Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
企画をして実現するテクニック
Search
umisora
October 18, 2019
Business
1
340
企画をして実現するテクニック
Moneyforward Kyoto × Cybozu Osaka LT甘味会のプライベートMeetupの資料です。
umisora
October 18, 2019
Tweet
Share
More Decks by umisora
See All by umisora
三度のスクラムを失敗した私が選んだ四度目のスクラムはコーチングを頼む事だった。
umisora
5
3.5k
A lot of Bots in Money Forward
umisora
0
420
MoneyForward Developers’ Stories Kyoto
umisora
0
1.7k
「なんとなく、ずっと東京かな」 を変えた子育て
umisora
0
72
Datadogはじめました! in 大阪; Moneyforward Session
umisora
1
2.9k
Other Decks in Business
See All in Business
AWS Summit Japan 2025 社内コミュニティによる企業文化創り ~MAWS-UGの挑戦とこれから~
yukiogawa
2
930
5年勤めた印刷屋から ITエンジニアに転職した話
ichigats
0
190
採用ピッチデック
macloud
3
76k
Expedi𝓪®️ USA Contact Numbers: Complete 2-0-2-5 Support Guide
travelhupsupport
0
130
ラクスパートナーズ採用ピッチ資料_エンジニア部門
rakuspartners_recruit
0
2.6k
株式会社PROOF_エンジニア向け採用資料
proof
0
200
LW_brochure_engineer
lincwellhr
0
34k
KINTOテクノロジーズ OsakaTechLab説明資料 / ktc-osakatechlab-introduction.pdf
ktc_creative
0
890
アウトカムファーストな専門技術組織の構築と運用のための取り組み / Efforts to Build and Operate an Outcome-First Technical Expertise Organization
lycorptech_jp
PRO
5
500
ハラスメント研修用カードゲーム「ハラスメントフラグカード」
chibanba1982
PRO
0
180
15 Effective Ways to Speak to a Live 24/7 QuickBooks Payroll Support Experts
herry0o4
0
130
㈱岡田工務店 採用説明資料
okadakoumuten
1
100
Featured
See All Featured
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
184
22k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
39k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
235
140k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.4k
Faster Mobile Websites
deanohume
308
31k
Optimizing for Happiness
mojombo
379
70k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
29
5.4k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
138
34k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
95
14k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
7
530
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
161
15k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
332
24k
Transcript
「企画をして実現するテクニック」 2019/10/18 村上 勝俊
自己紹介
何を描きたかったか アイデアはあるのにそれをどうやって形にして実現できるのかわからない。「企 画してやっていっていいよ」と言われてもやり方がわからない。やってみるもの のなんか刺さらず進まない。 「あぁこんなにいいアイデアがあるのに…」なんて経験が若い頃ありまして、そし て今は逆に提案していいよなんていう立場になっちゃったりなんかして。 走り切るまでの途中で詰まって止まってしまう事が多かったなと思うわけです。
提案を受ける側になって 提案内容が全然駄目な事も多いんですよ。かなり属人性が高い(できる人と出 来ない人の格差が大きい)わけです。でも失敗しそうと思っているモノを通せな いじゃないですか…。でも提案した本人はうまくいくと思ってるわけですよね。ア イデアはどんどん出て欲しいわけです。 その溝を埋める為にももっと提案上手になるTipsが広められたらなと思ってこ のLTです!
“企画の整理”
企画の整理 * アイデアを思いつく * アイデアがおもいついたものの、元の課題を認識言語化する * 仮説の裏付けをとる (インタビューやデータなど) *
課題設定が正しいか振り返る * 仮説によって本当に課題が解決するか多面的に考える * テンプレに埋まる情報を言語化する/デメリットを認識する * コスト面も調べてみる アイデアの通過率: 10個に1個
“壁打ちでの推敲”
壁打ち * 建設的なメンバーや社内提案が上手なメンバーに壁打ちをする * 決済者っぽい人に雑談で壁打ちをする ここで、概ね好意的である事や正当性を見てもらっていると後が通りやすい。 逆にここでいまいちなら、多分課題設定か解決策についてイマイチなポイントが残っている事が多いので無理
に進んでも成果にならなさそう。 課題の整理からやり直すべき。 アイデアの通過率: 5個に1個
“企画の持ち込み”
企画の持ち込み * 本気モードっぽいMTGをセットする * 今まで話した事考えたことを整理してDocにまとめる * 実際に決済してもらって進めていいか?を口頭承認をとりにいく まれにリジェクトされる。
大体が推敲不足。関係する部署にヒアリングが漏れていたり、事前に調整が出来ていなかったり。 場の目的は、「承認を得る」「上司が承認を取りに行く為の武器を渡す」 アイデアの通過率: 1.5個に1個
こんな感じ あとは社内稟議にあげて進めるだけ 途中で沢山の視点・意見・アイデアを受け止めまくるのがコツ アイデア 仮説/推敲 裏取/検証 壁打ち 実現
“必要な要素”
必要な要素 * 具体性(手順) * 現実性(難易度) * 実現性(ストーリー) * コストパフォーマンス
+ 普段からの信頼 次の提案の通過率は信頼と実績が積まれると どんどん高くなってくる。
必要な要素 やっぱり魅力的に感じてもらうにはストーリーも大事。 ここまでの合意を取るまでも含めてストーリー。 また決済がスタート地点なので、その後の成功体験までがストーリー。 聞いた人が他人に説明できるくらいにまでなるのが望ましい 聞いた途端いけそう!と勘違いできるくらいまで推敲されてるのが望ましい。 課題には共感が必要
解決策には感嘆/同意が必要
話せなかった事 実際にアイデアを詰めていく情報のカテゴリーはいくつかあるが今日は話せま せんでした。(コストとか、関係者とか、副次的な効果とか)
Thank you!