な問題を解いて勉強モードに切り替える 
  方法を試した
   計算問題を10問程度解いてから勉強を始める 
 この方法が自分に合っていた→受検日当日も使った 
 セレブレーショングリッドによる 失敗することの成功 の認知
 集中の
 深さ
 ①
 時間
 ②
 ③
 ref. to: Home » Practices » Celebration Grids 

  30. ©2024 Hideyuki D. USUKI 信頼関係を構築するためのポイント 
 ただ話す時間を作る
  雑談をする → 勉強以外の話をする 
  本人の人となりを理解しようとする

    
 反省会をしない
  テストの成績が悪くても成績のことを言わない 
  相手にとっては攻めと同義 
 一緒に取り組む
  問題を解く
   分からない問題も一緒に取り組んで、 
   分からないことを共有する 
 お互いの不安を共有して解消していった 

  31. ©2024 Hideyuki D. USUKI 信頼関係を構築するためのポイント 
 ただ話す時間を作る
  雑談をする → 勉強以外の話をする 
  本人の人となりを理解しようとする

    
 反省会をしない
  テストの成績が悪くても成績のことを言わない 
  相手にとっては攻めと同義 
 一緒に取り組む
  問題を解く
   分からない問題も一緒に取り組んで、 
   分からないことを共有する 
 分かり合えない前提のもと、相手を分かる努力を続ける 

  32. ©2024 Hideyuki D. USUKI 受検生に伝えたいこと 
 受検勉強することが大変、ということは変わらない 
  受検しない方よりは勉強する量が多くなる 


     好きなことをする時間に制約が増える 
 まず受検は楽しもう!
  勉強をすると分かることが増える 
  解くことが面白い問題を見つけると単純に楽しい 
  解き方が分かった瞬間、分かった実感が得られる 
  勉強すること自体を楽しむことが出来る! 
 同じやるなら楽しもう! 

  33. ©2024 Hideyuki D. USUKI 100週後の経験と気付き 
 ひとりの人として扱う
  親の意向で受検をしているわけではない 
  出来そうなことは委ねる

    
  「ただ話す」そのための場を作ることを繰り返す 
 目的を明確にしておく
  成績を上げる・受検をするのは途中 
  受検結果も途中段階
  目的は変わることもある(成長するので) 
 一緒に取り組む時間を作る 
  状況は保護者自身で知ろうとする 
  ふりかえりを一緒にして
  今の状況からこの先どなりたいか繰り返し考える 
 ひとりの人として扱い一緒に取り組むことで越えられることもある