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MoneyForward Developers’ Stories Kyoto

umisora
August 23, 2019

MoneyForward Developers’ Stories Kyoto

Money Forward Developers' Stories
https://moneyforward.connpass.com/event/140296/

の登壇資料です。

umisora

August 23, 2019
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Transcript

  1. 京都拠点 組織へ 挑戦
    株式会社マネーフォワード
    2019年08月23日 Money Forward Developers’ Stories
    京都拠点長 村上 勝俊

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  2. 「あなた 意見 風通しよく通じますか?」

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  3. 「そ 機能開発するって誰が決めましたか?」

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  4. 「言いたいこと… 心 中にありませんか?」

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  5. 「プロジェクトマネージャー疲れてませんか?」

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  6. ありがちな
    組織構造による
    プロジェクトマネジメント

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  7. エンジニア エンジニア
    プロダクト
    マネージャー
    エンジニア

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  8. エンジニア エンジニア
    プロダクト
    マネージャー
    エンジニア
    エンジニア エンジニア デザイナー

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  9. エンジニア エンジニア
    プロダクト
    マネージャー
    エンジニア
    エンジニア エンジニア デザイナー
    エンジニア エンジニア エンジニア
    エンジニア エンジニア デザイナー
    決め事 / 質問 / メンタリング / 教育 / 調整事 / 効
    率化 … etc
    言いにくいな
    何であれが先な ?

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  10. エンジニア
    エンジニア
    兼務
    サブリーダー
    ナンカ
    マネージャー
    エンジニア
    エンジニア エンジニア デザイナー
    エンジニア
    エンジニア
    兼務
    サブリーダー
    エンジニア
    エンジニア エンジニア デザイナー
    課長
    部長
    現場
    意思決定 階層化 / 情報 フィルタリング /
    役職間 コミュニケーション / 役職向け教育
    / 新規 業務 発生 / 調整事 発生 /
    MTG 増加 / 未熟なメンバー 登用 … etc ...
    楽になってない
    頼りにならないな
    私だったらこうする
    にな
    もう少し自立してほしい(都合
    よく動いて欲しい)
    楽しくない…
    コード書きたい…

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  11. 時間がなくなる理由と
    意思決定ができなくなる理由

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  12. ロビン・ダンバー
    ダンバー数
    ダンバー数と 、人間が安定的な社会関係を維持できるとさ
    れる人数 認知的な上限である。150名と言われている。ダ
    ンバー数を超えると大抵 場合で、グループ 団結と安定を
    維持するために 、より拘束性 ある規則や法規や強制的な
    ノルマが必要になると考えられている。そ ような大きさ 集
    団 団結を維持するために 、集団全体 42%も 時間を社
    会的グルーミングに費やす必要があると、ダンバー 推定して
    いる。

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  13. ハーバート・サイモン
    サイモン 意思決定論
    意思決定 プロセス
    情報収集
    代替案 探索(情報収集能力 限界がある )
    代替案 評価(計算能力 限界 がある)
    代替案 選択
    代替案 実施
    フィードバック
    組織目的 階層化
    人間 ,そ 合理性における限界ゆえに,大きな問題に一挙に対処すること できず,複雑な問題 解決に
    あたる場合,問題を分解して理解し解決しようとする。組織目的 ,複雑で大きな問題であるから,まず,これを
    いくつか 中間的な目的やより小さな目的に分解し,分解した問題群に担当メンバーを配置していく。目的
    階層化が,階層的な組織構造を生む である。組織 ,目的 階層化によって,人間 合理性 限界をある
    程度克服できる。意思決定 範囲が狭まり,収集すべき情報 量も限定されるから。組織が編成される理由
    もここにある。

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  14. 組織 拡大 コストがかかる
    実 階層化しても意思決定に必要な情報が足りない で
    関係者 減っていない
    150名を超えたら42% 社会的グルーミング
    情報収集能力と計算能力に限界が存在する
    意思決定 為に組織が階層化

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  15. 京都拠点 組織へ 挑戦

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  16. デザイナー
    デザイナー
    兼務
    サブリーダー
    ナンカ
    マネージャー
    デザイナー
    デザイナー デザイナー デザイナー
    エンジニア
    エンジニア
    兼務
    サブリーダー
    エンジニア
    エンジニア エンジニア エンジニア
    課長
    部長
    現場
    意思決定 階層化 / 情報 フィルタリング /
    役職間 コミュニケーション / 役職向け教育
    / 新規 業務 発生 / 調整事 発生 /
    MTG 増加 / 未熟なメンバー 登用 … etc ...
    楽になってない
    頼りにならないな
    私だったらこうする
    にな
    もう少し自立してほしい(都合
    よく動いて欲しい)
    楽しくない…
    コード書きたい…
    機能単位 チーム 職能単位 チーム × 10チーム ~ ...

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  17. エンジニア
    サブリーダー
    事業戦略
    エンジニア
    エンジニア エンジニア デザイナー
    ドメイン
    エキスパート
    サブリーダー
    インフラ
    エンジニア
    エンジニア エンジニア デザイナー
    も づくりチーム も づくりチーム
    Vision
    課長
    部長
    現場
    意思決定 階層化 小さくなった
    情報 フィルタリングも最小限になった
    サブリーダー 裁量 増えたが個人 スキル 限界値に依存
    しているモデル 変わらない
    意思決定者 中央集権的
    組織 常に個人に依存してしまう。
    エンジニア スキルセットに依存したチームしか作れない

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  18. ペルソナ
    エレベーターピッチ
    仮説キャンパス
    カスタマージャーニーマップ
    ユーザーストーリーマッピング
    エンジニア
    プロダクト
    オーナー
    デザイナー
    プロダクトバックログ
    UIデザイン
    スプリントバックログ
    スプリントプランニング
    バックログリファインメント
    レトロスペクティブ
    スプリントレビュー
    集合知 / 集合処理

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  19. まとめ

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  20. ● 組織を分断すると望まないコストとスキルが求められる

    ● 小さな組織にすべて 情報と裁量を渡せる方が望ましい

    ● だがそれでもリーダー職能 属人性が強く最大値が小さい

    ● 組織的構造 リーダー業が根本的につらそう

    ● 高い自立型組織を作れ リーダー職能 責務 減らせる ず

    ● そ 為にスクラムというプロセスを取り入れている

    ● 効果 これから。


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  21. ● リーダーと同じレベル 情報を得ることができれ
    高い自立型組織で結果も出せる( ず)

    ● チーム オーナーシップを持って自己成長できる(
    ず)


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  22. おまけ

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  23. おまけ
    スクラムマスター大友さん(Cybozu)に師事
    を仰いで学習しています。


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  24. おまけ②

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  25. おまけ②

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  26. 京都開発拠点 紹介
    2019年2月にオープン
    三条河原町 明治屋ビル4F

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  27. 京都開発拠点 紹介

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  28. Money Forward Engineers' Blog
    「 じめまして! 京都開発拠点」
    https://moneyforward.com/engineers_blog/2018/12/02/kyoto-office/

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