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「企画をして実現するテクニック」2019/10/18村上 勝俊
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自己紹介
何を描きたかったか アイデアはあるのにそれをどうやって形にして実現できるのかわからない。「企画してやっていっていいよ」と言われてもやり方がわからない。やってみるもののなんか刺さらず進まない。 「あぁこんなにいいアイデアがあるのに…」なんて経験が若い頃ありまして、そして今は逆に提案していいよなんていう立場になっちゃったりなんかして。 走り切るまでの途中で詰まって止まってしまう事が多かったなと思うわけです。
提案を受ける側になって 提案内容が全然駄目な事も多いんですよ。かなり属人性が高い(できる人と出来ない人の格差が大きい)わけです。でも失敗しそうと思っているモノを通せないじゃないですか…。でも提案した本人はうまくいくと思ってるわけですよね。アイデアはどんどん出て欲しいわけです。 その溝を埋める為にももっと提案上手になるTipsが広められたらなと思ってこのLTです!
“企画の整理”
企画の整理 * アイデアを思いつく * アイデアがおもいついたものの、元の課題を認識言語化する * 仮説の裏付けをとる (インタビューやデータなど) * 課題設定が正しいか振り返る * 仮説によって本当に課題が解決するか多面的に考える * テンプレに埋まる情報を言語化する/デメリットを認識する * コスト面も調べてみる アイデアの通過率: 10個に1個
“壁打ちでの推敲”
壁打ち * 建設的なメンバーや社内提案が上手なメンバーに壁打ちをする * 決済者っぽい人に雑談で壁打ちをする ここで、概ね好意的である事や正当性を見てもらっていると後が通りやすい。 逆にここでいまいちなら、多分課題設定か解決策についてイマイチなポイントが残っている事が多いので無理に進んでも成果にならなさそう。 課題の整理からやり直すべき。 アイデアの通過率: 5個に1個
“企画の持ち込み”
企画の持ち込み * 本気モードっぽいMTGをセットする * 今まで話した事考えたことを整理してDocにまとめる * 実際に決済してもらって進めていいか?を口頭承認をとりにいく まれにリジェクトされる。 大体が推敲不足。関係する部署にヒアリングが漏れていたり、事前に調整が出来ていなかったり。 場の目的は、「承認を得る」「上司が承認を取りに行く為の武器を渡す」 アイデアの通過率: 1.5個に1個
こんな感じあとは社内稟議にあげて進めるだけ途中で沢山の視点・意見・アイデアを受け止めまくるのがコツアイデア仮説/推敲裏取/検証壁打ち実現
“必要な要素”
必要な要素 * 具体性(手順) * 現実性(難易度) * 実現性(ストーリー) * コストパフォーマンス + 普段からの信頼 次の提案の通過率は信頼と実績が積まれるとどんどん高くなってくる。
必要な要素 やっぱり魅力的に感じてもらうにはストーリーも大事。 ここまでの合意を取るまでも含めてストーリー。 また決済がスタート地点なので、その後の成功体験までがストーリー。 聞いた人が他人に説明できるくらいにまでなるのが望ましい 聞いた途端いけそう!と勘違いできるくらいまで推敲されてるのが望ましい。 課題には共感が必要 解決策には感嘆/同意が必要
話せなかった事 実際にアイデアを詰めていく情報のカテゴリーはいくつかあるが今日は話せませんでした。(コストとか、関係者とか、副次的な効果とか)
Thank you!